※この作品はR-18です。

偽の護衛任務で男と繁殖セックスさせられるダチカ   作:もこもこサムライ

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skebで書かせていただきました

---あらすじ

 アブレックは会社の貿易会社社長の護衛として派遣される
 しかし着任早々社長にレイプされ調教されてしまった

 やがて社長の息子の筆おろしを命じられ、妹ビオンより若い少年との禁断の関係に溺れてしまう
 日々少年との色欲耽るうちに、やがて危険日が訪れる


貿易会社社長親子のセックス奴隷になるアブレック

 

 

 

---出向先でレイプされるアブレック

 

「旦那様、いけません」

 

 アブレックの声は小さく、どこか頼りなく震えていた。

 彼女の瞳には、抗議の意志と同時に諦めに似た感情が混じり合い、複雑な色を帯びている。

 

「何を言うアブレック。お前はワシの護衛なのだから肌身離さず密着しているだけじゃ」

 

 太った初老の男――社長は、脂ぎった笑みを浮かべながら、アブレックの腰に手を這わせる。

 その指は汗ばみ、メイド服の裾を乱暴にたくし上げると、ためらいなく彼女の柔らかな肌に触れた。

 ダチカ達と同じようにアブレックもまた国家重要人物の護衛として、軍需物資を取り扱う貿易会社社長の家に派遣されていた。

 

 しかし、着任するなり早々に護衛対象である男はアブレックに手を出してきた。

 

 広大な屋敷に足を踏み入れた瞬間から、彼女の役割が「メイドを装った護衛」という会社の用意した偽装身分に過ぎず、それが建前であることは明白だった。

 

 豪奢な調度品に囲まれた空間は、彼女を縛る見えない鎖のように感じられ、静寂が重くのしかかる。

 

「(半分ぐらいこうなるってわかってはいたけれど……スネジンカちゃん達は大丈夫かしら)」

 

 股間をまさぐられながら、アブレックは同僚達の心配をした。

 会社の命令で壁内要人の護衛を命ぜられたが、武装はほとんど許されず、単身で守れとの命令であった。

 内心、来る時が来たかという思いもある。

 

「さすが若いのう、太ももがすべすべだわい♥」

 

 社長の手が下着の縁をずらし、太い指が秘部に触れるたび、彼女の意識は現実と仲間への想いの間で揺れ動く。

 自分は耐えられるが、同僚であるスネジンカやダチカ達はまだ若く、性に関する知識を持っているかすら怪しい。

 半ば保護者のような目線で彼女たちを見守っていたアブレックは心配するが、会社の命令でバラバラに派遣された以上どうしようもない。

 きっと、辛い目に遭っているだろう。

 だがしかし今は目の前の男に対応しなければ。

 彼女の心に、仲間への気遣いと目前の危機が交錯し、息が詰まるような感覚が広がる。

「ぐふふ、なあ分かっているのだろう? おぬしもウブなねんねではあるまい」

 

「旦那様……一応、私は護衛として雇われているのですよ、そのお金は祖国から、つまり我々の血税から出ている――」

 

 アブレックは声を強めて返すが……

 

「祖国がなんぼのもんじゃい。ワシが諸外国と取引をしなければこの国はあっという間に滅びてしまうわ! お前たちが使っていた武器の部品をどこの誰が調達していると思っていた。この敵だらけの国で迂回して資材を調達するのがどれだけの労苦か。これぐらいのことは多めに見てもらわんとやってられんわ」

 

 太った初老の男は、まくしたてると息荒げながら再びアブレックのメイド服の中に手を入れる。

 汗ばんだ掌が彼女の腹部を這い、胸元へと迫る。

 

「ん? こんな物騒なものは要らんぞ、護衛なぞただの建前じゃ。ぐひひ♥」

 

 男はアブレックがメイド服の中に隠し持っていたハンドガンを取り上げると、テーブルの上に頬りだされた。

 

 屋敷の大きなリビングには、アブレックとアブレックの護衛対象である社長しかいない。

 誰も見ていないことをいいことに、社長は好色丸出しでアブレックに発情する。

 

 

 重厚なソファや豪華なカーテンが飾る部屋は、まるでこの退廃的な行為を隠してしまう秘密の檻のようだった。

 窓の外では夕陽が沈み、薄暗い室内に二人の影を長く落としていた。

 

「はぁっ……! んっ……旦那様……」

 

 アブレックが吐息を漏らす。大きなテーブルに手を突いて、尻を社長に向ける。

 その姿勢は、社長にセックスへの同意と取られた。

 服の裾が乱れ、白い太ももが露わになると、社長の目がさらにギラつく。

 

「ええのう若いもんは。このいやらしい尻をもっと開いてワシに見せつけろ」

 

「あっ……ひぃっ! そんなに指を強く入れないでください」

 

 ぐちっぐちっと音をさせながら、社長はアブレックの秘部に指を出し入れする。

 別に感じてはいないが、生理現象で勝手に愛液が漏れてきた。

 身体はセックスの予兆に反応し始め、指の動きに合わせて太ももが小さく痙攣する。

 濡れた音が静かなリビングに響き、刻一刻と社長との初セックスの時が迫っていることをアブレックに感じさせた。

 

「今まで何人とセックスしてきたんだ、ええ?」

 

「(経験がないわけではないけど、答えたくないなあ)」

 

 アブレックは目を伏せ、内心でそう呟く。

 過去の淡い記憶が一瞬よぎるが、すぐに社長の声に遮られた。

 

「いわんか、ワシがお前の旦那様だぞ」

 

「一人だけ……」

 

 仕方なく小さく答える。

 社長の娼婦に対するような態度に、アブレックは自分が情けなくなるのを感じた。

 事実、自分は会社によってデリバリーされたセックスのための女なのだ。

 

「そいつはなんだ? 恋人か?」

 

「大学時代の同志です。もう亡くなりましたが……」

 

「ほぅ、そいつとのセックスはよかったか?」

 

「わかりません、数えるほどしかしませんでしたから」

 

「ふむ、可哀そうに。アブレックよ、セックスの良さを知らぬまま二十歳を超えてしまったか。どれ、ワシが女の喜びを目覚めさせてやろう」

 

 社長がアブレックを見つめる。

 その視線は、若い女との交尾を期待してギラついていた。

「あっ、旦那様。避妊は――」

 

 アブレックが言い終わる前に、社長は後背位でアブレックの膣口に男性器を押し当ててきた。

 彼女の言葉を無視し、欲望のままに腰を進める。

 その瞬間、アブレックの身体が硬直し、下腹部に熱と圧迫感が広がるのを感じた。

 

「狭いな、処女同然ではないか ほれほれ、ワシがセカンドバージンを奪ってやるぞ」

 

「あっああああっ……んっ! だ、旦那様。もう少しゆっくり……ひぃっ!」

 

 女遊びに慣れているのだろう。

 社長の年季の入った赤黒い先っぽは、先走り汁を垂らしアブレックの経験の浅い膣肉をねぶる。

 交尾欲丸出しの生殖器に欲望を移されたのか、アブレックのピンク色の膣の小陰唇がゆっくりと花開いて行く。

 彼女の身体は、頭で拒否していても、少しずつその熱に飲み込まれていった。

 

 濡れた音と社長の荒い息遣いが混じり合い、部屋に淫靡な空気を漂わせた。

 

「ほれっほれっ♥ アブレックちゃんのおまんこ肉もワシとセックスしたがっていたぞ」

 

 社長は腰を軽く振りながら、アブレックの肉をかき分けていく。

 

「(やぁぁ、恥ずかしい。テーブルに押し付けられて、後ろから犯されるなんて)」

 

 アブレックは普段スネジンカ達の前で大人ぶってはいるが、老練な社長から見れば年若き少女のようなものである。

 セックスの経験だけでいえば、アブレックもスネジンカ達とそう変わりはない。

 内心は羞恥と恐怖で一杯だったが、身体は裏切るように社長のセックスに反応し始めていた。

 

「旦那様、こんな場所でするよりちゃんとお部屋でしませんか、ね?」

 

「うるさい」

 

 アブレックが諭すように言ったのが気に入らなかったのか、社長はより一層激しく腰を突き出してきた。

 いまだ性の悦びを知らないアブレックの秘部は、雄々しい男性器に戸惑いながらも、蜜を垂らしながら受け入れる。

 膣の防衛反応であろうがなかろうが、それはアブレックの身体の意思である。

 

 自分をレイプする男と、セックスすることに同意していたのだ。

 

「ぐふふ まだ硬いのう。これからゆっくりほぐしてやらねばな。女の穴は使ってやらねば蜘蛛の巣が張ってしまうでの♪ お前はラッキーだぞ、このワシ直々に雌の悦びを教えてもらえるのだからな」

 

 勝手なことを言いながら、社長はアブレックのあそこを堪能する。

 初々しい肉の壺は、戸惑いながらも生殖の可能性に震え、社長のちんぽを締め上げながら受け入れようとしていた。

 彼の言葉に嘲笑が混じり、アブレックの耳に突き刺さる。

 

「やぁぁ……旦那様のが入ってる……」

 

 しかし当の本人は自分の肉体の変化を感じる間も無く、レイプされてしまったことに動揺していた。

 今まで女の園で大人ぶっていた自分が突如、雄の荒々しい性欲の洗礼を受けたのだ。

 心は混乱し、身体が勝手に反応する現実を受け入れられずにいた。

 

「動くぞ」

 

「あっあっあっあっ……んふぅっ! だ、旦那様、許してくださいぃ……」

 

 アブレックはとうとう根をあげて許しを請う。声は掠れ、涙がにじむが、社長の動きは止まらない。

 彼女の腰を掴む手はさらに力を増し、まるで彼女を完全に支配しようとするかのようだった。

 

「中に出してくださいと言え」

 

 社長は容赦なく腰を振り、引いては打ち付ける。

 その度にアブレックと社長の結合部の交尾音がリビングに響く。

 

 パンッ パンッ パンッ

 

 セックスの肉音を聞きながら、アブレックは恐怖に打ち震える。

 徐々に、自分の体内にある男性器が膨らんでくるのが分かったからだ。

 大学時代の彼氏にはされたことのない、膣内射精の予兆。

 大学でも教わったことのない、膣内射精セックスの感触である。

 

「そ、そんな。妊娠してしまいます、避妊具無しでエッチしたら赤ちゃんできてしまいます」

 

 アブレックは逃げようと腰を引こうとするが、社長にがっちりと掴まれて逃げられない。

 中に出す気満々のちんぽが、反りあがって何度も膣中を擦ってくる。

 

「早く言わんか。ほれっほれっ」

 

「うぅ……お、お願いします旦那様。私の中に出してください……」

 

 観念したアブレック。

 拒否しても認めても膣内射精されるなら、社長の機嫌を損ねてはいけない。

 口では恭順の意を示しても心の中では認めていないと自分に言い訳する。

 

 一度だけならきっと大丈夫なはずだ、生理周期では多分問題ないはず……。

 

「色気がないのう! おまんこに射精してくださいと言え。それとも大学出のインテリは下品な台詞はお断りか!?」

 

「おまんこに射精してください、アブレックの、あそこの奥にいっぱい旦那様のせいしだしてくださいっ!」

 

 言った瞬間、社長は腰をアブレックに押し付け制止した。

 彼女の言葉が引き起こした興奮が、彼の動きを一瞬止めた。

 

「あっ……あああああ……で、出てます……私の中に……旦那様の精子出てる……」

 

 ぶびっ びゅるるるるっ♥ 

 

 体内で、社長の生殖器が跳ね上がったのを感じる。

 

「ぐほぉ♥ えらい引き締めよるわい。ええマンコしておるわ……ぐぅっ! もっと搾り取れ ワシは国家重要人物じゃぞ、精液一滴たりとも漏らすのではないぞ」

 

 惚けた顔をしながら、社長はグイグイと腰を押し付ける。

 その度に、脈動するペニスから精液がせりあがり、亀頭の鈴口からアブレックの膣内に吐精されていった。

 彼女の内部が熱で満たされ、逃げ場のない感覚に襲われる。

 

「(嫌ぁ……まだ出てくる……腰しっかり掴まれて逃げられない……この人の熱い精液私の中に入ってきてる……誰かたすけて……)」

 

 アブレックにとって、射精の瞬間がとてつもなく長く感じられた。

 女の一番大事な部分を犯され続ける感触が、それをじっくりと味合わせられる。

 彼女の心は助けを求める叫びを上げながらも、身体は動かず、ただ受け入れるしかなかった。

 

 ごぽっ……

 

 社長が腰を引き抜いた瞬間、膣穴が音を立てて体液を垂れ流す。

 その音が静寂の中で異様に響き、アブレックの耳に突き刺さった。

 

「ふんっ、初日はこれで勘弁してやる。明日からはみっちりと仕込んでやるからな」

 

 社長は満足げに腹を揺らし、だらりと垂れた男性器をアブレックに見せつけるのであった。

 彼女はテーブルに突っ伏したまま、動けずにただ荒い息を吐くしかなかった。

 

 

---堕ちたアブレック

 

 

 初日にレイプ同然に犯されてからというもの、アブレックの日常業務に社長とのセックスが無い日はほぼなかった。

 最初の抵抗は涙と共に薄れ、繰り返される行為の中で彼女の心と身体は少しずつ屈服していった。

 屋敷の寝室に連れ込まれ、欲望のままに弄ばれる日々が続く。

 

「旦那様のおちんちん今日もご機嫌よろしいですね、ふふ」

 

 今では自ら媚びる言葉を口にし、甘い笑みを浮かべるまでに堕ちていた。

 彼女の声は媚薬に侵されたようなとろみを含み、寝室の薄暗い灯りに照らされた肌が艶めかしく光る。

 

 今日も社長と愛し合うのだ。

 

「ぐふふ、お前が来てからというもの息子がワンパク小僧になって困っておる」

 

 愛人をベッドに組み敷き、割れ目にペニスを押し当てながら社長はニタニタと笑う。

 ちんぽの先からカウパーをだらだらと垂れ流し、アブレックと一晩中まぐわい続けるつもりなのだ。

 

「まあ、それでは責任を取らせていただきますね……」

 

 両足を開いたアブレックは、社長が腰を押し進めちんぽの先があそこの粘膜に接触すると、交尾欲を掻き立てられブルブルと震える。

 

「ああぁん♥ 旦那様のおちんちんビクビク震えてる、私のあそこに入ってきてます」

 

「日を跨ぐ度に中が熟れてきおるわ♪ くく、先日まで処女同然だった女とは思えんな。お前の膣肉がワシの亀頭をねぶりながら締め付けてきおるわ」

 

「だって、旦那様が毎日私とセックスするから……私を淫らな女にしたのは旦那様じゃないですか」

 

 アブレックは自ら腰をくねらせ、社長の剛直を受け入れる。

 身体は以前より敏感になり、触れられるだけで雄を発情させる媚びた声を漏らすようになっていた。

 

 シーツには汗と愛液が染み込み、淫靡な香りが部屋に漂う。

 最初は演技であった。感じていなくても、悦ぶ振りぐらいしなくてはこの好色な男の不興を買いかねない。

 この男の中には、自分のセックスで感じている女を調教したいというストーリーがあるからだ。

 それを自分から壊すわけにはいかない。

 最初のうちは解雇されたくない一心で計算して演技していた。

 しかし身体はその演技に引きずられるように反応し始めていた。

 雇い主に嫌われてしまってはこのご時世、失職するだけではすまない。

 失業者はインフラに寄生する反国家的思想を持つ人間のレッテルを張られ、職業安定支援施設に送られかねない。

 職業支援とは名ばかりで、実態は過酷な奴隷労働をさせられ死んでいくものも多いと聞く。

 政府は失業率0%を諸外国に自慢しているが、実態はそんなものである。

「そりゃっそりゃっ♥」

 

「あんっ♥ あんっ♥ 凄いです社長、今日もとても男らしい腰使いでメロメロになってしまいます♥」

 

 仕事のため、妹を探すため……

 そういう言い訳(フリ)をしていくうちに、徐々に本当に社長との性行為に快楽を覚え始めてしまっていた。

 彼女の声が自然と甘くなり、演技を超えた本物の悦びが混じり始める。

 

「おりゃっここがアブレックの弱いとこじゃろ♥」

 

「あひぃぃんっ♥ やぁぁ……そこダメぇ、すぐイってしまいますぅ♥」

 

「(やだっ今私本気で感じてる声だしちゃった。社長のおちんちんが、奥えぐってくる……私のおまんこ、この人の形に変えられてきちゃってる)」

 

「わかるぞ、演技ではなく本気で感じているんじゃろ」

 

「あぅぅ お許しください旦那様ぁ、これ以上はだめです。これ以上いやらしくなったら旦那様のおちんちん意外じゃイケなくなっちゃう。溶けちゃう、アブレックのおまんこ溶けてしまいます」

 

 アブレックの声は切なく、子宮が社長の動きに合わせて震える。

 快楽に抗う理性が薄れていくのを感じながら、彼女は自らを抑えきれなくなっていた。

 ちんぽで子宮口近くの肉壁を擦られる度、セックスに対する抵抗力を落ちているのが分かる。

 

 自分身体が、雌として雄に抗えなく恭順していく、本能で服従していってしまうのが分かる。

 

「(しらないっこんなの知らなかった。性行為がこんない良いなんて……私、堕ちてしまう……♥)」

「子宮ひくつかせおって、ワシの亀頭に吸い付いてきおるわ。子種が欲しいんじゃろ」

 

 社長は徐々に腰振りを激しくし、小刻みになっていく。

 それは射精前の社長の癖であることをアブレックは知っていた。

 

「ひぅっ 許してください、今日は大丈夫な日ですけど……旦那様の濃いの注がれたら孕んじゃうかもしれません」

 

 射精が近い、恐怖と同時に、子宮が疼くのを感じる。

 既に膣内射精の快楽を覚えているアブレックのあそこは、セックスの終わりに射精のご褒美をもらおうと子宮を降ろして少しでも受精確率を上げるべくちんぽに近づこうとする。

 

「安心せい、幸い妻に先立たれておらんからな。」

 

「やぁん、孕ませる気満々じゃないですか」

 

「知っているのだろう、この任務の本当の目的を」

 

 アブレックはぎくりとする。

 ダチカとは違うルートだが、アブレックもまたこの護衛任務の真の目的を知っていた。

 社長の部屋を掃除しているときに、偶然社長と会社のやり取りを記した書類を発見して盗み見たのだ。

 

「ごめんなさい旦那様、許してください」

 

「許してやらんこともないぞ、ただしこういうんじゃ」

 

 社長はアブレックに耳打ちする。彼女の耳に熱い息が当たり、身体が反射的に震えた。

「ああん、孕んじゃう孕んじゃう。中卒ちんぽで孕んじゃいます、せっかく大学出たのに低学歴遺伝子で孕んじゃいますぅ」

 

 若い頃は苦労したのだろう。

 学校もろくに出ていない社長は学歴に強いコンプレックスを持っていた。

 アブレックの前にいた社長の妻も、良い大学を出た女性であった。

 その事実が、社長の欲望に火をつけていた。

 

「ぐっ! ワシの種で孕むんじゃ! この大卒での生意気な女がっ、うりゃっうりゃっ 子宮明け渡すんじゃ」

 

「ひぃんっ 旦那さま、旦那様ぁ ぶっといちんぽで高慢な私の子宮こじ開けてぇ 優秀な旦那様のザーメンで高学歴卵子にお仕置きしてぇ」

 

 言いながら、アブレックもその気になってノリノリで媚び声を上げて種請いする。

 上級国民ではあるが、若い頃から勉強ができず劣等感を持っていた社長にどこか共感するものがあったのかもしれない。

 自らの力で政府御用達の豪商人になりあがった雄の遺伝子を求めて子宮が疼く。

 彼女の声は本能に突き動かされ、理性が薄れていく。

 

「子宮きゅんきゅん疼いてるのっ♥ 旦那様の遺伝子おまんこ注ぎ込んでぇ」

 

 言いながら、子宮口が完全に開いてしまうのを感じた。

 本気にさせられたアブレックの生殖雌本能が全開になって中卒ちんぽに媚びてしまう。

 孕んでしまえば、妹のビオンを探すことからさらに遠ざかってしまうかもしれない。

 彼女の心に一瞬の葛藤がよぎるが、快楽の波に飲み込まれる。

 

「(ごめんなさいビオン、でも私止められないんだよ、この人の精子欲しくて子宮が勝手に降りておちんぽの先っぽに媚びちゃってるの 精子ください、孕ませてくださいって子宮が勝手に妊娠する気満々なの)」

 

 子宮が悪いと最低の言い訳をしながら、アブレックは両足を絡めて精子受け取り態勢に入る。

 セックス漬けにされたせいとはいえ、妹のことさえ後回しにするほど堕ちたアブレック。

 彼女の身体は社長に完全に調教され、心まで絡め取られていた。

 

 妹の安否より、目の前の雄に孕まされたい。

 優秀な雄の遺伝子をおなかの中で育みたいという動物的本能が、今この瞬間は勝っていた。

 

「そりゃっ とどめを刺してやる」

 

 ぶりびちちっ

 びゅるっ びゅるるるるっ

 

 まるで排泄するかのような音を出しながら射精が始まった。

 コンプレックスを刺激された社長の睾丸が、復讐せんとばかりにゼリー状の精子を解き放つ。

 アブレックの内部が熱で満たされ、彼女の身体が震えた。

 

「トドメさしてさしてぇん♥ 私のおまんこ旦那様の精子で躾けてくださあぃ♥ あはぁぁ~~ 旦那様のザーメンぶりぶりって入ってきてますぅ」

 

「今日も良かったぞアブレック」

 

「うふふ、とどめ刺されちゃいました……私のおまんこ、本当に妊娠しちゃうかも」

 

 確か今日は安全日だったはずだが、この社長のものなら本当に届いてしまうかもしれない。

 愛欲で満たされた赤ちゃん部屋がそう訴えているかのようにアブレックは感じた。

 

 

 

 ……

 

「お疲れさまでした旦那様……また愛してください……」

 

 アブレックは脚を社長の脚に絡めながら囁く。

 セックスの快楽を教えてくれた男に媚びた視線を送る。

 互いの肌は汗で濡れ、部屋に漂う濃厚な匂いが二人を包み込んだ。

 

 交尾の後の静寂。

 自分でも気が付かないうちに、アブレックはこの時間を楽しんでいた。

 しかしいつもと違い、社長は静寂を破り話し始めた。

 

「ううむ、そのことなのだが。実は明日から長期に家を空けなければならんのだ」

 

「そんな……寂しくて死んでしまいます」

 

「ぐふっ♥ そういうだろうと思ったぞ。そこでお前に一つ頼みたいことがあってな……お前も知っているだろう、息子が寄宿学校から帰省していることを」

 

「はい先日ご挨拶を済ませました」

 

「ワシがおらん間、息子の面倒を見てもらいたい」

 

「それって……」

 

「ぐふふ、意味は分かるな? ワシの息子だ、ワシと同じように丁寧に扱うのだぞ♥」社長はニタニタと笑いながら言った。

 

 社長の言葉に、アブレックの心が一瞬ざわつく。

 彼女の瞳に新たな欲望の火が灯り、次の相手への期待が膨らんだ。

 

 ……

 

 ……

 

 

---お坊ちゃまの筆おろし

 

「坊ちゃま、小テストの点数がまた上がりましたよ。さすが旦那様の子ですね、教えがいがありますよ♪」

 

 アブレックは教師時代のスーツを久しぶりに身にまとい、社長の息子の宿題を手伝っていた。

 わからないところは教え、丁寧に弱点を克服させていく。

 先日寄宿学校がテロの標的になったため、一時的に帰省した息子の面倒を任されていたのだ。

 

「う、うん僕頑張ったんだ。だ、だから……」

 

「だから? ……もっとはっきり言わないとわかりませんよ? ふふ♥」

 

 アブレックは言いながら、まだ年若い少年の頭を抱き寄せて、胸に押し付けた。

 少年の頬が彼女の胸に押し付けられ、手は優しく少年の髪を撫でる。

 アブレックの胸に熱い吐息が布越しに伝わってくる。

 

 アブレックは少年がアブレックの言うことを聞くたびに褒め、自分の身体を使って甘やかしていた。

 社長の息子はまだ1〇歳であるが、既に女の身体に興味を示し始める年頃でもある。

 突如父親が雇った家庭教師? は自分をことあるごとに褒め、母のいない自分に母性全開で甘やかしてくる。

 

「せ、先生……」

 

「(可愛い♥)」

 

 少年はビオンよりずっと年下の男の子で、アブレックの保護欲をかき立たせた。まだ幼さを残すその姿に、彼女の心に複雑な感情が湧き上がる。

 

「いいんですよ、私は坊ちゃま専用の家庭教師なんですから。がんばりましたね♪ この調子なら成績を落とすことはないと思いますよ。坊ちゃまがとてもいい子で安心しました♥」

 

 アブレックの声は甘く、少年を誘うように響く。

 子供部屋の窓から差し込む午後の光が、ベッドに二人の影を映し出していた。

 

 アブレックは上着を脱ぎ始める。

 息子への授業の度にスキンシップを重ね、とうとう素肌を少年に許し始めていた。

 

 

「せ、先生! ね、ねえまたおっぱい吸ってもいい?」

 

 辛抱たまらなくなった少年は、夢中にアブレックに抱き着き、大人の乳房を触り、吸う。

 

「もう吸っちゃってますね、ふふ、可愛い でも、胸だけでいいのかな?」

 

 言いながら、アブレックは息子の股間を撫でまわしていた。

 社長に仕込まれた手管で、念入りに竿を刺激し、睾丸付近を揉みほぐす。

 

「う、うう、ちんちん気持ち良い……」

 

「今日は点数が上がったご褒美だよ、先生のおっぱいだけじゃなくて、あそこの方にも興味あるよね? ここ、触りたい?」

 

 アブレックは胸にチュウチュウとしゃぶりつく少年の手に、自らのあそこをあてがう。

 スカートをたくし上げ、下着をずらすと、すでに湿り気を帯びた秘部が露わになる。少年の小さな手が触れるたび、彼女の身体が小さく震えた。

 

「知ってるんですよ。坊ちゃまが私と旦那様とセックスしているところを覗いてたよね?」

 

「うう。ごめんなさい、だって。先生のことが……アブレックさんのことが気になって……」

 

「うふふ、おませさんだね。そういう悪い子には悪いご褒美あげちゃおうかな、えいっ♪」

 

 アブレックは少年を抱き上げると、子供部屋のベッドに少年を押し倒した。

 柔らかなマットレスが軋み、少年の驚いた顔が彼女を見上げる。その無垢な瞳に、彼女の嗜虐心が疼いた。

 

「……」

 

 少年は熱っぽく潤んだ瞳でアブレックを見つめる。

 あの社長の息子である、セックスを望み見ることは一度や二度ではなかったはずだ。

 まだ下腹部に毛も生えていない年齢ながら、交尾に対してはっきりと意欲を示していた。

 彼女はその瞳に、純粋さと欲望が混じるのを見て、胸が高鳴る。

 

「旦那様と私がしてたこと、坊ちゃまもしたい?」

 

「し、したい」

 

「でもやっぱり坊ちゃまにはまだ早いかなあ?」

 

「や、やだぁ! 僕も先生と、アブレックさんとしたいよぉ! だってパパとはしてるじゃないか、ずるいよそんなの」

 

 必死である。

 少年はアブレックとセックスしたくて必死に説得のような懇願のような声を上げる。

 その声に、アブレックの心が疼き、支配欲が膨らんだ。

 

「(エッチしたくて必死になっちゃってかわいい)」

 

 嗜虐心がアブレックを支配する。

 アブレックが家庭教師の他に社長に頼まれたのは、社長の息子の筆おろしである。

 なんと父親自ら、愛人に息子の童貞を奪わせようというのだ。

 その退廃的で反良識国家思想に、今のアブレックは疑問を抱かない。

 そう調教されたからだ。彼女の心はすでに堕ち、欲望に染まっていた。

 

 初めは嫌々だったとはいえ、堕落させられたアブレックの脳はセックスを望んでいた。

 それが例え、妹より年下の少年とのセックスといえど。彼女の理性は薄れ、身体が疼きを抑えきれなくなっていた。

 

「(もうちょっと焦らしてからしてあげようかと思ったけど、今日筆おろししちゃおうかな。旦那様が仕事の出張でしばらく家を空けるてるから、もう三日もおちんちん見てないですし)」

 

 アブレックがタイトスカートを脱ぎ、下着も脱ぎ捨てて少年のベッドに横になる。

 

「(教え子とセックスしちゃうなんて教職時代は想像もしなかったけど、なんだかすごく興奮してきちゃった)」

 

 下腹部が疼く、まだ年若い蕾の少年の、初めてを奪う。

 社長の息子にしては、なかなかの美少年だ。

 思わずアブレックの喉がなりそうになる。

 

「ほら、ここが女のおまんこだよ。ここが坊ちゃんのおちんちんを入れる場所だよ。ここにおちんちんを入れるとどうなるかわかるかな?」

 

「あ、赤ちゃんができる」

 

「おちんちんを先生のあそこに出し入れして君がいっぱい気持ちよくなったら、おちんちんから精子が出てきて私のおまんこの奥にある卵子と受精して着床すると赤ちゃんができるんだよ」

 

「せ、先生。はやくしたいよぉ。先生とセックスしたい、僕のおちんちん、先生のおまんこに入れたい!」

 

「じゃあ、やってみようか。ほら、先生動かないから坊ちゃんの好きにしていいよ」

 

 アブレックはベッドの上で両足を開き少年に見せつける。

 まだ1〇歳の少年に対し、恥知らずにも交尾を誘い始めた。

 彼女の肌が汗ばみ、部屋に淫靡な香りが漂う。

 

 盛りの付いた獣同然の少年は、アブレックに抱きつき、腰をヘコヘコと夢中になって動かす。

 だが、思ったようにはいかない。

 腰を勝手に動かして小さな生殖器をアブレックの女性器に当てるだけで、なかなか入っていかないのだ。

 少年の必死な動きに、アブレックの唇がわずかに歪む。

 

「ほらほら、先っぽぬるぬるして入らないよ、このままじゃセックスできないよ。ちゃんとおちんちんの先っぽを……そう、そこに入れるんだよ」

 

 社長とセックスし続けたせいで少しだけ伸びた小陰唇のビラビラが、淫靡な香りを放ち少年を誘惑する。

 雄の性欲を刺激された少年のあそこは既にビンビンにそそり立ち、幼いながらも男の欲望表し始めていた。

 目の前の雌と交尾し、子を孕ませたいという誰に教えられたわけでもない遺伝子の欲求が少年を突き動かす。

 アブレックはその姿に、嗜虐的な喜びを感じていた。

 

「もうすぐ入りそうだよ」

 

 アブレックが少年のささやかなペニスを摘まみ、亀頭を女性器の入り口に誘導する。

 アブレックもまた興奮し、あそこから愛液を垂れ流していた。

 

 くちゅっ♥ と水音がし、アブレックの膣肉と少年のまだ幼い性器がベーゼを交わす。

 

「そう、そこがセックスの入り口なんだよ♪ もっと来て……君のおちんちん、私のおまんこに……奥に入れて、パパみたいに私を犯して♥」

 

「あ、あああああ……先生の中、熱い……」

 

 ずぶ、にゅぷぷぷっと空気が結合部から漏れる音がする。

 アブレックはとうとう、少年の童貞を奪ってしまった。

 

「はい、よくできましたね とっても偉いよ。童貞卒業……おめでとう♥」

 

 アブレックも感極まって、少年の背中に両腕を回して抱きしめる。

 自分よりずっと小さな少年に、セックスで誘惑してしまった。

 

「先生、せんせぇ……」

 

 ヘコヘコヘコヘコ

 

 父親に比べればまさしく児戯である。

 だが、初めてのセックスに興奮した息子の無我夢中の腰振りをアブレックは愛おしく思う。

 

「ふふ、沢山腰触れて偉いね。私のこと、いっぱい好きにしていいからね♥」

 

 アブレックも時折、腰を浮かせてうぶなストロークを手伝う。

 

「(おちんちんはちょっと物足りないけど、凄く一生懸命だね♥ 偉い偉い♪)」

 

 この少年に膣内射精させてあげたい。

 そう思ってしまっていた。

 

「おちんちんビクビクしてるよ、先生の中に出したくなってきちゃったかな?」

 

「あ、なんか来るっ! 先生! あ、あああぁ……」

 

 息子がぶるぶる震えると、アブレックにしがみつき、胸の間に顔をうずめる。

 まるで母親に甘えるかのように、射精が始まったのだ。

 

 ぴゅるっ、ぴゅるびゅるっ

 

「ふふ、それが射精だよ。先生のおまんこに、君の精子入ってきてるよ」

 

 少年は初めての射精であった。

 アブレックの蠱惑的な肉体に精通させられた少年は、無我夢中になって目の前の雌を孕ません強く腰を膣肉の奥深くに押し付ける。

 だが悲しいかな、少年のまだ未熟で小さな男性器は、アブレックの膣肉の浅い入り口で情けなく精子をまき散らすだけだ。

 彼女はその熱を感じながら、少年を抱きしめる。

 

「がんばれがんばれ、先生にもっと君の精子いれて? パパはもっともっと私の奥の方に精子ぶち込んでくるよ」

 

「やだぁ、僕が先生を、アブレックさんを孕ませるんだ」

 

 一人前の雄のような顔をしながら、奮闘する少年。

 

「じゃあ、もっと先生の奥にきて♥ いっぱいぎゅーってしてあげるからね♥」

 

 アブレックはその若い雄を愛おしそうに抱きしめる。

 両脚を少年の背中に回し、脚をクロスして締め上げる。

 アブレックに蟹ハサミにされた少年は、腰を強くアブレックのあそこに押し付けられ、また情けなく声を出して射精してしまう。

 

「童貞精子いっぱい出して、先生と赤ちゃんつくろっか……♥ 坊ちゃんのパパより先に、私の卵子にたどり着いちゃうかもね……♥」

 

 アブレックは誘惑するように息子の耳元で囁き、舌先でチロチロと息子の耳を舐めた。

 

 ゾクゾクゾクと、少年の睾丸から背中にかけて快楽が駆け上がる。

 童貞を捧げた女教師に、自分の子を産ませる。

 その意味はまだよく理解していなかったが、やってはいけない最高に気持ちの良い行為だということは直感で分かった。

 

「せんせぇ……僕の赤ちゃん産んでぇ……パパのより僕を選んでよぉ……!」

 

 息子は両手にあらん限りを力を籠めアブレックにしがみつきながら懇願した。

 上目遣いにアブレックに願う。

 

 それには答えず、アブレックは少年の射精が終わるまで抱きしめ続ける。

 

 ビュクッ……ビュクッ……

 

 徐々に少年のペニスの脈動が小さくなり、そして終わりを迎える。

 

「うん、いっぱいお射精できたね、先生のお腹に最後まで精子だせたね……偉かったよ♥」

 

「先生、もっとしたいよ」

 

「じゃあ、今度学校のテストで良い点数が取れたらまたしてあげるね」

 

 アブレックは、自分にしがみつきながらまだ腰をヘコつかせる少年の頭を抱き、優しくなでた。

 

 

 

---繁殖の誘惑

 

 帰省中とはいえ上級国民の子息達に休息はない。

 将来下等国民達を指導する立場になる同志の一人として、勉学を休むことは許されない。

 寄宿学校から"本国に疎開"中でも、壁内の学校に通っていた。

 

「ねえ今日は皆で遊ばない?」

 

 授業が終了し、息子が学校の門を出たところで、同級生の女子が話しかけにきた。

 彼女の声は明るく、期待に満ちていた。

 制服のスカートが風に揺れ、夕陽に照らされた髪が柔らかく輝いている。

 上級国民の子息達が通うこの学校は、壁の内側に位置し、厳重な警備と豪奢な施設に囲まれていた。

 校舎の白い大理石が夕陽を反射し、少年の背後に影を落とす。

 

「いやいいよ。お父さんにも帰省中はどこにも寄らずまっすぐ家へ帰れって言われてるし。ここだけの話最近、壁内でも不審者がいるらしいよ、同志の一人が襲われたってさ」

 

 少年の声はそっけなく、目を合わせようともしない。

 彼の手はバックパックの肩紐を握り直し、足早に歩き出そうとする。

 だが、その言葉の裏には、父への従順さよりも別の理由が隠されていた。

 アブレックの顔が脳裏に浮かび、心がざわつく。

 彼女の柔らかな声、甘い匂い、そしてあの熱い触れ合いが、彼の足を家へと急がせていた。

 

 アブレックを思い出した瞬間、股間に血が集まってくるのを感じる。

 授業中にはなるべく考えないようにしてたが、帰宅時間が近づくにつれ、アブレックとのセックスを思い出したびたび勃起しては周囲にバレていないか気になっていた。

 

「そんなこと起きないよ。そういうのは壁の外側で働いてる人たちが引き受けてるってママが言ってたよ」

 

 少女は笑い、少年の腕に軽く触れようとする。

「いや帰る」

 

 少女の手を振り払うように一歩下がる。

 以前はこの少女と仲良くしていた息子だが、アブレックを知ってしまってからは態度が一変していた。

 

「たまには一緒に遊ぼうよぉ……」

 

 少女が少し拗ねたように唇を尖らせ、すがるような視線を向ける。

 彼女の声には、少年との距離を縮めたいという純粋な願いが込められていた。

 

「ごめん、悪いけどまた今度ね」

 

 少年は短く言い放つと、振り返りもせず歩き出す。

 バックパックが背中で小さく揺れ、彼の足音が石畳に響く。

 少女は立ち尽くし、少年の背中を見送るしかなかった。彼女の小さな溜息が風に紛れ、静かに消えていく。

 少女は知らなかった、自分が思いを寄せていたボーイフレンドが、年上の女に篭絡されていることを。

 

 ……

 

「(今日は先生にしてもらえる、セックスできる……!)」

 

 息子は、徐々に足早になる。

 まるで磁石に引かれるように家へと向かっていた。

 少年の心はすでにアブレックに囚われていた。

 彼女の柔らかな肌、甘い囁き、そして大人の女の匂いと股間に仕込まれた激しい快楽が彼の頭から離れない。

 父の命令はただの口実でしかなく、本当の理由はアブレックと過ごす時間を一刻も早く手に入れたいという、抑えきれない欲望だった。

 

 

 ……

 

 ……

 

 ……

 

「先生、できたよ! 学校のテストで100点取ってきた!」

 

 家にたどり着くなり、息子はアブレックの部屋に入り答案用紙を掲げる。

 

「あらあら、頑張ったね坊ちゃん」

 

 アブレックは柔らかな声で褒めながら、少年の努力に目を細める。テストの紙を手に持つ少年の瞳は期待に輝き、彼女を見つめていた。

 

「や、約束だよ。100点とったら今夜もエッチさせてくれるって」

 

「うん、先生約束は守るよ。君が先生との約束を守ってくれたんだから、先生もちゃぁんと約束守るからね♥」

 

 彼女の声は甘く、少年を包み込むような優しさを含んでいる。

 だが、その裏には微かな支配欲が潜んでいた。

 

「でも、でもでももう我慢できないよ……早く先生と、アブレックとエッチしたいよぉ!!」

 

 少年はアブレックに抱き着き、泣きそうな声で叫んだ。

 文字通り泣きそうになっていた。

 セックスのお預けをくらって、抱き着きながら腰をカクカクと振り恥も外聞もなく喚く。

 

 さっきのガールフレンドが今の少年を見れば、失望されてもおかしくないだろう。

 

「まだ夜になる前だから、夕食の後でね」

 

「やだっ! 今すぐエッチしたい!」

 

 少年の声が焦燥に震え、まるで盛った雄猿のように興奮したその姿に、アブレックは軽い優越感を覚えた。

 この少年は自分が性を芽生えさせたのだ。

 室温が少年のセックスへの欲望で上昇するかのようだ、彼女の心に暗い愉悦が広がる。

 

「(すっかりエッチにはまっちゃったみたいだね、ふふ、ほんと可愛いんだから♥)」

 

 セックスするよう仕向けたのはこの子の父親である。

 だが童貞を奪い、自分とのセックスに夢中にさせたのはアブレック自身の意思である。

 

「(若い子を自分に夢中にさせるのって、快感ですね♪)」

 

 あの社長の気持ちが分かったような気がした。

 自分より年若い異性を、自分に夢中にするよう成功した時の愉悦。

 そのほの暗く甘美な味。

 

 彼女の指先が無意識にスカートの裾を握り、疼く下腹部を抑えるように動く。

 もっと、この少年を堕としたいと。

 

「ねえ坊ちゃん、先生のこと好き?」

 

 彼女の声は誘うように低く、少年の心を絡め取る糸のようだった。

 

「うん、大好き。好きなんだ」

 

 少年の素直な言葉に、ゾクゾクとした快感が背筋を駆け上がるのを感じた。アブレックの唇がわずかに歪み、嗜虐的な笑みが浮かぶ。

「仕方ないなあ、先生も君のこと大好きだから。いいよ、しよっか。坊ちゃんのお部屋で……いっぱいエッチさせてあげるよ……♥」

 

 彼女は軽く首を振って少年を誘い、部屋の空気が一気に濃密になる。

 窓から差し込む薄い光が、彼女の肌に淫靡な影を落とした。

 ……

 

 ……

 

「ああ~~~~~アブレック先生のまんこ気持ちいいよ……」

 

 少年の部屋のベッドの上でアブレックは少年と絡み合う。

 即位になって少年が挿入しやすいように片足を上げ、膣奥へと誘うのだ。

 彼女の柔らかな太ももが少年の腰に触れ、その熱が彼女の肌に伝わる。

 ベッドの軋む音が静かな部屋に響き、二人の吐息が絡み合った。

 

 にゅぷっにゅぷっ タンタンタンッ

 

 挿入の水音と、少年がアブレックの片足を持ち上げながら腰を振って肉を打ち付ける音が響く。

 彼女の身体が少年のリズムに合わせて揺れ、汗ばんだ肌がシーツに擦れる。

 

「がんばれがんばれ もうすぐ先生の奥に坊ちゃんのおちんぽの先届きそうになってるよ」

 

 アブレックの声は甘く励まし、少年の努力を煽る。

 彼女の目は少年の必死な表情を捉え、その純粋な欲望に心が疼いた。

 

「うぅ、ごめんなさい先生……もう出そうだよぉ……先生のおまんこにまた精子だしちゃう……」

 

 カクカクカクと小刻みに腰を振り始める少年、射精が近いのだ。

 彼の動きが乱れ、熱い吐息が彼女の首筋に当たる。

 

 アブレックを気持ちよくしたい、父親のようにアブレックに嬌声を上げさせ自分の虜にさせたいという支配欲はあるが、今の少年の性技では叶わない。

 むしろ、熱くとろける膣肉に小さなペニスが食べられ、睾丸から精子を吸いだされないように堪えるのが精いっぱいである。

 しかしそれも無駄な抵抗であった。

 

 息子の男性器を包む女教師のあそこは、バキュームする魔性の肉壺となって容赦なく若い精子を吸い取ろうとする。

 まだ幼い睾丸の根っこを掴むように根元までおまんこを押し付け、チュ♥ チュ♥ と音を立てながら何度も搾精アプローチしてくる。 

 

「もう無理? 射精(で)ちゃいそう? ふふ♥ 出したくなったらいつでも先生の中に出していいからね♪」

 

 思わず口元を緩めながらアブレックは問う。

 自分の女性器に吐き出しそうな少年が愛おしくて仕方ない。

 思う、この少年が仮に自分がいなくなっても、生涯自分とのセックスを忘れられないだろうと。

 この少年の一番若く刺激的な時期を、アブレックという女中兼家庭教師とのセックスに溺れた事実は生涯にわたってこの少年の脳裏にこびりつくだろう。

 

「(私とのエッチが一生忘れられない体にしてあげちゃうね♥)」

 

 そう思うと、きゅんっ と子宮が疼いた。

 膣ヒダがうごめき、少年に対し射精を誘う。

 彼女の身体は無意識に少年を求め、熱い疼きが下腹部に広がる。

 

「ごめんなさい、出ちゃいます……もうむりぃ……」

 

「だしちゃっていいよ、先生のおまんこにビューってだすんだよ うふふ、君の遺伝子全部あそこで受け止めてあげるからね おちんちんにトドメ刺してあげる、えいっ♥」

 

 アブレックは膣肉をぎゅっと締め上げながら、支えられていた足を少年の背中に回し、引き寄せた。

 彼女の動きに合わせ、少年の身体が一瞬硬直する。

 

「ひぅぅぅっ……もうでちゃう……先生のあそこにまた出しちゃう……」

 

 少年が呻くと、がっちりとアブレックにしがみつく。

 その瞬間、暖かいものをアブレックは感じ取った。膣内射精が始まったのだ。

 彼女の内部に広がる熱と湿りが、彼女の心をさらに蕩かせた。

 

「ほらっ、だしちゃえっ♥ 先生のあそこに一杯だしてっ♥」

 

「あ、あああぁぁぁあっ……せんせぇ……♥」

 

 息子は自分の尿道の決壊を抑えていた緊張の糸が切れてしまったのを感じた。

 そして、快楽の全てを最愛の女教師にぶちまける。

 

 アブレックに男らしさを見せることをあきらめた後は簡単だった。

 子宮に誘ってくる膣肉に身を委ね、ペニスにしゃぶりついてくる肉ヒダにヘコヘコと屈服を腰振りを始める。

 

 びゅっ……びゅるる……

 

 ビュー♥ ビュー♥ ビュー♥

 

 セックス覚えたての、最高に気持ち良い射精が始まった。

 尿道を通る精子が、淫乱教師の膣肉に負けた証明を始める。

 射精したのではない、アブレックの肉壺に射精させられたのだ。

 

「びゅー、びゅー、びゅるるーって出てるねえ」

 

 ヘコヘコヘコと息子は小刻みに腰を動かし息子をアブレックは優しく包み込む。

 抱きしめて、愛してあげるのだ。

 まるで実の母親のように。

 

 その様子は、はたから見れば雌蜘蛛が小さな雄蜘蛛を捕食しているように連想できなくもない。

 アブレックの腕が少年を包み込み、まるで逃がさないように抱きしめる。

 

 

 ……

 

 ……

 

 

「それじゃあそろそろ、先生の番だよ」

 

「ふぇ?」

 

「今度は先生が上になってあげる」

 

 彼女の声に甘い命令が混じり、少年はとまどう。

 

「う、僕ちょっと休みたいかも」

 

 息子の一物はへたれてしなびていた。

 さっきまでカチカチに直立していた性器は見る影もない。

 

「こら! さんざん自分は好きなようにしておいて」

 

「ううごめんなさい先生」

 

「ううん、許してあげないよ、今日は先生が君を食べちゃう番だからね……♥」

 

 アブレックは少年を押し倒し、騎乗位の体勢に入ろうと立ち上がる。

 

「ほら見て、坊ちゃんの精子が垂れてきてるんだよ」

 

 思わず少年は唾を飲み込む。アブレックのあそこの入り口から、精子と愛液が入り交じった体液がぼたぼたと垂れ、ベッドを濡らしていく。

 

「今度は、一番奥に注がせてあげる」

 

「え」

 

「先生の一番奥の大事なところにある、子宮降りてきちゃった……坊ちゃんがその気にさせたんだよ。旦那様より、坊ちゃんの子供が欲しいって先生の子宮が感じてるの」

 

 アブレックの声は熱を帯び、少年に訴えかける。

 下腹部が疼き、子宮が少年を求める震えていた。

「せんせいが……僕の子供を産んでくれるの?」

 

 まだ親になるとか想像もつかない、だが、とてつもなく雄の本能を刺激されているのは少年にも理解できた。

 心が欲望の色の染まっていくのを感じた。

 

 父親にあてがわれた教師である。

 突如家に現れて、父親とわいせつな行為をして自分を魅了したアブレック先生。

 

 その色気溢れる女が自分の教師になった。

 父親が飽きてお下がりにされたか、それともいつも父への期待に応えていた自分へのご褒美なのかはわからない。

 

 しかしそんな事情はどうでもよかった。

 目の前の女を孕ませる機会を得た。

 そのことだけが頭一杯に広がり、少年の理性が飛んだ。

 

 まだ初等科も卒業していないのに子供ができたら誰が育てるのか、子供はどうなるのか、そんな不安は頭の隅から消えていた。

 少年は自覚する、自分もまた父親と同じ色に弱い男であると。

 

「ふふ、おちんちんは正直者だね。さすがあのお父さんの息子だね、女殺しの才能あるよ。私、君に射抜かれちゃったみたい……」

 

 上目づかいでねっとりとした表情をしたアブレックがしゃがみ込む。

 勃起した少年の生殖器の先っぽに狙いを定めて、腰をゆっくりと落としていく。

 

 

「先生と子供作りたい。パパより先に、僕が先生を孕ませるんだ」

 

「……うれしい……先生も自分の卵子、君にあげたいよ♥」

 

 くちゅっ

 

 アブレックが腰を落とし、再び少年の亀頭と膣口がキスをする。

 穴からだらだらと愛液と、先ほど射精された精液が垂れながれ、二人の結合部の逢瀬を妨げる物はない。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「せんせい……」

 

「んっ♥ ねぇ、アブレックって呼んで」

 

「アブレック、するよ。アブレックに子供産ませるからね」

 

 とうとう、子作り前提の交尾が幕を開ける。

 アブレックも少年も、気持ちよくなるだけではない、互いに子孫を残そうとする意志を持った本気セックス。

 アブレックの身体が少年と一体化し、熱い鼓動が響き合う。

 

「君のおちんちん熱いよ……今までで一番興奮してくれてるんだね……うふふ、全部たべちゃった、教え子の本気ちんちん」

 

 ふと、アブレックの脳裏に妹の姿が思い浮かんだ。

 本当はこんなことをしている場合ではないのだ。

 いまだ行方不明のか弱い妹を探さなくてはいけない。

 彼女の心に一瞬の罪悪感がよぎるが、それはすぐに快楽の波に飲み込まれた。

 

「(ごめんね悪いお姉ちゃんで。でも、お姉ちゃんも頑張ってるんだよ。この子を篭絡してこの家での発言権が強くなればきっと貴女を探しやすくなるはず)」

 

 その思いが妹に対する言い訳なのはアブレック自身にも分かっていた。

 だが、妹のことより目の前の少年との子作りセックスに夢中になってしまう気持ちを抑えることができない。

 

「アブレック……?」

 

「ごめんね、なんでもないよ」

 

「嘘だ、本当はパパと僕を比べてるんだ。アブレックは僕の物だ、誰にも渡さないぞ」

 

 まだ幼い少年は、既に一人前の男気取りである。

 自分に跨る女教師の腰を両腕で掴み、自分に引き寄せる。

 

「あぁん♥ しっかり腰掴まれたら私逃げられない、君に孕まされちゃう」

 

 少年の手が彼女の腰を強く掴み、逃がさないように引き寄せる。

 その力に、アブレックの身体が反応し、熱がさらに高まった。

 

「(やっぱり男の子なんだね、好きな女子を孕ませたくて仕方ないんだね。私のお腹の奥、この子のために卵子準備しちゃってる。この子の精子のために、排卵してる♥)」

 

「何でもするよ、アブレックがして欲しいことなんでもする。パパの財産はいつか僕の物になるんだ。だからアブレックは僕の子供を産んで僕の奥さんにするんだ。アブレックは僕のお嫁さんになるんだっ!」

 

 そのひたむきな欲望がムクムクと立ち上がり、アブレックの子宮に伝播する。

 

「(やんっ♥ 亀頭で子宮の場所探りにきてるっ♥ この子ったら、私のこと本気で仕留めるつもりなんだ、本当に私を自分の女にするつもりなんだね……♥ 私のあそこも、この子のお嫁さんになりたがってきてるのわかる♥)」

 

 幼くも本気の劣情を子宮にぶつけられ、アブレックもどんどんその気になり、腰を積極的に押し付ける。

 

 ぐちっ♥ ぐちゃっ♥ 

 

 にゅぷっ♥

 

 アブレックが腰を浮かせ、落とす度に、生殖器が愛し合う音が部屋に響く。

「アブレック、僕の先に何か当たってるよ」

 

「君のおちんちんが恋しくて、私の子宮降りてきちゃった。ほらわかるかな? 赤ちゃんのお部屋の入り口と、君のおちんちんの先っぽがあたってるの」

 

 ちゅっ ちゅっ と、アブレックの子供部屋の入り口が少年の亀頭とベーゼを交わす。

 彼女の身体が少年に完全に反応し、熱い接吻が内部で繰り返される。

 

「あんっ♥ 君のおちんちん少し入ってきてるっ、子宮口に先っぽ少し入ってるっ♥ このまま直接射精されたらママになっちゃうよ」

 

「ぐっ! ここに出せばいいんだね」

 

「きてっ 私を孕ませて、君の奥さんにしてっ 私の卵子坊ちゃまの精子で受精させてっ」

 

「もう出るっ! アブレック、もっと」

 

「はい坊ちゃまぁ♥ 私の卵子食べてぇ♥ せいしいっぱい出してくださいぃ♥」

 

 いつの間にか、アブレックの態度が変化していた。

 自分自身、気が付かないうちに、下にいる子供を自分の新たな主人だと認識し始めていたのだ。

 セックスを通して子供を支配するつもりが、生殖器を通して、逆に主従を逆転させられていた。

 自分の子宮が、この幼い雄を自分の上位に据えてしまっていたのである。

 

 大人にあるまじきスケベ顔晒しながら、アブレックは背中を弓なりにした。

 子供精子で孕む気満々で排卵中の危険日まんこを少年に押し付ける。

 

「うぅぅぅっ!」

 

 少年の腰が、ビクンと浮いた。

 アブレックはその機を見逃さず、子宮口が亀頭から離れないようにぴったりをくっつけた。

 

 ビュクンッビュクンッビュクンッビュクンッビュクンッ

 

 父親に負けないほどの勢いで、少年の鈴口から白濁液が飛び出していく。

 この淫乱な雌を逃さないと強い意志を持つかのように、数億の遺伝子達がアブレックの奥めがけて発射された。

 

「やぁぁん 届いてるよっ、君の精子奥に来てるっ、降りた子宮が君のおちんちんに犯されてるっ。精子全部子宮に入ってきてるぅ はらむっ、これ孕んじゃうよ、妹より年下の子の精子で受精卵作っちゃってる。は、孕む、危険日おまんこ孕んじゃうっ♥♥」

 

 発情しきったアブレックは腰を思い切り少年のあそこに押し付ける。

 子供精子を一滴も逃すまいと、受精欲丸出しで精子吸いを始めていた。

 

 ビュクンッビュクンッビュクンッ

 

 ビュクッビュクッ……

 

 アブレックは涎を垂らしながら射精を受け止め続ける。

 

 若い雄の精子を鼻の下伸ばしながら味わうアブレックに、皆の前で演じていた大人のお姉さんの面影はない。

 そこにあるのは、色と欲に溺れた生殖欲旺盛な一人の女であった。

 

「これからは僕がアブレックのご主人様になるよ」

 

「そ、そういうことはもっと一人前になってか言いなさいね……」

 

 バチンッと音がした。

 少年がアブレックの尻を叩いたのだ。

 

「ぼ、ぼ、僕がアブレックのご主人様なんだ、これからはパパよりも僕の言うことを聞くんだ」

 

「ふ、ふぁいっ……ご主人様……♥」

 

 アブレックは言いながら、いつか本当にこの少年が自分の主人になるのだということを確信した。

 

 

 

---エピローグ

 

 今日は社長の息子の卒業式であった。

 アブレックは社長と共に、夫妻として催しに出席していた。

 周囲はあまりにも年の離れた夫婦の姿を訝しむ目もあったが、この国ではそんなことは珍しくない。

 式場の喧騒の中、アブレックは静かに佇み、胸に複雑な感情を抱えていた。

 

「お前の妹の……ビオンのことは残念じゃったな」

 

 校長の卒業生への祝辞が読まれている中、アブレックの"夫"はヒソヒソと"新妻"に話しかける。

 その声には、どこか本物の悲しみが混じっていた。

 

「いいえ、もういいんです旦那様、内心生きている可能性は低いと思っていましたから。門の外で戦う仕事についた以上……」

 

 アブレックの声は静かで、諦めと受け入れが混ざり合っていた。

 彼女の瞳は遠くを見つめ、妹の姿を思い浮かべながらも、現実に戻る。

 

「ううむ、本当に残念じゃ」

 

 社長は本当に残念がっていた。

 妹が見つかれば姉のアブレック共々可愛がってやろうと思っていたからである。

 彼の目には、失った可能性への惜しさが映っていた。

 

「旦那様」

 

「うむ、今日は息子の卒業式だ、あの子の家族は我々しかいない、祝ってやらねばのう」

 

「はい、"私たちの新しい子"も喜んでいると思います」

 

 アブレックはお腹をさする。

 腹部は大きく膨らみ、アブレックの"夫"は目を細めて大きな腹部を見る。

 その視線には、満足感と微かな疑念が混じっていた。

 

「(ぐふふ、……しかしそれは本当にワシの子なのか? 強かになりおってアブレックめ。しかし息子の童貞を奪えと命じたのはワシだからのう。まあどちらの子でもええわい)」

 

 卒業生代表として"息子"が登壇し、祝辞を述べ始める。

 成績をメキメキと伸ばした息子は学年主席となり、卒業生代表となったのだ。

 アブレックはそれを誇らしく思いながら、自らの腹を撫でた。

 

 

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