【R18】 このすばらしからぬ展開にも祝福を! 作:レイトカマー
私が相手しますと言う妹を諫めて、いやいやここは私の出番でしょうと紅い瞳を輝かせて鼻息が荒くなっためぐみんを、この程度の火吹き飛びトカゲ一匹に撃っちまったらオーバーキルだし、何よりお前の討伐実績に今更載せるほどのもんじゃないだろうと自尊心を擽ってやったら、そう言えばそうですねと納得してくれた。
ちゅうことで、俺の出番なわけ。
ダクネスのデコイで挑発すると、真っ直ぐこっちに向かって飛んで来た。
可愛い妹と愛する恋人の前で、ちったあカッコ良いとこ見せとかなきゃなと弓矢を取り出すと、妹は微妙な表情を見せ、恋人は拳を握ってわくわくしてるな。
「アイリス、お兄ちゃんをよ~く見とけよ、最弱職の冒険者だってこんくらいはできるんだぞ。んでっ、ティンダー! からの‥‥‥、ソ・ゲ・キ! っと」
俺の狙撃スキルは幸運の女神様の加護付きだから、必ず急所に当たる、絶対だ。
そして鏃には金を掛けて超お高い希少金属を使っているから、硬い鱗に覆われたドラゴンはさすがに無理でも、ワイバーン如きの皮膚なら切り裂くことは簡単だ。
更にはポンコツ駄女神さまの髪の毛まで巻いてあるから、魔法障壁を無効化して突き刺さるという、トンデモ秘密兵器な上にダイナマイトもどきのオマケ付きだ。
どうよ、見てよ、これが無敵の射手カズマ様だ。
『ひょん』と、なんだか間抜けな音を残して俺の手を離れた必殺の矢は、一直線に飛んでワイバーンの眉間にぶっすりと突き刺さった。
そして次の瞬間、眩い光に包まれたワイバーンの頭部は轟音と共に砕け散り、首から下の羽根付き肉塊が山の斜面に落下して、血潮を振り撒きながら転げ落ちた。
「凄いですっ、お兄様!」
「一撃でしたね、さすがはカズマです」
「うむ、ざっとこんなものなのだよ」
青い瞳をきらきらさせて、俺を称賛するアイリスの言葉が実に心地良い。
頼れる男の姿を褒める恋人の笑顔も嬉しいぞ。
「カズマ、それは私でも撃てるのか? この私でも、ドカンとやれるのか?」
「カーズマさん、討伐報酬は山分けかしら?」
いやいやダクネスよ、そもそもお前じゃ当たらんだろ?
おい、駄女神、お前何もしてないだろ? ついさっきまで嫌だ嫌だと駄々を捏ねて、帰りたいって泣き喚いてたじゃないか。
さあ、討伐証明を切り取って、あのくそ生意気なソバカス小僧に突き付けてやろうぜと気勢を上げてたら‥‥‥、やっぱり出ましたがな、ワイバーンの団体様が。
そりゃあそうだよね、いくら軍事的には弱小国と言われてるエルロードだって、騎士団くらいはいるからね、たった一匹のワイバーンにてこずってるはずがない。
爆発音に驚いたのかギャアギャアと鳴き声上げて、ぐ~るぐると飛び回ってやがりますが、ちいとばっかし数が多ございますねえ。
しかあ~し、火吹き飛びトカゲの群れ如きに怯んだとあっては、俺たちに討ち取られた数多の魔王軍幹部に顔向けができないってもんだろ?
「ど、どうする、カズマ?」
「狼狽えるな、ダクネス。お前はアイリスとアクアを守ってろ」
「お、おうっ!」
何か策でもあるのかと期待を込めた目で見てやがるが、ここはアレだな。
俺の内緒の恋人の、一皮剝けた晴れ姿を仲間たちに披露するって場面だろ。
この日のために、きゃっきゃうふふの爆裂デードの日々を過ごしたのだから。
「さあ出番ですよ、紅魔の先生。ワイドレンジバージョンでサクッとやっちまっておくんなせえ」
「いいでしょういいでしょう、ご期待にお応えしてご覧に入れましょうとも。大空を埋め尽くすほどに広がる芸術を、我が究極の爆裂魔法の更なる発展型を」
威勢も良くバサッとローブを打ち広げた魔法使いは、大きく足を踏み出して杖を構えると、深紅の両眼を輝かせて、それはもう高らかに詠唱なさったのですよ。
かっけ~、紅魔の先生。
「クラスター・エクスプロージョンっ!」
色とりどりの大小の魔法陣で埋め尽くされて、お空がお花畑みたいで綺麗です。
そして雨霰と降り注ぐ光の槍に貫かれて、瞬く間にワイバーンの群れは叩き落とされた。
そして俺は、一仕事終えて魔力切れで倒れようとする紅魔の先生を、ふわりと抱きかかえた。
「凄いです、お頭!」
アイリスが今、何か妙な言葉を発しなかったか?
そう言えば、めぐみんも下っ端とか呼んでた様な?
と疑問を並べていたら、群れの中でも一際大きい体躯の、たぶん親玉ワイバーンが、ぼろぼろになった羽根を広げて立ち上がった。
もう飛べはしないだろうが、奴らは火を吹くし巨体はそのまま武器だ。
親玉ワイバーンは怒りに燃える形相でこちらを睨むと、ズシンズシンと地響きを立てながら俺たちに向かってくる。
「残念ですカズマ、一匹討ち漏らしました」
「めぐみん、お前は良くやったよ。後は俺に任せとけ」
まあ、アカンかったら全員連れて逆スティールのテレポート(もどき)で避難してもよし、それとも奴を遥か上空に転移させて墜落してもらうもよしだ。
一回こっきりなら、今の俺なら四人を連れて跳ぶのも無理じゃない。
どうせやるならカッコ良くド派手に決めたいとこだが、今日はまだ誰もやらかしてないのが気になるところだ。
まあ、たぶん大丈夫だろう‥‥‥、大丈夫‥‥‥、だよな?
さあ来い、親玉ワイバーン!
この無敵のカズマ様の経験値の糧となるがいい。
「アクア、バフを目一杯っ、ください!」
「任せて、芸達者のスキルは要るかしら?」
「この前の事もあったからな、よし、頼む」
アクアが絡むと変なところで妙に役に立つから、まあこれはゲン担ぎだな。
そして最後に、自分で身体強化を掛ける。
昔の超有名な初期だけ西遊記風長編連載漫画の、西遊記風なお名前の主人公みたいに、足元から炎の様な金色のオーラが全身を包むイメージだけど、見た目はな~んも変わらない。
「ダクネスっ! 俺を奴の顔の前に投げ飛ばせっ!」
「お? おおっ!」
やっぱり大貴族のお嬢様だな、ダクネスは一瞬で俺の意図を理解したらしい。
領主代行の仕事も迅速な判断が求められるだろうから、頭の回転もきっと早いんだろうな。
ただ、惜しむらくはあの性癖だよな、あれも何かの呪いじゃないのか?
猛ダッシュで駆け寄った俺を脇に抱えて三回転、気合一発ハンマー投げの要領でダクネスが空中高く投げ上げると、大きく口を開けた親玉ワイバーンの顔が、顔が見えねえぞ?
あれれ、どこ行った‥‥‥‥‥‥?
後ろを振り返ると、どんどん遠ざかって‥‥?
はい、お約束でしたね。
本日のやらかしは、ララティーナお嬢様でございました。
「バカヤロー、こっちじゃねえっ! くそう、もうっ、しょうがね~な~っ!」
一瞬でワイバーンの顔の前にテレポート(もどき)した俺は、芸達者のスキルで軽業師の様に華麗に体の向きを変えると、ダイナマイトもどき三本をウィズの魔道具店の隠れた人気商品の荷造りテープで固定した、必殺の矢を番えた。
「これでも喰らいなっ! ティンダー! からの、ソ・ゲ・キ!」
親玉ワイバーンが大口開けて火焔を吐こうとしたところに、吸い込まれる様に矢が飛び込むと、途端に喉首の辺りが風船みたいに膨らんで、轟音と共に首が吹き飛んだ。
その様子を放物線の頂点から見下ろした俺は、落下速度が増す前に皆の所へ一瞬で転移した。
俺程度の魔力で身体強化を掛けても、何十メートルもの高さからの着地なんて絶対に無理。
落下速度が増す前にテレポート(もどき)しないと、全身の骨が砕け肉が裂け、それはもう目も当てられない姿をエリス様の前に晒して、作画上は虹の瀑布で表現されるご対面となってしまう。
アクアがいてくれるなら、原型を留めていなくても何かしら実体が残ってさえすれば何とか再生してくれるのだが、それでもやっぱり死ぬ瞬間は痛いんだよ。
だから、できるだけ静止状態に近いところで跳ぶんだ。
『しゅたっ!』と着地の擬音を自分の口で発して、どんなもんだいとドヤっていると、仲間たちが笑顔で歓声を上げながら駆け寄って、お互いに拳を突き合わせた。
俺を投げる方向をミスって項垂れているポンコツクルセイダーの頭を、手の平でポンポンと叩くと顔を上げて複雑そうな表情で笑みを浮かべた。
そして、アイリスはその光景を羨ましそうに見ていた。
「ああ、これで最後ならや~っと帰れるわ。ねえ、カーズマさん、ドラゴンなんていなかったから楽勝だったわね~」
「ああっ、コイツっ、またしてもフラグを立てやがった!」
そしてお約束通り、ラスボスのご登場と相成った。黄金竜と仰るそうだ。
既にめぐみんは爆裂魔法を放ってすっからかんで、俺もテレポート(もどき)で二回跳んだし、ダイナマイトもどきが数本残ってはいるものの、これがドラゴンに効くとは到底思えない。
「全員退避っ! 逃げるぞっ!」
駆け出そうとすると、アイリスが仁王立ちしている。
掲げたなんとかカリバーに光の粒が集まり、アイリスが光を纏い始めた。
ああコレ、アニメやゲームなんかでよく見たシーンだ。
「セイクリッド・エクスプロード!」
哀れ黄金竜は真っ二つ。
「「「「はあ?」」」」
本当に心からそう思った。
俺たちって必要か?
討伐証明の黄金竜の牙を担いだダクネスを先頭に、俺たちは金鉱山の麓の街に向かっている。
アクアもダクネスも、俺とめぐみんの新たな技と成長ぶりに驚いていたが、奥の手なんだからそうそう吹聴してくれるなよと、無駄とは知りつつ頼んではみた。
そして今、成長著しい無敵のカズマ様が、魔力切れの紅魔の先生を仲間の目の前でごく自然にお姫様抱っこして運んでいるのだが、俺のケープを掴んで横を歩いている妹が羨ましそうに見ている。
「いいなあ、お頭‥‥‥」
「あなたには、まだ早いですよ」
俺の首に両腕を回してお姫様抱っこされてるめぐみんが、クスクスと笑いながら楽しそうにアイリスを牽制している。
「何だか最近は、美味しいところを妹に持っていかれてしまいますね?」
「う~ん、それはまあそれでいいんじゃないかな? やれ英雄だって持て囃されんのも気持ちはいいけどさあ、なんちゅうかなその、どう考えたって俺たちの実力からすれば、でき過ぎって感じがすんだよな。そして誰かさんがやらかしてドツボに叩き込まれるってのがパターンだからさ」
「それでも最後はいつも笑ってるじゃないですか、 私は嫌いじゃないですよ?」
「まあな、今回は死なずに済んだしな。ああ、そろそろ身体強化も切れてきたな」
「私はまだ歩けませんよ?」
「お~い、アクア。疲労回復と身体強化掛けてくれよ。あんだけ跳んだり跳ねたりしたら、羽毛の様に軽いめぐめんでもさすがに腕が辛い」
「あ~らカーズマさんたら、い~つからお姫様だっこに変わったのぉ?」
「もう子供じゃないんだから、いつまでもおんぶじゃ失礼ってもんだろが」
「大変よめぐみん、貞操の危機よ、ブンブン丸が牙を剥くわ」
なんだよブンブン丸って?
クスリと笑うめぐみんが可愛い。
今夜は労ってやんなきゃな、ブンブン丸で。
金鉱山の麓の街は、ワイバーンの群れと黄金竜の討伐に沸き立ち、勇者の血を引くベルゼルグの可憐な武闘派王女を称えた。
街のギルドに顔を出して、黄金竜とワイバーンの素体の回収を頼んでから一休みしていたら、エルロード政府の鉱山局の役人が飛んできた。
是非に祝勝会をと、来た時とは打って変わった手の平の返しだが、まあそんな態度も嫌いじゃないぞ、最初は女子供が何しに来たんだって扱いだったからな。
携帯用のお屋敷の玄関で石畳に額を擦り付ける役人に『ベルゼルグの王女殿下の偉業を称賛する宴は、鉱山街でやっとけってお達しか?』と言ってやったら、真っ青になってすっ飛んで帰った。
んじゃ、今日は休むから明日にでも教えてくれと、早々にお引き取りいただいたのは、ほら、ちゃんと紅魔の先生を労っとかないと、さすがにエルロードの王城でイタすわけにはいかないからだ。ボンってなられても困るじゃん?
ホントに芸達者のスキルは窮地を救ってくれるなあって、アルダープのおっさんの声でアクアを褒め千切って讃えて、携帯用のお屋敷にストックされてた高い酒をガンガン飲ませたら、グースカ鼾掻いて寝ちまった。
アクアの飲みっぷりにダクネスが青い顔をしていたが、エルロードの最高級酒を土産分も含めて詰め込ませるから大丈夫だって言ったら、やっと安心した様だ。
アイリスは必殺技を使って神経が昂ってるはずだから、今夜は一晩中ずっと一緒にいてやるんだぞと、新たな使命を授けてやったら、任せておけと胸をドンと叩いた。うん、ちょろい。
んじゃあ、後片付け終わったら俺も寝るわと、アイリスとダクネスを風呂に追いやって、お前も行けとめぐみんにアイコンタクト。
風呂から上がって部屋に入ったら、布団が盛り上がってた。
ベッドの陰にピンクのバスローブが畳んで置いてあるのを確認した俺が、直ちにサウンドインスレイションを発動したことは言うまでもない。
盗賊職の潜伏を起動して、気配を殺して抜き足差し足でベッドに近づくと、人一人分の布団の盛り上がりの中に、おそらくは息を殺しているだろうお宝を求めて、そっと両手を差し込んだ。
「きゃっ!」
布団の中から何だか可愛い悲鳴が。
ふむ、この左手に当たるぷにっとした感触は二の腕で、右手のしっとりすべすべは太腿と見た。
ならばとそれぞれに目的地を割り振って、指先でさわさわ撫で撫でしながら平行移動すると、左手は予定通りお胸の小山の裾野に辿り着き、右手は行き止まりの峡谷をちょいと超えて柔らかい若草が茂る丘に到着した。
「おお~っ、お宝発見! 金鉱山はこっちだったかな?」
むふ~、今日もすべすべで柔らかい。
手の平で包み込んだ麗しの丘の柔らかさを堪能しながら、薄い茂みに覆われたもう一つの丘も手の平で包んでから谷筋に指を這わせていたら、布団から半分顔を覗かせた俺の愛すべきお宝が、紅いお目々を光らせて横目で睨んでいらっしゃる。
「んもうっ、どこ触ってるんですか、カズマのえっち!」
「はい、カズマ。えっちです。今宵もお宝を求めて探索中です」
「やんっ、あっ、いきなりそんなとこ‥‥‥」
「はい、カズマ。えっちです。唐突な訪問で恐縮ではございますが、何でしょうこの湿り気は?」
「いや、ばか、もう‥‥‥」
「待っててくれたの?」
「知らないっ、カズマのばか‥‥‥、あっ、あふっ‥‥‥」
おやおや、これはしっとりお湿りなんて騒ぎじゃありませんな、中指が溺れてしまいそう。
俺は両手を布団の中から抜くと、1・2・3の三秒でジャージと下着を同時に脱ぎ捨てて頭から布団の隙間に潜り込んで、よっこらしょどっこいしょと布団の中を匍匐前進で掘り進む。
お待たせしました、これより俺が掛け布団様でございますとばかりに、めぐみんと掛け布団の間に割り込んで、更には右脚と左脚の間に割り込んで、体重を掛けない様に肘と膝で体を支えながら、お蒲団の義務としてめぐみんの柔肌に密着した。
「カズマなのに花の香りがします」
間近で見上げて両手で俺の頬を包んだめぐみんの紅い瞳が、もう潤み始めてる。
まだな~んもしてませんからね、布団の間から差し込んだ手でちょ~っと揉み揉み撫で撫でしただけだし、可愛い乳首と熱いあそこにちょ~っと丁寧に指先でご挨拶して、四回五回六回七回くらい、ぴくっぴくっと震えていただいただけだから。
「ああ、石鹸だろ? さすがは王家のびっくり謎ハウスだよな。備え付けのものは全部最高級品だった。めぐみんの髪もなんだか良い香りだな」
「不思議な香油でし‥‥‥あうっ、ね、ねえ? もう?」
ちなみにちゅんちゅん丸からぶんぶん丸を通り越して聖剣エクスカリバー75%の我が宝刀は、その切っ先でめぐみんの熱いあそこを突いてはいるけれど。
まだだよと言いながら、既に先っぽで花びらを押し開く様に泉に宛がっている。
「なんだか歓迎されてるみたいだから、お邪魔しちゃおうかな?」
ちょっとだけ腰を進めたら、先っぽは難なくぱっくんちょされましたがな。
くいっと腰を振ると意外にスムース・イン、どっちかと言うとにゅるりんちょ?
めぐみんは細い眉を寄せて瞼をぎゅっと閉じてるけど、耐えてる表情も可愛い。
薄く開いた唇からは熱い息と短い声が漏れて、ますます可愛い。
もうちょっといけるかなと腰を進めると、俺の聖剣エクスカリバーが半分まで収まった。
う~ん、あったかくて気持ち良い。絡みつく様な締め付けも素晴らしい。
ここまできたら、やっぱり奥の間までご挨拶は必要ってなわけで、めぐみんの溢れる蜜を纏いながらずずすい~と進むと、息を止めて仰け反る細い首筋が色っぽくて、思わず危なくなってくる。
脇から潜らせた両手で華奢な肩を包む様に掴んで、まずは不意の暴発事故を避けるために、外肛門括約筋を引き絞りながら下腹部を強く押し付けると、めぐみんの体もそれに応えるみたいに強張って、俺の顔を挟んでいる両手にも力が籠った。
身体能力にも優れる紅魔族のめぐみんは、華奢な体の割に俺より力は強い。
そんな力で左右から顔面を圧縮されると、かの有名な古典のヒロインのピノコちゃんの『あっちょんぶりけ!』が再現されそうだ。
ご存じない方は、是非ネットで検索を。
今宵もめぐみんのおなかの一番奥まで到達した喜びを表現するために、グングングンと三回ナカからノックすると、めぐみんは短い悲鳴を上げて両腕を俺の首に回してしがみついた。
さて、できる男はここでいきなり腰を振り始めてはいけない。
これもあのお店のシュミレーションで散々NGを喰らったとこだが、少なくとも百は数えてめぐみんの蜜壺ちゃんが馴染んでくれるのを待つ冷静さが大切だ。
もう一つの目的は、聖剣エクスカリバーを落ち着かせること。
急激に刺激を与えると一気に限界に達して、駄剣三擦り半の汚名を着てしまう。
そして、ただ漠然と百を数えていてもいけない。
今夜も受け入れてくれためぐみんを労わりながら、痛くはないか、苦しくはないかと思いやりを込めて尋ねながら、良い匂いだよ、暖かいよ、気持ち良いよ、可愛いよと言葉を掛けて、それからたっぷりと口づけを楽しもう。
もうナカにいるからね、できるだけこのまま動かずに可愛がってあげるのが今宵の課題。
毎回目標を立ててえっちするのも良いもんだぜ。