※この作品はR-18です。

転生特典はアイ・コンタクト?   作:最高の瞬間

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今回は勉強する皆です。





勉強会

 

 

5月上旬。

 

 

俺は椎名と共に元Cクラスのメンバーを引き連れて、図書室で勉強をしていた。

 

今回の龍園クラスは、真面目に勉強をやらせている。

 

龍園お得意戦法の隣のクラスへのちょっかいは使っていない。まだクラスとして戦えない事を彼に伝えたら一応納得してくれた。

過去問も入手して龍園に渡してある。

彼はいい感じに圧をかけてくれてクラスメイトを勉強させていた。

 

まあ、学力が低い人多いし、これくらいやらないとね。

 

 

「そこはこの公式を使って…」

「あ、…これすか?」

 

 

俺は山脇に勉強を教えていた。

 

 

「どうなった?」

「あ、…答えは2ですね。」

「正解だ。よくやったぞ。次の問題も同じやり方で進めてくれ。」

 

 

どうやら上手くいったらしい。

 

椎名の方が質問攻めでつまっている。

援軍に行かないと。

 

 

「真鍋、分からないの何処だ。」

「え、水影君?あ、ここ…お願いっ。」

 

 

真鍋に数学を教える。

 

 

「帆波ちゃ〜ん、ここ教えて!!!」

「おいお〜い、どれどれ…」

 

隣のクラスも近くで勉強している。

 

チラッと周りを見ると、一之瀬が白波に呼ばれて国語を教えていた。

白波は幸せそうだった。

 

 

「百合か…」

「ど、どしたの?水影…、玲奈…君。」

「いや、何でも無い。えっと…ここは…」

 

 

というか今名前で呼ばれた気がする。

まあ、良いか。

 

…椎名が睨んでる。

 

 

ごめんごめん。クラスで一番は君だから。

 

勉強会が終わった。

 

「お疲れ様、今日はこれで解散だ。

帰ってよく休め、今日はこれ以上頑張らなくて良いぞ。」

 

 

その言葉で皆解散する。

 

残されたのは俺と椎名だった。

 

 

「椎名。今日もありがとうな。」

「大丈夫ですよ。人に教えるって結構難しいですね。」

「だろ?けど凄いよ。この人数を俺と椎名の2人でやってるんだ。」

「そう考えると凄いですね。」

 

微笑む椎名。

疲れてるな、休ませないと。

 

椎名を見てから周りを見る。

 

 

「……。」

 

 

他にも気になる事があった。

どこにも三馬鹿と堀北、櫛田、綾小路の姿が無い。

 

確か勉強会をやり始めた頃だと思ってた。

 

別の場所で勉強しているのだろうか。

 

 

 

 

 

「お疲れ様〜、」

 

 

聞き覚えのある声に後ろを振り返る。

 

 

 

 

瞬間、視界が紫で濃く染まった。

 

 

「えっ…」

 

 

 

その人物は俺を見て固まっていた。

俺も何も言えない。

 

椎名が口を開いた。

 

 

 

「あ、…貴方はCクラスの一之瀬さんでしたっけ?」

「え、あ、…そ、そうだよ。

き、君達も勉強会開いてたんだね〜、」

 

 

チラチラと俺の方を焦点の合わない眼で見ながら話す一之瀬。

 

俺も視線を一之瀬に向ける。

 

一之瀬が目を逸らした。

 

 

「え、えっと…君達は椎名さんと、み…水…影…君

だよね?」

「はい、そうですけど。」

「あ、…ああ、そうだよ。」

 

あまりにも焦点が合わない一之瀬に此方は声を詰まらせる。

一之瀬の頬が林檎みたいに染まってる。

綺麗…可愛い…。

 

 

瞬間、また辺りが紫に染まった。

 

 

「…〜〜!!!!」

「……。」

「……。」

 

 

一之瀬が慌てていて悶えてる。

顔を赤らめてチラチラと俺を見る、姿はとても愛くるしく愛おしい。

 

 

 

「え、えっと…じゃ、じゃあ、…ね!!!」

 

 

そう言って去って言ってしまった一之瀬。

残された俺と椎名。

 

あれ、殆ど喋れて無くね?

 

 

「む〜。」

「…やり過ぎたか。しかし今のは何だった…ん…だろう。」

「む〜、」

「…椎名どうした?」

「何でもありません。水影君ってば。」

 

 

プイっと顔を逸らす椎名。この後何とかご機嫌取りをした。

 

 

翌日、

 

俺達のクラスは勉強会をしていた。

取り敢えず何の滞りもなく進んでいた。

 

 

「皆!!、分からないことあったらどんどん聞いてね!!」

「一之瀬さ〜ん、ここ分からな〜い。」

「はいはい夢ちゃん!!、ここはね!!」

 

 

ココハネ、コウヤルンダヨ〜、チラッ、チラッ、

 

 

「なあ、一之瀬のテンションやたら高くないか…」

「確かに…、声大きいな…」

 

ジーッ、チラッ、チラッ、

 

 

…………。

 

 

 

「…近いです。」

「隣の机か…」

 

 

ジーッ、チラッ、チラッ、

 

問題があるとすればそれはCクラスが直ぐ隣の机で勉強している事だった。

 

「水影さんっ、今日はCクラスと合同ですか?」

「いや、そういう訳では無いんだが。」

 

山脇がつい質問するくらい向こうのクラスの声が響いてる。

 

集中出来ない。

煩脳が邪魔して勉強にならない。

 

山脇達は元気?な一之瀬の姿をガン見している。

 

 

「勉強会にならないな…。」

 

 

俺の後ろの席で皆に勉強を教える一之瀬の声を聞いてそう思った。

俺はその日は早く皆を帰した。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

時は遅くなって俺の部屋。

 

 

 

 

「はあ、…疲れた〜」

 

 

波瑠加が俺のソファに寝転んだ。

俺はキッチンでカフェを入れていた。

 

 

「お疲れ様、波瑠加って本当国語苦手だよな。」

「無理〜、私文章読めない〜。」

 

 

波瑠加がバタバタと足を鳴らす。

随分と俺の部屋に馴染んだものだ。

 

…最初部屋に入った時は遠慮がちだったのに、もう殆ど同棲しているみたいだ。

 

「ぷはぁ、生き返った〜」

「お粗末様。」

 

波瑠加がカフェオレを飲んで、またソファに寝そべる。

 

俺の部屋に女子がいる。

 

そう、俺は今回のテスト勉強と言う口実をつけて波瑠加に勉強を教えるのにこの部屋にあげていた。

波瑠加も文系が苦手なのもあって俺の誘いに乗ってくれた。

教室で勉強するよりもこっちの方が良いって言ってくれた。

相変わらずクラスが嫌いなようだ。

 

ソファで寛ぐ彼女。

そのスカートから下着が見えてるのを俺は見ていた。

 

「あ〜、今見てたでしょ〜」

「ご馳走様。」

「変態、エッチ…」

 

バレたようだ。

そう言いながらも、彼女の顔は何処か期待してるような表情で上気していた。

 

まだ襲ってはいないけど、いずれ狙うのは確かだ。

 

 

「なあ、Dクラスって今どんな感じなんだ?」

「ん〜?」

 

 

俺は気になった事を聞いて見た。

波瑠加はソファに顔を埋めるとそのまま話し始めた。

 

 

「今は勉強会してるよ。けど、平田君の周りにいる女子しか参加してないかな〜。」

 

 

そこから彼女の話を聞いて俺は驚いた。

 

Dクラスは教室で勉強会をやっているが主に平田とその周りの女子だけが参加しているらしい。

 

櫛田はというと最近元気が無くて、勉強会は参加していないようだった。

 

 

堀北は勿論、綾小路も何も動いてないようだった。

 

 

三馬鹿どころか大半の男子は平田を嫌って参加していない。

 

 

Dクラスが予想以上におかしくなっていた。

 

 

「ま、私には玲奈がいるから良いけどね〜」

 

 

そう言う彼女に俺はまあ確かにと思った。

 

 

 

波瑠加が無事なら大丈夫。

 

 

そう思って今日の夕食を作り始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






皆で勉強会です。

Dクラスはやばそうです。




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