「♪~♪~♪~」
初めての情事が終わった僕と飛鳥は、暫くキスをして余韻に浸っていたのだが、その後また二人でお風呂に入ることになった。
まあ、汗やらナニやらで体がべとべとになっているから仕方ないんだが…
今は体を洗い終わった後、二人で湯船に浸かり、飛鳥は僕を背もたれにするように、僕にもたれかかりご機嫌な状態で鼻唄交じりに自身の頭を僕の首元に擦りつけていた。
「ふふふ…セックスの後にこうやって二人でお風呂に浸かるなんて幸せぇ~♡」
「そりゃ良かったけど、本当に体は大丈夫?」
「全く……それもう何度目よ。大丈夫だって言ってるじゃない。貴方ってホント、普段は心配性なのに、セックスの最中はがらっと性格変わって責めまくるわよね。ま、そこが気持ち良くていいんだけど♡んーッ…ちゅっ…ちゅっ…ちゅっ…ちゅっ…♡」
初体験にしては、ちょっと強引なところもあってで飛鳥の体を心配する僕とは打って変わって、飛鳥は呆れながらも幸せそうな顔で僕の唇に軽いキスをしてきた。
「それにね。まだお腹の中に貴方がいるみたいに感じるの♡本当に素敵だわ♡」
キスを終えた飛鳥は、その後幸せそうに自身のお腹を右手で擦り始めた。
そういえば、五月も翌朝同じ様な事言ってたな。
「んッ…♡」
そんな風に考えていると、飛鳥から急に感じる様な声が聞こえてきたのだが、その飛鳥は前屈みにまんこを弄っていた。
「どうした?」
「う…ううん。その…さっきの貴方の精液がまだ洗い流せてなかったようで、
「いや、それは良いやろ。上がったら、お湯抜けば良いんやし」
どうやら先程飛鳥の
僕がお湯が汚れる事に問題ないと伝えると、飛鳥は口角を上げたかと思ったら、立ち上がってこちらにお尻を見せて、自らの左手で、おまんこを広げて誘ってきた。
「じゃあ…♡貴方のそのカチカチに硬くなってる立派なおちんちんで、私の
それだと、また
「あッ…あッ…♡ねえぇぇ…♡はやく、いれて…♡」
「さっきまで本当に処女だったのか不思議に思ってくるなッ…!」
「はああぁぁぁんんッ…♡」
壁に両手を沿えてお尻を僕に向けてくる飛鳥は、早く
先程初めての経験をしたとは思えないと思いながらも、僕は飛鳥の懇願に応えるべく、ペニスを一気に飛鳥の奥に突き刺した。
すると、痛みとはほど遠い、嬉しそうな歓喜の声が飛鳥から上がっていた。
本当に初めてだったんだよな?でも、血も出てたし、痛みも少しあったみたいだし…しかもこの抵抗なくスルッとペニスが挿入できる感じ…
「何?飛鳥ってば、ずっとこんなにおまんこ濡らしてたの?」
パンパンッと飛鳥のお尻に打ちつける音を鳴らす様に腰を動かしながら、僕は前のめりになり飛鳥の耳元で囁き、そのまま耳たぶを軽く甘噛みしてチロチロと舐めながらも腰の動きを同じにするように保っていた。
「あッ…はッ…あぁんッ…♡いぃッ…♡んッ…だってぇ…♡はッ…あぁんッ…♡かずひことッ…えっちなことできるってッ…はッ…あッ…♡わかってるのよッ…♡んッ…あッ…ああぁぁんッ…♡はぁ…はぁ…ぬれないほうがッ…はぁ…はぁ…おかしいでしょ…♡」
軽く飛鳥がイッたのが分かった僕は、腰の動きを止めるとキユッとまんこを締めつけながら飛鳥が振り返りながら、色々な嬉しさが混ざりあった表情で、濡れない方がおかしいと答えてきた。
そんな飛鳥の唇にキスをしながら、僕は飛鳥の左足を抱えあげた。
「んッ…ちゅっ…ちゅっ…ちゅっ…♡かずひこぉぉ…♡すきぃぃ…♡ちゅっ…♡ちゅるッ…ちゅっ…♡」
「僕もだよ…ちゅっ…飛鳥、僕の首に左腕を巻きつけて、そう…じゃあ、いくよッ…!」
トロンとした目の飛鳥とキスをしながら、僕も飛鳥と同じ気持ちだと伝えつつ、飛鳥に僕の首に腕を巻きつけるように指示を出した。飛鳥は何も迷いもせず、僕の指示に従い左腕を巻きつけてくる。そして、それを待っていた僕は、そのまま斜め下からペニスを飛鳥の膣に刺さりつける様に腰を動かしていった。
「あッ…はッ…あぁんッ…♡すごッ…♡すごいのッ…♡あッ…はッ…はッ…はッ…♡すごいッ…きもちいいのォッ…♡んッ…ちゅるッ…れろれろッ…れろれろッ…れろれろッ…ちゅるッ…♡」
この体勢での動きに満足そうに喘ぎ声をあげる飛鳥の唇を、僕は右手で飛鳥の頭を支えるようにしてキスでふさいだ。
すると、飛鳥も舌で僕の口の中に侵入してきて、僕の舌を舐めとりながらも感じていた。
「れろれろッ…れろれろッ…ちゅるッ…ちゅっ…♡はッ…♡だめえぇッ…♡これッ…すぐッ…イッちゃうのぉぉッ…♡」
「いいよッ…!今日は、飛鳥の為の時間なんだから、何度でもイッちゃいなッ…!」
飛鳥のイク声を聞きながら、腰の動きを止めず、飛鳥の首筋を舌で舐めながら飛鳥に答えてあげた。
「そんなことッ…はッ…♡いわれたらッ…♡だめだめッ…♡イッくうううぅぅぅッ…♡」
ビクンビクンと、全身を震わせながらイッた飛鳥をそのままお風呂の縁に座らせて、両手で飛鳥の両足を広げると、僕はそのまままた飛鳥の
「はッ…あああああぁぁぁぁんんんッ…♡りゃめッ…♡いれられたッ…はッ…♡だけでッ…イッちゃうほどッ…あッ…♡もうびんかんなのッ…♡あッ…はッ…あッ…♡あたままっしろッ…♡あああぁぁぁんッ…♡んッ…ちゅるッ…ちゅるッ…ちゅるッ…♡はッ…♡」
「ごめんね、飛鳥ッ…!僕もすぐにイクからッ…もう少しだけ我慢してくれるッ…?」
これ以上は無理と言ってくる飛鳥の唇を、僕の唇で塞ぐ形でキスをした後に、申し訳なく謝りながらも、もう少しだけ我慢してほしいと懇願しながら僕は、飛鳥の両足を持ったまま腰を動かし続けた。
「はッ…あッ…♡んッ…んんんんッ…♡あッ…♡いいよッ…♡かずひこのせーしッ…♡ちゃんとッ…わたしのッ…あッ…しきゅうにッ…んッ…とどけてねッ…♡はッ…あッ…あああぁぁぁんんんッ…♡」
「分かったッ…!ああッ…!
「うんッ…♡うんうんッ…♡あッ…♡だしてぇぇッ…♡わたしをッ…あッ…はらませるとおもってッ…♡あッ…あッ…だしてええええぇぇぇッ…♡」
「ぐっッ…!イクッ…!」
ドクンッ…ビュルルルルルッ…ビュルルルルルルルルルルルッ…
「ふッ…わああああああぁぁぁぁぁぁんんんッ…♡」
そして二回目とは思えないほどの精液を、僕は飛鳥の子宮にペニスを刺さりつける様にして射精した。
その射精に感じた飛鳥もまた、今日一の喘ぎ声を出しながら、飛鳥の両足を持っている僕の手首を両手で握り、飛鳥もまたイッてしまった様だった。
「はぁ…はぁ…はぁ…飛鳥ッ…はぁ…はぁ…大丈夫…?はぁ…はぁ…」
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…もう……はぁ…なにもかんがえられないくらい、しあわせぇぇぇ…♡はぁ…はぁ…」
そんな答えを口にした飛鳥に、僕はまたキスをした。
飛鳥と僕で繋がっている膣からは、僕の精液と飛鳥の愛液が混ざりあったものが、トロトロと流れ出ていたが、そんな事を気にしない程、僕と飛鳥はそれから暫く長い間キスを交わすのだった。
~今井家別邸・大広間~
和彦と飛鳥が激しく愛し合っている日の夕方。
甘い時間を過ごしている和彦と飛鳥と打って代わり──
今、この今井家大広間では緊張した雰囲気に包まれている。
ここに集まっているのは、和彦の妻である五月を筆頭に、その五月が和彦との子を成す事を許した女性達と、その母親達が向かい合うように並んで座っていた。
座り順としては、一番の上座に五月が。その五月から見て、右側に芹菜が。左側に憂が座っている。本来、憂の傍に支える綾那は憂の言葉もあり、今日は離れた場所に座っていた。
そして、五月から見て左斜め側を縦に並ぶように、ことり、結愛、二乃、三玖、綾那、四葉、一花と座っている。
そして、向かいには五月の近くから、文香、美海、葵、紬と座っている。
皆の前には、豪華な夕食の御膳が置いてあるのだが、誰もが嬉しそうな顔をせず、真剣な顔をしていた。いや──文香だけはいつも通りニコニコと笑みをこぼしており、隣の美海も落ち着いた所作でお茶を飲み、葵もいつもと変わらずといったように、母親組はどこかリラックスモードである。が、唯一紬だけは緊張し過ぎているのか、正座姿勢で太ももの上で両手拳をぐっと握り、御膳をじっと見ていた。
「本日はお集まりいただきありがとうございます。本来であれば、この席は飛鳥さんにお願いするところですが、生憎とその飛鳥さんが今は和彦様とのデート中ですので、代わりとして
そこに、透き通った声で憂が挨拶を始めた。
「別に席順なんてどうだっていいわ。和彦がいないんだもの」
「そうだね…」
そんな憂の挨拶を聞いた二乃と三玖は、席順などどうでも良いと言いながらも、視線を向かいの四人の女性達に多少睨むように向けていた。
本来であれば、今日は明日、五月に認めてもらった女性陣の初体験を行う為に集まったようなもの。勿論、風太郎に好意を寄せている、一花と四葉とことりは別ではあるが──
それが、このような集まりとなったので、多少機嫌を悪くしても仕方がないだろう…
「はぁぁ……さ、折角ご用意していただいたのです。冷めないうちにいただきましょう。話は食べながらでも出来るでしょうから」
二乃と三玖の態度に頭を悩ませる五月は、その場にいる全員に夕食を食べるように進めた。
それを機に五月と母親四人と芹菜に一花は箸を進めるも、他の者達は箸を取ろうともしなかった。
「あれ?食べないの?美味しいよ♪」
「───っ!お母さん!昨日、和彦さんのを舐めて咥えたって本当!?」
緊張感の空気の元凶でもあろう、和彦の母にして文香は、箸を持たない者達に食べないのかと、気にする様子もなくご機嫌な声で声をかけた。
すると、先陣を切るように、結愛が今まで美海に向けたことがないような怒りに満ちた顔で確認をした。結愛は聞いている最中もスカートを両手で握りしめていた。
「…………本当よ。和彦君はとても素晴らしいものを持ってるわね。ふふふ…結愛の口では大きすぎるんじゃない?」
怒りを露にしている結愛とは逆にいつも通りに話す美海。むしろ、結愛を煽っている様にも見えている。
そんな見たことのないような美海の様子に、ことりは言葉を失った様に美海を見ていた。
「……美海…さん…?」
「ふぅぅ……ことりちゃんにそんな顔をさせちゃうなんてね………実は私って和彦君に告白っていうか、プロポーズされた事あるのよ」
『────っ!?』
ことりの表情に申し訳なさが出たのか、食べるのを止めて箸を置くと、懐かしむように俯き加減に美海はこの場にいる全員に伝えた。
すでに事を知っている、文香と葵と紬以外は驚きしかなかった。
「ちょっ!ホントなの、ことり!?結愛!?」
「えぇぇ~~!?私も知らないよおぉぉ…」
「わ、私も…」
流石のカミングアウトに二乃が勢いよくことりと結愛に確認するも、二人からは初めて知ったという回答しかなかった。
そんな中、五月は一人心配そうに美海を見ていたので、それに気づいた美海は微笑みながら、五月を安心させるかのように声をかけた。
「ああ、安心してください五月さん。もう随分と前の話ですし、勿論当時は断ってますよ。そうね……和彦君が中学に入学した頃だったから、ことりちゃんやましてや結愛が知るはずもないわ」
「で…でも……カズヒコさん、恋を知らないって…」
美海の言葉にほっと胸を撫で下ろす五月であったが、三玖が疑問を投げかけた。
「ああぁぁ~…あれは、和彦が美海に振られた後に、自暴自棄になって女子に告白されればOKして、いざ付き合ってみて一緒にいても楽しくなくって別れてを繰り返してたら、結局恋って何だろうってドツボにはまっちゃっただけよ。だから、五月ちゃんとの結婚を真剣に話してた和彦を見て安心したのは確かよ。ありがとね、五月ちゃん」
三玖の問いに文香が夕食を口に運びながら呆れ気味に話した後、五月に向かって笑みを浮かべた。
「いえ……しかし、そうなってくると昨日の結愛ちゃんのお母様の行動が分かりません」
文香の笑みに五月は微笑み返すも、そこで箸を置き、昨日の美海の行動が分からないと伝えた。その五月の言葉には、特に怒りなどはなく、正常であると伺える。
「ふふふっ…流石は和彦君の選んだ奥さんね。こんな状況下でも全く動じずにはいないなんて。それだけ和彦君の事を信用してるからかな?」
「はい!」
五月の言葉に多少なりとも挑発的な笑みを浮かべながら確認する美海ではあったが、そんな美海に者応じない真剣な顔で背筋を伸ばし五月は返答した。
そんな五月の姿に、逆に美海は驚き、そして和彦を慕う者達は満足そうに笑みを浮かべていた。
「全く…敵わないなぁ……はぁぁ……五月さんの問いに対する答えは至極簡単よ。私も和彦君を愛してるから。ただそれだけ」
「「───っ!?」」
美海の切ない表情で俯き加減に出た言葉に、ことりと結愛は驚き目を見開いた。
「ことりちゃんや結愛なら知ってるでしょ?和彦君は中学生の頃から素敵な男性だった……そんな男性に夫がいるにも関わらず真剣に『好きだ』と言われたら心が動くものよ。それでも私は家庭を選び、せめてと思って、和彦君のファーストキスを貰ったわ。それからは、和彦君の事を意識しないように努めるつもりだったんだけどね……」
「そんな…事が…私全然気づかなかったよ…お母さんとお父さんっていつも仲良しだから」
美海の切ない声での自身の想いを聞いて、結愛は全く気づかなかったと驚きを隠せずにいた。
「当たり前よ。こんなの知られたらとんでもない事になるじゃない。それに茂さんの事も心から愛してるわ…優柔不断な女なんだけどね。それでも、和彦君が成長していくにつれて、もう一人の男としか見れなくなっちゃってたわ。そんな時に一度茂さんに言われたの。『和彦君を選ぶというなら僕が身を引こう』、てね」
『───っ!!』
結愛の気づかなかったという言葉に対する美海の言葉に、その場の全員が驚きの表情で美海を見ていた。流石の文香もそこまでは知らなかったようである。
美海の言葉が落ちた瞬間、広間の空気は、まるで誰かが触れれば音を立てて割れてしまう氷のように張り詰めることになるのだった。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
今回は和彦と飛鳥の甘い時間の裏で、大広間に漂う緊張した空気を描きました。
そして美海の過去の告白が、この場の関係を大きく揺らし始めます。
次回は、そんな空気と共に、和彦と飛鳥の甘い展開も続けて描いていく予定です。
また、本編が修学旅行直前というキリの良い事もあり、こちらの(裏)を進めて、何とか本編に近づけたいと思っております。
よろしければ次回もお付き合いください。
よろしくお願いいたします。