※この作品はR-18です。

お兄ちゃんの子供が欲しい妹とそうでもない兄   作:猫見サイル

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98 お兄ちゃんとの初エッチ

 私はお兄ちゃんとベッドの上で抱き合っていた。

 私は全裸、お兄ちゃんはパンツ一枚だ。

 

 全身で、少し華奢になってしまったお兄ちゃんの身体の熱を感じていた。

 女の子になったせいか、男の子だった時より、お兄ちゃんの身体が熱く感じる。

 もしかしたら、私が男の子になったせいで、体温が下がったのかもしれない……。

 

「お兄ちゃん、あったかいよ……こうしているだけで、ヒナ、凄く幸せだよ」

 

 虚ろな目をしたお兄ちゃんに話しかける。

 相変わらず反応は無いけど、それでもいい。きっと伝わっていると信じて……。

 

「ヒナは今まで、お兄ちゃんに守られて、支えられてばかりだったけど、今はヒナがお兄ちゃんを守るし支えるよ。だから、お兄ちゃん、何でも一人で抱え込んだらダメだよ? ヒナやユキちゃん、クロちゃんにも頼って……」

 

 お兄ちゃんは何も言わない。ただ、ゆっくり瞼を閉じた。

 それは、偶然だったのかもしれない。でも、私はお兄ちゃんが反応してくれて、胸がいっぱいになる。

 

「ねえ、お兄ちゃん。ヒナ、ちょっと怖かったんだよ? 男の子になるって決めた時、お兄ちゃんたちにどう思われるかなって……。もう、お兄ちゃんとエッチも出来なくなるしね。お兄ちゃんはヒナがエッチ大好きなの、知っているでしょ?」

 

 お兄ちゃんは目を閉じたままだ。男の子の時より、少し長くなったまつ毛がキャンドルに照らされて瞼に影を落としていた。

 

 私は、言葉を続ける。

 

「お兄ちゃんとエッチできないのは、ヒナにとってはとてもつらいよ。そりゃあ、エッチが全てじゃないけどさ、ヒナはお兄ちゃんと心だけじゃなく、身体も繋がりたいの……」

 

 お兄ちゃんの小さな手を、恋人繋ぎで握って頬にそっとキスをする。

 唇にほんのりお兄ちゃんの体温が伝わる。

 

(──よし!)

 

 唇を離して、お兄ちゃんの耳元に口を近づけた。

 

「お兄ちゃん、エッチするよ……」

 

 そう囁いてから、お兄ちゃんの唇に唇を重ねた……。

 

 ……

 

(こんなところかな……)

 

 私はお兄ちゃんの乳首から口を離す。

 

 プシッ!

 

 乳首の先から僅かに噴き出た母乳を、舌でゆっくり舐め取った。

 

 お兄ちゃんの弱点は乳首だったから、女の子になった今でも同じだろうと乳首とおっぱいを重点的に愛撫した。

 ゆっくり、私のやり方でお兄ちゃんに気持ちよくなってほしくて、“性技”スキルは使わなかった。

 

 お兄ちゃんは声も出さないし、反応もしないから、気持ちよかったかはわからないけど、気持ちよくできたと信じたい……。

 

 私はお兄ちゃんの身体から肌を離して、改めて、お兄ちゃんの身体を見る。

 

 ちょうどいい肉付きだったのに、今では腕も太腿も、だいぶ細くなっていた。

 

 虚ろな瞳は、私を見ておらず、天井を見つめていた。

 それがたまらなく悲しいけれど、しょうがない。

 

 次は、お兄ちゃんの一番の弱点である元オチンチン──お豆を、愛撫する。

 

 お兄ちゃんのパンツに手を掛けて、ゆっくり脱がす。

 パンツはぐっしょり濡れていて、オマンコから離れる時、透明な糸を引いていた。

 

 ただの生理現象なのかもしれないけど、それでも、私の愛撫でこんなに愛液を溢れさせている事が嬉しかった。

 

 ようやく、お兄ちゃんのオマンコがあらわになった。

 お兄ちゃんのお股の間に私は顔を埋める。

 

 90階での試練ではじっくり観察する暇はなかったので、今回はじっくり観察した。

 

 薄暗くて色はわからないけど、きっと綺麗なピンク色だろう。

 ビラビラは、私より小ぶりでお豆は……あれ? 無い。

 

 指にたっぷりお兄ちゃんの愛液を塗って、私はお豆を探す……あった!

 

 お兄ちゃんのお豆は皮を被っていた。皮を剥くと、小さなお豆が顔を出した。

 

 兄妹なのに、性器は全然違った。

 お兄ちゃんのオマンコは未発達で、漸く赤ちゃんが産めるようになった少女のようなソレだ。

 私が元の世界でオナニーばかりしていたせいなのかもしれない。

 

 お兄ちゃんのお豆をゆっくり舌で一舐めする。しょっぱい味と仄かに香る汗とオシッコの匂い。

 

 お兄ちゃんのオチンチンの先っぽから出る、透明な液とは全然違う味だった。

 

 ココがお兄ちゃんの弱点のはずなので、お豆を重点的に愛撫する。

 

 舌先でつついたり、押し付けたり、優しく唇で摘まんだり、吸い付いたり……。

 

 お兄ちゃんのデリケートな所だから、指は使わないで舌と口だけで、お兄ちゃんが気持ちよくなれるように心を込めて……。

 

 途中、お兄ちゃんのオチンチンを思い出し、オチンチンが恋しくなって涙が出た。

 

 身体は男の子になっても、私の心は女の子のままだ。

 いつか、女の子に戻って、男の子に戻ったお兄ちゃんに抱かれたい。

 

 お兄ちゃんの愛液に、私の涙が混ざって、少し苦い味がした……。

 

 ……

 

(うわぁ……すごい!)

 

 しばらくお豆を愛撫していると、お兄ちゃんのオマンコからどんどん愛液が出てきた。

 気付いた時には、お兄ちゃんのお尻の下、シーツに大きなシミが出来ていた。

 

 オマンコから顔を離して、お兄ちゃんを見る。

 心なしか頬が赤くなっている気がする。

 

「お兄ちゃん……すごく濡れちゃったね。ヒナのお口は気持ちよかった?」

 

 返事のないお兄ちゃんにそのままキスをして、舌をねじ入れた。

 私の舌が大人しいお兄ちゃんの舌を求めていた。

 

 お兄ちゃんは少し息が荒くなったようだ。

 私の愛撫のせいだろうか?

 

 お兄ちゃんに抱きついてキスしながら、おっぱいを揉んでいた右手を徐々に下半身の方へと這わせる。

 

 優しくおへそ、下腹部を撫で、もうすぐ、お兄ちゃんのオマンコだ。

 

 くちゅ……

 

 私の指と、お兄ちゃんのオマンコが触れあって、いやらしい音が出る。

 たっぷりの愛液が私の指を濡らしていた。

 

 痛いくらい膨らんだオチンチンをお兄ちゃんのお腹に押し付けて、唇を離した。

 

「お兄ちゃんの身体を触っているだけで、ヒナのオチンチン、こんなになっちゃったよ……お兄ちゃん、ヒナ、エッチでごめんね。これから、お兄ちゃんのオマンコに指を挿れるから、力を抜いてね。優しくするよ……」

 

 左手でお兄ちゃんの頭を撫でた後、もう一度唇を重ねてから、お兄ちゃんのオマンコに右手人差し指をゆっくりと挿入していった……。

 

(!?)

 

 きついかと思っていたけど、意外とすんなり指が根元まで入ってしまった。

 試練の間でレイプして、処女膜は破いてしまったし、赤ちゃんも産んだから当然といえば当然か。

 この分なら指は2本……いや、3本でも余裕で入るだろう。でも……。

 

(お兄ちゃんなら、そんな事しないよね?)

 

 クロちゃんに言われた通り、お兄ちゃんの真似をしてまずは指1本でゆっくりほぐしていく……。

 

 お兄ちゃんの熱いオマンコの中で指を動かすたびにくちゅくちゅ音がした。

 

「お兄ちゃん、聞こえる? すごく熱くて、ヌルヌルなんだ。ヒナ、嬉しいよ……」

 

 ふと、指先にざらざらした感触があるのに気付いた。

 ここは、私の弱点だ。

 

 お兄ちゃんが私の子宮に入ってしまった時、このざらざらのせいで私は大変な事になったのを思い出し、懐かしくて笑ってしまった。

 

 兄妹だし、お兄ちゃんもココが弱点なのだろうか?

 

 お兄ちゃんは声を出さないし、身体もあまり反応しないからわからないけど……。

 私はこのざらざらのせいで何度もイッてお漏らししたから、お兄ちゃんもお漏らしするかな?

 

 お兄ちゃんのオマンコの中のざらざらを私は押したり、撫でたりする……。

 

 ……

 

(お兄ちゃん、もうすぐイクんだね?)

 

 オマンコがヒクヒクしだして、私の指を締め付け始めたので、ピストンを止める。

 ヒクつきが徐々に収まる。

 

(お兄ちゃん、ごめんなさい)

 

 エッチを始めてから、軽く2時間は経っている。

 私はまだお兄ちゃんを愛撫中だけど、お兄ちゃんは1回も絶頂を迎えていなかった。

 

 イク寸前に私が愛撫を止めていたからだ。

 

 私がこんな事をされたら、お兄ちゃんに泣いて懇願するだろう。“もう、イカせて”って……。

 ヒドイ事をしているのはわかっているけど、今のお兄ちゃんは何も文句は言わないし、泣いてお願いしてくる事もない。

 

 何故こんな事をしているのかというと……。

 

 

 “初めてのエッチは、同時にイキたい……”

 

 

 これは……ただの私のワガママだ。

 お兄ちゃんには悪いとは思ってるけど、私はこのお兄ちゃんとの初エッチを、大切な思い出にしたかった……。

 

 ぬちゅぅぅぅぅ……

 

 お兄ちゃんのオマンコから、指を引き抜いて手を開く。

 親指以外の4本の指が愛液塗れで、指と指の間に糸を引いていた。

 

 それぞれの指先から糸を引いて、ポタポタとシーツの上に垂れる。

 

 もう、そろそろいいだろう。私だって、もう限界だ。

 自分の股間を見ると、オチンチンがいきり立っていて、先っぽから透明な液体が糸を引いてポタポタ垂れている。

 

 私の指先と同じだ。

 

 お兄ちゃんももう、我慢できないだろうし、私ももう、我慢できない。

 

 手とシーツに清掃をかけてから、私はお兄ちゃんのお股を広げる。

 左手で右太腿を支えながら、右手でオチンチンをお兄ちゃんのオマンコにあてがった。

 

「お兄ちゃん……挿れるよ……」

 

 私が腰を突き出すと、オチンチンの先っぽが柔らかく、あったかい粘膜に包まれる……。

 

(お兄ちゃん……やっと一つに…………ッ!!)

 

「ヤバイ!」と思った時にはもう、遅かった。

 そのまま、熱い粘膜の奥まで進もうとした私のオチンチンが、お兄ちゃんのオマンコから押し出された。

 

 その摩擦があまりに気持ち良すぎて…………。

 

 

 頭の奥から背中を通って股間に快感が駆け巡る……。

 

 

 びゅるるるるるるるるるるるるるるるるるる……

 びゅるるるるるるるるるる……

 びゅるる…………

 

 私は射精していた。

 

 お兄ちゃんの子宮に放つはずだった精子がお兄ちゃんの顔に、胸に、お腹に降り注ぐ……。

 独特の匂いが私の鼻腔をくすぐる……。

 

「あっ……あぁ……あぁぁぁぁぁ!!」

 

 気付くと、私は叫んでいた……。視界が、涙でぼやける…………。

 

 ───

 

(最悪だ…………)

 

 精子まみれのお兄ちゃんを見下ろしながら、私は泣いていた。

 部屋には、私が鼻をすする音だけが響く。

 

 “今夜、お兄ちゃんに射精するのは1回だけ”

 

 お兄ちゃんとの初エッチを最高の思い出にするために、私はそう決めていた。

 だから、お兄ちゃんと同時にイキたかった。

 

 それが……もうパァだ…………。

 

 最高の一撃を射精するため、今日は性欲処理はしていない。ずっと我慢していた。

 それが仇になった……。

 

「お兄ちゃん、ごめん……ごめんなさい…………」

 

 お腹とおっぱいに清掃をかけながら、私は謝る。涙が止まらない。

 オチンチンも萎んでしまった。

 

「せっかく、最高のエッチがしたかったのに、ヒナ、台無しにしちゃった……お兄ちゃん、本当にごめんなさい…………」

 

 そう謝りながら、お兄ちゃんの顔に清掃をかける。

 

(ッ!?)

 

 お兄ちゃんの口角が僅かに上がる。──笑っていた。

 

『ヒナ、大丈夫だよ? さぁ、もう一度……。次は私の膣内で射精して……』

 

 脳内にお兄ちゃんの声が再生される。──エリの仕業だろう。

 

 私はもの凄くミジメな気持ちだったけど……。

 

 この世界に来る直前を思い出す。

 

 私は、お兄ちゃんとエッチするために意図的に射精しないように手を打っていた。

 そして、いよいよお兄ちゃんのオチンチンに穴あきコンドームを被せて、処女を捧げて、超危険日、排卵中の子宮にお兄ちゃんの特濃、一番精子をびゅーびゅーしてもらうつもりだった。

 

 お兄ちゃんには一回だけと言っていたけど、確実に妊娠するために何度も、何度も、何度も…………。

 

 ママたちが帰ってくるまで、お兄ちゃんには限界まで、私に種付けしてもらうつもりだった。

 

 そして、無事妊娠したら、絶対産む。

 ママたちには、怒られるだろう。でも、絶対に父親の事は言わない。

 お兄ちゃんにも、言わない。お兄ちゃんの子供じゃなく、架空の彼氏の子供にするつもりだった。

 

 私のお腹の子供が、お兄ちゃんの子供だと知ったら、お兄ちゃんは悲しむだろうから……。

 

 話がそれたけど、じゃあ、あの時、私のオマンコにお兄ちゃんのオチンチンが入る前に、びゅーびゅーされたら、私はどう思っただろう?

 

 “お兄ちゃん、大丈夫だよ? さぁ、もう一度……。次はヒナの膣内で射精して……”

 

(別に、一番精子じゃなくていいんだ……私が欲しいのは、お兄ちゃんの種……遺伝子…………赤ちゃん…………)

 

 萎んでいたオチンチンがむくむくと膨らんだ事を確認してから、私はお兄ちゃんにもう一度覆いかぶさる……。

 

 ───

 

「……あの時、お腹の奥が熱くなった気がしたんだ。それが何なのか、あの時はわからなかった。その後、いろいろ勉強してわかったよ。ヒナ、お兄ちゃんの事が大好きで、お兄ちゃんの赤ちゃんが欲しいんだって……」

 

 無表情のお兄ちゃんを抱きしめながら、私はお兄ちゃんへの想いを語る。

 こんな状態のお兄ちゃんだから、語れる話を……。

 

 結局、あの後、お兄ちゃんの膣内に3回も射精してしまった。

 私にお兄ちゃんの身体を我慢する事は無理らしい。今も、下半身は繋がったままだ。

 

 まだまだエッチできるけど、お兄ちゃんの身体が心配なので自制している……つらい。

 

「ヒナとお兄ちゃん、どうして兄妹なんだろうね? 兄妹じゃなかったら、ヒナは毎日3回お兄ちゃんに告白して、根負けしたお兄ちゃんと付き合って、エッチして、妊娠して、子供産んでたよ」

 

 軽くキスして、お兄ちゃんの髪を撫でる。

 サラサラの髪の感触が指先に伝わる。

 

「でもね、ヒナは今の生活も気に入っているんだ。ユキちゃんとクロちゃん。──ヒナの大切なお姉ちゃんたち。そして、お兄ちゃんのお嫁さんたち……」

 

 私は語りを止める。

 お兄ちゃんの光を失った瞳が目の前にある。

 それがいたたまれなくて、私は目を閉じる。

 

「ユキちゃんは、ヒナの…………」

 

 ───

 

 目を開けると、目の前にお兄ちゃんの顔があった。

 いつの間にか寝てしまったらしい。

 

 そして、この感触、この匂い、お兄ちゃんの顔と身体を汚しているこの液体……。

 

(また、やってしまった)

 

 とりあえず、清掃をかけるためにお兄ちゃんの顔の前に掌をかざそうとして…………。

 

 

「ヒナ、おはよう……」

 

 

 お兄ちゃんが、微笑んでいた。

 私を見つめるその瞳に、光を宿して……。

 

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