「ぢゅぷッ…ぢゅぷッ…ぢゅぷッ…♡」
「ふわあぁぁ…♡桃華ちゃんやりますねぇ…♡」
んー…なんか下半身に違和感が……零奈と薫子か…?
あのまま眠りにつき翌朝目が覚めると、下半身に違和感があった。零奈か薫子が朝フェラをしてくれてるのだろうと、目覚めのボーッとした頭で考えていた。
「すー……すー…」
「んッ…んんッ…」
ん?
両サイドからは可愛い寝息が聞こえてくる…
確認すると、零奈と薫子は、昨日寝た時と同じように僕の腕に抱きついたまま可愛い寝顔で眠っていた。
「ぢゅぷッ…ぢゅぷッ…ぢゅるるるるるッ…♡」
「たしか二乃がここも舐めると男の人が喜ぶって言ってたなぁ…ちゅるッ…れろッ…れろッ…♡」
「ぐっ…!」
僕のペニスが誰かによってフェラをされ、今まさにバキュームも追加されており、更に玉の方も誰かに舐められている。
てか、二乃って言葉出なかったか?てことは、五つ子の誰か?
布団を剥がそうにも、零奈と薫子に両腕を拘束されているために動かせない。
「ちゅるッ…ちゅぱッ…♡ふふふ…びくびくしてます…♡もうすぐでしょうか?あむッ…じゅるッ…じゅるッ…♡」
「れろッ…れろッ…♡ここにお兄ちゃんのが溜まってるんだよね…♡ふふっ…ちゅっ…ちゅっ…♡」
ヤバいッ…!
「ん……紘一…?」
射精を我慢した為に腕が動いてしまったからか、左の零奈が目を覚ました。
「あ、ごめん。起こしちゃったかな?」
「いいえ…んッ…ちゅっ…ちゅるッ…ちゅっ…♡ふふふ…おはようございます♡」
「うん、おはよう零奈ッ…!」
「ぢゅるッ…ぢゅるッ…ぢゅるッ…♡」
零奈に挨拶をしているとフェラのストロークが加速して反応してしまった。
「?どうかしましたか?」
「いや、それが──」
「貴方様ぁ…♡ちゅっ…♡
状況の説明をしようとしたところに、右側で寝ていた薫子が起きてきて、僕の首に腕を巻きつけながらキスをねだってきた。
無視するのもかわいそうだったので薫子の唇にキスをした。
「んッ…♡ちゅっ…ちゅっ…ちゅっ…♡ちゅるッ…♡幸せです♡おはようございます、貴方様♡」
「おはよう、薫子ッ…!て、ごめん。二人とも、もう限界ッ…!」
「「え?」」
ドクッ…ビュルルルルッ…ビュルルルッ…
薫子に挨拶をしたところで限界を迎えてしまった為、そのまま誰かの口の中に射精してしまった。
「んぶッ…♡ちゅるるるッ…♡」
「ふわあぁぁ…♡桃華ちゃんの口から溢れてます。れろッ…れろッ…♡」
バサッ!
そこで状況にいち早く気づいた薫子が布団を捲りあげた。
「!桃華!?」
「四葉!?」
そこには一生懸命射精された精液を喉に流し込もうとしている桃華ちゃんと、その桃華ちゃんの口から溢れている精液を一生懸命舐めとろうとしている四葉の姿があった。
「んくッ…んくッ…んくッ…♡はあぁぁ~…先生の朝一の精液♡美味しかったですぅ…♡」
「ちゅるッ…んくッ…♡ししし、良かったね桃華ちゃん!」
桃華ちゃんは朝一の僕の精液を飲めた事に感嘆の声をあげながら、うっとりとした表情でいた。それを見た四葉は嬉しそうに笑っている。だが──
「桃華!貴女は朝から何をしているのですか!」
「四葉もです!勝手に部屋に潜り込むなど、私たちは住まわせていただいている身なのですよ!」
薫子と零奈の怒りで二人は一転、目を見開いて固まってしまった。
「だってぇぇ~…お母様達ばかりずるいです!」
叱っている薫子に対して桃華ちゃんは譲れないといった顔で反論してきた。
「まあまあ…薫子もその辺で。ほら服着ないと風邪引くよ」
「むうぅぅ…貴方様がそこまで言うのでしたら…」
僕が間に入って抑えるように伝えると、薫子も脱ぎ捨てていたネグリジェを着始めた。零奈もそれに続いた。
「で?本当は何しに来たの?四葉ジャージ姿だし」
「うん♪お兄ちゃんと朝のジョギングしようかと思って誘いに来たんだ。それで、桃華ちゃんにここまで案内してもらったんだよ」
「ならば普通に起こせば良いでしょうに…」
四葉の言葉に呆れながら零奈が伝えた。
「最初はそうしようかと思ったんだけど、一花と二乃が朝フェラ?っていうのを男の人は喜ぶって言ってたから」
「それを四葉さんから聞きまして、二人でご奉仕させていただきました♡」
「なるほど……ごめんなさい薫子さん。うちの娘達が…」
全ての元凶であろう者が一花と二乃であると分かった零奈は、薫子に頭を下げた。
「良いのですよ。殿方がそれを喜ぶのは本当ですし。
そんな零奈に笑顔で返した薫子は、その後じっと僕のペニスを見てきた。
「……まだ、勃起してらっしゃいますね…♡」
「え?」
「じゃあ、朝一は取られましたが、私達も紘一を気持ち良くさせましょうか♡」
「ちょっ…!」
「じゃあ、私たちはお兄ちゃんの乳首舐めてあげるね♡」
「先生♡たくさん気持ち良くなってくださいね♡」
その後は四人に押さえこまれて、代わる代わるフェラに精液を搾り取られる事となるのだった。
「はあぁぁ~…っ!あぁ~…朝から干からびるところだった…」
「ししし!お兄ちゃんは絶倫っていうんでしょ?なら大丈夫だよ!」
腕を上に伸びをしながら正門までの道を四葉と二人で歩きながら、先程までの情事を思い出しながらため息が出ていた。それを四葉は笑いながら返した。
結局、あの後は零奈、薫子、四葉の順番で精液を飲み干したところで落ち着いた。
朝から四発……自分の事ながらよく出るわ…
そして、満足そうな笑みを浮かべた薫子から一つの提案が出されたのだ。
──ジョギングでしたら、わざわざ外に出らず。内壁に沿って我が屋敷を回れば十分かと。
確かにこの屋敷は広いからかなりの距離を走ることになりそうだったので、薫子の案に乗ることになり、出発地点でゴール地点でもある正門に向かっているのだ。
そんな正門には、いつものように警備の人達が立っていた。
「おはようございます!紘一様!そして……えっと……中野のお嬢様!」
『おはようございます!』
一人が敬礼しながら挨拶すると、それに続いて他の人達もそれに続いた。
それにしても中野のお嬢様って……多分まだ顔と名前が一致してないんだな…
「おはようございます、皆さん!朝からご苦労様です。と言うか、何故様呼びに?」
「はっ!当主様よりのお達しです!紘一様、ならびに零奈様とそのお嬢様方に無礼がないように、との事であります!」
僕の質問に敬礼ポーズのまま説明してくれた。
「そうなんですね。うーん……薫子がいない時はまたいつも通りで良いですよ」
「しかし……!」
「じゃあ、命令です。周りに誰もいない時は今まで通りに接する事。良いですか?」
「~~…っ!はい!いやあぁ~…吉田先生はそうでなくっちゃっ!ハッハッハッ!」
僕の命令口調にいつも通りの話し方に戻った警備の人達と、その後も笑顔で話した後四葉とのジョギングを開始した。
その後も色んな場所で使用人の人達と挨拶を交わしながらも、先程とおなじやり取りをしながらジョギングを続けた。
「凄いねお兄ちゃんは。皆、嬉しそうに話してたよ!」
「う~ん…皆良い人達だからね。堅苦しい話し方されると距離を離された感じがするから、あんまり嫌なんだよねぇ…」
「やっぱりお兄ちゃんはお兄ちゃんだよ!」
「なんじゃそりゃ…」
僕の言葉に嬉しそうな顔で返した四葉と一緒にその後もジョギングを続けた。
そこである事が分かった...この屋敷広すぎ!
朝から四葉と二人、バテバテになってしまうのだった。
ジョギングを終えた僕と四葉はそのままお風呂場に向かった。
「お疲れ様でした、先生♡」
「あれ?桃華ちゃん。どうしたの?」
そこには笑顔の桃華ちゃんが出迎えてくれた。
「さっき四葉さんと話してたんです。ジョギングの後は、一緒に先生を労おうって…♡」
「労いぃ~…」
そんな桃華ちゃんの言葉を聞いた僕はそのまま四葉に目線を移した。
すると、当の四葉は目を合わせないように、何の事やらといった顔をしていた。
で──
「あッ…あッ…あッ…すごいッ…♡おにいちゃんッ…♡すごいよッ…♡」
「ふわあぁぁ…♡これがセックス…先生のおちんちんが四葉さんの
僕が浴槽の縁に壁に寄り添うように座って、そこに四葉が背中を向けて僕の足に座り込むように、膣にペニスを挿入してから自ら腰を振って快楽を得ていた。
それをお湯に浸かりながら、桃華ちゃんが観察していた。
「桃華ちゃん。そこから四葉のクリトリスは見える?」
「え?は、はい」
「じゃあ、そこを舐めてあげて」
「「え!?」」
僕の言葉に四葉と桃華ちゃんは驚きの言葉を返してきた。
「まッ…まってッ…いまッ…そんなこと…されたらッ…あッ…あんッ…♡」
止めに入ろうとした四葉を下から突き上げる事でそれを止めた。
「ほら、桃華ちゃん」
「わ…分かりました。し…失礼しますね四葉さん…ちろッ…」
「ふわあぁぁッ…♡あ……あ……あ……」
桃華ちゃんが四葉のクリトリスをちょっと舐めただけで、呆気なく四葉はイッてしまった。
「ほら、四葉腰が止まってるよッ…!」
「あ"ッ…あ"ッ…まってッ…まってまってッ…♡いまッ…イッてるからッ…♡」
四葉の制止を無視するように、僕は下からズンズンと突き上げ続けた。
「ほら、桃華ちゃんもッ…!」
「は、はい…!んッ…ちゅるッ…ちゅっ…れろれろッ…♡」
「ひぎいぃぃッ…まっでッ…まっでッ…♡これいじょうはッ…こわれちゃゔぅッ…♡あ"ッ…あ"あ"ッ…あ"んッ…♡」
「ちゅるッ…ちゅるッ…凄いです。四葉さんの膣から液が止まりません…れろれろッ…♡」
桃華ちゃんもスイッチが入ったのか、四葉のクリトリスを舐めるのを止めようとしなかった。
「だめッ…だめだめッ…だめッ…♡すごいのッ…きちゃうッ…♡あッ…あんッ…あんッ…ごめんなさいッ…とうかちゃんッ…♡」
「ちゅるッ…え?」
プシャーー…!
「きゃっ…!」
四葉が感じながら謝ると、桃華ちゃんは何の事なのかと固まったところに四葉の潮が吹き、桃華ちゃんの顔にかかった。
「ごめんッ…!桃華ちゃんッ…!僕もッ…!顔で受け止めてッ…!」
「あ……は…はい!」
僕も限界が来たので桃華ちゃんの顔に射精すると伝えたかったのだが、桃華ちゃんはすぐに悟って、目を瞑り構えていた。
ビュルルルルルッ…ビュルルルルッ…
そんな桃華ちゃんの顔に向かって、四葉の膣から抜いたペニスを扱き射精した。
「んッ…!はあぁぁ~…先生の精液がこんなに…♡ちゅるッ…ちゅるッ…♡」
顔にかかった精液を愛おしそうに桃華ちゃんは舐めていた。
「はぁ……はぁ……はぁ……おにいちゃあぁぁん…♡ちゅー…♡」
「はいはい…」
「んッ…ちゅっ…ちゅるッ…ちゅっ…れろえろッ…ちゅるッ…れろッ…れろッ…♡ちゅるッ…♡えへへ…♡きもちよかったあぁぁ…♡」
「では、
「ありがとう桃華ちゃん」
お礼を伝えながら桃華ちゃんの頭を撫でてあげると、桃華ちゃんら笑顔を返されるのだった。
「はい、紘一♡あーん…♡」
「あ…あーん…」
「ふふふ…♡」
お風呂の後は皆揃っての朝食なのだが、左隣に零奈がご機嫌な様子で僕にご飯を食べさせてきていた。そして──
「貴方様♡こちらも…あーん…♡」
「あ…あーん…」
「ああぁぁ~…♡なんて幸せなのでしょう♡」
更に右隣に座っている薫子からもご飯を食べさせてきていた。
「凄いわね。あそこだけピンク色に見えるわ…」
「私もお兄ちゃんに食べさせたいのにぃ~…」
そんな僕達三人を見ながら、二乃と五月がそれぞれ感想を伝えてきた。
「あはは…あれ?三玖はもういらないの?」
そこに一花が箸を止めて置いている三玖に不思議そうに問いかけた。
「う…うん……なんか食欲なくて……」
「ええ!?大丈夫なの?」
「うん…熱っぽいとかじゃないから…」
食欲が無いと伝える三玖に心配そうに四葉が声をかけると、笑みを浮かべながら大丈夫だと三玖は答えた。
だが、その三玖の笑みにも若干の無理が伺える。
「うーん…今日は日曜日ですし、お部屋でゆっくりなさってください三玖さん」
「ありがとう…桃華ちゃん…」
桃華ちゃんの言葉にも三玖は笑みを浮かべながら答えた。
「それにしても、また四葉ってばヒロにぃとお風呂でシたんだって?」
「えっへへへ♡ジョギングの後のご褒美だよ♡」
そこまで無理をしていないと悟ったのか、二乃が話題変換をするように四葉に問いつめると、四葉は笑顔で答えた。
「ちぇっ…私だってお兄ちゃんとお風呂入りたいのになあぁ~…ここのお風呂だとやっぱ三人くらいが限界だよね?」
そんな四葉の言葉に一花が羨ましそうに話した。
「ああ。その事なのですが、皆さんにお伝えする事があります」
「ん?何?」
一花の言葉に続くように薫子が伝える事があると皆に伝えると、五月が聞き返した。
「ええ。現在のお風呂場は
「と、言いますと?」
薫子からのお風呂場のリフォームの話が上がると、零奈が聞き返した。
「今の一花さんが言われた通り、現在のお風呂場ではこの人数を回すのは困難かと。それに皆様は紘一様との入浴を希望されております。勿論、
あ、薫子も羨ましがってたんだ。
「ですので、この人数で入浴出来るくらいの広さにリフォームをと考え、紘一様達が上がられた後、すぐに取りかかる様に指示しました」
「は?」
薫子の言っている事が膨大過ぎてつい聞き返してしまった。
「近日中には終えるかと思いますが、それまでは使用人のお風呂場を利用してください。ああ、勿論皆様が利用するお風呂場は、使用人の利用も禁止にさせますので」
そこまで話した薫子は一息入れる為かお茶を啜った。
「いやいや。え!?もう取りかかってるの!?」
「ええ。何か問題が?」
「全然ないわ!むしろ、ありがとう薫子さん!これでみんなでヒロにぃとお風呂に入れるもの♡」
「ふふふ…喜んでいただけて何よりです」
僕の驚きに問題があるかと薫子が聞いてきたが、二乃は全く問題ないと、逆に感謝の言葉を伝えた。
他の皆も喜んでいるようなので、そんな光景に満足そうに薫子はまたお茶を啜った。
「ああ…後、貴方様にご報告が」
「え?まだあるの?」
「はい。
『はっ!』
薫子から更に報告する事があるという言葉に僕は驚くも、薫子はいつもの調子で障子の向こう側に声をかけた。
すると女の人の声が返ってきて障子がスーッと開かれた。
「失礼いたします」
そこにはショートボブの黒髪で小顔で少し背の低くそうな女の子が正座をしたまま頭を下げている姿があった。
入室の挨拶をしたその子は頭を上げると、腰を低くした状態で障子を閉め、正座のまま背筋を伸ばしてキリッとした目つきでこちらを見ていた。
多分五つ子達とそんなに歳が変わらないだろうが、どこか表情が無いのではないかと思えてきてしまう。
「紹介します。彼女は茜。今より紘一様付きの使用人兼ボディーガードを務めていただきます」
「へ?僕の?」
「茜と申します。不束な点も多いかと思いますが、何卒宜しくお願いいたします」
薫子の紹介に驚くも、茜と呼ばれた女性は正座のまま頭を下げてきた。
「紘一様は、今では北条院家にとってなくてはならない身。今後は大学の講義やバイトなどとお出かけする事も増えるでしょう。その際のボディーガード。そして、家の中での細々としたものなどに御使いください」
そうか。薫子や桃華ちゃんとの関係を持つというのは、そういう事も考えないとなのか。
「分かったよ」
「ご理解いただきありがとうございます」
僕の笑顔の答えに薫子さんは、どこかホッとした顔で少し頭を下げた。
「それで?この子の名字は?後、年齢も」
「茜には名字はありません。歳は今年で十九です」
「え?名字無いの?」
薫子の言葉に驚きながら聞き返した。
「その子は北条院家で経営している養護施設に預けられた子どもです。そこでは、通常の養護施設と同じことをしているのは勿論ですが、実力がありそうな者には北条院家で
「へえぇ~…ちゃんとしてるのね」
薫子の説明に二乃が関心しながら答えた。
しかし、特別ねぇ……
「茜はちょっと特殊でして…その養護施設の玄関に名前の書かれた紙と一緒に赤ん坊の入った籠が置かれていたのです。なので、戸籍上では養護施設で利用している名字を使っていますが、本当の名字は分かりません」
「ううぅぅッ…そんな事が……」
薫子の話に四葉が悲しい表情で茜さんを見ていた。
「そっか……改めて吉田紘一です。よろしくね、えっと茜さん?」
「私に呼称など不要にございます。どうぞ茜とお呼びください」
「分かったよ。じゃ、よろしく茜」
「?」
僕が茜の名前を呼びながら手を差し出すと、不思議そうな顔を返された。
「ん?握手だよ。これからよろしくっていうね」
「し…しかし……主であらせられる紘一様のお手を私などが握るのもおこがましく……」
僕の握手の言葉に困った表情で茜は戸惑っていた。
「あ~…握手くらい良いでしょ、薫子?」
「ふふふ…紘一様が良いと言うのであれば構いませんよ」
「だって。はい」
「えっと……では…」
薫子が笑みを浮かべながら僕の言葉に許可したので、茜はおずおずといった形で手を差し出してきた。
そんな茜の手をしっかりと握って握手をした。
「あ……」
「ん?男と手を繋ぐのは嫌だったかな?」
「い、いえ!私の様な下賎な者には紘一様のお手を取るなど誉れにございます!」
下賎って……
僕は呆れながら茜の頭を撫でた。
「え……」
「これからは行動をともにするんだ。茜の事は家族と同じように思ってるよ。頼りない主かもだけどよろしくね」
僕が優しく声をかけると、茜は驚いた表情で固まってしまった。
「?大丈夫、茜?」
「はっ…!だ…だだ…大丈夫です!」
何か慌てて顔を下げたけど本当は男が苦手とか?
「あ~あ……また増えるのか…」
「しかも、お兄ちゃんの傍に常にいる…強敵…」
そんな時にため息混じりの二乃と三玖の声が聞こえてきた。
そこにスマホに着信が入った。
尊か……
「おはよう尊。どうした、こんな朝に?」
『おー、紘一。おはようさん。嫌なーに。北条院家からの依頼が終わったからその連絡を直接ご当主様に報告しようと思ってな』
「え?」
尊の言葉に驚いて薫子を見た。
「TAKERUですか?」
僕の視線に相手はTAKERUかと聞いてきたので、僕は頷いた。
「紘一様、スピーカーにしていただいても?」
「ああ」
薫子のお願いに頷いた僕はスピーカーにして、スマホをテーブルの上に置いた。
「こうやって直接お話をするのは初めてですねTAKERU」
『そうですね。改めて、紘一の親友をやらせていただいております尊です。以後お見知りおきを』
薫子は外向けの話し方で話すも尊はいつもの調子で話している。
「それにしても尊さん…相変わらずお仕事はお早いのですわね」
『まあ、今回は紘一の為だったからな。零奈さんは近くにいるのかい?』
「は、はい。尊さんお久しぶりですね」
尊の話からすると、今回の依頼はどうやら僕に関係しているもののようだ。
そこに尊が零奈が近くにいるか確認すると、零奈さんは尊に向かって挨拶をした。
『お久しぶりっす。どうっすか?紘一とはイチャイチャ出来てます?』
「ふふっ…お陰様で♡」
尊の質問に嬉しそうな声色で零奈は答えた。
『そいつは何よりだ。んじゃ、早速だけど零奈さんとその娘さん達のスマホを確認してほしいんだけど』
「え?スマホですか?」
零奈は疑問に思いながらもスマホを取り出した。それに五つ子も続く。
『スマホを出したら、自分の携帯番号を確認してみてくれ』
「えっと……あ!番号が変わってます!」
「本当だぁ!」
零奈が尊の言われるがまま自分の携帯番号を確認すると、番号が変わっている事に驚きの表情となっていた。
それは五つ子も一緒で、五月も驚きの声をあげている。
「何で何で!?」
『んあ?携帯会社のサーバーにアクセスして、後はちょちょいのちょいって感じだな』
四葉の驚きの声に尊は軽い感じで答えた。
それ、犯罪だからな?
「大丈夫なんでしょうね?」
『大丈夫大丈夫。何の形跡も残してないから』
二乃の言葉に軽い感じで尊は答えたが、二乃はなおも心配そうな顔をしている。
多分二乃は、そこを聞きたかったんじゃないのだろう。
『ま、零奈さんやお嬢さん方には迷惑かけちまうが、本当に必要な人に新しい番号を教えてやってくれ』
「そうだね。急いでしとかないと」
尊の言葉に一花が答えると、零奈と五つ子は急ぎ作業に取りかかった。
『これでマルオからの零奈さん達への連絡は途絶えるだろ』
「ふふふ…いつもながら見事なお手並みです」
尊の言葉に薫子は満足そうな笑みを浮かべて答えた。
「薫子さん。まさかここまで考えていただけていたなんて……ありがとうございます」
そこに零奈が薫子に感謝の言葉を伝えながら頭を下げた。
「最初から携帯番号を変えることは考えたいました。しかし、北条院家の力を使っても時間がかかります。そうなると、いつ零奈さんに連絡が来るか分かりませんからね。そこで、紘一様とTAKERUが親友であると聞きましたので、すぐに依頼しました」
そんな零奈に薫子は微笑みながら答えたのだ。
「凄いよ薫子!ありがとう!」
僕は嬉しくなり薫子をつい抱きしめてしまったのだが、薫子は顔を真っ赤にして固まってしまったようだ。
「こ…こここ…このくらいの事であれば、どうということでもありません♡」
「お母様ったらお顔真っ赤です」
桃華ちゃんの言葉に周りからは笑い声があがった。
「こんな当主様初めて……」
そこに、僕の近くで控えていた茜からポツリと言葉が漏れた。
「尊もありがとね。また飯作りに行くよ」
『おう!てか、俺もそっちに行くからな。その時で良いわ』
薫子を抱きしめたまま尊にもお礼を伝えると、この家に来る時にご飯を作ってくれと頼んできた。
「玄庵から聞いております。我が北条院家に住み込みされたいと」
『ああ。紘一がいるからな。駄目かい?』
「いいえ。
『ははっ…!そいつは歓迎されてるようで何よりだ。じゃ、明後日にでもうちに業者なり寄越してくれ。場所は……紘一を寄越せば分かるだろ』
「ではそのように」
あくまでも自分の居場所を最後まで言わなかった尊であるが、そこは薫子も承知しているのか気にしていなかった。
『じゃな紘一。零奈さんも。あんまエッチし過ぎて紘一を干からびさせるなよ』
「なっ…!?尊さん!!」
最後の尊の言葉に零奈は顔を真っ赤にして叫んだが、すでに電話は切れていた。
「全く……あの人ときたら…」
「ふふふ…中々愉快な方のようですね」
呆れながらため息をついている零奈を見ながら、僕から離れた薫子は微笑んでいた。
そんな薫子を見た僕は、零奈と顔を合わせた後一つの忠告をしておいた。
「えっと……もし尊と会った時に変な事言われても怒らないであげてね?」
「?まあ、紘一様の親友の方ですから、大抵の事なら大丈夫ですよ」
そんな僕の言葉に不思議そうな顔で薫子は返事をするのだった。
今回の投稿も読んでいただきありがとうございます。
今回では、四葉と桃華による朝フェラと四葉とのジョギング後のセックスに桃華を参加させたお話を中心に書かせていただきました。
登場キャラが多いと、紘一と誰との描写を書くかを考えるのも悩みどころですね。
そんなところに新たなオリジナルキャラ登場です。
まあ、北条院家に住む事になったので護衛の一人はいるかと思い作らせていただきました。
では、次回の投稿も読んでいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。