【R18】 このすばらしからぬ展開にも祝福を! 作:レイトカマー
ショートショート、落ちはありません。
アク:一周年おめでとう!
一同:おめでとう、パフ!パフ!パフ!
めぐ:あっと言う間でしたね。
ダク:うむ、夜這いからの大胆なアプローチのロストバージンだったな。
ゆん:ええ~っ、そ、そうだったの?
クリ:ちょっとぅ、ダクネス。今する話じゃないよね?
ダク:良いではないか、クリスは三か月遅れで、それもセカンドバージンだったじゃないか。
私なんか10か月半も待たされた挙句に、お姫様抱っこで即朝チュンだったのだぞ。
ゆん:えええ~っ、そうだったの? カズマさんて、さ、三人も? ハ、ハーレムですか?
めぐ:うるさいですよ、ゆんゆん。まったく、これだから処女は。
さっさと族長になって行かず後家を目指してください。
ゆん:え~っ、ひっど~い。私達、友達だったよね?
めぐ:ええ、確かに友達でした。
アク:だったも、でしたも、過去形ね? それじゃあ、新しいお友達が必要よね?
ダク:アクア、何だその鉢植えは?
アク:可愛いでしょ? 環境次第だけど、きっと良い娘に育つと思うわ。
ゆんゆんのお家の花壇に植えとくから、仲良くしてあげてね。
ゆん:そ、それってモンスターの苗ですよね?
アク:安楽幼女よ。間違っても里のニートを肥料にしちゃだめよ、邪悪に育っちゃうから。
クリ:だめだよ、アクアさん。モンスターは即殲滅しないと。
めぐ:クリスはこんな無邪気で愛らしい幼女を〇ろせるのですか?
クリ:だって、それは擬態だからね、危険なんだからね。
ゆん:でも、まだ何も悪事を働いてないよね? 生まれで罪が決まるの? それってあんまりです。
クリ:ううっ、それはそうなんだけどさ‥‥‥
ダク:ふむ、なればこそ紅魔族の族長邸の庭なら大丈夫なのではないか?
アク:魔王軍を撃退しちゃう紅魔族よ、魔王も一目置く紅魔族なのよ。
よそから名も無き女神だの邪神だのを攫って来て封印しちゃう紅魔族よ。
今更モンスターの幼女くらいじゃビクともしないわ。
ね? そうでしょう? めぐみん。
めぐ:そうですとも、そうですとも、我が紅魔族にとって恐れるものなど何一つ有りません。
そして、次期族長はそこにいるゆんゆんです。
金髪のチンピラや仮面の店員に、変態の鎧くらいしか友達はいませんから大丈夫です。
ゆん:ね、ねえ、めぐみん。何が大丈夫なの?
めぐ:肥料ですよ、犠牲者は少ないに越したことは無いでしょう?
足りなかったら、ぶっころりーも使ってください。
アク:ニートだけはだめよ、ニートは分別して産廃と一緒に他の場所に埋めてね。
ゆん:中が空洞のアイギスさんに養分は無いと思いますよ。
ダク:うむ、バニルも実体は仮面だけだから、養分など皆無だろうな。
アク:ミネラルよ、植物の生育を援けるわ、たぶん。
めぐ:養分たっぷりのゆんゆんが中に入って、変態の鎧に吸い取らせれば良いのです。
後は鎧を花壇に埋めて定期的に掘り出してリユースすればエコです。
何ならダイエットの方法としても有効です。
アク:あら、それ良いわね。素肌に直で着れば効率が良いわよ。
ゆん:ア、アイギスさんを、す、素肌に直で‥‥‥ですか? さ、さすがにそれは‥‥‥
クリ:エプロンくらいは良いんじゃないかな?
ダク:うむ、なかなかにそそられるプレイだな。
めぐ:族長の新しい務めが決まりましたね。世に悪の種が広まらぬ様に里に封印するのです。
アク:モンスターを無害化して、里の観光名所にするのね? それなら演出も必要だわ。
クリ:エプロン一枚で鎧を着て、隣に埋めて貰うんだね?
ダク:もちろんエプロン姿で登場するところから始まるのだな?
めぐ:素晴らしい観光資源ですよ、これなら観光客を呼べます。大儲けですね。
ゆん:ほ、本当に‥‥‥、や、やるんですか?
ダク:うむ、為政者としての心構えはレクチャーしたではないか。
ゆん:そ、そ、そ、それなら、大貴族の次期ご当主様を差し置いてなど、バチが当たりそうです。
アク:そうね、ダクネスんとこのお屋敷の花壇て選択肢もあったわね。
クリ:根を張る植物モンスターは移動出来ないから、領主様のお屋敷で見張るのなら安心だね。
ダク:それはもう無理だな。たとえ鎧とは言え、カズマ以外の男に肌を許す気はない。
めぐ:でも、少し心が揺れませんでした? 観客がカズマだけならとか。
ダク:ゆ、揺れてにゃい‥‥‥
拙作駄文にお付き合い頂き、誠にありがとうございます。
遅れて来た男、レイトカマーでございます。
早いもので、あっと言う間に1年が過ぎてしまいました。
冒険者の若者達が冒険に出ていないときはナニをしているかと言うテーマで、ナニに全フリして質より量で投稿して参りましたが、皆様の暇潰しの一助となりましたでしょうか。
他の有名どころの作者様と違って諄い文章となっておりますのは、隙間商品として差別化を図るのが目的だからでございます。
えっちらほっちらヤッてるシーンが長いのも、ド〇ゴンボールに於けるバトルシーンの様なものだとご理解を賜りましたら幸甚に存じます。
ネット小説は軽快な方が受けが良く、短文でテンポ良く回すべしと言われております所に敢えて逆張りしてみたのですが、予想に反して読んで頂けていることに驚きました。
お付き合いくださる奇特な読者様には、この場をお借り致しまして厚く御礼申し上げます。
質より量と自分で書いていてなんですが、もはや苦行に近くなってしまいました。
それでも始めてしまった以上は完結を目指して、今後も隙間商品としてひっそりと棚の端っこに佇んでおりますので、どうか見捨てないでくださいネ。
それからそれから、言い訳じみてて申し訳ありませんが、めぐみんの秘密兵器の『蛸壺』でございますが、所謂名器と称される『蛸壺』にタコさんはいらっしゃいません。
ナカに入ったタコさんが、収まりが良いと出たくなくなる引き籠りみたいな習性を利用する漁具が比喩の元でございますので、本来はかちんこちんこの先っぽがタコさん役であります。
今後も八本の腕で手薬煉を引くタコさんは登場しますが、あくまでもフィクションでございますので、どうかご容赦の程お願い申し上げます。