【R18】 このすばらしからぬ展開にも祝福を! 作:レイトカマー
帰ってきたダクネスは、大胆さとよそよそしさが交互に現れて、二重人格を疑いたくなるくらい変な人つうか、いや、もはやこれも性癖の一つだよな。
帰還即痴女化を発動してベアハッグで俺の唇と背骨を蹂躙したかと思うと、まるで乙女の様にその行動を恥じらい、『とんだ変態お嬢様ですね?』とのめぐみんの言葉責めにハアハアと息を荒くして悶えていたから、基礎を為すドMの部分は相変わらず盤石なのだろう。
嫁同士の秘密の会議が散会となる頃には、街を徘徊していたオカンも帰って来て、ギルドの魔道具の防災無線放送に頼ることもなくパーティーの全員が揃った。
夕食は久しぶりに私が作ると言い出したダクネスが腕を振るってくれたから、俺とめぐみんは後片付けに回ったし、オカンは酔っ払ってダクネスに運ばれて退場して、屋敷に日常の光景が戻った。
台所に運んだ食器を洗っていると、背後からめぐみんが抱きついて来たから、洗剤の泡だらけの両手を流しに突っ込んだまま首だけで振り返って、お互いに身長差を克服するためのアクロバチックな態勢で口づけを交わしたんだ。
いつまでも俺の背中に顔を埋めてジャージ越しに熱い息を吹き掛けているめぐみんに、どうしたんだと尋ねると、そろそろ始まりそうなんですと答えて、今夜から暫くの間は行けませんと済まなそうに謝った。
一週間くらいの我慢だからそれくらい耐えてみせるさと、如何にも無理して虚勢を張ってますって風で返すと、嬉しそうに微笑んだめぐみんは、良い子にしてるんですよと俺の息子の頭を撫で撫でしながら、痴女ネスの夜這いはありませんから、警戒も落胆もしないでくださいねと、楽しそうに微笑んで台所から出て行った。
久しぶりに一人で眠った気がする。
目が覚めた時に一人なのがちょっと寂しい気がしないでもないのは、最近は就寝前に適度な、場合によっては過度な運動をした結果、そのまま眠ってしまったこともままあるので、その反動に違いないと思い込みたかったりもする。
十分な睡眠がとれた結果なのか目覚めも快調で、愛剣のモーニングスタンダップも元気一杯に天井を指しているし、朝一番のトイレに行った後に再びスタンダップして天井以外を挿す機会もなかったことが少し寂しかった。
顔を洗って台所に行くと、いつもの助手とは違う金髪のお嬢様が手伝うぞと宣っていらっしゃったのだが、丁重にお断りして水風呂でも浴びて来いと追い出した。
早起きして鍛錬でもしていたんだろうが、埃塗れで汗臭いまま台所に入るな。
この辺りの感覚は、恵まれた育ちのはずの大貴族のご令嬢様の方が鈍いのはどうしてだろう?
自分で言うのも何だが手際良く朝食の支度をしていたら、件のお嬢様がお戻りあそばされたので、改めて朝の挨拶を交わしてから不意を突く様に頬に軽くキスしたら、『みゅいん!』と謎の擬音を発して耳たぶまで真っ赤になって、その後は使い物にならなかった。
邪魔だから座ってろと台所の隅に置いた丸椅子に追いやると、『手伝いをさせずに放置されるプレイも中々だ』とハアハア息を荒げていらっしゃるから、この純真無垢な乙女と変態痴女が同居なさってる大貴族のお嬢様と、恋人同士として向き合うにはどうすれば良いのか不安になった。
昨日の鯖折りのディープキスは何だったんだよと聞いてみると、エリス様が夢に出て来たって真顔で言うんだ。
『愛の形は人それぞれですよ』と仰ったそうで、矢も盾も堪らず飛んで帰って来たんだと。
地上顕現体のクリスを送って行った時間からすると、夜明け前だな。
その夢を見たのは昨日なのかと聞くと、その夢で目覚めて眠れなくなってしまって、庭で剣の素振りを始めたら東の空が明るくなり始めたと答えたから、あれからすぐに夢枕に立つなんて随分と働き者の女神様だな。
平民の俺はいつまででも待てるんだから、焦らなくても大丈夫だぞと言ってやったら、ぱあっと明るい表情になって、『二人を起こしてくりゅ』と言って台所から飛び出して行った。
「てな事があったんだよ。エリス様も絡む話だから当然知ってるよな?」
呼吸もまだ整っていない白い背中を見下ろしながら、ぷりっと丸い魅力的な臀部が作る谷間に一仕事終えたぶんぶん丸を乗っけて、背骨沿いの窪みに俺が作った白濁した水溜りをタオルに染み込ませる様に拭き拭きしていると、俯せのまま羽毛入りの枕に顔を埋めているからなのか、くぐもった様な声色で抗議の声が上がった。
「ねえ、カズマ? どうしてあたしとのピロートークって、そんな話題なの?」
「だってクリスが言ったんじゃないか、一気に醒めるくらいの話にしてくれって」
「だってだって、カズマったらあたしの理性をゴリゴリ削りに来るんだもん。その上で甘い言葉なんか掛けられちゃったら、もう天界に帰れなくなっちゃう‥‥‥」
「愛してるんだよ、クリス。もうずっとずっと地上にいてくれないか? 俺、クリスがいてくれないと駄目なんだ、クリスのここも大好きなんだよ、毎日でも拝んでいたいんだよ」
「もうっ、前半はともかく、後半は何なの?」
「何って、今の気持ちを正直に言ってみた。ということで、気持ちに正直にお代わり行きます」
両手をクリスの腰の下に差し込んでよいしょと引き上げると、目の前にはつい先ほどまで聖剣エクスカリバーで抉り倒していた花園が『くぱあ』と。
心の中で手を合わせて、『いただきます』と唱えてむしゃぶりついた。
途端に悲鳴の様な声が響いたら、白~いお尻をフリフリ逃れようとするけれど、吸い付いた俺は離れない、ええ離れませんとも、とことん味わいたいと思います。
じゅびじゅびと音を立ててしゃぶって、ぺろぺろぺろと舐めちゃいます。
んで、思ったっていうか、気が付いちゃったんだけどさ、クリスのあそこちゃんて後ろっからだと凄く舐め易いんだよ。
これがめぐみんだと、あごをしゃくる様な形でアプローチすることになるから、正直なところ結構首がしんどかったんだ。
逆にね仰向けだとさ、めぐみんの方が舐め易くてクリスの場合は低く構えてあごを突き出さなきゃいけなくて、つまりは位置的な違いって言うか個人差。
確かどっかで聞いたことがあったなと思って、教えてラファエル先生(仮)で検索すると、『上つき』と『下つき』って単語が出てきたんだ。
確かにね、聖剣エクスカリバーをぶっすりと挿すときだって、向かい合ってならめぐみんの方が難なく奥まで入って行けるけど、クリスの場合は膝を折り畳んで腰を上げてもらった方が深く入るし、後ろっからなら逆になる。
つまりはズバリ膣口の位置ってわけで、体位によっては一長一短あるってこと。
だからクリスとは後ろっからが断然多くなるってことだな。
んで、心の中でもっかい『いただきます』と唱えて、ぶんぶん丸変じて1時を指してる聖剣エクスカリバーを一気に挿して突き立てた。
元カレの勇者様とは後ろからシたことが無いって言ってたけど、クリスの場合は後背位の方が正常位よりもずっと気持ち良いって気付かなかったのかなあ?
勿体ない事してたんだなあって思いながら、そ~れパッコンパッコンパッコンなあ~と腰を振ると、合いの手みたいにクリスが喘ぎ声を上げる。
なんでだろう? めぐみん相手だったらもう少し優しくしなきゃって、聖剣エクスカリバーの抽送にも気を使うんだけど、クリスは熟れてるみたいで少し手荒な方がより感じてくれる様な気がするんだよ。
ナカも良い感じに潤ってるみたいだから、ちょいとアクセル踏み込んでみようかなって腰を振ったら、なんだか凄い事になってきた。
呼吸も喘ぎ声もそうなんだけど、あそこちゃんの悦び具合っていうか潤い具合が半端ない。
クリスのピンクの膣口を押し広げて出入りしている聖剣エクスカリバーが、まるでジャイアントトードに呑まれたオカンみたいにヌルヌルのテラテラになってて、くっちゅんくっちゅんとやらしい音を立ててるから、今度は抽送速度を落としてストロークを長く取ってみると、ぢゅぶぢゅぶぢゅぶっとクリスの体内に潜り込んで行く時の纏わり付く感じとその光景が、聖剣エクスカリバーへの物理的な刺激に留まらず視覚的にも実に堪りませぬ。
クリスの膣の奥の行き止まりまで挿し込んだら、そこで更に超ショートストロークでぐりぐりぐりっと捻りも加えて、どや俺様のドリルは?って感じで掻き回していると、ガクっと肘を折って羽毛入りの枕に崩れ落ちる様に顔を伏せたんだが、腰は俺が両手で抱えているから逃がしはしないと、必殺『潰し駒掛け』に移行する。
追い討ちを掛ける様に腰を打ち付け続けると、両手で羽毛入りの枕をちぎれそうなくらい握り締めて、悲鳴の様な声を上げながら激しく呼吸を繰り返すクリスの背中にうっすらと汗が浮き、間接照明の柔らかい光を淡く反射している白い肌が、とても艶めかしく見えて興奮してしまう。
既に一回お背中にぶっ掛けて水溜りを作ったから、暴発する危険性は低い。
今日はどこまで耐えられるかが課題だなと考えながら、結構冷静にクリスの蜜壺を責め立てているけど、快感に身悶えるクリスの裸体って凄く綺麗だ。
そんなクリスの姿をいつまでも見ていたくて、ついつい腰が入ってしまった。
全員揃っての朝食の後、留守番は任せてくれと言うダクネスに後片付けもオカンの介護も何も丸投げして、俺は冒険者スタイルに身支度して屋敷を後にした。
昨日の夕食時に、オカンがそろそろ野趣溢れるものが食べたいななんて言い出したもんだから、それなら兎か山鳥でも狩りに行こうとダクネスも賛同したんだが、めぐみんはお客さんが来そうだからと辞退して、兎や鳥なら近場で狩れるから弓の練習がてら一人で行って来ると俺が主張したんだ。
パーティーで野営したときも、魔獣の討伐ならともかくオカンとダクネスは食料の調達には全く役に立たないというか、はっきり言って邪魔でしかなかったから、野食ハンターの紅魔のセンセーがお休みなら、俺の単独行の一択だと押し通した。
オカンは苦労なく旨い料理が食えさえすれば文句はないらしいが、ダクネスは囮は要らないのかと最後まで俺に同行したがったが、襲い掛かって来る様な獲物は要らないと却下したらシュンとしてしまった。
後でこっそりと、めぐみんが辛そうだから面倒をみてやってくれと頼んだら、途端に笑顔になって私に任せておけと胸を叩いてぶるるんと震わせた。
このお嬢様、こんな時はちょろくて助かるんだが、次期領主様だろ?
大丈夫なんだろうか?
顔見知りの門番に片手を上げて城門を出ると、すぐに魔力感知に反応があった。
これも俺の合成魔法のオリジナルスキルで、敵感知のスキルって何なのよと、教えてラファエル先生(仮)で解析してみたんだ。
特定の魔力の揺らぎを検出してるんじゃねえかって推論を立てて色々と試してみた結果、これも結構汎用性が高いなと思って応用する方法を確立したんだ。
敵感知のスキルって、汎用性の高い魔法を特定の用途向けに機能を絞って単純化して、取得ポイントを抑えている様にしか思えないんだけど。
これもやっぱりアプリの無料版と同じ様なシステムなんじゃなかろうか?
んで、暫く歩いていると付かず離れずついて来るから、追跡者と認定して隠密スキルで身を隠して待ち伏せしていると、見覚えがある茶灰色のローブを纏って、目深に被ったフードで顔を隠している人物が現れた。
背後から飛び掛かって身柄を確保した俺は、すぐさまテレポート(もどき)で跳んで、正体を暴くためにそのお体を両手で弄りながら、『曲者、名を名乗れ』と問うたら、『あたしだよ!』と銀髪の女冒険者が涙目で振り返った。
『おはようございます、お頭』と何食わぬ顔で挨拶して唇を奪うと、暫くの間じたばたと抵抗を見せたが、やがて力が抜けた様に無抵抗になって、口腔を蹂躙する舌の動きにも応えてくれたから、そのまま有無を言わさずに手を引いて、鋼鉄の扉に守られた洞窟に連れ込んだ。
前回とは違って居間を通り過ぎて階段を下り、クリスは初めて目にするであろう『暖簾』を潜ったところで、俺がブーツの紐を解いて脱いで板間に上がると、クリスも真似してブーツを脱いで後に続いたんだが、見たことも無い設えの部屋に戸惑っているみたいだ。
連れ込んだ先は洞窟温泉の脱衣所、その名の通り着衣を脱ぐ場所だから、遠慮も躊躇もなくお頭の少ない着衣を順番に剥ぎ取れば、ボーイッシュな外見からは想像も付かないおんなの肢体が露わになって行くだろう。
ここは何をするための部屋なのと疑問が出る前に唇で口を封じて、舌を絡め取って口腔を蹂躙している間に、ベルトを緩めて腰の浅い半ズボンの中に手指を滑り込ませて、おパンツ様の上からそれはもう丁寧にご挨拶申し上げた。
おパンツ様を洗濯に出さざるを得ない状態に追い込んだところで、半ズボンを足元に落として壁に両手を突かせて背中を向けさせて、俯いてはあはあと荒い息を吐いていらっしゃる隙に、1・2・3・4の四秒で冒険者スタイルの上を全て脱ぎ捨てしゃがみ込んだ俺が、洗濯籠行き確定のクリスのびしょびしょおパンツ様を一気にするっと引き下ろせば、あらら大変なことになっていらっしゃる。
こいつはいけませんやと吸い付いて、音を立てながら舐めてしゃぶって舌先を差し込めば、言葉にならない母音と荒い呼吸を繰り返していらっしゃるので、その隙に膝上ソックスとおパンツ様に同時にご退場いただけば、いつの間にやらお頭は、生まれたまんまのスッポンポンじゃあ~りませんか。
「何が、スッポンポンじゃあ~りませんかよっ! んもうっ、カズマのばかっ! えっち! すけべっ! けだものっ!」
「はい、カズマ。ばかです、えっちです、すけべです。クリスの綺麗な裸に欲情して、けだものになってしまいました。それではいただきまする」
立ち上がりながらズボンとパンツを同時に下げて、1時を指してる聖剣エクスカリバーに片手を添えて、腰を落として突き上げる様にとある場所に押し付ければ、あ~ら不思議、ツヤツヤの先っぽがぱっくんちょされてしまっちゃったではあ~りませんか。
昨夜は出番のなかった俺の聖剣エクスカリバーが、元気りんりん絶倫りんと漲って、スレンダーな体を一息に貫くと一切の抵抗が止んで俺の勝利が確定した。
決まり手は『後ろ櫓』、要するに立バックである。
めぐみんより少し背が高いクリスは結構足が長いから、身長差がある俺でもそれほど腰を沈める必要もなく、自然に前後に腰を振ることができるからストロークも長く取れて、抜け切る寸前から一番奥までたっぷりと抽送を楽しむことができる。
敢えてゆっくりと腰を振れば、ずぷずぷずぷっと挿すときも、ずるずるずるっと引き出すときも、クリスの体の反応の違いを楽しめるし、熱い秘肉に包まれている感触を速い抽送よりも詳細に味わうことができる。
一番奥まで突き挿したところで、抱きつく様に背中に覆い被さって両手を回せば、広げた片手の親指と中指で左右の乳首を捉えて、もう片手の中指は無毛の丘を越えて谷筋に佇むクリスのクリちゃんを捜索することができるんだ。
中指の先でコリコリとした感触を発見したら、左右の乳首とクリちゃんを三本の指の腹の部分で同時に撫で撫でしながら、背中を舌先で舐め上げて更に腰まで振って、一気にクリスの理性を刈り取ってしまうんだ。
一声大きく啼いたクリスは、細い肢体をガクガクと震わせて崩れ落ちそうになってるから、背後から抱き締める様に両腕を回して支えながら、本日最初の絶頂を堪能してもらおうじゃないか。
まだひくひくと小さく震えている肢体を支えたまま一気に腰を引くと、ずるりっとクリスの膣口から抜けた聖剣エクスカリバーが反動で跳ね上がって、クリスの蜜を纏ったまま『ビチャッ!』と音を立てて俺の下腹を叩いた。
ヨロヨロと辛うじて立っているクリスの腰に腕を回して、支える様に抱いて横開きのドアを開ければ、真っ暗な洞窟に温かくて湿った空気が満ちていた。
何なのここ? と途端に警戒感を増したクリスが、すっぽんぽんなのも忘れて俺に縋り付く様に密着するから、聖剣エクスカリバーが更に漲っちゃった。
「温泉ですよ、お頭。クリスが初めてのお客様だから、存分に堪能してくれよ」
そう言いながら横開きのドアの横の壁の丸いノブを回すと、間接照明に照らし出された洞窟温泉の全貌が明らかになる。
火成岩と呼ぶんだったっけ、マグマが地中で固まった岩石が地表に露出した岩山だったから、一番白っぽい花崗岩の層を狙って玄関ホールを掘ったら、洞窟温泉の場所は暗灰色の岩に石英が混じってましたって感じでこれは偶然。
掘ってみたらそこら中に小さな空洞があったんだ。
埋め戻そうかと良く見たら水晶が析出していたんで、これを生かさない手はないなと魔道具の照明の配置に苦労した甲斐あって、実に幻想的な世界を作り出すことに成功したんだ。
その半分以上は俺のセンスなんかじゃなくて、生まれながらにして授けられていた幸運の為せる技なんだろうと感謝している。
さっきまで後ろからズッコンバッコンされて、俗世の快楽に浸っていた女神様の地上顕現体であるはずのクリスでさえ、その美しさに心奪われているみたいだが、これが俺の本当の実力だぜえなんて無粋な話で水を差すつもりなんかこれっぽっちも湧いては来ないし、挿すんだったらクリスの膣口一択だ。
飽く迄も今この瞬間に限ってと言うなら。
『凄いよ、これ』と感動しているクリスの肩を抱いて浴室に踏み出せば、冷たさを感じさせず滑り止めを兼ねた、粒子のザラザラを残したタイルが、足の裏を擽る様に支えてくれる。
それに気付いたクリスが、お風呂屋さんのタイルと同じじゃんと、その仕掛人とも知らずに称賛してくれたから内心鼻高々。
だが、しか~し、俺は縁の下の引きこもり、実はこれ俺の専売特許で毎月お金がじゃばじゃばと音立てて入って来んだぜ、なんて自慢はしたくない。
クリスの手を引いて寝湯を模したつもりの浅めの浴槽に寝っ転がって見上げれば、ドーム状の高い天井の岩肌の所々に析出している水晶の小さな結晶が、間接照明の光を反射して夜空に鏤められた星々の様に煌めいている。
偶然とは言えこの雰囲気を作り出してくれた、それこそ大自然の偶然の積み重ねから生み出された奇跡とでも言うべき光景への感謝を、オカン以外の女神様に捧げたいのは、オカンのブレッシングの効果を未だに疑っているからに他ならない。