【R18】 このすばらしからぬ展開にも祝福を! 作:レイトカマー
翌朝、昨夜のことなどおくびにも出さない大貴族のご令嬢様に率いられた俺たちは、金ぴかの豪華絢爛たるエルロードの王城で、俺が言うのもなんだが、友好国の王女を迎えてと言うにはあまりにも無礼な、くそ生意気な赤毛そばかす小僧のご尊顔を拝し奉った。
うん、決めた。お前なんかにアイリスはやれねえ。
俺の全身全霊を以って、この婚約を無効にしてやる。
さっきまで艶々の笑顔で上機嫌だっためぐみんも、中々に怖い笑みを浮かべていらっしゃると、思ったら‥‥‥
「その喧嘩、買おうじゃないか」
瞳を紅く輝かせためぐみんが、大きく前に踏み出した。
そっからはもう、お約束の世界であるが、詳しくは原作をお買い上げいただくかネットのまとめサイトでも参照して欲しい。
結局その日の軍事支援金要請の交渉は平行線に終わったのだが、アイリスと俺が翌日も交渉に来れるところまでは言質を取った。
俺としては馬鹿王子の口から婚約破棄の言葉が出たから、もう用事は終わっている様なものなのだが、可愛い妹が頑張ると言うので付き合う事にした。
それにアイリスを侮辱しやがったことだけは許せないから、きっちり落とし前を付けねえとな。
連日の交渉でアイリスと俺は、従来からの防衛費を賄う所まで復活させた。
これはアイリスの純粋な武力と、俺の豪運によるところが大きいが、そもそも賭け事に関しては邪な思いさえ持たなければ、俺が負ける事など有り得ない。
なぜなら、俺のバックには本物の幸運の女神様がついているからだ。
次は攻勢に出るための支援を賭けてと切り出したところで、頑なに拒絶されたのでマッチポンプ作戦へと移行したのだが、アクアが大量のゾンビに集られたことで騒ぎの主犯と見做されて、逮捕されてしまったのだ。
そして、前話冒頭の状況へと至ったのだが、取り調べの検察官のお姉さんはダクネスの供述にドン引きして、次にめぐみんを呼んだ。
「なぜあんな物騒な魔法を深夜に放ったのか、お聞きしてもいいですか?」
「私は一日一爆裂というものを日課にしております」
テーブルの上に置かれた真偽判定用の魔道具は沈黙したままだったが、検察官のお姉さんは、めぐみんの一日一爆裂という言葉に、何か引っ掛かりを覚えた様だ。
「一日一爆裂とやらを撃たないと、あなたは一体どうなりますか?」
「ボンってなるかもしれません」
ボンて何だ? そう思ったところで、魔道具が『チリーン!』とベルを叩いた。
検察官のお姉さんが眼光鋭くめぐみんに畳み掛ける。
「そうならない場合も、あるということですか?」
「えっ? あ、はい‥‥‥、最近それを回避する方法に気づきました‥‥‥」
ベルはならない。めぐみんは、しまったという表情がモロに出ている。
「それをすることによって、一日一爆裂をしなくても済む様になったと?」
「‥‥‥はい」
ベルはならない。めぐみんの視線が泳いでいる。おい、大丈夫か?
「なのに、昨日は撃ったのですね? ボンってなる? ことを回避する手段を講じることができなかったのですか?」
「‥‥‥はい」
ベルはならない。めぐみんの頬が朱を増して、モジモジし始めた。まさか?
「それは、一人でもできるのですか?」
「い、‥‥‥いいえ」
ベルはならない。めぐみんは俯いてしまった。お、おいっ、それ以上は。
「では、その方法を具体的に」
「い、言えません! ここでは‥‥‥‥その‥‥‥」
ベルはならない。めぐみんは俯いたままで肩を震わせている。
「では、私の目を見てください」
「え?」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
検察官のお姉さんは、ちらりと俺の方を横目で見てから、聞こえないくらい小さな声で質問しているが、口元を片手で隠しているので読唇術も使えない。
めぐみんも小さく頷いて小声で答えた。
「‥‥‥はい」
その後も質問は続いたが、ベルが鳴らないから正直に答えたのだろう。
やがてめぐみんに対する取り調べが終わり、次にアクアが呼ばれた。
めぐみんは牢屋の隅で小さくなって背中を向けている。
ダクネスが羨ましそうにその背中を撫でていた。
『どんな言葉で責められたのだ?』と、内心ハアハアしてるんじゃないか?
アクアはと、取り調べの方に目をやると、胸を張って自信満々に答えている。
鳴らないベルに肩を落として大きく溜息を吐いた検察官のお姉さんは、次の人は別室でと、俺を個室に連行させた。
「では、そこに掛けてください。まず、名前と住所と職業を」
「名前は佐藤和真、ベルゼルグ王国の片田舎、駆け出し冒険者の街と呼ばれるアクセルで、最弱職とされる冒険者をやっています」
まあ、これで鳴るわきゃないわな。
「では次に、他の三人はパーティーメンバーですね? なぜ、貴方の様な最弱職とされる冒険者の男性が、上級職のアークウィザード、アークプリースト、クルセイダーと一緒に活動できるのですか?」
「あの三人は確かに上級職ですが、それぞれ問題を抱えていて他のパーティーとは上手くやれなかった結果、俺の様な最弱職と組むことになりました」
「鳴りませんね、ダスティネス家と言えば、このエルロードにも聞こえる大貴族であったはずですが、そこのご令嬢を勧誘したのですか?」
「メンバー募集の張り紙を見て、向こうから入れてくれと言ってきました。クルセイダーのダクネスと名乗っていました。大貴族の令嬢であることは、俺も仲間たちも後から知りました。彼女が加入したのは三人の中でも一番最後です」
「嘘はないようですね。それを知った後も、パーティーとして活動できたのはなぜですか?」
「それを彼女が望んだからです。その頃にはパーティーの全員が仲間として認めていましたから、出自は問題になりませんでした。問題だったのは、あの性癖です。お姉さんもおわかりですよね? アレを受け入れられたなら、出自なんてどうでも良い事だと思う様になると思いませんか? 慣れとは恐ろしいものでしょう?」
「確かに‥‥‥、いえ、失言です。忘れてください。次はアークプリーストのアクアさんですが、彼女に対しても慣れたのですか?」
「その質問に答える前に、一つだけ聞かせてください。さっきのアクアの答えでベルが鳴らなかったのは、さすがにおかしいと思うんですが?」
「この魔道具は、本人が本当にそう思い込んでいれば、それは嘘ではありませんから鳴りません」
「そうですか‥‥‥、はい、正直慣れとは恐ろしいものだと思います」
「先ほどのアクアさんの証言で、年中性欲をその、持て余して街の人たちに、よ、夜這いを仕掛けないかと言うあれは‥‥‥?」
「も、も、も、持て余してなどいません! 確かに俺はそっち方面では誤解され易い人間だという自覚はあります。けど、俺は聖職者でも聖人君子でもありません。普通の冒険者です。年頃の青少年が異性に対して、その‥‥‥、そんな事への憧れを抱くことはおかしいことじゃないでしょう? 内面に抱えていたとして、それを実行に移せる様な誤った度胸は持ち合わせていません」
「鳴りませんが、思ってはいるのですね?」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥はい」
「でも、やったことはないし、やるつもりもないと?」
「もちろんですとも!」
「その根拠は?」
「‥‥‥‥‥‥‥‥が、います」
「え? 聞こえません。もう一度答えてください」
「‥‥‥好きな女の子がいます。彼女からの信頼を失いたくありません」
「なるほど、正直に答えていただいている様ですね。では次に、深夜に物騒な魔法を放った、アークウィザードのめぐみんさんについてお聞きします。彼女は一日一爆裂という日課をお持ちだそうですが、それは事実ですか?」
「ほぼ事実です。絶対に毎日ということではありませんが、今では拠点にしているアクセルの街では、風物詩の一つに数えられています」
「その彼女が言うには、爆裂魔法を放つよりももっと大きな満足感を得られる方法があると、その‥‥‥、それが何であるかご存知ですか?」
「聞かされてはいませんが‥‥‥、薄々‥‥‥気付いています‥‥‥」
「貴方は、いえ、貴方がそれに協力していますね?」
「いいえ」
『チリーン!』
「他に協力者がいるのですか?」
「違います。それに協力しているつもりはありません」
「結果としてそうなっていると?」
「そうとしか‥‥‥、思えません‥‥‥」
この流れはヒジョーに不味い。
ここで本当の目的を知られて、エルロードの王族への脅迫を目論んでいたことがバレでもしたら、アイリスの望みが断たれてしまう。
考えろ佐藤和真、要はベルを鳴らしたときの印象を誘導できれば何とかなる。
このお姉さんには、そっちの方向に誘導してもらって、最悪の場合でも罰金刑かなんかで済ませられれば俺の勝ちってことだ。
だったら小さな事実は認めて、大きな嘘じゃない話で丸め込んじまえ。
そう、ここはギャンブルの街エルロードじゃないか。
ギャンブルだったら、俺が負ける道理はないだろ?
「ストレートに聞きます。貴方と彼女は男女の関係ですね?」
「はい、彼女は間違いなく女であり、男同士ではありません。並べれば男女です」
ほほう、魔道具も迷っていますなあ。
「そういうことを聞いているのではありません。せ、性的な関係の事です。一緒にお風呂にも入ったという証言も得ています」
「そんな事まで、話しちゃったんですか? 俺は彼女には何もしてませんよ」
『チリーン!』
「エルロードに来てから色々と忙しくて、なかなか構ってあげられなかったから、悪い事しちゃったなあなんて、全然思ってませんよ」
『チリーン!』
「つ、続けて、そ、その、三回もだなんて‥‥‥、本当なのですか?」
「嘘ですよっ!」
『チリーン!』
「そ、それも‥‥‥、ナ、ナマで‥‥‥、あ、剰えナカになんて‥‥‥?」
お、お姉さん。な、なんちゅうこと聞いてるんですか?
引っ掛けか? アレか? そんな事、めぐみんには聞いとらんで、てへっというヤツか? いやいや、この魔道具を使われている以上、誤魔化しようもねえっ。
「そ、そんな、人類繫栄の鑑みたいなこと‥‥‥」
「どうなんですか?」
どうする、佐藤和真? そこまで答えるんかい? ええい、ままよ!
「シ、シテませ~~~ん!」
『チリーン!』
「彼女とは遊びなんです。愛してなどいません」
『チリーン!』
「やはりそんな関係だったのではありませんか、なぜ隠そうとするのですか?」
「そんな、こっぱずかしくて仲間にもまだ話せてないのに、いくら取り調べだからといっても正直には答えられませんっ! これは明らかにプライバシーの侵害だ」
そして、ベルは鳴らなかった。
「俺には裏切りたくない、愛している恋人がいるんです。まだ仲間には内緒にしていますが、いずれ折をみて話さなきゃいけないことはわかってます。仲間と言っていますが、もっとこう、深い関係というか、家族の様なものなんです。どっちも大事なんです」
うん、嘘は言ってないから、もちろんベルは鳴らんよね。
日頃は俺並みにゴロゴロしてる駄女神さまだって、将来を嘱望されてるヒヨコのゼル帝だって、もしかしら人化して色っぽいお姉さんになるかもしんねえ、ちょむすけだって大事な家族だかんな。
「ちょ、ちょっと待ってください。貴方は私の質問にだけ‥‥‥」
俺は検察官のお姉さんが言い終わるのを待たずに話し始めた。
「俺と一緒に活動している仲間は三人、今日捕まった全員がメンバーです」
「ちょ、ちょっと‥‥‥」
真偽を判定する魔道具のベルは当然鳴らない。
検察官のお姉さんが、まだ何か言い募ろうとしているが気にせずに続けた。
「俺たちはお互いの足りないところを補い合いながら、今まで戦ってきました。お互いに背中を預け合う戦友でもあり、かけがえのない家族でもあるんです」
ベルは鳴らない。さあこっからが本番、ギャンブルだぜ。
「俺たちのパーティーは、魔王軍と戦ったことはありません」
『チリーン!』
間髪入れず魔道具がベルを叩くと、検察官のお姉さんは目を見張って俺の顔を見たから、俺はにっこり笑って続けた。
そう、俺個人の実績ではなくパーティーとして語るところがミソだ。
「アクセルの街に攻め寄せた、魔王軍幹部のベルディアを討伐していません」
『チリーン!』
検察官のお姉さんは、魔王軍幹部という言葉に明らかに反応した。
俺たちが成した実績は、この真偽判定用の魔道具が証明してくれる。
まだまだ俺のターンは続くのだ。
「各国を恐怖のどん底に突き落とした機動要塞デストロイヤーを、アクセルの冒険者たちと共闘し破壊して侵攻を食い止め、街を守ったことはありません」
『チリーン!』
この勝負もらったな、検察官のお姉さんの俺を見る目が変わった。
さあ、たたみかけるぜ。
「アクセルの近郊で、ダンジョンを生成しようとしていた魔王軍幹部のバニルを倒していません」
『チリーン!』
「温泉の街アルカンレティアで、工作活動をしていた魔王軍幹部のハンスを倒していません」
『チリーン!』
「紅魔の里に攻めてきた魔王軍幹部シルビアと配下の軍を、紅魔族と共に討ち破ったりなどしていません」
『チリーン!』
「ベルゼルグの王都に攻め寄せた魔王軍を、撃退などしていません」
『チリーン!』
「もちろん魔獣なんかでも、アクセルの駆け出し冒険者たちを搔き集めて、ヒュドラを討伐する指揮を執るなんて、そんな恐ろしい事はしたこともありません」
『チリーン!』
「そして最近は、幹部ウォルバクを討伐し魔王軍を撃退したことなどありません」
『チリーン!』
「そんな弱っちい俺たちだから、このエルロードにも観光目的で来ました」
『チリーン!』
「重要な使命など帯びてはいないし、ベルゼルグの大貴族の後ろ盾もありません」
『チリーン!』
目を剥く検察官のお姉さんの目の前に、さて、そろそろ決着の頃合いですねと、クレアとダクネスから預かったペンダントを並べて置いた。
「こっ、これは、大貴族シンフォニア家とダスティネス家の紋章‥‥‥」
「おや、ご存じでしたか? そんな訳で色々と言えないことがあります。その辺りは、エルロードとベルゼルグ両国の外交問題とならない様、格段のご配慮をいただけましたら幸いです」
もちろんベルは鳴らない。
「あの、先ほどサトウと名乗られましたが、もしや初代勇者サトウ様の関係者でございますか?」
ほほう、口調が変わりましたね?
でも何? その話ってどっかでも聞いたな?
「俺の育った国では、佐藤という家名は別段珍しくありません。何十年か昔に宰相になられた方もいらっしゃったようですが、ウチとは何の関りもありませんので、特に特別な家名だとは思えませんね。確か今代の勇者はミツルギ・キョウヤといいましたね? 彼とは二度ほど手合わせをしたことがありますが、倒してなどいませんよ」
『チリーン!』
検察官のお姉さんの目が点になってますなあ、これは実に気分が良い。
なるほど、真偽判定の魔道具を前に、そんなことはしてないと嘘を言った方が、逆に真実味が増すということだな。
「あ、あのう、これは事情聴取とは無関係なのですが‥‥‥、参考までに聞かせていただけませんか?」
「それは尋問ではなく、アンケートか何かですか?」
「ま、まあ‥‥‥、それに近い様なものです‥‥‥」
「さいですか? それで、何を?」
「サトウさんは、その‥‥‥、女性の胸の大きさに拘りがありますか?」
何を聞いてんだよ、このお姉さんは?
ははあ、このお姉さんも何か抱えてんのか。
いいでしょう、では、この不肖佐藤和真がお答えしようじゃありませんか。
「男にとって女性の魅力とは、ズバリ胸の大きさです」
『チリーン!』
「大きさを求める男ってのは、大概が母性を求めていると思います。女性の胸を大小でのみ評価する男は、ただのマザコンだと思います。そんなクズ共は牛のおっぱいでもしゃぶっていれば良いのです。男にとって最も重要な事は、それが誰のおっぱいであるかの一点だけです。胸の大小に貴賤はありません」
魔道具は沈黙して、お姉さんは目を輝かせた。
思わず熱弁してしまったが、間違ってはいないよな? うん、鳴る訳ないよな?
と、お姉さんの胸元を一瞬だけスキャンしてみたら、めぐみんと良い勝負じゃんかと思ったが、そこんとこは口には出さなかった。
そう、俺は感度こそ命だと信じてる。
この手の平で、指先で、唇で、舌で、可愛がってあげると身を捩って応えてくれるその瞬間が堪らんのですよとは、聞かれてもいないので言わない。
最後に、俺はお姉さんみたいな女性には、魅力なんて感じませんよと言ってあげたら、『チリーン!』と鳴ってくれた。
大変失礼をいたしましたと笑顔で平謝りされて、俺たちは無事に釈放された。
真偽判定用の魔道具の攻略法は確立できてしまったな。
しかし、中立など無駄だと脅すマッチポンプ作戦は実行前に破綻してしまった。
宿に帰り着いた俺たちを迎えてくれたアイリスは、自身を情けないと叱咤して、勇者の血を引く武闘派王女がエルロードの王城に降臨したのだった。
野蛮なベルゼルグの伝統に倣って、エルロードに害為すものを討伐したろうじゃんかって、謁見の間の磨き上げられた石敷きの床に、なんとかカリバーをぶっ刺して、啖呵をお切りあそばしたのだ。
んで行ったのよ金鉱山に、竜退治に、これはもう人生最大のギャンブルだわな。
だけど、迎えてくれたのは金鉱山に居着いていたワイバーンだった。
ワイバーンつっても一応は竜種の扱いだから、間違っちゃいないんだけど。
ドラゴンの相手すんのに覚悟を決めて来たから、今更ワイバーンかあと思ってしまう辺り、俺たちも感覚がおかしくなっちまってるんだろうな。
伝説級のドラゴンを横綱に例えるなら、普通のドラゴンって言ったらおかしいんだけど、その辺りが大関級ってことで、地竜やヒュドラなんかは関脇ってとこか。
だからワイバーンなんて、小結を飛ばして前頭ってとこなんだよな。
確かに空を飛べるし火も吹くんだが、コイツらは某水の女神さまのアクア並みにおつむが弱い、大事な事だから二回繰り返すが、アクア並みにおつむが弱い。
ドラゴンみたいな知能の高さはないし超絶硬い鱗もないから、知恵を使えば冒険者でもなんとか戦える相手ってわけだ。
取り調べ検察官のお姉さんのお胸のサイズは、漫画版よりもマイナス補正を掛けています。