【R18】 このすばらしからぬ展開にも祝福を! 作:レイトカマー
私が言わんとするところを汲み取ったカズマは、わかってると優しく唇を重ねてから、名残惜しそうにゆっくりと腰を引いて、私のおなかの中からずるるるる~っと聖剣エクスカリバーを引き抜いたのです。
その刺激だけでも腰が抜けそうなくらい気持ち良いのですが、ここはぐっと耐えて‥‥‥、耐え‥‥‥、あっ‥‥‥、ああっ、あん‥‥‥、行かないで‥‥‥
カズマは‥‥‥、どうして耐えられるのですか‥‥‥?
‥‥‥‥‥‥わかりました。
カズマは私の中に一発ぶっ放すのを、一旦我慢してくれたんですね?
これからこの私が一発ぶっ放すのを、見ていてくれるのですね?
そして午後からは‥‥‥、無抵抗な私を‥‥‥、うふふ‥‥‥
最後にコポッと音を立てそうな感じで、あのツヤツヤの丸っこい先っぽが抜けた瞬間に、入り口の襞を一擦りされた刺激が体中に広がって、思わずぴくんと震えてしまいました。
「本当に、ごめんなさい‥‥‥」
中断させてしまったことを素直に謝る私に、心に引っ掛かるものがあるのなら、そっちを終わらせないと私も集中できないだろと笑って、私の背中の下に差し込んだ両手で、ゆっくりと持ち上げる様に起こしてくれました。
後ろ手を突いて上体を支えながら、はしたなくも悦びに打ち震えた残滓を見られるのが恥ずかしくて、座り直してから引き寄せたシーツで体を隠そうとした私を、カズマはもう一度抱き締めて、帰ったら続きをしようと笑いかけて唇を重ねてくれたのです。
ええ、それなら私も思いの丈を込めて、最高の爆裂魔法をご覧にいれます。
だから‥‥‥‥‥‥
すぐに帰ってきましょうねと、熱い口づけで応えました。
アクセルの街から遠く離れた丘の上で、頬を紅潮させたままの私は、やっぱり固くて大きいのがいいと古城に杖を向けると、新たに浮かんだインスピレーションから思い描いたイメージで、全く新しい爆裂魔法を顕現させようと、練り上げた魔力を一気に放出するために、呪文の最終節の最後の言葉を叫ぶ様に唱えました。
上空に広がって幾重にも重なった虹色の巨大な魔法陣を、順に透過する度に凝縮されて、最後に中心部で収束した一筋の細く眩い光は、私が思い描いたイメージの通りに岩山の古城に突き刺さって、まるで吸い込まれる様に貫いたのです。
そこまでは完璧だと思いました。
しかしそこで、私の予想を超える出来事が起きました。
やや遅れて目も眩まんばかりの光を四方八方に噴き出した古城が、極大な火焔を孕みながら急激に膨らむ風船の様に見えたのです。
あれ? これは‥‥‥? ちょ~っとマズイかも。
と、思ったその時でした。
背後から飛びかかる様に私を攫ったカズマが、詠唱もなくそのまま一瞬で跳んだのです。
さっきいた丘からは随分と遠い場所で、荷物の様にカズマの小脇に抱えられた私は、今まで目にしたこともない巨大なキノコ雲が立ち昇るのを見ていました。
それと同時に、私の体にも異変が起きたのです。
あれ? どうしてこんな事に? いつもとは違う魔力が枯渇した感覚に、自分がどうにかなってしまった様な気がして、何も考えられなくなってしまいました。
そして、凄まじい爆音が響き渡って、遅れて襲ってきた爆風から私を守る為に、カズマは小さく折り畳む様に抱き締めた私に覆い被さりました。
やがて風も収まったところで枝や葉っぱを払い落としたカズマは、背後の大木に背中を預けて大きく安堵の溜息を吐くと、膝の上の私を胸に抱き直したのです。
その時の私は、いつもとは違う脱力感に襲われて、一体何が起きたのかもわからないほどの放心状態に陥っていました。
カズマの胸に顔を埋めたまま小さく肩を震わせていた私の背中に両手を回して、もう大丈夫と言いながら、体を強張らせて震え続ける私が落ち着くまで、ずっと撫でていてくれました。
やっと落ち着きを取り戻したと見て取ったカズマは、震えの収まった私をお姫様の様に抱っこしたまま立ち上がりました。
カズマの胸から私が顔を上げた時には、遠くの空に立ち昇った巨大なキノコ雲は風に流されて崩れて形を変えていました。
私は抱き上げられたカズマの胸で、茫然とそれを見詰めていました。
私が今まで思い描いてきた爆裂魔法とは、膨大な魔力を凝縮して叩きつけて爆発させる、そして辺り一面を吹き飛ばすというものでした。
今日初めて放った爆裂魔法は、更に凝縮して細く細く研ぎ澄まされた剣の様に、一点を貫いて内部から焼き尽くすつもりで練り上げたものです。
でも、その結果は私が望んでいたものとは大きく違いました。
予想を遥かに超える破壊力に慄いた私は、ひょっとしたら恐ろしいものを生み出してしまったのでないかという思いに囚われて、それがもたらすかもしれない未来に恐ろしさを覚えて、不安に押し潰されそうになってしまいました。
カズマはあれをどう見たのでしょう?
あんな恐ろしいことをしてしまった私のことを、どう思ったのでしょう?
怖くてカズマの顔を見ることができませんでした。
しばらくの間、何かを考えていたカズマは『あれは、当分封印な』と明るく言うと、再び大木の根元に腰を下ろして、俺がついてるから大丈夫だよ、何も心配いらないからなと笑ってみせたのです。
私の不安を見て取ったのか、幼子をあやす様に私の背中をぽんぽんと優しく叩きながら『大丈夫大丈夫、俺がついてる』と言ってくれたのです。
封印しなさいとカズマが言った理由は、なんとなくわかります。
それよりも、それでも私を受け入れてくれるカズマに、胸が熱くなりました。
不安が払拭されて安堵すると、今度は魔力枯渇から来る脱力感が全身を覆っていることを嫌でも自覚させられます。
今までは、練りに練った全ての魔力を一気に放った時の、陶酔にも似た感覚から続く甘い余韻の様な疲労感でしたが、今日のは陶酔も余韻の甘さも半端ではなく、むしろ猛烈な飢餓感のようなものまでを伴っているのです。
飢餓感と言っても、お腹が空いたとか魔力が欲しいとかの欲求ではなく、何と言いましょうか、その、おんなとして満たされたいとでも言う様な、恥ずかしくてとても言葉にはできませんが、正直に言えば、抱いて欲しい、裸にひん剥いて獣の様に貪って欲しい、滅茶苦茶にして貫いて欲しいというくらいの激しい欲求です。
今すぐに抱き締めて、唇を重ねて、肌を合わせて、聖剣エクスカリバーでおなかの奥まで貫かれて、めちゃくちゃにされたいという思いが渦巻いているのです。
カズマが欲しくて欲しくてたまらないと、体が疼いてしまっているのです。
本当に困りました、一体どうすれば良いのでしょう?
今日二回目のテレポートを使ったカズマは、独り言の様に魔力が足りないからちょっと待っててなと言いながら、膝の上に抱いている私を撫でてくれています。
その優しい手の動きも温かさも嬉しいけれど、その手をワンピースの裾から差し込んで、太腿を撫で上げたいとか、服の上からおっぱいを揉みたいとか思わないのでしょうか?
ねえ、あなたはパンツ脱がし魔とまで言われた鬼畜のカズマさんでしょう?
今の私に抵抗する力は残っていませんし、誰の目もありませんし、何よりも待ち焦がれているのですよ?
私の胸の鼓動は聞こえませんか?
流れて行く空の雲なんか見上げていないで、あなたの膝の上に抱かれて、あなたの胸に顔を埋めて、熱い息を吐いている私に気づいてください。
私の熱い思いを空回りさせて、ずっと紳士のままだったカズマは、そろそろイケるかなと私を抱いたまま立ち上がって、ニヤリと笑って見せたのです。
その時はああやっとと思いましたが、まだまだ空回りが続きます。
お姫様抱っこされて無詠唱のテレポートで屋敷に帰ってきたところで、埃塗れになったからお風呂に行くとカズマが言います。
だけど、私はもうカズマから離れたくありません。
カズマの首に回した腕を解かずに、胸に顔を埋めたままで幼子の様にイヤイヤをする私に、離れてくれなきゃ連れてくぞとふざけて言いますが、私は何も答えずにしがみついていました。
一緒にお風呂に入るのも二回目ですが、今回はカエルの粘液でぬるぬるになったわけじゃありませんし、私も挑発されて意地を張ったわけでもありません。
一人になるのが怖いとかそういうことではなくて、とにかくカズマと離れたくなくて、抱いて欲しくて、一緒にいたかったのです。
脱衣所で間近で背中を向け合ったまま服を脱いでいくと、私のパンツは恥ずかしいくらいにぐっしょりと濡れていました。
あそこに指を這わして確かめてみるまでもなく、立っていると今にも滴り落ちそうなくらい濡れているのが自分でもわかります。
どうしようと思う間もなく、服を脱ぎ終わったカズマの背中に手を伸ばしてしまいました。
「うん? どした?」
怪訝そうにカズマが振り返った時、元気いっぱいに天を仰いでいた聖剣エクスカリバーが、私の横腹をぺちんと叩きました。
カズマの腰に手を回して抱きついて胸に顔を埋めると、優しく抱き返して背中を撫でながら、どうしたいのかと聞いてくれます。
「一体どうしたんだ? どうして欲しいんだ?」
私は顔を伏せたまま、小さな声でお願いしてみました。
「これを‥‥‥、今すぐに‥‥‥、続きを‥‥‥、ダメですか‥‥‥?」
私のおなかを押している聖剣エクスカリバーを、そっと両手で包みました。
脱衣所のバスマットの上に、発展型スティールでバスタオルを広げたカズマは、両手で私の脇を支えながらゆっくりと横たえると、両の膝を曲げて押し上げる様に広げながら、私の両脚の間に腰を入れてきます。
薄暗い脱衣所でも、昼間であれば明り取りの小窓から差し込む光だけで、全然不自由はありません。
仰向けに横たわって脚を広げられている私のあそこが、今どんな状態になっているのかは、カズマの目にもはっきりと映っているはずです。
見られていることが恥ずかしくて両手で顔を隠してしまいましたが、私の気持ちを何も言わずに察してくれたカズマは、何も言わずに挿してくれました。
私のあそこに、片手でぐいっと先っぽを合わせて、狙いを定めて。
私の泉から溢れ出している透明な雫を、聖剣エクスカリバーの切っ先に塗り付けたカズマは、最初は少しずつ私の熱い泉を掻き回す様に押しつけてきました。
その刺激に耐え切れずに、唇からは言葉にならない声が漏れてしまいます。
ほんのわずかカズマが腰を進めると、聖剣エクスカリバーの丸っこい切っ先は、まるで吞み込まれる様に私の体に侵入を果たしました。
そして、ぐいっと腰を進めて、かちんこちんの聖剣エクスカリバーを、私のおなかの中に、私の体を貫く様に、ぐいっ、ぐいっと挿し込んできたのです。
私の体はその侵攻を迎えて、素直に歓喜の声を上げていました。
求めていたのです、疼いていたのです、待ち焦がれていたのです。
愛撫されることも無く、高められてもいないのに。
脱衣所の床に、タオルを敷いただけの褥に仰向けに寝かされて。
脚を開かされて、恥ずかしいあそこを見下ろされて。
それでも、待ち望んでいたのです。
はしたなくも、いやらしいよだれを垂らしながら、私のおんなの部分が。
でも、心からそうして欲しいと願ったのです。
欲しくて欲しくて、愛おしくて愛おしくて、燃え盛る情欲の紅蓮の炎に焼き尽くされたいと、心から願ったのです。
私の体を抉る様に貫いては出て行くカズマの聖剣エクスカリバーは、大きなストロークでゆっくりと私の熱い肉襞を掻き分ける様に進んでは戻り、戻っては進み、その度に私のおなかの下の方から、くちゅっくちゅっと水っぽい音が聞こえます。
はしたない音を立てている自分の体が恥ずかしくて、カズマに聞かれているのが恥ずかしくて、でもどうしようもなくて、両手は指を絡められて何もできません。
おなかの中を抉られる気持ちの良さに、何も考えられなくて、汗が浮き、呼吸は乱れて、唇からは感じてしまっていることを白状する様な喘ぎ声が漏れます。
私の体の中から燃え上がる情欲の焔が、私の理性を焼き尽くして真っ白な灰に燃やしていく様に、とめどもない快感が駆け上がって行きます。
そして私が上り詰めた時、私のおなかの一番奥まで貫いたカズマの熱く固くかちんこちんに漲る聖剣エクスカリバーが、大きく震えて弾けたのです。
カズマのエクスプロージョンが、私のおなかの中で炸裂した瞬間、甘い衝撃波が全身に広がって、頭の中が真っ白に塗り潰されて、浮遊感なのか、落ちて行く様な感じなのか、何とも言えない感覚に包まれながらイッてしまいました。
荒くなってしまった呼吸を整えながら、瞼を閉じたままで反芻しています。
おなかの奥底で熱い何かが弾けた様な感じがして、続いてどくっどくっどくっと、カズマの聖剣エクスカリバーが脈打っているのを感じました。
ああ、やはり私の体と心はこれを待ち望んでいたのです。
私は満たされて安堵したのと同時に、あの飢餓感の正体を確信したのです。
枯渇したのは魔力だけではなかったのでしょう。
だとするなら、あの爆裂魔法の威力を底上げしてくれたのは‥‥‥
そうですね、それ以外考えられませんよね。
だから放った後に、足りなくなった分を求めてしまったのでしょうね。
それなら、さしずめセクスプロージョン? イジャキュレーション?
どちらも恥ずかしくって、とても口には出せませんね。
頬を寄せ合う様に覆い被さっているカズマは、私に体重をかけない様に肘と膝で自分の体を支えて、私の体を包み込んでくれています。
私もしがみつく様に回した腕の力を抜いて、愛しい人の背中を撫でています。
汗ばんだ肌は密着したままで、カズマの鼓動も伝わって来そうです。
押しつけられている下腹部の圧迫感と、おなかの中まで貫かれて満たされいる充足感に、イッた後の余韻の甘く痺れる様な感覚に浸っていると、嬉しさについつい頬が緩んで笑みが零れてしまいます。
たぶん今の私は、気持ちが不安定になっているのかもしれません。
あの人との一件を、全部吹っ切れましたからと言ってはみましたが、完全に過去のものにするには、やはりまだまだ時間がかかりそうです。
だから、私自身の私だけの爆裂魔法をと思って試してみたものの、果たしてこれを世に問うても良いのかと、新たな不安が頭をもたげてきたのです。
そしてもう一つ、放った後の飢餓感が凄まじいのです。
カズマが欲しくて欲しくてたまらないのです。
その理由は私の明晰な頭脳が解答を導き出してくれましたが、そんな恥ずかしい事は誰にも話せるはずがありませんし、カズマは『当分封印な』と言っていましたが、放った後のことを考えると、別の意味で封印せざるを得ないと思います。
飢餓感を我慢するにしてもパンツの替えが必要ですし、帰る時もお姫様抱っこで本当に良かったと思いました。
あれが以前の様におんぶだったら、一体どうなってしまったことでしょう?
カズマの背中までぐっしょりと? そ、それだけは絶対にいけません。
とりあえず今は、少しだけ落ち着いた様な気がします。
あんなに頑張ってもらって、いっぱい撃ち込んでもらったのに、それでも足りない様な気がするのは、ちょっと怖いです。
それにしても脱衣所の中って、あんなに声が響くとは思いませんでした。
今は湯船の中で膝の間に挟まれて、背後から包まれる様に抱かれているお陰か、少しは安心していますが、これで離れてしまったらどうなるのでしょうか?
それがとても不安で、振り返って見詰めては口づけをせがみます。
カズマはそれに応えてくれて、私の唇と舌を堪能しながら両手で素肌を撫で回しておっぱいを揉んだりしていますが、私の背中に当たっている聖剣エクスカリバーが、さっきからかちんこちんに漲っています。
ついさっき、私の中にエクスプロージョンしたばかりなのに‥‥‥
カズマも足りなかったのでしょうか?
いいですよ、それなら‥‥‥
私が受け止めてあげますよと、言葉にするのはちょっと恥ずかしかったので、体の向きを変えると伸しかかるように抱きついて、私から唇を重ねました。
そして聖剣エクスカリバーの刀身を、根元から指先で撫で上げたのです。
そのまま抱き上げられた私は、滴り落ちる水滴を拭き取るのももどかしく、バスタオルに包まれたままお持ち帰りされて、午後の光が差し込む明るい部屋のベッドの上で、とことん優しく時には乱暴に貪られてしまいました。
魔力を使い果たしていたところに、昼間っから何度も何度も何度もおなかの中に、エクスプロージョン、エクスプロージョン、エクスプロージョンと繰り返し撃ち込まれた疲れも相まって、私たちは裸のまま抱き合って眠ってしまったのです。
その夜のことでした。
ドアが乱暴に叩かれる音で目が醒めました。
酔っ払って帰ってきたアクアです。
あの時は本当にあせりました。
一瞬で覚醒して跳び起きたカズマは、裸のままの私にシーツを被せると、声を出すなよと言ってベッドから飛び降りました。
シーツに包まって息を殺してじっとしていると、乱暴にドアを開けて入って来たアクアは、なぜだか冷え冷えとした声で謝って出て行きました。
しばらくしてジャージ姿で戻ってきたカズマに、裸のままシーツに包まっているところを抱き上げられて、潜伏魔法で姿を消してこっそりと私の部屋まで運ばれました。
そういえば、お風呂から直接お持ち帰りされましたから、着替えはなかったんですよね。
これはいざという時のために、一式置いていた方がいいかもしれませんね。
色々ありすぎてお昼も食べていなかったことを思い出して、おなかが空きましたと言ったら、すぐに支度するから後で下りて来いよと、もう一度抱き締めて撫で撫でしながら軽くキスされたので、私はカズマの首に両腕を回して強く唇を押しつけて、愛しい気持ちを思い切りぶつける様に吸い返しました。
廊下の気配を窺ってからこっそり出て行くカズマに、小さく手を振って見送った時には、あの凄まじい飢餓感はすっかり消えて落ち着いていました。
やっぱり新しい爆裂魔法のイメージ作りに問題があったのでしょうか?
かちんこちんに漲った聖剣エクスカリバーに貫かれて、中から爆発するというのがコンセプトだったのですが。