【R18】 このすばらしからぬ展開にも祝福を! 作:レイトカマー
朝から食卓の前に見目麗しき三色のバスローブが並んでいるが、小原庄助さんの朝湯が大好きでと唄う話ではなく、全員が早起きしての鍛錬で掻いた汗を流した結果であって、既にその面で怠惰を旨とする小原庄助さんには遠く及ばない。
やはり小原庄助さんライフは朝寝が基本で、朝酒も欠いてはいけないのだ。
まあ、鍛錬と言っても人夫々で、性癖を除けば一番真面かもしれない黄色は、日課にしている筋トレと、まず当たることのない剣捌きを磨くための素振りだ。
ピンクとライトグレーはと言うと、剣そのものについて探求心を発揮したことが始まりではあったものの、いつの間にか寝技主体の体術の研鑽に移行していたんだ。
そんな訳で、朝から頑張った皆のために朝食はいつもよりカロリー多めにしてみたんだが、お肌艶々の二人の食べっぷりには、作り甲斐があったなと思わされてほっこりしたし、食べ盛りの子供を見守る母親の幸せな気持ちと言うものが、何となくわかった様な気がした。
しかし、黄色のバスローブだけが寝不足なのか顔色が悪くて、並んで座る若さ溢れる二人のお肌艶々の輝きに比べれば、くすみ具合がはっきりと見て取れてしまう。
いや、原因は大体想像が付いてるんだけど語らないのは武士の情け、冒険者だけど。
「なんだか顔色が冴えないぞ、大丈夫か?」
「だ、だ、だ、大丈夫だ。昨夜は寝つきが悪かっただけだから」
気まずさを隠す様に噛みながら答えるけど、完全に目が泳いでいる。
『お嬢様、一人遊びも程々になさってくださいませ』と、ダスティネス家の警備兵のノリスさんの声真似で笑いを誘おうかとも思ったが、あの夜の事情を知らない二人にはスベリそうだし、何よりもお嬢様にグーで殴られそうなので、思い止まったことにはご理解を賜りたい。
半分俯いてモソモソとお食べになられるお嬢様に比べて、隣の元気いっぱいの二人の健啖ぶりは見事なもので、昨夜からのカロリーの消費分をここで一気に回復しようかって勢いで、ベーコンに卵にソーセージと高脂肪高蛋白質を次々に口に運んでいる。
めぐみんはいつも通り食べっぷりが良いなってくらいなんだが、それを横目で見ているクリスが真似してる様に見えるのは、ひょっとしたらお体のとある部位の成長を願ってのことではなかろうかとも想像してしまう。
それにしても二人とも、その細っこいウエストの一体どこに納まっているのだろうか?
後で確認してみようかなと思ってみたりもするけど、好奇心だけでそんな無粋な真似なんかした日には、どんな目に遭わされるわかったものではないからな。
今日はクリスの装備と普段着を揃えるために店を回る予定なんだが、めぐみんは二人だけでイッて来れば良いと、第一夫人の包容力なのか、今朝の逆転勝利の余裕なのか、はたまた朝からの濃厚な一発にご満足いただけたのか不明であるが、今日は一日クリスを構ってあげてくださいねと笑顔で言ってくれた。
「クリスはもうカズマの女なんですから、他の男に肌を見せるなんて駄目ですからね。へそ出しもショートパンツも、片吊りの胸当てもこの際見直しましょう」
「おおっ? ねえねえ、それって人妻の心得なの?」
「それは当然です。男の人の目を引くための戦略として肌を見せていたのではなかったのですか? 私なんて精々肩と太腿まででしたよ。あれでも自分では結構大胆だと思っていましたから」
「いやあ、冒険者なら当然のお作法かなって思ってたもんでさ。パーティーの前衛を務める女戦士の上下とも際どい格好は、さすがにあたしには無理かなあってことでアレにしてたんだけど」
「貴族の夜会で、谷間を見せびらかしたり背中丸出しのドレスを着るのと同じですよ。ちなみに女戦士が身に着けているあの際どい衣裳と言うか装備は、素材がもの凄く高価な防具なんですよ」
「布地が広いほどお値段が高いとか? 見えちゃいそうなくらい際どい方が安くなるってこと?」
「その通りです。私のは魔王軍幹部の討伐の褒賞でしたので、値段を気にしないで一式誂えてもらいましたけど、お屋敷を一軒ポンと買えるくらいの金額だと聞きました。近衛騎士団一個小隊分の鎧よりも高価なんだそうです」
「それって、あの衣装つうか、装備一式でか?」
確かクレアの話では原価が百倍は違うと言ってたから、それだと中隊規模になってしまうはずなんだが、一個小隊で10~20人としても何倍も違うのは何でだ?
「カズマの言う三角ナントカだけですよ。全部合わせると、カズマのマジックバッグより少し高いくらいなんだそうです」
さいでございましたか、端切れとは言え高度な魔道具だから、それなりにお高いだろうなとは思っていたけど、俺はそんな高価な三角ビキニの紐を『しゅるり』しちゃってたのか。
中身のことを考えると、それでも安いって思えるのは言うまでもないとしても、んじゃあクリスの装備ってどうすりゃ良いんだ?
「その三角ナントカと言う防具は、アダマンタイト製の私の鎧よりも頑丈なのか?」
「それは実際に比較してみないと何とも言えませんが、紅魔の里で作られる鎧や防具でも使用者を選びませんので、誰が身に着けても強度が変ることはありません。そして一番の違いは、覆っていない部分にまで防御力が及ぶところです」
「じゃあ、女戦士の大事なとこが見えちゃいそうな防具って、使用者を選ぶってコト?」
「ギルドで屯している女戦士が身に着けているあのハレンチな防具は、持ち主の魔力で体全体を防護するための媒介だそうですから、纏う魔力が大きければ大きいほど防御力は高まるのです。少なくとも紅魔の里の魔道具技術でも、おいそれと凌駕できるレベルではないと思います」
「だけど、何で武闘系の戦士用なんだ? アークウィザードの方が魔力はでかいだろうに」
「戦士だからですよ。彼女たちは魔力で身体強化していますし、動き易さが何より優先されます。アークウィザードは如何にも魔法使いと言った格好をしていますので、そんなアイテムを仕込む場所はいくらでもあります。ちなみに私のチョーカーも日焼け防止の機能だけですが、その類です」
「肩を出していても全く日に焼けていないのが不思議だったのだが、やっと腑に落ちたぞ。私など顔以外は常に覆っていたし、毎日日焼け止めクリームは欠かしたことがなかったのに。そんな便利な物があるのなら私も欲しいな。それはどこで手に入るのだ?」
「紅魔の里の服屋さんなら普通に置いていますよ。日焼け防止だけなら大した値段はしませんし、リボンやスカーフやアクセサリーもあります。こめっこの星形の髪留めもそうですし、ゆんゆんが髪に付けているあの変な飾りもそうです。明日には里に跳びますから、ゆんゆんに案内してもらってください。そう言えば、クリスはどうやっているんですか?」
「あたしのはダイレクトに魔法だから、あまり気にしたことはないかな。そっかあ、普通の貴族のお嬢様は大胆なドレスを着なきゃいけないから、お日様の下に出ないんだね?」
なるほど、彼女たちが日に焼けていない謎は解けたな。
めぐみんもクリスも肌が白くて綺麗で、境目すらも全然わかんなかったもんな。
「ところで、その三角ナントカって防具、めぐみんも持ってるんだ? それでどれくらいハレンチなの? いつもは着ないの?」
「ギルドに出入りしている女戦士ほど際どくはありませんが、大事なところしか隠せませんし結構露出が多いですから、さすがに恥ずかしいので人前では着られませんね」
「だが、カズマは知っているのだろう? 着て見せたのか?」
「もちろんカズマにだけは見せましたよ」
「ねえねえカズマ、どうだった?」
「凄く色っぽくて良く似合ってる。恥じらいながらも見せてくれた、めぐみんのあの姿は俺だけの宝物だ。他の男たちには絶対に見せたくない。もしも見やがったら両眼を潰してやる」
「わ~お! 独占欲丸出しぃ?」
「そう言うことですので、クリスも独占されちゃってください。もう他の男にアピールする必要はありませんよね?」
「わ、私もそうした方が‥‥‥良いのか?」
「大貴族のお嬢様が、領主代理をお努めのご令嬢様がですか? でも、その肉塊を振り回しているのは貴族の夜会のときだけなのでしょう? 家の中では盛んにカズマにアピールしていますけど」
「肉塊言うな! それに誰も振り回したりなどしていないぞ」
「それが急に慎ましくなったりしたら、逆に変な噂が立ったりするんだね? カズマは望むの?」
「それは今更だし、これからも今まで通りだろう。ダスティネス家のご令嬢様を、俺の女だと一介の冒険者如きが公言できるはずもないし、寧ろ俺の方がアレは私の男だと言われる立場だからな。つまりお嬢様がそう公言できる存在に俺が成らない限り、周囲が俺の存在を認知するほどの功績を上げない限りは、いつまで経っても今のままってことだな」
「でも、私たちは数多の魔王軍幹部を倒してきたパーティーですよ? エルロードの鉱山でも大活躍しましたし、魔獣の討伐実績だってヒュドラにマンティコアの番にグリフォンですよ?そのパーティーのリーダーの男なら、世間も納得するんじゃないんですか?」
「そいつは無理ってもんさ。アクセルの街以外じゃ俺たちはほとんど無名に近いって知らないな? 第一それを成し遂げられたのは、最終兵器とも言える爆裂魔法があったからだぞ。めぐみんの活躍なしにその功績は語れないんだぜ。言って見りゃ、爆裂魔法の使い手がいるパーティーだ」
「なるほど、カズマは陰の男なんだね?」
「だが、ここ最近のアクセルの街を中心とした経済発展にも、十分過ぎるくらい貢献しているし、特に魔道具を用いた生活衛生面での功績には、目を見張るほどのものがあるではないか」
「だけど、俺の名前は出てないだろ? 知ってるのもダスティネス家のほんの一部の人だけだ」
「そ、それは‥‥‥」
「今ではほとんど無害とは言え、悪魔と手を組んでいるなんて表立っては言えませんもんね」
「奴さんとの契約だけは絶対だからな。そこいらの大商人や貴族よりも遥かに信用できる」
「我がダスティネス家よりもか?」
「親父さんや執事長のハーゲンさんに、何人かの家臣の人までは信頼してるさ。だけど貴族家って大きな組織じゃんか、そのつもりはなくても情報ってもんは必ず漏れるからさ」
「確かにそれはその通りなのだが‥‥‥」
「要するにカズマは、様々な軋轢を避けるために敢えて日陰の存在を貫くと?」
「それ面白いですね、確かに盗賊は日陰の存在ですから、今夜は思う存分貫かれてください」
「受けを狙ったんじゃないんだけど」
「だから攻めの側だったんだな?」
「お前たちは朝からなんて話をするのだ。指を咥えて聞いている私の身にも‥‥‥、いや、これはこれでなかなか‥‥‥」
「カズマ、ダクネスが‥‥‥、昔はこんな娘じゃなかったのに。カズマのパーティーに入ってからどんどん酷くなってない?」
「俺のせいじゃないぞ。大貴族家とは真逆の、あまりにも気安過ぎる暮らしで本性が零れてるだけだからな。第一、お嬢様の背中を押したのはクリスじゃないか」
「ダクネスも早く腹を括って参戦してくださいね、カズマが有名になるのを待っていたら、争奪戦が起きて順番が繰り下がりますよ。王家の盾たる大貴族のお嬢様が密かに男を囲っているなんて、公言できない秘密を抱えているシュチュエーションにも来るものがありませんか?」
「お? おう、それも何だかゾクゾクして‥‥‥」
大丈夫だろうか? 主に俺の貞操は。
ロングのワンピースの可愛い娘とお手々繋いで、買い出しと称してデートしてる。
二人の手首にはお揃いの腕輪、そう、例の魔道具店のポンコツ店主が仕入れた不良在庫を俺が改造してやったら、予約待ちの超人気商品に化けた存在感を薄めてくれるっていう魔法の腕輪だ。
俺の左腕に抱き付く様に身を寄せてる娘だって傍から見れば銀髪の美少女だし、右頬の傷跡にしてもアクセントに見えてしまうくらい綺麗な娘だから、王都はおろか地方の街まで人相書き入りの手配書が回っている盗賊団の首領だとは誰も気付かない。
いっつも着た切り雀だったクリスの服も、唯一の武器のマジックダガーも、今は俺の超絶高性能自動倉庫の中に預かってるし、新品の高級おパンツ様も大量に専用のストレージに奉納して、恋人たちの歩くクローゼットとしての役目を遂行しているって訳だ。
「あたしにもこんな風に暮らす日が来るだなんて、思ってもみなかったな」
「聖女をやってた頃は?」
「う~ん、魔族と戦いながら、旅から旅へって感じかな」
「勇者のパーティーなら、やっぱり少人数で?」
「うん、斥候役の獣人娘と、前衛が聖剣使いのお姫様と魔剣使いの勇者、長距離攻撃担当の後衛が魔法使いのお姉さんと、弓使いの森人の娘の五人構成だったね」
「えっ、お姫様もいたの? それに何で聖女クリスティーナがいないの?」
「うん、アイリス王女のご先祖様だね。あたしは後から投入されてるから」
「投入って?」
「アクアさんに何とかしろって言われて。当時はエリスも見習いの女神で、信徒も少なくて教会もやっとポツポツ建ち始めた頃だったからさ。ほら、どこの世界でも先輩の言うことには従わないとキャリアの道が閉ざされちゃうじゃない。まあ、正直言うとさ、地上の営みにも興味があったし、これは信徒を増やせるチャンスかなあって思って、軽い気持ちで降りて来ちゃったんだ」
何それ、天界も世に言うブラック企業なの? 俺、不登校ニートで働いたこともなかったけど。
「勇者は最終的にお姫様と結婚したんだろ? それで何でベルゼルグ王家の開祖になるんだ?」
「お姫様は側室の子だったんだ。母親は身分の低い貴族家の出だったから、いずれはどこかの貴族家に嫁に出されるはずだったんだけど、本人はそれを良しとしないで、剣と魔法で身を立てようとしていたんだ。それで自ら志願して勇者パーティーを率いて魔王軍との戦いに赴いたの。そのときの勇者も三人目だったはずだよ」
「同時代に三人も勇者が? そういや、今も魔剣の人がいたなあ。それで、他の二人の勇者は?」
「魔族に討たれちゃったのか、それとも逃げ出したのか行方不明だったんだ。アクアさんに聞いても言葉を濁すだけで誤魔化されちゃったんだよねえ。その頃には神器もほとんど残ってなかったみたいだし、戦況も芳しくなかったから」
「それから、どうなったんだ?」
「エリス教のシスターが聖女として勇者を導くって話をでっち上げて、あたしが参戦したの」
「勇者以外の全員が女性だったのは、お姫様のパーティーだから?」
「勇者の要望が通ってそうなったんだってさ」
「でも、聖剣と魔剣は持たせてたんだよな?」
「聖剣と魔剣は元々相性が悪いんだよ。だからなのか、お姫様と勇者は喧嘩ばかりしてた」
「そもそも聖剣と魔剣の違いって何なの?」
「どちら側で作られたものかってだけだね」
「じゃあ、魔剣って?」
「魔王の配下の鍛冶師が打ったものらしいよ。お互いに鹵獲した相手の武器も使ってたから。剣だけじゃなくて、聖杖や魔杖なんてのもあったし、聖弓や魔弓もあったね。最初の頃はちゃんと管理されてたみたいなんだけど、ほら、アクアさんは管理マニュアルなんて気にしない方だから」
適当にチートとして授けていたのか。
「結局、聖剣と魔剣のどっちが優れてたんだ?」
「使い手次第だからねえ、チート頼りで地力が足りてない勇者には、ちょっと荷が重かったかも。戦果もお姫様の方が圧倒的だったから、結構尊大に振舞って勇者を顎で使ってたね」
「でも、最後は勇者が魔王を倒したんだろ?」
「先代の魔王八坂恭之丞は元々が寿命の短い人間族だったからさ、高齢で往年の強さも失っていたんだよ。それで、お姫様が善戦して削ることができたんだ」
「んで、弱ったとこを勇者が?」
「ま、そう言うことだね。止めを刺したのは間違いなく勇者で、パーティーの全員が見てたから」
「じゃあ、お姫様が勇者と結婚したのは?」
「政治的な思惑、所謂大人の事情ってヤツだよ。お姫様は魔王を倒した勇者を王座に据えました。めでたしめでたしと言うお話だったんだよ」
「うわあ‥‥‥、そのために勇者に止めを譲ったなんてことは?」
「良くわかったねえ? あたしたちもそう見てた。だからみんな、褒賞もらってバイバイしたの」
「ちょっと待った。勇者を王座に据えましたって下りはおかしくないか? いくら魔王を討伐した勇者だからって、そのまますんなり国王になれる訳なんかないだろ? 本来の王位継承者もいるだろうし、普通に考えりゃ王家に次ぐくらいの爵位を与えるってのが妥当な線だと思うんだが」
「うん、野心がドレスを着ている様なお姫様だったからね」
「それまでの王家が途絶えたってことだな? 聖女クリスティーナは、その過程を見てたのか?」
「見たくなかったから、さっさとバイバイして天界に帰ったの。勇者を導いて魔王を討伐するのがミッションだもん」
「勇者から引き留められなかったのか?」
「う~ん、一緒に逃げてくれって言われたら、付いて行ったかもね」
なるほど、ベルゼルグ王家創立の知られざるドラマか。
涙ながらに縋る勇者と、それを振り切って去って行く聖女の姿が目に浮かぶな。
うん、アイリスには絶対に教えてやれないな。
それにしてもオカンの出鱈目ぶりには溜息しか出ないが、もしも転生者の勇者が魔王を倒したりなんかしたら、アイツは天界に帰ってまた繰り返すんだろうか?
もう、アルカンレティアで生き神様と崇め奉られてる方が、新たな被害者が生まれないだけマシなんじゃなかろうかと思えて来た。
「なあ、俺たちは取り敢えずアルカンレティアに向かって、アクアから話を聞こうとしてる訳なんだけど、本当に連れ戻した方が良いんだろうか?」
「そうだねえ、アルカンレティアってアクシズ教の総本山だよね。信者たちを引き連れて魔王討伐に行ったりするんじゃないかなあ?」
「勝てる見込みはあるのか?」
「さあ、どうだろう? 勝ち馬には乗りたがるだろうけど、ちょっとでも不利になったら蜘蛛の子を散らす様に逃げちゃうんじゃないかな? 元々の教義そのものが、苦難に立ち向かうことよりも現実逃避を推奨してるからさあ」
オカンの生き様みたいなもんだからか。
俺たちの平穏な暮らしのためには、このままの方が良いんじゃなかろうかとさえ思えて来た。
だとすると、これはエリスとも話し合ってみなきゃいけないな。