※この作品はR-18です。

【R18】 このすばらしからぬ展開にも祝福を!   作:レイトカマー

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ジングルベ~ル♪ ジングルベ~ル♪ ジング・オー・ザ・ウェイ♪‥‥‥

あっ、ぞっ、族長試練中のゆんゆんで~す。

今夜はお友達に頼まれてお留守番中なんです。

あっ、あのぅ‥‥‥、おひとりさまですか?

そっ、そのぅ‥‥‥、今夜は、イ、イブでしたよねぇ?

ひょっとして、清しこの夜ですか?





ご、ご、ご、ごめんなさい。

実は私も‥‥‥グスッ





めぐみんとカズマさんは、って?

知りませんよ、今夜は予約投稿だからって言って、どっかイッちゃいました。

きっと今頃、二人きりでシテるんでしょっ?





ふんだ、いいもん‥‥‥‥‥‥

シングルベ~ル♪ シングルベ~ル♪ シングル・オールウェイズ・アローン‥‥‥♪

 ´Д`)=3=3 はぁぁ‥‥‥





第88話 この愛しいおんなにお代わりを!

 男性の生殖機能の代表選手であり、内蔵した海綿体と呼ばれるスポンジ状の組織に血液を充填してムクムクムックと太さと長さが拡大し、更には内圧によって亀頭さんと外皮がパッツンパッツンに張り詰めることで硬度までをも獲得した状態を、一番目の恋人であるめぐみんは愛情と畏敬の念を込めて聖剣エクスカリバーと名付けてくれた。

 

 華奢な肉体を自ら名付けた聖剣の鞘として差し出しためぐみんは、その剣身を己が体内に収めた歓びを、全身を震わせて仰け反りながら絞り出した様な声で表してくれた。

 それに応えて俺も、外肛門括約筋を引き絞めることでグングングンと、めぐみんのお腹のナカに感謝の気持ちを伝えれば、『巾着&蛸壺』できゅきゅきゅっと締め上げてくれた。

 

 俺の腰を跨いだ膝を片方ずつずらして、漸く納得のいく位置を見付けためぐみんは、俺の揃えた両脚を膝立ちで跨いで、両手を自分の腿に突いて上体を支えながら、俺の聖剣エクスカリバーを咥え込んだ腰を膝の曲げ伸ばしで上下に揺すり始めた。

 

 上下にゆっくりと動く染み一つない眩いばかりの白い素肌の、左のおヒップ様に燦然と輝く濃いピンクの♥が、華奢な肢体の隅々まで魔力が満ちていることを教えてくれる。

 めぐみんの良く引き締まったぷりっと真ん丸お尻ちゃんの谷間に覗く、可愛い菊の御紋が何かにひくひくと震えている様にも見えるし、更には谷筋に続くピンクの秘密の花園が、俺の聖剣エクスカリバーを咥え込んでいる光景が実に素晴らしい眺めである。

 

 いつもだったら上に乗っかっためぐみんに『恥ずかしいから目を閉じてください』と言われて、仕方なく閉じた振りで瞼をほんの僅かに開いて盗み見で鑑賞していると、顔に枕を押し当てられて『見ないで』と怒られたりもするんだが、今ならくわっと目を見開いてガン見していても怒られはしないから、当然四倍のフレームレートで永久保存用の動画の記録中だったりする。

 

 自らの動きで齎された刺激に嬌声を上げながら、良く引き締まったぷりっと真ん丸お尻ちゃんが激しい吐息と同期する様に上下すれば、かちんこちんこの雄姿を誇る俺の聖剣エクスカリバーが、ピンクの唇にも似た柔らかな花びらをいっぱいにまで押し広げて、生クリームの様に泡立って白濁した粘液を纏って出入りしている細部まで見えて、淫猥さの極みを通り越して感動さえも覚える。

 

 俺の聖剣エクスカリバーは、めぐみんの下腹部の熱い蜜壺に根元まで咥え込まれても、若き乙女の体液でぬるぬるのてらてらにされても、じゅぷじゅぷと水音の響きを伴って繰り返されるキッツキツの『巾着』に扱き上げられる快感にも、纏わり付く肉襞の甘美な抱擁にも耐えていた。

 

 その雄姿は、憧憬と畏敬を込めた賛辞によって讃えられるべきであると心から思うところだが、実は仰向けに寝っ転がって脚を揃えていると、他の体位と違ってかちんこちんこが扱かれる快感に耐えることはそれほど難しくはなく、寧ろ俺のかちんこちんこで性の悦びを満喫してくれる恋人の反応を、詳細に観察しながら結構余裕を持っておせっせを楽しむことができている。

 

 片や身体能力に優れると自負していらっしゃる紅魔族の娘さんは、膝の曲げ伸ばしの運動の如き例え小一時間続けたところで脚から力が抜けたりなどはしませんと嘯いていたが、ぷりっと真ん丸お尻ちゃんの上下の動きが目に見えて遅くなって来たのは、うん、わかってるよ、疲れたんじゃなくて自分から動いてナカを突かれに行ってるもんで、気持ち良過ぎて力が入んないんだよね?

 

 それと同時に呼吸も荒くなっているし、白い背中には玉の汗も浮いているのが見て取れる。

 もうお疲れ様でございますか? お突かれ様に移行しましょうか? と、腹筋だけで上体を起こしながら差し伸ばした両手で、ぷりっと真ん丸お尻ちゃんを包む様に下から掬い上げて、かちんこちんこの先っぽが膣口から抜ける寸前でピタリと止めて、腕の力を抜けば自由落下でイッてらっしゃいてな具合にお手伝いした。

 

 脚の筋肉に代わって腰を揺するのをお手伝いシテ進ぜましょうと、ぷりっと真ん丸お尻ちゃんを持ち上げてストンと落とせば、相対的にかちんこちんこの先っぽは、ずにゅるるるっと一気に熱い肉襞を掻き分けて、めぐみんのお腹の奥深くで八本の腕で手薬煉を引くタコさんの間に到達しちゃうもんだから、ほらもう零れ出る声は悲鳴だか嬌声だか良くわからないよね。

 

 その何回目かはわからないくらい自由落下していただいていたら、長い嬌声と共に全身を硬直させて仰け反っためぐみんが崩れ落ちそうになったので、素早く腹筋運動の様に上体を起こして後ろから抱き締めると、腕の中でびくんびくんと痙攣した様に震えて、そして全身から力が抜けた。

 

 

 

 お突かれ様の汗ばんだ体を片腕で抱いたまま、もう片手で後ろ手を突いて不安定な態勢で頑張ってるけど、腹筋と片腕で二人分の上体を支え続けるのもキツそうだ。

 めぐみんはすっかり力が抜けちゃってぐにゃぐにゃの軟体動物になってるけど、俺の聖剣エクスカリバーを呑み込んだままの『巾着&蛸壺』は、きゅ~っと熱い抱擁で締め付けていてくれてるから、ずっとこのまま入っていたいくらい気持ち良い。

 

 俺を跨いで折り曲げた膝が窮屈そうだったので、抱き留めている腕と後ろ手を入れ替えながら、抱いているめぐみんごと体を傾けて片足ずつ前に出す様に促すと、ぐったりしてるめぐみんはノロノロと何とか両足を投げ出せたけど、ちょっと動く度にぴくんと震えて声を漏らして悶えた。

 

 何でかって言うと、態勢を変えてる間もめぐみんのぷりっと真ん丸お尻ちゃんは俺の下腹に乗っかったままだから、当然俺の聖剣エクスカリバーはぶっすりとめぐみんを串刺しにして、八本の腕で手薬煉を引くタコさんのとこにお邪魔してるからだよ。

 

 寝転がってた俺と違って、めぐみんはたっぷりと有酸素運動をして汗を掻いていらっしゃったから、冷えちゃイケねえと俺はタオルを召喚して拭いてあげてたんだけど、その間にあっちも醒めてしまわない様にと、外肛門括約筋の緊張と緩和だけでナカからグングンと温め続けてあげたんだ。

 

 汗を拭き終わったらタオルを無限収納の洗濯物置き場にポイして、次はいよいよ俺のターン。

 めぐみんの両膝を引き寄せたら、片腕で胸の辺りを抱いたままもう片手で体を支えながら一緒に横向きに倒れる、と言っても繋がったままだから、そっとゆっくり抜けちゃわない様にだよ。

 せっかく引き籠りの聖地の蛸壺にお邪魔しているんだからさ、抜きたくなんかないんだよね。

 

 体位としては四十八本の手(B面)の『鴨の入首』に移行して、もちろん繋がったままで。

 横向きに背後から密着して寝そべったままで、片膝を持ち上げて後ろからナカにお邪魔してる。

 挿入は浅くなりがちだけど、膣壁のお腹側をかちんこちんこの先っぽで擦り上げられるからさ、仮称Gスポットを刺激するには打って付けの体位だと思ってるんだ。

 

 コツはゆっくりとで良いから、前方に向かってかちんこちんこの先っぽを擦り付ける様な感じで腰を振って抽送すれば、おにゃの子の敏感な膣壁上面をず~りずりっと刺激してあげられるから、みんなも外肛門括約筋を引き絞めて試してみてよ、俺の最近のお薦めだからね。

 

 俺も恥ずかしながら最近になって漸く理解したんだけどさ、只単純に抽送してれば良いってことじゃなかったんだよね。

 男にとって摩訶不思議とも思えるおにゃのこの性感帯って、体位によってもタイミングによっても反応の具合が千差万別だったし、それもその日の気分に大きく左右されていたんだよね。

 

 つまり、絶対的なセオリーって存在しないんだよ。

 ナニが言いたいのかって問われるなら、『臨機応変』これしかない。

 奥さんでも二号さんでも恋人さんでも、ひん剥いてベッドに引き摺り込もうとするなら、勝利の方程式もマニュアルも皆無なのだと知るべきなのだ。

 

 晴れていたら雨だったら、自宅でだったら出先であったら、初めてだったらお馴染さんみだったりシタら、本日の一発目だったら四発目だったら、そのときのおにゃのこの受け止め方も千差万別だってことを知っておかなければならないと痛切に感じたよね。

 

 そして、生意気なことを言わせてもらえるなら、やっぱりおせっせって愛情の交歓、愛を交わす行為とは良く言ったもんだと思うよ。

 俺の手指の一撫でにぴくんと反応してくれることも、体内の奥深くまで潜り込ませたかちんこちんこを締め上げて、甘い声を漏らしてくれることも同じくらい嬉しくて、もっと気持ち良くなって欲しいし、もっともっと気持ち良くシテあげたいって思うもん。

 

 それにね、感じてるときのめぐみんの表情って、すっごく可愛いの。

 もうね、食べちゃいたいくらいって表現は、決して大袈裟な比喩じゃないと思うんだ。

 もっとも俺の場合は舐めちゃいたいって方向だけどね、そう、舐めるのも愛情表現なんだから。

 

 これが愛してるってことだと思ってるし、愛してるからこそ繋がって一つになりたいんだ。

 だからさっき舐め尽くそうとしていたときだって、舐めれば滾る性技の刃、出番を待ち草臥れた俺の聖剣エクスカリバーも、入れたい挿したい貫きたい、めぐみんのナカにお邪魔してタコさんの間に引き篭もりたいって、天を衝いて俺を急かしていたんだ。

 

 その気持ちが通じたのかな、めぐみんたらいきなり喉の奥まで呑み込んでくれたもんな。

 ディープスロートて言うんだっけ、あの感覚も初めてだったから、めぐみんが新たなチャレンジを見せてくれたことが嬉しかった。

 

 そんな回想をしながらも腰を振り続けて、めぐみんの可愛い唇から漏れる喘ぎ声を楽しめる。

 もちろん腰の単純作業だけじゃもったいないし、もっとめぐみんの肌にも触れたいし、めぐみんが喘ぐ表情も見ていたいから、顔が見える『八つ橋』に移行したんだ。

 

 今じゃサプリームスキル性豪のサブフォルダの一つ、四十八本の手(B面)の体位だね。

『鴨の入首』から続く横臥しての後背位だけど、女性の片膝を抱え上げたまま仰向けに寝かせて、伸ばした側の脚を両脚で挟み込む様に絡めるところがポイント。

 

 繋がっている下腹部を『鴨の入首』よりも接近させられるから、結構奥深くまで挿入できるし、顔の表情もちゃんと見えるんだ。

 だけどこの体位は、ダクネスみたいに腰回りが充実してる女性が相手だとちょっと大変。

 華奢なめぐみんの良く引き締まったおヒップ様だからこそ生きる体位かな。

 

 

 

 たっぷりと俺の愛情表現を受け止めていただいて、心地良い音楽の様な喘ぎ声を聞かせてもらって、キッツキツの『巾着&蛸壺』で十分過ぎるほどの歓待を堪能させていただいたので、そろそろ限界でございますと音を上げ始めた外肛門括約筋をもう一頑張りと励ましながら、最後は持ち上げた片脚の足指をしゃぶりながらの『松葉崩し』で締め括った。

 

 もちろん俺の聖剣エクスカリバーが突き込む先は、お腹側の膣壁の固い部分、仮称Gスポット。

 若干脚を開いてもらわなければならないから、その分締め付けは緩くなりがちだけど、それでもキッツキツのめぐみんの『巾着』は俺の聖剣エクスカリバーを締め上げて余りある。

 

 華奢な体を仰け反らしてぶるぶる震えながら上り詰めためぐみんのナカに、具体的には八本の腕で手薬煉を引くタコさんの間の膣の最奥部に俺の聖剣エクスカリバーを突き込んで、本日四度目となる堰を切れば、腰が抜けそうな快感を伴って、熱い滾りの脈動が前立腺を震わせて奔流が尿道を駆け抜け、繋がって一体となっためぐみんの胎内を俺の精液で満たして行く。

 

 最後の一搾りを送り込んで大きく息を吐けば、白い手足を毛足の長い毛皮に埋もれる様に投げ出してひくひくと痙攣しているめぐみんは、薄く開いた唇の端から涎が垂れ落ちるのもそのままに、瞼を閉じたまま小刻みに呼吸を繰り返していた。

 

 ありゃま、イッてしまわれたか。

 きっと今夜もまた、お義母さんから肌艶の良さを褒められるんだろうな。

『ま、いっかあ』と俺も開き直って、無限収納から召喚したタオルをめぐみんのお尻の下に敷き込んでから、持ち上げてしゃぶっていた足をゆっくりと下ろした。

 

 

 

 気を失っていらっしゃる間に、それはもう綺麗に丁寧に愛情を込めて、俺が込めちゃった後始末をして、裸ん坊のめぐみんをそれはもうじっくりとしっかりと鑑賞してから、優しく抱いて毛皮に包まっていたら直ぐに還って来たけど、何だか不思議そうな目を向けていらっしゃいます。

 

「どした?」

 

「前から不思議に思っていたのですが、どうしてカズマはそんなに魔力を持っているのですか?」

 

「簡単に説明すると、そんなスキルを持ってるから。だけど、それだけじゃ納得いかないよな?」

 

 死ぬ度に天界に送られてる俺の魂を、オカンが再生した肉体に送り出してくれてるのは女神様のエリスで間違いないけど、本来のルールではリザレクションで蘇るのは一回きりだって言うから、オカンはともかくエリス自身はルール違反をやってるって自覚はあるはずなんだ。

 

 エリスはこの世界の管理者‥‥‥とまでは言えないのかもしれないが、少なくとも見守っている存在のはずなのに、あれからずっと地上に降り放しの様な気もするし、剰え俺と懇ろになって魔力まで分け与えている訳だから、天界の掟に抵触してるんじゃないかって心配にもなる。

 

 なのにそれでもエリスは俺に『女神の寵愛』を授けてくれた。

 そもそもどうしてこんな俺に、そこまでしてくれるのかはっきり言って全然理解できない。

 だけど、その理由を聞くのは違うと思ってるし、そんな無粋な真似は絶対にしたくない。

 

 そんな風に言うと、何だか己惚れてるみたいに聞こえるかもしんないけど、ただ単に利用価値が高いってだけならそこまでする必要はないはずだし、初めて天界で会ったときだって、アイツじゃない方の女神様は心の底から素敵だと思ったし、そんな女神様の願いなら何でも聞いちまいそうになると思うよ。

 

 現にイバラギさんだかヒイラギさんて魔剣の人だって、アクアにコロッと騙されてるじゃんか。

 俺の場合はその後の言い草と態度にカチンと来て今に至ってる訳だが、あれがなかったら同じ様に崇拝してたかもしれないんだからさ。

 

 だからと言ってエリスが俺に身を任せてくれることに、理由を求めるほど野暮じゃないつもりだけどさ、自分で言うのも何だけど惚れさせてるなんて自信はこれっぽっちもないもんよ。

 それを言ったら特殊な性癖をお持ちのお嬢様を除けば、めぐみんにも言えることだけどな。

 

 きっとこれは、生来の運の良さが引き寄せた『縁』だと思うことにしてるんだ。

 だから、その縁は有難いし感謝してるし大切にしたいと思ってるんだ。

 もちろん、めぐみんもクリスもエリスも、性癖は別としてダクネスも愛してる。

 

 但しオカンは別、確かに可愛いとこもあるけれど、アレだけは絶対に無理だと思う。

 嫌いってことじゃないし、微妙ながらも程良く距離を取れば関係性は決して悪くない。

 断言できるのは、絶対に男女の関係にだけは成り得ないってことだな。

 

 

 

「でも、それを口に出せない事情があるのでしょう? 構いませんよ、それが私の愛するカズマなのですから、私はそれも含めてカズマの全てを受け入れます」

 

「・・・・・」

 

「何ですか、その間は? 鳩が豆鉄砲を喰らったみたいな顔して」

 

「いや、めぐみんていいおんなだなあって、心底思った」

 

「それは心外ですね。今まで気付かなかったのですか?」

 

「ごめんよ、節穴で」

 

「そこは良いです。理由は兎も角、カズマは膨大な魔力を扱えるのですよね?」

 

「今のところ爆裂魔法数発分くらいってとこだけどな。もちろん空っぽにもなるだろうけど、拾い集めることもドレインタッチで他者から奪うこともできる」

 

「普通はそれだけ膨大な魔力があれば、使えない魔法なんてあるはずがないとも思うのですが」

 

「ああ、その答えは簡単さ、扱い方を知らないからだよ。どんなに凄い魔剣をもらっても、ソードマスターのスキルを持ってななけりゃ、そこいらのナマクラと一緒なのと同じだよ。現に治癒魔法だって、ギルドの酒場でエール三杯奢って初歩のヒールを習ったけど、未だに掠り傷くらいしか直せないからな。せめて止血くらいはできなきゃ話になんないけど、実地で経験を積むには看護兵にでもならない限りレベルは上げられない。最初から聖女の素質を持ってる人との違いだな」

 

「それでも、テレポートが使える冒険者なんて聞いたこともないですよ?」

 

「最初は冒険者から始めたけど、今じゃ盗賊に始まって鍛冶に石工に大工、料理や弓使いって具合に順調にスキルも増えてるし、オリジナルの合成スキルまで含めれば、玉石混淆だけどそれなりに手札はいっぱいあるぜ。だからって強い訳でもないってことも十分自覚してる」

 

「カズマと話していると、私たちの常識って何だったんだろうと思ってしまいますね」

 

「うん、まあ、そこは育った環境の違いなんだろうな」

 

「この子が育って来た環境も違うんですか? 一緒に大人になったはずなのに、すっかり置いてきぼりにされてる様な気がするんです」

 

 そう言ってウチの息子さんの頭を撫で撫でしてらっしゃいますが、左のおヒップ様の魔力ゲージは濃いピンクのままだから、紅い瞳にもちろちろと焔が燃えてますな。

 あんなにシタのに、まだ足りないんだろうか?

 

「環境と言うか、情報量の違いだな。実は知識ばっかりの頭でっかちでしたってこと。めぐみんのお陰で漸く一人前になれた気がしてるんだから、この娘にも感謝してるよ」

 

 お返しにめぐみんの娘さんを中指一本で軽く撫で上げれば、短く声を漏らして甘い息を吐いた。

 

「本当にこのまま帰るんですか? 今夜は夜這いに行ってくださいとは言いましたが、正直なところちょっとだけ意地悪したいなとも思ったんですよ」

 

「どっちに?」

 

「もちろん、両方にですよ。私の仇を取って欲しいと思ってますから。夕方までにカズマの残機を減らしておけば、クリスの負担は減るかもしれませんし、逆にクリスにとっては、お代わりが足りなくなってしまうかもしれませんから」

 

「ふ~ん、それは俺への挑戦と受け取っても良いのかな?」

 

「そうは言いませんが、今夜一人で寂しく眠るのですから、最後に優しく抱いてくれませんか?」

 

「クリスを倒して早々に帰還するって手もあるぞ?」

 

「一応、夜明けまでと約束しましたから」

 

 だからもう一回と、小さな声で甘える様に強請るんだもんな。

 うん、漲っちゃったよ。

 

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