※この作品はR-18です。

憧れと欲情と   作:吉月和玖

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皆様、お久しぶりです。
気付けば約1年ぶりの投稿となってしまいました。 ここまで期間が空いたにも関わらず、待っていてくださった方、本当にありがとうございます。

今回のお話は、 “守りたい笑顔”をテーマにした一話となっております。

甘い時間の裏で動く大人達の事情。 誰かを救う事で生まれる代償。 それでも、大切な人を守りたいと思う気持ち。

少し重めな空気感もありますが、 最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

それでは、 『守りたかった、その笑顔』 お楽しみください。




51.守りたかった、その笑顔

「ぢゅぷ...ぢゅぷ...ぢゅぷ...♡」

 

お互いにキスをしながら抱き合っていた僕と一花であったが、暫くして一花がペニスを膣から抜くと、自身のまんこをティッシュであらかた拭き取り、仰向けに寝ている僕のペニスを口に含んでフェラを始めた。

フェラをしている一花の膣からは、軽く拭いただけだからかまだポタポタと僕の射精した精液が流れ落ちていた。

 

「し、失礼....しまーす...」

 

そんなところに、茜が恐る恐るといった感じでベッドルームの扉を開いて入ってきた。

 

「ちゅぷッ...♡はぁ...♡あれ、茜さんにしては時間かかったね?」

 

そんな茜の登場に、一花は口に含んでいた僕のペニスを口から出すと、笑顔で茜を迎え入れた。

 

「えっと...その....紘一様に愛していただけるのであれば、身を清めなければと、シャワーを浴びて来ましたので...」

 

一花の疑問に、恥ずかしそうに両手を擦りながら顔を赤くして上目遣いで茜は答えた。

 

「ふふふ...茜さんもやっぱり女の子だよね♪ほら、こっちおいでよ。お兄ちゃんのは準備万端だよ♡茜さんは?」

「その........一花様のお電話を聞いてる時から.......もう....」

 

一花は既に勃起してる僕のペニスを扱きながら、こっちは準備万端だと茜に伝えた。

その茜は、ベッドの側まで来て、ズボンとショーツを一気に下ろすと、自らの右人差し指でクチュクチュとまんこを弄りながら高揚していた。

 

「あッ...んッ...♡紘一様ぁぁ...♡もう、茜には我慢が出来ませぬ...♡お慈悲を...お慈悲を頂けませんか♡」

 

茜の顔も高揚しており、もう目もトロンとしている。

 

「良いよ。おいで」

 

そんな茜を招くと茜は喜んで上着を脱ぎブラも外して僕に近づくとすぐに僕の唇を奪ってきた。

 

「ちゅっ...ちゅっ...ちゅっ...♡ちゅるッ...ちゅっ...♡紘一様ぁ...♡紘一様ぁ...♡ちゅるッ...れろッ...れろれろッ...♡ちゅるッ...はぁ...♡紘一様ぁ...♡れろれろッ...♡」

 

茜のキスはどんどんと激しいものとなり、自身の右手で右胸を揉み、クチュクチュと自身のまんこを左人差し指で弄りながら舌を絡める様に僕にキスをしてきていた。

 

「わお!凄いね茜さん。ねえ、ねえ。茜さんはどんな体位が好きなの?」

 

茜の状況を見ていた一花は予想外の茜の淫乱振りに驚きの声を上げた。そして、茜に対して好きな体位はあるのか聞いてきた。

 

「ちゅるッ...‪♡あの...お恥ずかしいお話で、いつも紘一様にお任せしておりますので、まだ...その...正常位しか知らず...」

「あ、そうなんだ。じゃあ、この機会に色々と試してみなよ♪︎まずは、騎乗位から。ほらほらおいで。お兄ちゃんのはもう準備万端なんだから‪♡」

 

一花の質問に対して茜は、頬を赤くしまだ正常位しか経験がない事を一花に伝えると、一花は気にする様子もなく、この機会に色々と試してみようと提案して、一花は茜を僕の下半身に招いた。

茜は一花の誘いに躊躇する事なく乗り、仰向けに寝ている僕のペニスがビンビンと勃起しているのをうっとりとした表情で見ていた。

 

「あはは、茜さんってお兄ちゃんの事になるとわかりやすいよねぇ♪︎騎乗位は知ってる?」

「うっ...!は...はい。資料で読ませて頂いたので。女性が跨いで男性の上に乗り、そのまま挿入されるのですよね」

 

僕の事になると分かりやすいという一花の言葉に、茜は少し顔を引きずった後、一花から騎乗位がどのようなものなのか聞かれたので、資料に書かれている通りに話した。その資料というのがどのような物なのかいまだに謎ではあるのだが。

 

「ま、簡単に言えばそんな感じだよ。さっきまで、私がシてたんだけど。自分の思い通りに腰を動かせるから正常位とは違って、女性がリードする感じになるかな。茜さんはお兄ちゃんをご奉仕するんだったら、騎乗位はまさに奉仕に当てはまるんじゃない?」

「な、なるほど!是非ともご教授お願いします!」

 

一花のご奉仕という言葉にやる気になった茜は、一花の指導を受けながら、僕のペニスの上に跨いできた。そしてそのまま、茜は右手で僕のペニスを握った。

 

「ぁッ...‪♡硬い‪♡では、挿れますね‪♡あら...えっと...」

 

ペニスを握った瞬間の茜は、僕のペニスの硬さにうっとりとし、目もトロンとしていたのだが、いざペニスを挿入しようとすると上手くいかずで焦り始めた。

 

「焦んなくて良いよ茜。逃げたりしないから」

「そうそう♪︎ん?もう少し前かな...?」

 

そんな茜に焦らなくても良いと伝えると、一花も同調して茜のサポートに入った。するとニュルッとペニスが茜の膣に挿入されていくのを感じた。

 

「一花様ありがとうございます。あッ...‪♡ひろかずさまのが...わたしのなかに...‪♡はッ...‪♡」

「腰はゆっくり下ろしていいからね。急に奥まで挿入しちゃうと痛い時もあるからさ」

「はい...‪♡んッ...あッ...あッ...‪♡どんどん...ひろかずさまのが...おくにくるのが...わかります...‪♡あッ...いッ...はッ...あッ...ああぁぁんんッ...‪♡」

 

一花のサポートの元、茜はゆっくりと腰を下ろしていき、そして下ろしきったところで、茜は軽くイッたのだろう、喘ぎ声を上げると同時に膣をキュッと締めつけてきた。

 

「はぁ...はぁ...はぁ...‪♡」

「おやおや〜?茜さんってもしかして、お兄ちゃんの挿れただけでイッちゃったとか?ちゅるッ...れろれろッ...‪♡」

「んんんッ...いちかさまッ...‪♡いまッ...ちくびをッ...すわれますとッ...‪♡んッ...んんんッ...♡」

 

軽くイッた茜が、両手を僕の腰辺りに置いて呼吸を整えていると、いたずらっ子な顔の一花が、挿れただけでイッたのか、と聞きながら、茜の左乳首を吸ったり舐めたりして、左手で茜の右乳房を揉み始めた。

すると、茜も感じ始め無意識なのだろう、腰を上下に動かし始めた。

 

「あッ...あッ...あッ...あッ...‪♡すごいッ...‪♡ひろかずさまのがッ...おくにズンズンきますッ...‪♡あッ...いいぃッ...いいぃッ...‪♡」

 

一花が茜から離れたのを機に、茜は少し前屈みになり、両手をベッドの上に置いて、更に腰の動きを早めていった。

そこに無意識なのだろうが、しっかりと膣の締めつけもしてくるので、気持ち良さが半端なかった。

 

「すごっ!!流石は茜さんだね。四葉並に腰が動いてるよ。んッ...‪♡私もッ...見てたらおまんこ寂しくなってきたよ‪♡ねえぇ〜?お兄ちゃぁ〜ん?一花のおまんこ‪♡口で気持ち良くしてぇ〜‪♡」

 

僕の顔の前に跨いできた一花の膣からは、先程ティッシュである程度拭いたとはいえ、トロトロと一花の愛液と僕の精液が混ざった液体が流れ出てきていた。

僕はそれを気にせずに、一花に腰を下ろすように促すと、クリトリスを中心に舌を使って舐め始めた。

すると、一花は少し上半身を斜めにするようにして、両手をベッドに体を支えるように置いて感じ始めた。

 

「あッ....‪♡いいぃッ...‪♡おにいちゃんのしたッ...きもちいいのおぉぉ...‪♡あッ...んッ...だめッ...‪♡すぐッ...イッちゃうぅぅ...‪♡」

「あッ...あッ...あッ...‪♡おくにひびいてッ...きもちいいですぅ...‪♡ひろかずさまッ...‪♡ひろかずさまは...きもちよく...なられてますか...?」

「れろッ...ちゅぷッ...ああ、気持ち良いよ茜」

「ああぁぁんッ...‪♡うれしいおことばッ...‪♡はッ....んッ....あッ...‪♡もっと...もっと...きもちよくッ...なっていただきますからねッ...‪♡」

 

一花のクリトリスを舐めながら茜の行為は気持ち良いと答えると、茜はますます腰の動きを増していった。

これっ!耐えるの大変かもっ!

そんな思いとは裏腹に、一花への責めも止めることなく続けていた。

 

「んッ...んんんッ...‪♡はッ...だめッ...おにいちゃんッ...もうッ...なんどもッ...イッてるのッ...‪♡はッ...あッ...ああんッ...‪♡だめッ...‪♡わたしもッ...おにいちゃんのほしいいよぉ‪♡」

「あッ...あッ...あッ...‪♡イクッ...‪♡はぁ...‪♡あんッ...いいぃッ...‪♡ひろかずさまッ...ひろかずさまッ...‪♡わたしもッ...げんかいにございますッ...‪♡ひろかずさまのッ...ぁッ...‪♡あついッ...せーしッ...なかにくださいませッ...‪♡はッ...ぁッ...ああんッ...‪♡」

 

一花と茜はお互いに何度もイッているものの、僕が中々射精してくれない事と、舐めるのを止めない事で限界が来ていると喘ぎながらも懇願してきていた。

 

「ああ!イクよッ…茜ッ…」

 

ドクンッ…ビュルルルルルッ…ビュルルルルルルッ…

 

「ふッ…あああああぁぁぁぁぁんッ…♡」

「おにいちゃんッ…わたしもッ…あッ…あああああぁぁぁぁぁんッ…♡」

 

茜と一花の喘ぎ声を聞きながら、僕は茜の腰を両手でしっかりと持ち、下からズンッと腰を打ち付けながら射精をした。

同時に、一花のまんこから流れ出る愛液をしっかりと味わうのだった。

 


 

ロビーに降りた瞬間──

さっきまで三人で重ねていた熱とは、まるで別世界だった。

慌ただしく飛び交う怒号。

鳴り続ける電話。

険しい顔で行き交うスタッフ達。

そして、その中には警察関係者に囲まれ、事情聴取を受けている者の姿まである。

 

映画監督・黒田の汚職問題発覚。

その一報だけで、現場は完全に崩壊していた。

今後の撮影はどうなるのか。

スポンサーは降りるのか。

他にも同様の被害者はいないのか。

誰が関わっていたのか。

次々と飛び交う言葉の中で、誰もが“自分の未来”を守ろうと必死に動いている。

 

──当然だ。

一つの業界が揺れるほどの問題なのだから。

けれど、その光景を見つめながら、僕の胸には僅かな痛みが残っていた。

自分は、一花を守りたかっただけだ。

ただ、それだけだった。

なのに、自分の一言が引き金となって、ここまで多くの人間の人生を動かしている。

正しい事をした。

その自覚はある。

……それでも。

“誰かの人生を壊した”という感覚が、完全には消えてくれなかった。

 

「ごめん、お兄ちゃん。社長がいたから、挨拶してくるね」

 

不安と安堵が入り混じった声で、一花がそう告げる。

 

「ああ。僕はここにいるから、行ってきな」

 

出来るだけ優しく返すと、一花は小さく頷き、織田社長の元へと駆けていった。

その背中を見送りながら、僕はぽつりと呟く。

 

「今回の件で……黒田監督の元で働いてた人達も、職を失うんだよね」

「紘一様……」

 

隣に控える茜が、心配そうに視線を向ける。

だが僕は気付かない。

いや、気付いていても、今はそちらを見る余裕が無かった。

 

「中には知ってて黙ってた人もいる。甘い汁を吸ってた人もいる。……でも、何も知らなかった人だっている」

 

誰かを救えば、誰かが傷付く。

汚れを暴けば、その周囲まで巻き込まれる。

綺麗事だけでは終わらない。

そんな現実が、胸の奥に重く沈んでいた。

──その時だった。

 

『お前さんは、よくやったよ』

 

片耳につけた無線イヤホンから、尊の低く穏やかな声が響く。

 

「……尊」

『お前の行動が無かったら、もっと大勢の女が泣いてた。一花ちゃんだって、その中にいたかもしれねぇ。だから、余計な責任まで背負うな』

 

その言葉は、不思議なくらい真っ直ぐ胸に届いた。

責めるでもない。

慰めるでもない。

ただ、“お前は間違っていない”と認めてくれる声だった。

僕はゆっくりと目を閉じる。

 

「……偽善でも何でもいい。僕は、犠牲を減らしたい。汚いものを暴くなら、せめて救える人は救いたいんだ」

『はっ。お前さんらしい答えだ』

 

小さく笑った後、尊はすぐに声色を切り替える。

 

『志織』

『はい』

 

続いて聞こえてきたのは、冷静で落ち着いた志織の声だった。

 

『今回の汚職事件について調査した結果ですが、黒田監督周辺の関係者は、ほぼ全員が何らかの形で関与していました。特に女性スタッフに対する圧力や接待強要は、事務所内で半ば常態化していたようです』

「……っ」

 

僕の奥歯が小さく軋む。

 

『つまり、あの事務所自体が腐ってたって事だ』

 

尊が吐き捨てるように言う。

 

『男共は黒田に媚びて利益を得てた。女達は逆らえず利用されてた。仕事を失う奴もいるだろうが……解放されたと思ってる奴の方が多いだろうよ』

 

その言葉に、紘一は静かに息を吐いた。

怒りとも、安堵とも違う。

もっと複雑で、言葉に出来ない感情だった。

 

『なお、今回失職する女性関係者についてですが』

 

志織が続ける。

 

『人数はそこまで多くありません。現在、身辺調査を行い、問題の無い方には北条院家関連企業での雇用斡旋を予定しております。また、専門スタッフによる心のケアも手配済みです』

『映像関係の新会社を立ち上げても面白ぇかもな』

 

尊が笑う。

 

『今まで無かった形のクリーンな会社だ。北条院なら出来るだろ』

「……ありがとう、二人とも」

 

自然と零れたその言葉には、深い実感が籠もっていた。

自分一人では、きっとここまで出来なかった。

守りたいと思っても、現実はそんなに甘くない。

けれど。

支えてくれる人がいるから、自分は前を向ける。

──本当に。

僕は、人に恵まれている。

そう思わずにはいられなかった。

 

「吉田君」

 

その時、不意に名前を呼ばれる。

振り向けば、そこには織田社長の姿があった。

疲労の色は濃い。

それでも、その目には確かな感謝が宿っていた。

 

「今回の件……君が動いてくれたそうだね」

「いえ。実際に動いたのは親友ですよ。僕は少し相談しただけです」

 

柔らかく笑いながら返す。

だが織田社長は首を横に振った。

 

「それでもだ!君がいなければ、一花ちゃんは……!」

 

言葉を詰まらせたまま、織田社長は僕の両手を強く握る。

 

「本当に……ありがとう……!」

 

震える声。

滲む涙。

それは、一人の社長ではなく。

大切な才能を守れなかったかもしれないと恐怖した“大人”の顔だった。

 

「頭を上げてください」

 

僕は優しく言う。

 

「僕にとっても、一花は大切な家族なんです。変な男に捕まって欲しくなかった。だから、少し違和感を感じて……親友に頼んで調べてもらっただけですよ」

「……そうか」

 

織田社長は悔しそうに目を伏せる。

 

「私は、目の前の成功ばかり見ていたのかもしれない……」

 

その姿に、僕は静かに首を振った。

 

「織田社長は、一花の未来の為に必死だっただけです。今回は相手が悪かった。でも……だからこそ、次に活かせると思います」

 

そして、微笑む。

 

「これからも、一花の事をよろしくお願いしますね」

 

その言葉に、織田社長は目を見開き──

やがて、強く頷いた。

 

「……ああ!必ず守ってみせる!」

 

互いに交わされた、固い握手。

それは単なる感謝ではない。

中野一花という少女の未来を、共に支えていくという誓いだった。

そして僕は、少し離れた場所でこちらを見つめる一花と目が合う。

不安そうだった彼女は、僕の表情を見た瞬間──

ふっと、安心したように笑った。

その笑顔を見た時。

僕はようやく、自分の選択を少しだけ肯定出来た気がした。

 

 




『守りたかった、その笑顔』
いかがでしたでしょうか。

今回の話は、 甘い時間と重い現実、 その両方を書く事を意識した回でした。

特にラストの一花の笑顔は、 紘一にとって“救われた証”でもあります。

誰かを守るという事は、 時に誰かを傷付ける事でもある。
それでも前に進もうとする彼を、 これからも見守って頂けたら嬉しいです。

そして、長い期間が空いてしまったにも関わらず、 変わらず読みに来てくださった皆様、 本当にありがとうございます。

皆様の反応一つ一つが、 続きを書く大きな力になっています。

よろしければ、 感想やお気に入りで応援して頂けると嬉しいです!
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