※この作品はR-18です。

【R18】 このすばらしからぬ展開にも祝福を!   作:レイトカマー

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第104話 この踏み出さない扉に戸締りを!

 結局のところ、その一歩を踏み出す勇気はなかった。

 

 今まで何度ともなくめぐみんの裸体を、それはもう優しく丁寧に隅々まで舐め回す様に洗って来た俺だが、唯一ソコだけは明確に意識して触れることはなく、寧ろ努めて意識しない様に洗っていたのは、ソコは排泄のための器官であると言う極めて常識的な観念に囚われていたからである。

 

 ここからは少しばかりソッチ方面の話になるので、もしも食事中ならスキップされた方が宜しかろうが、一般的に画面を見ながらの食事は行儀が悪いこととされているのでご注意を。

 尚、新しい世界へと続くであろう扉を開くことを躊躇ったのは、『排泄=汚い』と言った極めてステレオタイプな概念に染まっているがために忌避している訳ではないことを予め断っておく。

 

 知識だけなら後ろの穴、要するに菊の御紋を使ったアナ〇セッ〇スと呼ばれる行為に、全く興味がないとまでは言わないものの、仮にそれをしたところで一体何が楽しいのか、はたまた気持ち良いのか理解できなかったのが正直なところで、食わず嫌いは良くないと言われても反論はしない。

 

 では、ものは試しと果敢にチャレンジしたいかと問われたら、おそらくNOと即答するだろう。

 その理由は明確に二つあり、一つは以前にも述べた腸内常在菌の存在、即ち衛生上の問題であるし、もう一つはそこが抽送を許容するための潤滑機能を有していない点なのだ。

 

 嘗て昭和の中期から令和の初めまで、TVを中心に数多くの人気男性タレントを輩出し続けた大手芸能プロダクションの代表取締役社長が、その道の愛好者であったことはあまりにも有名な話だが、そんな方でもワセリンやジェルを用いたと言う話からも、挿す側も挿される側もそれなりにリスクを負う行為であることは明らかなのだ。

 

 もちろん洋の東西を問わず遠い昔から行われていたことは色々な記録に残っているし、先進的な芸術家や文化人の中には率先してその道を進まれた方々も多くいらっしゃった。

 オカンが言うところの中近東の新興宗教でさえ戒律すらも無意味であったし、日本でも戦国大名が眉目秀麗な若者を侍らしていたこともまた有名な話だ。

 

 もっともこれらは、男色とか衆道とかモーホーと呼ばれるXY型染色体同士の話で、XX型も両方イケますよと仰る方々のみならず、XY型にはイキませんよと頑なに仰る方々の中にも確かに愛好者はいらっしゃるし、中には場所的にも近いので誤ってと言ったケースもなくはないものの、大抵の場合は承知の上で行為に及んでいるらしい。

 

 では何故に人類の一部に、古今東西文化的隔たりにも拘わらず、その行為が続いて来たのか。

 その謎を探るべく市井の研究者であった俺は、マウスとキーボードと自動翻訳を頼りに世界を旅して真理の探究を試みたのであるが、終ぞ明確な解答に辿り着くことはできなかった。

 

 当時は引き籠りを生業としていた頃で、社会から完全に隔絶した生活を送っていては、イザと言うときに俺の真の力を世に示す機会を逃してしまうではないかとの思いもあって、勉強部屋を模した天の岩戸から、神の視座とも呼ぶべき光回線を通して常に世界の動向に目を光らせていたのだ。

 

 天の岩戸に引き籠りつつも知識に飢えていた俺は、ネット空間を旅することで飽くなき知的欲求を満たし、無限に広がるとも思える世界中のサーバーのネットワークを渡り歩いたものだった。

 この旅の経験は、後にアルティメットスキルの『教えてラファエル先生(仮)』を、我が身に宿すことの下地にもなっていたのではないかと推測しているところでもある。

 

 因みに最近は脳内詠唱も上達して、『ラファエル先生』と短縮形で発動させられる様になったのだが、正式には『教えてラファエル先生(仮)バージョン2.2』が本来の呼び名で、見ての通りリビジョンも上がっているし使える機能も増えている。

 決して文字数が増えて面倒臭くなった訳ではないので、誤解のなきよう。

 

 話が逸れてしまったが、海外のネット上の映像資料で、小さなサムネイルをちゃんと確認しないままクリックしてしまった結果、見たかった訳ではないのに男同士とか、果ては犬やヤギと言った動物とイタシテおられる猛者の動画までを、誤って目にしてしまったことは今でも苦い思い出であるし、少なくともその方面の映像資料に性的興奮を覚えることはなかった。

 

 引き籠りになる前にしても、馴れ馴れしく触れて来る同性にはある意味気持ち悪さを伴う感情を抱いたし、俺の周囲には性別を超越した様な存在もいなかったし、美形と言われる男性芸能人にも食指は動かなかったし、アニメの登場人物でもBL系には鳥肌が立ったから、恐らく俺にはそちら方面の素質がないのだろうと早々に意識の外に置いていたと思う。

 

 更に言えば、嗜虐心や支配欲も俺の嗜好にはヒットせず、そうなれば残るは直接的な接触に伴う性的刺激としての穴自体の魅力となるのだろうが、女体の神秘に比肩し得るものを見出すことができず、結局は鼻の穴や耳の穴と同等の存在としてしか認識できないのだから、これもある意味凡人であることの証明なのだろうし、そうであることに俺自身不満を抱いたこともなかった。

 

 もちろん穴があったら入りたいと思うほど恥ずかしいことはたくさんして来たし、前の方の穴なら恥ずかしくなくても喜んで入りたいし、指を挿し込んでも良し舐めても良しと大いに楽しませていただいているのは、偏に相手がとても悦んでくれるから、つまり自分が気持ち良いのと同時に、それ以上に相手にも気持ち良くなってもらいたいと、心から望んでいるからだろうと結論付けた。

 

 それではどうしてめぐみんの菊の御紋を、指でくりくりくちゅくちゅしてみたかと言うと、そこを触れられた場合に羞恥以外の反応があるのかを、確かめてみたかったからに他ならない。

 

 言ってみれば足の指を舐めて咥えたときと同じで、やってる側としてはそれほどの意識の差はなかったのだが、少なくとも擽ったいとも感じなかったそうなので、俺の中ではそれ以上の興味が湧くことはなかったと言うのが正直な感想だったりする。

 

 おそらくはめぐみんのことだ、俺がそれ以上の行為を望めば許してくれるかもしれないし、そこの筋肉は締め付けることに関しては膣口付近を上回るとの記述もネットで目にしたけれど、同時にそこには性感を司る神経は配されておらず、圧迫感などの間接的な刺激が近傍に位置する生殖器に伝搬することによって、肉体的な快感が得られると書かれていたのだ。

 

 また別の記事では、とある界隈で受け継がれて来た古典的伝統技能を紹介していた。

 鞭や蝋燭や荒縄などを用いて女体を責め、苦痛を快感として受け入れられる様に仕向けることが可能であることを、脳科学の見地から、被虐的な刺激を脳内麻薬の分泌によって快感へと置換するメカニズムを詳細に解説していた。

 

 実際お嬢様にもその気が有るし、前世の旅で知った欧州や中国などの拷問器具の歴史や、世界に限らず日本国内でも嗜虐的欲求がエスカレートした結果、猟奇殺人にまで至った記録も目にした。

 なるほど人間とは業の深い生き物であるなと感嘆すると同時に、やっぱり俺には無理だわと踏み出せないのが今の自分のあり様だと認識してるし、踏み出したいとも思っていない。

 

 なんせほら、体を重ねて腰を振ってるときだって、相手に体重を掛けたくないくらいだからさ、いたぶってまで快感を得るとか与えるなんて高度な世界は、小心者の俺には無理なんだよ。

 いくら気持ち良いからと言われても、愛する女の苦悶の表情なんか見たくもないもん。

 うん、宣言しておこう、苦痛の先の倒錯した悦びなんて、与えるのも与えられるのも御免だと。

 

 

 

 エンカウントをなかったことにして新たな世界への扉を戸締りした俺は、ぷりっと真ん丸な双丘と新世界への扉が密かに佇む峡谷に、別れを告げる様にシャボンの泡を温泉のお湯で流した。

 泡が峡谷を流れ落ちて行く先には、もはや訪れた回数すらも忘れるくらい通い詰めた味わい深い神秘の洞窟があるが、今はそのときではないと挨拶もせずに、俺は爪先へと移動したのだった。

 

 もちろん目的はあんよをお清めすることであるから、キレイキレイにしましょうねえと声掛けしながら、鼻歌混じりに健康的なおみ足を指の一本一本を丁寧に洗い上げ、指の付け根に人差し指を差し込んでまで執拗に洗って、擽ったさを嬌声に変換して悶えるめぐみんの反応を、じっくりしっかりと楽しませていただいた。

 

 そして掛け湯して泡を流したらいよいよ最後は表側、仰向けに転がしてもう一度目隠しのタオルを顔に乗せてあげたら、ぐうぇっへっへっへ~~、悪~い指使いが洗いに来ましたよう。

 もうね、何をシタのかなんてとても書けないけど、めぐみんが身動き出来ないのを良いことに、あんなことやそんなことのしたい放題でございました。

 

 嗚呼素晴らしき哉、我が両の手指に全てを委ねる無抵抗の美しき裸体。

 ビバ魔力切れと、己の良心の呵責の限界を試すが如く、あんあんはあはあ言わせ放題で、ええ、それはもうたっぷりとマンキツさせていただいたんだが、まあこの辺が俺の限界だな。

 

 そんな夢の様な時間と心を込めたスペシャルなお清めが終わったところで、温泉で温まっていただくことになる訳だが、なんせ身動きできないくらいの魔力切れ状態だからさ、溺れちゃわない程度には動けなきゃ拙いじゃん。

 

 てな訳で、ちょっとだけ魔力供給しなきゃねって唇を重ねて、啄む様にちゅっちゅしながら腿の内側をスススっと撫で上げれば、めぐみんは俺の意図を汲んで軽く脚を開いてくれた。

 左手で細い肩を抱いて右手を両脚の付け根を覆う様に被せれば、濡れた若草の感触が手の平に伝わるし、それだけでめぐみんの吐息も熱くなる。

 

 可愛い唇を覆う様に唇を被せれば、待ちかねていた様に唇の間から小さな舌先を少しだけ覗かせて、俺の舌の来訪を迎えてくれた。

 綺麗に流してあげたはずなのに、どうしてだかまだヌルヌルしているピンクの花びらを割る様に中指君の先を沈めたら、締め付けはキツイのに呑み込まれる様に第二関節までスムースイン。

 

 途端にびくんと体を震わせて、重ねた唇の中の口腔のホールに声にならない喘ぎ声が響くけど、それすらも心地良い行進曲に変えて、我らが最精鋭たる中指君は熱い肉襞を掻き分けて進む。

 途中のクルミの殻みたいな感触の仮想Gスポットにご挨拶申し上げてから、膣の最奥部のちょいと手前のポルチオに優しくタッチして、めぐみんの胎内に魔力を注ぎ込む路を開いた。

 

 

 

 人は食物を得て蓄えたエネルギーで身体を動かすはずだが、少なくともこちらの世界では魔法の使い過ぎで魔力が枯渇してしまえば、空腹でなくても疲労していなくても、身動きできなくなるどころか指の一本にすら力を込められなくなるほどの虚脱感に襲われる。

 

 意識も感覚もあるのに身動きできないとは、筋肉の収縮に要するエネルギーが不足している状態を指す訳だから、筋肉が魔力を消費して収縮していると考えるのが普通だろう。

 前世で引き籠りの不登校になる前に、筋肉のエネルギー源は炭水化物と脂質とアミノ酸だと学校で教わったが、明らかにこちらの世界にはそれ以外の設定が存在している。

 

 それこそが魔力の存在であり、食物と合わせて生命活動を支えるエネルギーとなっている。

 この世界の摂理がそうなっていると考えれば、キャベツが群れで移動して、キノコが川を遡り、グリフォンが羽ばたいて空を飛び、何本もの首と巨体を持つヒュドラが存在し、果ては巨大なドラゴンが暴れ回れると言った不条理をも受け入れざるを得ない。

 

 斯く言う俺にしても、この世界に転生したことによってその摂理に組み込まれているのだから、今更それを不条理だと嘆いてみたところで詮無いことであることは身に染みているし、同時に前世では妄想の中でしか成し得なかった恩恵も得ている。

 そして、その最たるところが、愛する婚約者に恋人と身も心も溶け合える魔力循環だ。

 

 ところで、何故に魔力循環を伴うおせっせがそこまで気持ち良いかと言うと、この世界の生きとし生けるものの全てが、魔力によって活力を得ていることを前提に考えないと理解が進まない。

 もちろん人に限らず亜人だろうが種によっても人によっても多少の差異はあるみたいだが、この世界に生きるものは多かれ少なかれ体を動かすのに魔力を必要とするらしい。

 

 現に日本生まれの俺であっても、コッチの世界に放り込まれてから幾度となく魔力切れで動けなくなってしまった苦い経験がある。

 その最たるところと言えば、シーズン2の第二話でめぐみんと一緒にお風呂に入ったときの話であるが、脱衣所のドアに全魔力を投じた結果、ロリっ子にイタズラされた結末が懐かしい。

 いや、結末はロリマさんだったけか?

 

 その時点で既に俺の体は、この世界に順応する様に作られていたことがわかるし、天界で禄でもない駄女神さまに対面している段階で、魂だけの存在だったのだから仕方のないことなのだろう。

 そこで湧くのは、魔力が尽きて身動きの一つもできないのなら、筋肉を動かすエネルギーは魔力なのかと言う疑問だ。

 

 だって考えてもごらんよ、手足は指の一本まで動かせないのに、心臓も動いているし呼吸もできるし、瞬きもできて喋ることだってできる。

 

 もっと言えば、魔力切れのめぐみんに俺のかちんこちんこをずぶずぶずぶっと奥の奥までぶっ挿しても、ちゃんと『巾着&蛸壺』はいつもの締め付けで迎えてくれるし、感じてびくびく震えたり全身を硬直させて仰け反ってイッてくれたりするけど、あれも全部筋肉の動きだろ?

 

 それが魔力切れの状態でゆるゆるオマソコだったりしたら、恐らく今の関係はなかったと思う。

 つまりキッツキツのめぐみんの膣の『巾着&蛸壺』も、心臓と同じ様に生物本来の体内に蓄えている食物由来のエネルギーに支えられてるってことの証明のはずだ。

 

 その証明の一環として我らが最精鋭たる中指君を締め付ける肉襞の感触を味わいながら、舌を絡め合ってめぐみんが応えてくれるのを待っていると、すぐにそれは現れる。

 飽く迄も抽象的なイメージでしか語れなくて恐縮だが、何もない空間を漂う儚く細い糸を見付けて、そっと優しく手繰り寄せることができれば、めぐみんの魔力を受け取るための路が開かれる。

 

 言ってみれば口づけしてドレインタッチする様なものだけど、手の平を押し当てて相手の魔力を奪うのとは違って、お互いに溶け合うために繋がりたいたいと言う願いの具現化なのだ。

 そしてめぐみんの胎内へと魔力を流し込むために、膣の奥まで挿入した中指の先から徐々に魔力を注ぎ始めると、めぐみんの熱い秘肉はまるで乳を吸う赤ん坊の様に俺の中指を咥えて離さない。

 

 俺がめぐみんの胎内に注いだ魔力は、めぐみんの体を俺の色に染めながら、めぐみんの色と混ざり合い甘い香りを纏って、重ねた唇から絡めた舌から溢れて来る。

 魔力が循環する回路が整ったことの合図に、俺は注ぎ込む魔力を増しながら甘い魔力を啜った。

 

 

 

『魔力循環』、それは究極の体と心の繋がり、それは最高のおせっせ、俺はそう信じている。

 

 今現在魔力循環で繋がることができるのは、一緒に大人への階段を上った最愛のパートナーと呼べるめぐみんと、成り行きで体を重ねながらも愛情を育てた二番目の恋人のクリス、そしてクリスの本来の姿でもある地上に顕現した女神のエリスだけだ。

 

 何故に三番目の恋人の名がそこに上がらないかと言えば、閨を共にして一夜を明かしただけの、処女を卒業したばかりの初心者であり、さすがにちょいと軽めの絶頂すらも知らない体では、いくら何でもそれはまだ早かろうと俺が自粛しているからだ。

 

 実際にめぐみんとの間でその糸口を掴んだのも偶然だったし、その頃にはめぐみんも絶頂に至ることにも慣れて、お互いに求め合って貪り合っていた中で発見したより深い繋がりに可能性を見出して、それから幾度ともなく体を重ねて、繰り返し試して確立できたことなのだ。

 

 もしも今、これを読んでいる諸兄が暇を持て余しているのであれば、今一度俺とめぐみんが如何にしてこの境地に辿り着いたのか、俺たちの足跡を読み返してもらえれば容易に理解に至るであろうし、クリスについてはおせっせの経験者であったことが大きいのであるから、ナニ事につけても一歩一歩の積み重ねが大切だと思っているところだ。

 

 それでもまだ推測の段階だが、魔力が循環するための回路を繋ぐためには、お互いの全てを受け入れて委ねられること、即ち信頼し合える相手であることが大前提ではなかろうかと考えている。

 そのイメージを言葉にするのはとても難しいが、深い口づけの中で俺が求めて相手がそれに応える様に伸ばして来る、虚空に漂う細く儚い糸を見付けられればそれは叶うと思っている。

 

 あの夜俺に身を委ねたダクネスは、予想に反してとても初心で慎ましいララティーナお嬢様だったもんだから、さすがに突っ走る訳にはいかないと思い止まったんだよ。

 やっぱ野獣の様に貪ってあげねば失礼だろうかと脳内でシュミレーションを繰り返して、如何なプレイであれば喜んでいただけるだろうかと、不安を抱えていた俺は完全に虚を突かれた。

 

 日頃のドMな変態はどこ行っちまったんだよと文句の一つも言いたかったけれど、恥じらいながら『優しくしてください』と上目遣いに訴えるダクネスに、意表を突かれながらもついつい滾って漲って張り切ってしまった俺は、努めて優しく振舞って腰振って予定外の至極ノーマルなおせっせで処女をご卒業いただいたのだ。

 

 何れ慣れて来れば本領を発揮するのかもしれないが、そのときに性々堂々とドMな性癖に向き合えるかはまったくもって自信がないから、当面はギャップを楽しみつつも、ノーマルなおせっせの先に深く繋がって溶け合える、倒錯以外の世界もあることを知ってもらいたいと思っている。

 

 振り返ってみるまでもなく、めぐみんとの魔力循環に積極的に取り組んだのは、爆裂魔法の連射を可能とすることが一つ具体的な目標であったからで、魔力充填の必要がないときは、純粋に一体と成って溶け合う悦びに浸りたくてそうしているだけのことなのだ。

 

 だから、ダクネスともそうなるだろうし、これから何度でも体を重ねれば、いつかは自然にそうなるだろうと、漠然とだけど思っている。

 魔力を巡らせ合うのは、普通のおせっせよりも格段に気持ち良いからね。

 もちろん最後はドックンドクドクと熱い滾りを注ぎ込むんだけどね。

 

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