【R18】 このすばらしからぬ展開にも祝福を! 作:レイトカマー
洞窟温泉の温泉の脱衣所で、手を貸してスツールから立ち上がらせたクリスを、正面から抱き締めて唇を重ねると、クリスも俺の首に腕を回して情熱的に吸い返してくれた。
やはり想像した通り、クリスの唾液も甘くなっていた。
エリスと魔力循環で繋がったことで、クリスの鍵も開いてしまったんだろうと想像している。
一頻りお互いの唇と舌を味わったところで、そろそろ帰ろうかと促すと、クリスは無言のまま俺の胸に顔を埋めて身を委ねた。
「詠唱もなしで一瞬とは、全く恐れ入るね。テレポートとは少し違うみたいに感じたけど?」
屋敷の俺の部屋の絨毯の上に現れ出たところで抱擁を解くと、クリスは感想を述べながらそれを自然なことの様に受け入れて、まだ覚束ない足取りで背中を向けてベッドに向かった。
そしてベッドの前でこれもまた自然に、湯上りに俺が着せた緑色のバスローブの紐を解いた。
「正解、もっと少ない魔力で跳べる。但し、機能も限られるしテレポートほどの長い距離は無理」
クリスの背後に立って肩からバスローブを外せば、袖は真っ直ぐに垂らした腕からするりと落ちて、目の前に現れたクリスの白い背中が眩しい。
マッパのすっぽんぽんの全裸になっちゃったクリスは、そのままベッドに滑り込んで布団を被ってしまったから、俺もバスローブを脱ぎ捨てて後を追い、口づけしてちゃんと甘味を帯びてるのを確認してから背中を向けさせて後ろから抱き締めた。
「抱き合って寝るんじゃなかったの?」
「肌が触れ合うほど正面から抱き締めると、眠るには窮屈過ぎるんだよ。こうやって背後から抱き締めた方が、肌が重なるところが多いのに窮屈さは感じないだろ?」
「確かに言われてみれば楽だね。愛し合う時には向かい合っていたいけど、包まれているって感じで安らげるから、眠るのにはこっちの方が良いかも。これって経験者の知恵ってとこ?」
「知恵ってほどじゃないけどね。愛し合うには不向きかもしれないけど、愛してあげるのなら、何も問題はないんだぜ、ほら、こんな風に」
背後から抱き締める様に胸に回して交差させた両手で、慎ましいお胸様にフェザータッチしながら細い項に唇を這わせば、ぴくんと震えたクリスは小さく声を漏らした。
「ね、ねえ、またアクアさんが踏み込んで来たらどうするの?」
「どうもしないさ、さっきは邪魔されたくなかったから誤魔化したけど、クリスもエリスも俺のものにできたから、もう逃げ隠れしなくても大丈夫。何してるんだって言われたら、恋人と愛を確かめ合ってるんだから邪魔するなって、胸を張って答えるよ」
「あん‥‥‥、おっとこの子だねえ‥‥‥、ああっ、そしてお母ちゃんは泣いちゃうんだ?」
クリスの首の下から前に回した右手が、左のお胸様を揉み揉みし始めたのを機に、右のお胸様を担当していた左手は、クリスの左の脇腹を撫で下りながらぷりんと丸い左のおヒップ様をむんずと掴んでいたりする。
「そこは、まあ、しょうがないさ。男の子はいつか母親の手を離れるものだから」
「あん、そして母親の手を離した男の子の手は‥‥‥、ああっ‥‥‥、そんな風に‥‥‥、あっ、女の子の肌を求めるんだね‥‥‥?」
「こんな風に?」
指をいっぱいに広げて掴んでいたクリスのおヒップ様を撫で回しながら、右手の指先は左の乳首にフェザータッチの波状攻撃を仕掛けていた。
その左手を愛しむ様に両手を被せて包んだクリスは、息を止めてぴくんぴくんと震えた。
やがて大きな溜息を吐いてから甘い声を漏らし始めたクリスの耳たぶを甘噛みしながら、俺は左膝をクリスの脚の間にねじ込んで、ぴったりと合わさっていた太腿を押し上げる様に開くと、左のおヒップ様を愛撫していた左手は、当然の様に開かれた太腿の隙間に侵入して、触れるかどうかのフェザータッチで撫で上げながら、その付け根を目指したことは言うまでもない。
「そうやって、ああっ、女の子を堕として、自分の‥‥‥、あっ、ハ、ハーレム‥‥‥、んっ、を築いて行くん‥‥‥だね?」
「ハーレムかあ‥‥‥、何も知らない坊やだった頃は夢見たりもしたなあ‥‥‥、美女や美少女に囲まれてちやほやされる暮らしに憧れたけど‥‥‥」
「あん‥‥‥、憧れたけど?」
「圧倒的な美男で権力者で金持ちでもなきゃ無理だろ? そして寄って来る女の子たちは、見た目と権力とお金を見ている。それを否定する気はないけど、だったら俺でなくても良いんだろ?」
「ああっ、随分と大人になっちゃったね? それもリア充の‥‥‥、ああん‥‥‥、余裕?」
そう、余裕でクリスの無毛地帯を後方から制圧した俺の左手の指は、花びらに囲まれた熱い泉の水位の上昇を確認していた。
それにしてもコッチの世界の住人が、リア充なんて言葉を普通に使う方がおかしいんだが、やっぱりそこは天界の情報なんだよな?
「どうだろな? 持ち得ない者の僻みかも」
ホントは持てない者と言いたいんだが、モテないって聞こえるから、それだとエリスにもクリスにもめぐみんにも、それにダクネスにも失礼ってもんだろ?
右手の指の間に挟み込んだ小さな乳首を優しく転がす様に愛撫しながら、左手の先遣隊たるダイバーの中指を、第一関節まで熱い泉に沈めてみた。
「んんっ‥‥‥、モテない者? ああっ‥‥‥」
だから違うって、エリスを一人って数えりゃ今現在四人から想いを寄せられてんだから。
これでモテてないなんて言ったら、俺はダストの野郎から呪い殺されるぜ。
「そのモテない男に、こうやって体を弄られて喘いでるクリスはどう思ってるの?」
浅い水溜りで燥ぎ回る子供の様に、ぴっちゃぴっちゃと中指の先が遊んでる。
どっしようかなあ、奥まで挿し込んでみようっかなあって。
「んふっ、どうしてなのかなあ‥‥‥? ああん‥‥‥、気持ち‥‥‥良いんだよね‥‥‥」
「体が? それとも心が?」
「あんっ‥‥‥、たぶん両方‥‥‥、カズマに触られるのが、あっ‥‥‥、嬉しい‥‥‥」
触るだけじゃ済みませんよと、俺は聖剣エクスカリバーの丸っこい切っ先に、中指に纏わり付いた花蜜を塗り付けた。
然すれば挿して摩って進ぜやしょうとばかりに、クリスの左の腿を持ち上げてノールックで腰をくくくいっと送り込めば、中指が遊んでいた泉に『にゅぷっ』とお邪魔できた。
この体位はスキル48本の手(B面)『鴨の入首』と呼ぶそうであるが、お互いに横臥した状態での後背位であるから、後背位適性が高いクリスの体にはぴったりでずっぽりだ。
激しく突き上げることは無理な体位だが、寝そべったままで後ろから抱き締めてまったりと可愛がっている流れで挿入するには最適だと思う。
それにしても亀さん雁さん鴨さんと、昔の日本人てよう命名するよな。
アリの巣の別荘では、突いて突いて突き捲ってエリスにお出ましいただいたから、クリスのままで愛してあげるのは意味のあることだと思っている。
これからずっと俺の傍にいてくれるのなら、クリスの姿のときは決してエリスの仮の姿なんじゃなくて、ただ一人のクリスとして愛してあげなきゃ。
だから、ちゃんと『愛してる』と言葉にして、エリスやめぐみんと同じ様に愛しむんだ。
俺の思いが通じているのか、クリスも情熱的に応えてくれて、俺の名を呼んでくれる。
ちょっと苦しい態勢だけど、振り向いて口づけを強請ってくれる。
俺もそれに応えて頭を支えてあげながら、被せる様に顔を近付けて唇を重ねた。
お互いの唇を啄む様に愛撫し合って、強く押し付けて吸い合って、舌を舐め合って絡め合った。
甘い、確かにクリスの唾液にも魔力を感じる、だけどエリスとはまた違う様な気もする。
それなら、今夜は徹底的にクリスを愛してクリスの魔力を味わってみよう。
まずはこの『鴨の入首』で一回イッていただいてと思ってたんだが、クリスってさ、感じて来るとさ、体が跳ねちゃうくらい仰け反ったり、ぐりんぐりん上体を捻ったり、体全体で悦びを表して反応してくれるもんで、しっかり捕まえとかないと抜けちゃうんだよ、うん、作戦変更だね。
持ち上げてる左脚の膝の裏側に腕を掛けて膝をぐいと曲げて、軽く伸ばしたクリスの右脚を俺の左脚を絡める様に押さえ込んでしまえば、これぞスキル48本の手(B面)『八つ橋』の完成だ。
暴れる体をしっかり捕らえて、ゆっくりだけどぶっすりずぶずぶと奥の奥まで抉る様にクリスを串刺しにして、俺の聖剣エクスカリバーの根元まで咥え込んでいただける体位だ。
ただ、お互いの顔が離れちゃうから口づけはできないし、膝と頭を抱えちゃってるから手指を動員して高めてあげるって高等テクニックは併用できない。
ま、聖剣エクスカリバー一本勝負ってとこだね。
一応ね、右腕でクリスの頭を抱えてるからさ、指を伸ばせばなんとか頬も撫でられるし、唇にも触れられる。
そしたら中指を舐め始めて『ぱくっ』と咥えて、ちゅぱちゅぱとしゃぶられちゃったね。
うん、絡み付く舌の感触もグッドです。
是非今度は、その唇と舌で俺の聖剣エクスカリバーをぱっくんちょしていただけないかな。
んでさ、下腹部同士が密着するまでぐ~いと腰を入れてクリスのナカに根元まで収めたところで、目一杯首を伸ばして慎ましいお胸様の頂点に鎮座まします可愛い乳首を舌先でぺろ~りって舐め上げたら、嬌声を上げながらびくびくっとお腹を震わせて、俺の頭を両手で抱き締めたんだよ。
幸いにもね、クリスのお胸様は慎ましやかで控え目だからさ、俺が呼吸困難に陥ることはなかったけど、たとえ慎ましくても柔らかい女性の胸に顔を埋めるって良いもんだよね。
そのまま乳首を唇で包んでさ、舌先で円を描く様に転がしてたら、あらあら固くなっちゃった。
クリスのお胸様、特に可愛い乳首は、全身敏感絶対叡智なめぐみんに匹敵するくらい感じてくれるからね、ええそれはもう舐め甲斐しゃぶり甲斐がございます。
ほら、ぴくんぴくんと震えて喘ぎ声を上げて、おおっ? 締まる締まるっ、そう来ましたか?
一際長い嬌声を上げて硬直して、イッてしまわれました。
ぐったりしてひいひいふうと荒くなってしまった呼吸を整えているクリスの無毛の花園から、ずるずるっと我が愛剣を引き抜いた俺は、全身から力が抜けているクリスを仰向けに寝かせて、両膝を立てさせてその間に割って入った。
ぐいと膝を押し上げながら広げると、白い下腹部の割れ目はこれでもかってくらい濡れそぼって、綺麗なピンクの花びらに囲まれた泉は、まだ閉じ切らずにひくひくと小さく震えている。
さあ、魔力が溢れる様になったエリスの花蜜は水蜜桃味だったけど、クリスも同じだろうか?
俺は蜜蜂に変身して花びらを掻き分けた。
おっ、これは発見だ。エリスの花蜜は良く熟れた水蜜桃の甘さだったが、クリスの姿のときは、これは‥‥‥、プラムだな? スモモモモモモモモノウチのすもも、李だ。
漢字で書けばこう、李も桃も腿の内って、そう、クリスの腿の奥の花蜜はすももの味だった。
ちょっと酸味があって爽やかだね。
もう無心になって、舐めてしゃぶって啜ったね。
うん、クリスも体を仰け反らせたり、括れたお腹から上をぐりんぐりんと捻じりながら喘ぎ声を上げてくれちゃったけど、両手でしっかり腰をホールドしてたから、どんなに暴れられてもクリスの花園から唇を離すことはなかった。
そして、舐めてしゃぶっただけでイッてしまったクリスの花園から、俺も大満足で顔を上げた。
クリスの花蜜でべたべたになった口の周りを左右の肩で交互に拭ったところで、それでは出番だよと、俺の聖剣エクスカリバーをぐいと押し下げて、切っ先で掻き回す様に花蜜を塗り付けた。
蜜蜂にしゃぶられて虫の息になっているクリスの、両膝を揃えてぐいと押し上げれば、腿の付け根からはみ出す様にぷっくりと盛り上がっている大陰唇が一筋の谷間を作っている。
その谷筋の終わりの辺りに、花蜜に濡れたかちんこちんこの先っぽを押し当てた俺は、ひと息で突き立てた、ずぶずぶずぶ~っと、下腹がクリスの腿に密着するまで、かちんこちんこの先っぽがこれ以上は入って行けないクリスの熱い体内の奥深くまで、悲鳴の様な嬌声を聞きながら。
両脚を僅かに開いて膝を突いて、クリスの胸の前まで折り畳んだ両膝ごと、腕で抱ええ込む様に伸し掛かれば、スキル48本の手(B面)『笹舟本手』の完成だ。
この体位はクリスやエリスの様に後ろからの方がお邪魔し易い女性とでも、向かい合って深い結合を得られる上に、膝を揃えて腿を密着させているから、何より締め付け具合が素晴らしい。
浅いストロークでも深いストロークでも自由自在で、ゆっくり優しくでも激しくズッコンバッコンでも、これも外肛門括約筋の鍛え方次第では、極限の快感を得ることができるだろう。
但し、経験の浅い女性の膣には負担が大きいために避けた方が無難であるし、膝を折り畳んでいる女性の体を圧迫しない様に、自分の上体は飽く迄も両腕で支えると言った心構えが必要だ。
緩急をつけた可変ストロークの抽送で、クリスと言う名の楽器を奏でながら、美しい音色を心行くまで楽しんでいたところで、脳内に感情の籠らない声が響いた。
『《告》、重要指定個体『オカン』接近』
アルティメットスキル教えてラファエル先生(仮)バージョン2の全自動警戒システムが淡々と事態を伝えるが、『緊急! 』は入ってなかった。
俺は聖剣エクスカリバーをクリスの蜜壺の最奥部まで沈めると、耳元でアクアの襲来を告げて、一切我慢せずに声は漏らしてくれと伝えて両手で耳を塞がせた。
オカンが帰った後にドアには鍵を掛けていないし、サウンドインスレイションも解除したままだから、廊下を近付いて来れば部屋の中で何が行われているかは、漏れ聞こえる声でわかるはずだ。
このときの俺は、人並外れて低いオカンの知力のステイタスを甘く見ていたのかもしれない。
ベッドを軋ませながら、大きなストロークでクリスの蜜壺を抉る様に腰を振り始めると、最初は遠慮がちに甘い喘ぎ声を漏らしていたクリスも、やがて両手で塞いだ耳を押さえながら、あられもない声を上げ始めた。
オカンの気配はドアの外で止まっている。そう、そこで回れ右して大人しく帰ってくれ。
しかし、ドアは開かれた。だが、さっきみたいに蹴破る様な勢いではなかった。
俺は構わず腰を振り続け、クリスは呼吸を荒げながら喘ぎ声を漏らし続けている。
無言のままズカズカと部屋に入って来たオカンは、ベッドの足元の方に立った。
その刹那、クリスが俺の名を呼んで絶頂に達した。
全身を硬直させて、びくっびくっと体を震わせるクリスに、優しく覆い被さる様に顔を近付けて頬にキスしながら、耳を塞いでいる手に俺の手を重ねてもう一度強く押し付けさせていると、背後から叫ぶ様な怒りに満ちた声が投げ付けられた。
「何してるのっ! かあじゅましゃんっ!」
この空気を読まない駄女神さまは、俺に貫かれて喘ぐクリスの声を聞いてただろうが。
やれやれこれほどまでかよと、ゆっくり上体を起こしながら振り向かずにオカンに答えた。
「何って?、セックス。可愛い恋人と愛を確かめ合ってるの」
「こ、こ、こ、こ‥‥‥」
「コケコッコ?」
「違~う! ここをどこだと思ってるの⁉」
「仲間たちの援けを得て、命懸けで稼いだ金で手に入れた俺の家。そしてここは俺の部屋。アクアの部屋は階段の向こうだろ? 声なんか届かないはずだけど?」
「そ、そんなことじゃなくてっ!」
「じゃあ、どんなこと? 夜更けに俺の部屋に何しに来たの?」
「ふ、ふしだらっ‥‥‥、ええそうよ、ふしだらだわっ!」
「あのなあ、俺は成人男子、この娘も成人してるの。お互いに愛しているの、いけない? そこまで言うんだったらさ、アクシズ教教義の第三節を唱和してみろよ」
「うぐぐっ‥‥‥」
「忘れちまったの? んじゃあ、俺が代わりに唱和してやろか?」
「わ、忘れるわけなんて、わけなんて‥‥‥、うぐっ、うっ、うっ」
「汝、何かの事で悩むなら、今を楽しく生きなさい。楽な方へ流されなさい。水のように流されなさい。自分を抑えず、本能のおもむくままに進みなさい。どうだ、完璧だろう?」
「うわ~~~~ん、かあじゅましゃんがグレたあ~~~~っ!」
なるほど、社会の規範から外れる考え方だって自覚はあるらしい。
オカンは大声で泣き喚きながら部屋を飛び出して行った、ドアを開けっ放したままで。
廊下にアクアの喚き声が響き渡って、誰かの部屋のドアをけたたましく叩く音が聞こえる。
ドアが開く音がして、うるさいですよとめぐみんに一喝された。
尚も泣き喚く声にダクネスも出て来た。
生真面目なダクネスは一生懸命宥めているみたいだ。
暫く続いた廊下の喧騒も、やがて鼻水を啜る音に続いて順にドアが閉まる音が三回聞こえた。
やれやれと肩を落として、指の一振りで、これも横着型スティールの応用なんだが、ドアを閉じて鍵を掛けてからサウンドインスレイションを発動した。
もう一度クリスに覆い被さって、耳を塞いだ両手を外させて指を絡めながら『もう良いぜ』と告げると、まだはあはあと熱い息を吐きながら潤んだ瞳で見詰めている。
「踏み込まれたのに、良くイケたなあ?」
「あたしのはしたない声を、アクアさんに聞かれてるって意識しちゃったら、恥ずかしくて頭の中が真っ白になっちゃったんだよ」
「う~ん、あんな声が聞こえてたら、何をしてるかなんて想像が付きそうなもんなんだけど、やっぱりオカンの知力のステイタスを見誤ってたなあ」
「信じたくなかったんじゃないのかな?」
「何を?」
「可愛い可愛い息子みたいなカズマが、女の子を連れ込んでアンアン言わせてるわけがないって」
「言っとくけど、連れ込んだ覚えはないぞ」
「うん、夜這いを掛けたのはあたしだよ。でも、直ぐに抱き締めてくれて嬉しかったな」
「まさか、ホントに来てくれるなんて思ってもみなかったからさ。俺も嬉しかったよ」
「あたし、またイカされちゃったけど、アクアさんの可愛い息子さんの、そのまた逞しい息子さんは元気いっぱいなんだけど。さっきエリスにあんだけ出したのに、どうしてこんなに元気なの?」
「まだ大切なお努めが残ってるからだよ」
「何、そのお努めって?」
「エリスとは繋がったけど、クリスとはまだだから」
「えっ、さっきの‥‥‥アレ?」
「そう、俺は魔力循環て呼んでるけどね」