【R18】 このすばらしからぬ展開にも祝福を! 作:レイトカマー
『《告》、魔力保有者接近、識別個体名『クリス』です』
俺の脳内に、教えてラファエル先生(仮)バージョン2の警報が鳴り響いた。
この全自動警戒システムは、バージョンアップしたラファエル先生の新しいスキルだ。
俺のオリジナルの合成スキル魔力感知を展開していなくても、例え熟睡していたとしても、こうやって知らせてくれるからとっても有り難い。
但し、迷惑電話の着信通知と同じで、初見は全てアンノウン。
都度登録しないと誰だか分かんないのはご愛敬。
それにしてもホントに来ちゃったよ、さて、どうやって歓迎してあげようか?
ラファエル先生が提案する幾つかの作戦案を、これもラファエル先生の支援を受けた超高速思考で評価した俺は、その内の一つを採用して直ちに迎撃態勢を整えたら、当然ノックの音も声も掛からないどころか、完全に気配を消しているご様子だ。
間もなく全くの無音でドアが開いて、足音一つ立てずに侵入して来た。
なるほどそう来られたのでございますか、お頭ったら盗賊スキル全開ですな。
音を完全に遮断した上でドアを閉めて、あらあらまあまあ鍵まで掛けちゃいましたよ。
知りませんよ、助けを呼んでも援軍は入れませんよ、それとも邪魔されたくないのかなあ?
俺の視覚中枢には、まるで監視カメラの画面を見ている様に、部屋の中の暗視映像が刻々と送られて来ているのだが、これも教えてラファエル先生(仮)がバージョンアップしたことによって新たにインストールされたスキルで、空間の任意の一点から見渡した光景を見せてくれる。
但し、(仮)付きのラファエル先生では、防犯カメラを遠い場所に設置したり、障害物を超えて映像を送ることは出来ないから、自室に居ながらにして仲間たちの入浴シーンを鑑賞さていただくなんてことは不可能で、ドアを閉じてしまえば廊下の様子を窺うこともできない。
映像もマネキンだかデッサン人形みたいな3Dモデルが、メッシュで表現された空間を動き回るまるでゲームの開発ツールを見ている様な感覚なのだが、少なくとも服装の感じや武装の内容くらいは見て取れるから、魔力感知と併用すれば真っ暗闇の中でも状況を把握することが可能だ。
お頭はと脳内で視線を向ければ、足音立てない様に裸足でサンダル持って? 抜き足差し足と? ベッドの足元の方に回り込んで? 立ち止まって? 今の動きは? バスローブをお脱ぎになられたのですね? そして、足元から布団の中へとアプローチですか?
如何に盗賊職のスキルを駆使しても、さすがにマットレスや布団の変形までは誤魔化せない。
布団の中をごそごそと匍匐前進して来たお頭は、開き直った様に俺に覆い被さった。
『つ~かまえた』と両手を伸ばして引き上げて、胸の上にきゅ~っと抱き締めれば、あれっ? なんで? どうして? と戸惑っていらっしゃる。
「や、やあ、今晩は。起きてたんだね? でも、どうしてカズマも裸なんだい?」
「クリスだって裸じゃんか?『一緒に寝よう』って言ってくれたクリスの言葉を信じて、待ってたんだけど、何かおかしかった? 俺、クリスが言葉通りに来てくれて凄く嬉しいんだよ、ほら」
ほらと、下腹に力を込めれば、柔肌のおへそのずっと下辺りで押さえ込まれてるかちんこちんこが、ここにおりますよとご挨拶。
「そっ、そう? いやあ、カズマも期待して待っててくれたのなら、それはあたしも嬉しいね」
な~んて表面上の言葉のやりとりにドギマギするほど、俺はお子ちゃまではない。
まあしかし、俺もスレちゃったもんだよね、いや、これは成長の証と言うべきだな。
ダクネスの真意を聞き出すためにダスティネス家の屋敷に侵入して、ベッドの上であわやと言うところでヘタレてしまった男と同一人物だとは、自分でも信じられないけどな。
デキる男の余裕でパンツまで脱いで待ち構えていたんだから、十分に意表を突けたと思う。
既に俺の聖剣エクスカリバーは迎撃体制を整えていて、その切っ先をお頭の柔肌は撫でる様に通過しているのだから、当然俺が臨戦態勢にあることは理解しているはずだ。
俺はラファエル先生の全自動警戒システムを一部だけ残して解除し、サウンドインスレイションを無詠唱で発動すると、胸の上に抱き締めているクリスの後頭部を片手で押さえて唇を奪った。
さあ、意表の次はどこを突いてあげようかな?
と、その前にだ、まずは焦らず甘味チェックだよな。
クリスの素敵な唇を愛撫する様に啄んだら、舌を差し込んでお互いの舌を絡めて舐め合う。
確かに甘さを感じる、これはめぐみんのよりもっとサラッとした微かな甘さだ。
これが高まって行くとどう変わるのか、それを今夜は確かめたい。
クリスも興奮して来たのか、両手で俺の頬を挟む様に押さえて情熱的にしゃぶってくれるから、俺はフリーの両手で柔肌を撫で上げる。
めぐみんとの過酷な修行でマスターしたフェザータッチと、いっぱいに広げた手の平で撫で上げる愛撫で、手が届く範囲を交互にさわさわ撫で撫でしていると、時々ぴくんと反応してくれる。
さいでございますか、ここでございますねとピンポイントで刺激してあげれば、堪らず唇を外そうとするけれど、そうはさせじと頭を押さえて唇を強く吸えば、徐々に唾液の甘さが増して来る。
確かにめぐみんの甘さとは違う、めぐみんの魔力の甘さが濃厚な蜂蜜のそれなら、クリスのは良く熟れた果実のバランスの取れた酸味を纏った甘さの様な気がする。
多分これは、本来無味無臭なはずの魔力に対して、俺の願望が『コレにしよう』と味や香りを割り付けているんじゃないかと推測している。
つまり簡単に言うと、クリスの魔力の味を俺が勝手に決めてるだけなんだな。
う~む、未だ初々しい乙女と完成に近い女体の甘き果実の雫、何れも美味である。
てな具合のコメントを事前に用意してたんだけど、薄味なのは否めない。
確かに前回も前々回も舐めてしゃぶってはいるが、めぐみんのあそこちゃんで確信を抱くまでは意識して魔力の風味を味わったわけではないので、探究が浅かったと言わざるを得ないのだ。
ならば、いざ、今宵こそクリスの花蜜を心して啜ろうではないか。
俺を跨いでいる膝を乱暴にならない様に片方ずつ順番に折り曲げさせて、片手で背中を抱いたままもう片手で後ろ手を突いて上体を起こせば、『このまま入れるの?』って感じで腰を浮かしてくれたんだけど、それはもうちょっと後のお楽しみ。
両手でお尻ちゃんを支えれば、『違うの?』って戸惑いながらも俺の肩を両手で掴んでくれたから、そのままシーツの上にゆっくりと背中から下ろしてあげる。
『最初は正常位なの?』って目が言ってるけど、違います。
ススッと腰を引いたら、ひょいと両の太腿を持ち上げて一見屈曲位の態勢、しかしそのまま俺の唇は一気呵成にクリスの本拠地を制圧した。
具体的には若草の一本も生えていない丘から続く谷筋も、ぷっくり感が可愛い両側の土手も、広げられて開いてしまった花びらも、そして『くぱあ』と口を開けちゃった熱い泉も、覆い尽くす様にいっぱいまで口を広げて『ぱくっ』って具合に。
そこまで流れる様な動きだったからね、まさかいきなり吸い付くとは予想もしてなかったと思うけど、ごめんね、一刻も早く味わいたかったんだよ。
『きゃあっ』て悲鳴も乙女チックで可愛かったけどさ、初心な娘さんは素っ裸で男の足元から潜り込む様な真似をするはずなんてないからさ、俺もストレートに行かせてもらうね。
なんせほら、俺って前世は蜜蜂だから許してね。
大きく開けた口をあそこちゃん全体に押し当て、舌を縦横無尽に走らせて、まずは全体的に舐め上げて味見してみると、口腔同様やっぱり薄味、つまり魔力の漏出は抑えられていることの証明。
だけど唾液の甘さの変化は確認できたから、刺激してれば必ずシーリングも緩むって思うんだ。
前回までは挿入前に入念に舐めましたってとこで、味わいの変化を見極めようなんて意識は働いてなかったからさ、実に勿体ないことしちゃったんじゃないかと反省してるんだよ。
めぐみんに初めて魔力充填する前の亜空間魔力銀行の口座残高は18.45MEで、その約一割がエリス様から吸い取ったのか舐め取った分らしいんだけど、そのときはまだ魔力の味と言うものを意識していなかったから、どうやってそれだけの魔力をいただいたのかわかんないんだよね。
ひょっとしたらクリスのままだと薄いのかもしんないし、もしもそうなら何としてもエリス様にご降臨いただかねばならない。
前置きはそれくらいにして、それではじっくりとクリスの花蜜を啜ると致しましょう。
腹這いになった俺は、スキル48本の手(B面)の『花菱責め』へと移行する。
由来は家紋なんかに使われてる菱形にシンボライズされた花なんだけど、開かれた女性の両脚の形が菱形に近いとか諸説あるらしいが、まあその真ん中を蜜蜂の様に舐めて啜ってしゃぶりましょうって体位だよ。
まずは舌先で右の花びらから、この辺りはルーチンて言うかご挨拶みたいなもんだよね。
続いて左側の花びらを舐め上げたら、いよいよ蜜を湛える泉に舌先を挿し込む様にして一気に掬い上げると、う~んやっぱり薄味だね。
クリスはびくんびくんと体を震わせて、盛大に喘ぎ声を上げていらっしゃるんだが、俺もこんなもんで堤防が決壊するなんて思っちゃいない。
では次なる段階は、やっぱセオリー通り三所責めだよな。
花びらと熱い泉をぺろぺろと舐め上げつつも、両手を腰から脇腹へとさわさわ撫で撫で這い上らせて、控え目なお胸のささやかな膨らみの天辺で、固くなってる小さなポッチを指先でフェザータッチしながら、文字通り核心たる花芽ちゃんを暴かんと舌先で表皮を擽り始める。
今や全身性感帯と化しためぐみんはともかく、お胸の感度はクリスも負けてはいない。
ことに可愛いピンクの乳首は、クリスのくりちゃんと並んで性感の宝石箱やあ、なのである。
左右の乳首とクリスのくりちゃんへの同時攻撃は、ぐりんぐりんと身を捩りながら激しい呼吸の合間に、とっても感じていらっしゃることを表明する喘ぎ声が、その効果のほどを教えてくれる。
さてさて、花蜜のお味の方は如何かなと、舌先を泉へと向かわせようとしたんだ。
正にその瞬間、俺の脳内に警報が鳴り響いた。
『《告》、緊急! 重要指定個体『オカン』接近!』
くっそう、いっつもいっつも肝心なときに、最悪のタイミングで、あんの疫病駄目神~~~!
俺は直ちに舐め舐めしていた花園から顔を上げると、クリスの体を抱き上げてベッドと壁の隙間に敷いてある細長いマットレスに降ろしてシーツを掛けた。
「ごめん、声を出さないで」
芸達者スキルの軽業師を瞬時に起動した俺は、すぐさま部屋の中央に向かって跳びながら、横着型スティールでお取り寄せしたパンツを空中で伸身二回転半捻りしながら穿いて、魔道具の天井灯を点灯し、太鼓の前の座布団に胡坐を掻く形で着地した。警報からこの間、5秒半の早業だ。
次の瞬間、乱暴にドアが叩かれると、クリスが掛けた鍵が魔法で外されて、まるで蹴破られたかの様にドアがバ~ンと開かれた。
両手に持った撥を振り上げた格好で固まっていると、強行突入して来た酔っ払いが口を開いた。
「かーじゅましゃん、帰ってたのぉ~? 不穏な魔力の揺らぎを感じたんでしゅけど~?」
「ああ、ただいま。全くお前は、記憶力とか学習能力とかないのかよ?」
「あ~、太鼓の練習だったわね~、お邪魔したわね~、んじゃあ~、おやしゅみぃ~」
ふわあと大口を開けて欠伸して、『おっかしいわねえ?』と独り言を呟きながらドアに向かおうとしたところで、酔っ払いのくせにそれに気付きやがった。
「あらあ? にゃんでこんなとこにぃ、めぐみんのバスローブが落ちてるのぉ?」
しまった、クリスが脱ぎ捨てたバスローブが、絨毯の上にそのままだった。
「風呂上りに着替えを取りに来たんだよ」
大人(仮)の俺は、一瞬の躊躇もなく出まかせで応じた。
「ええ~っ、めぐみんたら狼の巣穴で着替えてたにょお?」
「俺のマジックバッグ知ってるだろ? 最近じゃ、めぐみんのドレッサー代わりにされてんだよ。ああ、みなまで言わんでくれ、理性的な狼だけど下着の一式まで預かってるよ」
まずここで大事なことは、めぐみんが俺の部屋で着替えたのかと言う問いに対して、絶対に否定的な答えを返してはならないと言うことだ。
そう、否定も肯定もせずに、さも肯定したかの様なニュアンスを含ませて、その事象に直接は関係のない事実を織り込んだ回答をすることがベストなのだ。
更に言うなら、事実を開陳するにしても言い方の工夫次第では、受け取り方が大きく違って来ることに留意して欲しい。
例として示すならば特に後半の方だ。
『俺は不埒な真似をする気は毛頭ないが、頼まれて仕方なく下着も預かっている』
どうだろうか? これが火に油を注ぐ答え方だと言うことは、何となくでも理解できるだろう?
相手の攻め口を否定せずに軽やかに往なす、これが正しい大人(仮)の問答スタイルだ。
「毎日それを広げてお祈りを捧げるにょお?」
「未使用品だよ。第一それ漫画ネタじゃねえか」
異世界イッたら本気汁? 異世界イッたらナカで出すだったか? おパンツ様をご神体として崇め奉るってギャグは俺たちも使ったけどさ、アチラさんは洗濯上がりのもので、コッチは脱がしたてのホッカホカだよ?
どっちがご神体に相応しいかなんて、考えるまでもないだろう?
「じゃあコレ、おしぇんたくに出しちゃうわねぇ。かーじゅましゃんにオカズにされないように、プークスクス」
「しねえよ!」
さっさと出てけと脳内で罵声を浴びせて背中を見送ってたら、ピタリと足を止めて振り返った。
まさか、聞こえたとか?
「しょう言えば、か~じゅましゃんは瞬間移動が使えたわよねえ?」
「それが、どうしたんだ? エルロードの鉱山で見せた通りだぜ?」
「もしかして、この部屋のどこかに、被害者が隠されていたりにゃんかしにゃ~い?」
ドッキ~~~ン!
このトイレの駄目神、どう言うわけだか仕組みだか、勘だけは異常に鋭い。
さあ、どうする? 佐藤和真。
このままではクリスの存在が、マッパで隠れてるのがバレちまう。
ヤッちまうか? どんなドラマでもここは大阪城の東側、常套句だろ?
『見られちまったからには仕方がねえ、可哀そうだが‥‥‥』ってやつだ。
若しくは『縄打ていっ!』の超・バインドで、ふん縛って強制退場させるか?
いやいや、今こそ出番だ、教えてっラファエル先生っ!
『《解》、放置で宜しいのでは?』
は? いや、バレたら拙いじゃん。
『《問》、何が? どの様に? パーティー外の異性と肉体関係にあって、何の支障が?』
え? あれ? いや、屋敷の中だし。
『《解》、屋敷の所有者はサトウカズマ、ここは私室、更には他の仲間二人は了承済みです』
え? あれ? つまり、もーまんたい?
『《是》』
この間、百分の三秒、俺は(仮)が取れて真の大人になった。
「何をアホなこと言ってるんだか? タンスの三番目の引き出しの中か? それともこの太鼓の中とか? 好きなだけ探して良いぞ。言っとくがな、今や見られて恥ずかしいものなど、マジックバッグの中にしかないからな」
「ん~、それにゃら、かーじゅましゃんが他の場所から瞬間移動して来たとか?」
「それのどこに必然性があんだよ? それ以前に、バスローブがこの部屋にあることに、何の整合性もねえだろが?」
「しょう言われてみれば、確かにしょうねぇ‥‥‥」
「探偵ゴッコなんぞやっとらんで、さっさと寝てしまえ!」
「ふぁ~い、じゃあねえ、おやしゅみぃ~、かーじゅましゃ~ん」
やっと酔っ払いは部屋を出て行ってくれた。
サウンドインスレイションを掛け直して撥を置き、ふうと大きく溜息を吐いてやれやれと立ち上がってベッドに向かうと、壁とベッドの隙間から銀色の髪が顔を出した。
「アクアさんて凄いね? いつもこうなの?」
「今までは酔っ払っていると熟睡してくれてたんだがなあ」
「この隙間のマットレスって、緊急避難用だったんだ? 部屋の真ん中の太鼓も何だろうって思ったけど、あれで誤魔化せるのもちょっと驚きだよ」
「まあな、苦肉の策ってヤツだ。さて、どうする?」
手を伸ばして隙間からクリスを引き上げると、体の前をシーツで隠してベッドに上がって来た。
「どうするって? 続きをしないの?」
「う~ん、今のはクリスの魔力に反応したんじゃないかな? 」
「えっ、あたし? 何のスキルも使ってないよ?」
「気付いてない? 感じちゃってると大量に漏れ出るみたいだぜ」
「えっ? そうなの? じゃあ、めぐみんも?」
「うん、何度もアクアに踏み込まれた。それで商店街の裏通りに部屋を持ったんだ」
「ふ~ん、そうだったんだ。でも、太鼓の練習中だと思われたんなら、もう大丈夫じゃないの?」
「甘いな、イッたときのめぐみんの魔力くらい甘い。アクアの類稀なる忘却力は、そこいらの鶏共の追従を許さないからな」
「そんなに? どうしよう‥‥‥、あたし‥‥‥、このままじゃ眠れないかも‥‥‥」
俺の胸に指先で『の』の字を書いてモジモジしながら、熱い溜息吐いて潤んだ瞳で見上げられるとさ、そりゃあやっぱね、ムックリムクムクとね。
「しょうがねえなあ、跳ぶか」
見せ場でもないのに自然と出る決めゼリフ、然らばご期待にお応え致しましょうと、裸のクリスをシーツで包んで抱き上げたら、『えっ?』と驚いた目を向けた。
そして次の瞬間には、鋼鉄製の扉の前に立っていた。
「最初から、ここに来れば良かったな」
「直接‥‥‥、来れたんだ‥‥‥」
「まあな、裸ん坊のクリスに乗っかられた時点で、こうすべきだったと後悔している」
「そりゃそうか、わざわざ城門の外でテレポートを使ってたのも、アリバイ作りの一環だもんね。あれ? すると、当然めぐみんとも? あの時間までずっとどっかでイチャイチャしてたってわけ?最後の爆裂魔法の音が聞こえたのは朝だったよ?」
「そこはノーコメントだな」
「そっかあ、めぐみんはたっぷり愛してもらっているから、あんなに余裕なんだね?」
「愛してはいるが、黙秘する」
「じゃあさ、明日の朝にお屋敷に帰れば良いんだよね? 今夜はあたしと抱き合って、一緒に眠るんだよね?」
「眠れたらな」
「ええっ?」