苦手な方はご注意ください。
ユキが道具を買って帰ってきたのでヒナを起こす。
全裸のヒナを見たユキが“何してたんだコイツら”みたいな目で俺を見るが気付かないフリをする。
(これがその道具か?)
ユキが買ってきた道具は金魚鉢だった。
金魚のいない金魚鉢にしか見えない。
「ただの金魚鉢にしか見えないな」
「ええ、私もよ」
「これでどうするの? ユキちゃん?」
「検査には儀式的な意味もあるので、必ず手順通りに行うようにと念を押されたわ」
そう言って手書きのメモのようなものを受け取った。
◇手順
・鉢の中には特殊な薬液が満たされている(透明)
・必ず3人で検査を行うこと
・検査人:両腿を抱えられた状態で道具の前で待機
・補助人:検査する人の両腿を抱えた状態で位置を調整
・鑑定人:検査する人と鉢を挟んだ対面で待機
・検査方法
・検査する人は抱えられたままオシッコをする
・オシッコが鉢の中に入ると薬液が反応して色が変化する
・変化の内容は鑑定人が見届けること
・赤色:妊娠中 青色:妊娠していない
・色の変化後、さらに黄色と緑の数字が水面に浮かぶ
・赤色の場合
・黄色:子供の数 緑色:妊娠〇週
・青色の場合
・黄色:排卵中の卵子の数 緑色:次の排卵日までの日数
・透明に戻ったら再度検査が可能(別の人が検査してもよい)
・注意事項
・購入後6時間以内に検査すること
・液体が灰色に濁ったら使用不可、中の液体は捨てて金魚鉢として再利用してください
「……ユキ、一応確認しておく。このメモはレセプから受け取ったのではないんだよな?」
「レセプさん? ちがうわ。このメモは道具に張り付けてあったわ」
「そうか。ならいい」
(イタズラではないようだな)
───
俺達3人は風呂場に来ていた。
風呂場の真ん中には金魚鉢が置かれている。
「じゃあ早速検査するか。ヒナ、全裸になってくれ」
「えっ!?」
「ヒナ? どうした? 早く全裸になってくれ」
「う、うん。キャストオフ!」
ヒナが全裸になった。
「じゃあ失礼するぞ」
ヒナの両腿を抱えて股を開く。
「お兄ちゃん!? ちょっと! 恥ずかしいよ」
「いまさら何言ってんだ? ヒナが1人でオシッコできないと言って、何度もこの体勢でオシッコさせてきただろ?」
「お兄ちゃん! それ小さい頃の話でしょ!?」
「でも検査するにはこの体勢じゃなきゃダメなんだ。諦めろ」
「お兄ちゃん……わかった」
ヒナは観念したようだ。
俺に抱えられて恥ずかしそうに股を開いている。
俺達の前に金魚鉢その前にはユキがいる。
「カオル君、ヒナちゃん、準備はOKよ」
「じゃあヒナ、さっさとオシッコしてくれ」
「えっ!? そ、そんな事言われても急には出ないよ!?」
「でも出さないと検査ができないんだ。出してくれ」
「無理! 無理! 無理! 無理!」
……
10分経過したがヒナがオシッコをする気配がない。
「ヒナ、無理か?」
「……うん、お兄ちゃん」
「トントンするか?」
「トントン?」
「もう覚えてないかもな。ユキ、手を貸してくれ」
「ええ、いいわ」
「ヒナの下腹部の矢印の真ん中の少し下、恥骨のあたりだ。そこをこのリズムでゆっくり叩いてあげてくれ。トン♪ トン♪ トトーン♪ これを繰り返してくれ」
「? わ、わかったわ」
───
私は今、お兄ちゃんに両腿を抱えられて目の前のユキちゃんに、オマンコをさらけ出していた。
お兄ちゃんはこの状態でオシッコをしろと言うがとても無理だ。
「ユキ、じゃあさっきのリズムで頼む」
「まかせて」
ユキちゃんが私の恥骨のあたりをリズムに乗せて優しく叩く。
……トン♪ トン♪ トトーン♪ ……トン♪ トン♪ トトーン♪
……トン♪ トン♪ トトーン♪ ……トン♪ トン♪ トトーン♪
あれ? これなんか覚えてる。
……
「ひな、まだでない?」
「おにいちゃん、ひなでなくなっちゃった」
「もどってねる?」
「このままだとおねしょしちゃいそうだよ」
夜中に尿意で目が覚めて、お兄ちゃんを起こしたのはいいものの、お兄ちゃんに両腿を抱えてもらってオシッコをする寸前、出なくなっていた。
出そうで出ないのが気持ち悪くて、私は泣きそうになっていた。
「ひな、おにいちゃんがなんとかしてあげるよ。そうだな……うたうたって」
「マ〇コのマ〇コのコ〇コちゃん♪ あなたの〇〇チはどこですか♪」
私は幼稚園で覚えてきた歌を一生懸命歌っていた。
「……あん♪ あん♪ ああーん♪ ……あん♪ あん♪ ああーん♪ ……〇〇てばかりいるコ〇コちゃん♪」
「ひな、じょうずだね。さいごだけくりかえして。おにいちゃんがトントンするから」
お兄ちゃんが私の歌に合わせて恥骨を優しくトントンしていた。
しばらく歌っていると……。
「おにいちゃん、でそう」
「じゃあかかえるよ。おしっこでる?」
「ひな、おしっこでる」
しゃああぁぁぁぁぁぁ。
……
思い出すと同時に急激に尿意を催してきた。
目の前には、一生懸命下腹部をリズミカルにトントンするユキちゃん。
後ろには、私の両腿を抱えてガッチリホールドするお兄ちゃん。
真ん中には、お股全開で今にもオシッコを漏らしそうな私。
その少し前には金魚鉢。
(あ、これ詰んでるよ)
「ユキちゃん! もうやめて! お兄ちゃん! 出るよ!」
「ヒナ、金魚鉢はそこだ。そこに向かって出せよ」
「わかってるよ!」
私は自分の股間と金魚鉢を交互にみて距離を目測した。
(オマンコ……金魚鉢……オマンコ……金魚鉢……よし! それにしても……なんかこんな映画あったな……なんだっけ?)
私は放尿を開始した。
───
ブッシャァァァァ……!
物凄い勢いで私の顔に、ヒナちゃんのオシッコがかかる。
「えっ!? なんで!? ユキちゃんごめん!」
「ヒナ! 暴れるな! 金魚鉢はそこだ!」
「お兄ちゃん! 全然思ったところにオシッコが飛ばない!」
ヒナちゃんは私の服に、湯舟に、壁に、天井に、至る所に大量のオシッコをかける。
金魚鉢付近だけが濡れていなかった……。
ブシャァァァァ……!
「ヒナ、そのまま出し続けろ俺が調整するから!」
「ちょっとお兄ちゃん! 私も狙っているんだから勝手に動かないで! あっ! またっ!!」
……また顔にオシッコをかけられる。
シャァァァァ……!
「ほら? ヒナ! そこだ! いけっ!」
「あーん! 今の惜しかった!」
今度は私の服にオシッコをかける。
金魚鉢は相変わらず綺麗だ。
(全然惜しくないわね……)
チョロチョロチョロチョロ……。
「ヤバい! お兄ちゃんもう止まるよ!」
「ヒナ! まかせろ!」
カオルが急いで金魚鉢の真上にヒナちゃんを移動させ……。
……ポチャン……ポチャン……。
「入ったわ!」
私は金魚鉢を凝視する。
透明だった液体の色が変わる……。
(よし、確認できたわ……。……ヒナちゃん……)
液体は元の透明に戻った。
「ヒナ、こんなに出したの!? 水分たくさん取ったからかな?」
お風呂場はヒナちゃんのオシッコまみれで、綺麗なのは金魚鉢付近とカオルだけだ。
「ユキ、わかったか?」
「ええ……。その前にヒナちゃん、“清掃”かけてくれないかしら?」
「ユキちゃんごめんね! ……清掃!」
ヒナちゃんが私とお風呂場全体を“清掃”してくれた。
「じゃあ結果を言うわn「待ってくれ!」……えっ!?」
カオルが私の言葉を遮る。
「ユキ、ユキも検査してくれ」
「えっ!?」
「種なし薬を飲んで30分後に射精したのは、ヒナを初めて抱いた日だけなんだ。つまり、ヒナのあとに抱いたユキも妊娠している可能性がある」
「あの時、私は薬を飲んだわ!?」
「あの時、ユキは俺とセックスが終わってすぐ飲んだから、避妊できてないと思う」
「……」
(えっ!? 私もこれやるの!?)
「頼む! ユキ検査してくれ」
カオルの真剣な顔を見て、私は彼を安心させてあげたくなる……。
「……わかったわ」
結果はわかり切っていたが……私は覚悟を決めた……。
───
私はヒナちゃんのような失態を避けるべく、自分のオシッコが金魚鉢に入るよう、位置調整を行っている。
(ここで失敗してはお姉ちゃんの沽券にかかわるわ)
「カオル君、もう少し下がってくれる?」
「このへんか?」
(これでカオルに抱えられて私のオマンコはあの辺だから、オシッコはアーチを描いて……バッチリね!)
「そこでいいわ。ヒナちゃん、よろしくね!」
「うん、まかせて!」
私は忍び装束をお腹のあたりまで捲り上げ、ふんどしを脱ぐ。
「カオル君、そこから動かないでね」
私はカオルの目の前に立つとカオルに背を向ける。
「抱えて! カオル君」
「わかった」
カオルに両腿を抱えられた私は股を開く。
「カオル君、もう少し上に向けて」
「こうか?」
「ええ。完璧よ」
(風は……ない。芝の状態は…………関係なかったわね)
股間と金魚鉢の距離を見て確信する。
(一発で決めるわ!)
「出すわよ!」
シャァァァァァァ……。
私のオシッコは綺麗なアーチを描いて……。
ダバババババ……。
ヒナちゃんの頭の上に降りそそぎ、純白のウエディングドレスを私の濃くて黄色いオシッコで染め上げていく……。
「!? ヒナちゃんごめんなさい! もう少し我慢して! 勢いが弱まれば金魚鉢に落ちるはずよ!」
「……」
ヒナちゃんは私の尿を浴びて呆然としている。
シャァァァ……。
ジョボボボボボボ……。
(金魚鉢に入ったわ!)
チョロチョロチョロ……。
ビチャビチャビチャ……。
ショワァ……。
ピチャン……ピチャン……。
放尿が止まった。
最初以外は見事な結果で私は満足していた。
お風呂場には綺麗な虹がかかっていた……。
───
なんだかんだ妊娠検査が終わったが、いくらヒナが“清掃”したからと言っても気分的な問題もあり、俺達は風呂に入る事にした。
検査結果に対して心の準備をしてもらう目的もある。
ヒナ、ユキ、俺の順で入り、今は部屋に3人揃っている。
外はもう暗くなっていた。
いよいよ、検査結果を発表してもらう。
「ユキちゃんは青だったよ。……よかったねユキちゃん」
(良かった! ユキを孕ませてはいなかった……)
ユキの顔を見ると少し悲しそうな顔をしている。
次はヒナの検査結果だ。
「……ヒナちゃんは赤。黄色の数字は2で緑の数字は5だったわ。つまり……妊娠中で子供は2人、妊娠5週ね」
(やはりそうか……。ヒナ……すまない……)
その言葉を聞いたヒナは泣き出す。
泣いているヒナをユキが正面から抱きしめ、俺は後ろから2人を抱きしめる。
「2人とも聞いて欲しい。今回避妊が失敗したのは全て俺の責任だ……」
そして俺は2人に説明する。
・避妊薬の用法を確認せずに購入していたこと
・用法を確認しようともせずに使ったこと
・どちらも自分の性欲を優先していたため気付かなかったこと
「だからヒナ、ヒナは悪くないんだ。俺のせいで辛い目に合わせてすまない。責任は取る」
「お兄ちゃん、ヒナが次の日に薬を飲めば避妊できたでしょ? ヒナが悪いの……それに子供が2人なのもヒナ心当たりがあるの……」
そしてヒナは俺達に自分があの時に使ったスキルの説明をする。
◇貪欲マンコ
3回射精するまで男性器を咥えこんで離さない
膣壁で男性器を激しくしごき続ける
射精量に10%ボーナス
◇懐妊子宮
精子を全て吸い取り子宮内に72時間キープする
一定精子量を満たすと排出卵子数+1
「お兄ちゃんの精子いっぱい欲しくて使ったんだけどその結果、卵子がもう1つ出たと思うの。2人なのはそのせい……」
「そうか。まぁ1人も2人も関係ないさ」
「カオル君、ヒナちゃん……どうするの?」
ユキの質問は“産む”のか“堕ろす”のかということだろう。
「堕ろすのは無理だと思ってるんだ。ヒナ、専用マンコと迎撃マンコってOFFにできるのか?」
「迎撃はOFFにできるけど専用は無理だよ。OFFにできたらそもそも専用でも何でもないからね」
「という事は、ヒナのオマンコに何等かの器具だったりを突っ込むような堕胎は無理という事になるな」
「堕胎薬みたいなものなら可能かもしれないわね。それか、カオル君の指を使っては……無理そうね」
「お兄ちゃん、お腹を殴ったり、階段を転げ落ちるのは?」
「俺が自分の妻にそんな事許すわけないだろ……。やめてくれよ?」
「……わかった」
重苦しい空気が部屋に漂っていた。
───
お兄ちゃんが、暗に堕胎させるつもりが無いの、私にはわかる。
私はお兄ちゃんの子供を産むしか道はない。
問題はその後だ。
「産むとして、産んだ後はどうするつもり?」
ユキちゃんの質問はもっともだ。
「俺が育てる!」
「「!?」」
「ユキ、安心してくれ。お前はすぐに元の世界に返してやる。ヒナ、すまない。母親が不要になるまではこの世界に残ってくれ。あとは子供が一人立ちできる年齢になるまで、俺が育てる」
「お兄ちゃん! 嫌だよ! ヒナが残る!」
「ダメだ。ヒナにこの世界は危険過ぎる。戦闘能力も俺の方が高いしな。それに……これは俺のワガママなんだ。俺とヒナの子供を堕ろしたくない。産んでほしいんだ。ヒナ、嫌なら断って構わない。産んでくれるか?」
私の答えは決まっていた。
「ヒナ、お兄ちゃんの子供、産む!」