一花、四葉、ことりの三人による癒やし(?)の時間が終われば昼食。
その後も休む暇などなく、結愛、憂、綾那との時間を終えた僕は、ようやく夕食の席へ辿り着いていた。
流石に午後の三人の後に大浴場での追加戦はなかった。
いや、正確には僕が全員に禁止した。
流石に命の危険を感じたのである。
「はぁぁ……我ながらよくもったよ……」
思わず肩を落とす。
すると隣に座る五月が心配そうに覗き込んできた。
「だ、大丈夫ですか、和彦さん?」
「気力で生きてる気がする」
正直な感想だった。
その言葉に周囲から小さな笑いが漏れる。
けれど、その笑いの中でふと視線を向けると──
三玖、二乃、そして芹菜。
三人とも普段より大人しい。
疲れているのもあるだろう。
けれど、それだけではない気がした。
「三玖」
名前を呼ぶと、三玖がゆっくり顔を上げる。
「今日は無理してないか?」
「……ん」
少しだけ驚いた顔をした後、柔らかく笑った。
「大丈夫」
そう答えながらも、その表情にはどこか安心したような色が浮かんでいる。
続いて二乃へ視線を向ける。
「二乃も」
「なによ」
いつもの調子で返してくる。
けれど、その声はどこか柔らかかった。
「体調悪かったら言うんだぞ」
その瞬間。
二乃は一度だけ目を丸くした。
そして照れ隠しのように顔を逸らす。
「子供じゃないんだから平気よ」
そう言いながらも。
耳だけは少し赤かった。
最後に芹菜を見る。
目が合った瞬間、芹菜はふっと微笑んだ。
「私は大丈夫よ」
「無理してない?」
「してません」
そう言い切った後。
少しだけ声を落とす。
「でも……心配してくれるのは嬉しいな」
その言葉に、自然と肩の力が抜けた。
今日は色々なことがあった。
けれど、少なくとも後悔はしていない。
そう思えた。
「和彦さん」
不意に五月が袖を引く。
「ん?」
「優しいですね」
小さな声だった。
けれど、その一言は妙に胸へ響いた。
「当たり前だろ」
そう返すと、五月は嬉しそうに笑う。
その時だった。
「そういえば」
向かい側に座る憂が湯呑みを置く。
「和彦様」
嫌な予感がした。
とても嫌な予感がした。
「……何かな」
「本日のご予定が全て終了したとお考えではありませんよね?」
その言葉に。
食卓の空気が僅かに変わる。
そして──
視線が一人の女性へ集まった。
「っ……」
紬さんである。
視線を集められた紬さんは肩を震わせ、小さく俯いてしまった。
昼間の落ち着いた様子とは違う。
どこか年相応の、いや。恋する女性らしい照れが見えていた。
「憂ちゃん……」
小さく抗議する結愛の声。
しかし憂は微笑みを崩さない。
「事実ですので」
「……」
紬さんは返す言葉を失い、恥ずかしそうに湯呑みへ視線を落とした。
そんな姿を見ていると、こちらまで緊張してくる。
すると。
「和彦さん」
紬さんが意を決したように顔を上げた。
「もし、お疲れでしたら……本当に無理はなさらないでくださいね」
最初に出てきたのは自分のことではなかった。
僕を気遣う言葉だった。
だからこそ。
僕は思わず笑ってしまう。
「それを言うなら、お互い様ですよ」
「ふふっ」
紬さんも小さく笑う。
張り詰めていた空気が少しだけ和らいだ。
夕食はまだ続く。
けれど、それぞれが胸の内に抱える想いもまた、静かに次の時間へ向かって動き始めていた。
夕食後。
僕は紬さんに用意されていた部屋へと訪れていた。
その部屋は最低限の物しかなく、所謂客室と言っても良いくらい整っていた。
だが、中央に敷かれた一組の布団がこの後の行為を物語っている。
「えっと……その……少しお化粧直ししても良いでしょうか?」
「ええ。構いませんよ」
緊張した赴きの紬さんは、お化粧直しがしたいと懇願してきたので、勿論許可した。
部屋の一角に設置されている化粧台の前に紬さんは座ると、改めて化粧を直しながら、髪も櫛で綺麗にしている。
その仕草からは、やはり大人の女性を醸し出していた。
そんな紬さんを見た僕もまた、緊張しながらも布団の横へと座り込む。
「その……今までお相手してた子達からしたら、おばさんで本当にすみません」
「そ、そんな!その……紬さんからは、大人の色気が出てて、ドキドキが止まらないというか……」
「本当ですか?」
お化粧直しが終えた紬さんは、僕を確かめるように微笑みながら振り返る。
その一つ一つの動作からも僕の心臓は高鳴りをしていた。
そして、ゆっくりとした綺麗な所作で僕の前に正座で座り、僕の目を見つめながら微笑んできた。
「ふふふ……本当ですね。和彦さん緊張してます」
葵さんと行動を共にする事が増えたからか、笑う所作一つ一つが綺麗に整っている。
「まあ……かく言う私も緊張でドキドキなんですけどね…」
恥ずかしそうに俯く紬さんもまた、大人の色気というよりは可愛らしさが伺えた。
そんな紬さんを抱きしめ、紬さんの右肩に顎を乗せて頭や背中を優しく撫でた。
最初こそは緊張でカチカチであった紬さんも、徐々に緊張が解れていっているようだ。
「まだ引き返せますよ」
僕の言葉に紬さんは、僕を突き放すどころか抱きしめ返してきた。
「大丈夫です。もう覚悟はとっくに出来ていますから……」
その言葉を聞いた僕は、撫でていた両手をそっと両肩に置いて紬さんの顔が見えるように体を離した。
目が合った紬さんは、フッと笑みを浮かべると両目を瞑り、唇を差し出してくる。
その唇は緊張からかプルプルと震えていた。
表情からも緊張が読み取れる。
僕はそっと唇にキスをした。
「ん……ちゅっ……はぁぁ……」
ほんの数秒──
唇を合わせて離すと、紬さんの表情は緊張から女の顔へと変わっていた。
「もっとぉ……♡んむッ……ちゅるッ……ちゅっ……はぁぁ……かずひこさん……ちゅるッ……かずひこさん……♡」
キスの主導権は既に紬さんへと移ってしまっており、離さないと言わんばかりに両腕で僕の頭をホールドすると、キスの内容が加速していく。
「ちゅるッ……れろれろッ……れろえろッ……ちゅぱッ……はぁぁ……♡すてき…♡んむッ……ちゅるッ……かずひこさあぁぁぁん……れろれろッ……れろえろッ……♡」
ホールドしていた紬さんの右手が僕の頭から離れるや、僕の浴衣を撫でながら脱がし始める。
完全にスイッチが入った紬さんは、そのまま脱がし途中で僕の胸板を撫で始めた。
「はぁぁ……ちゅっ……なんてたくましいぃぃ…♡ふふ…ちゅるッ……すぐにきもちよくさせますからね…♡んむッ……ちゅるッ……れろれろッ……♡」
胸板を撫でていた紬さんの手は、直ぐに僕の乳首へと進め、指で摘まんだり転がしたり始めた。
僕はもうされるがままである。
芹菜といい、この
そんな考えが僕の頭をよぎったとは露知らず。紬さんは僕の上半身の浴衣をはだくと、乳首を舐め始めた。
「んれろッ……ちゅるッ……ちゅぱッ……れろえろッ……♡」
時折上目遣いでこちらを見てくるのに合わせながら頭を撫でてあげると、嬉しそうに舐めるのを続ける。
「ちゅぱッ……ここも…大きくなってる……♡私を女として見ていただけてるのですか…?」
「当たり前じゃないですか」
「ふふふ…嬉しいわ……♡ちゅっ…」
僕の言葉に喜びを感じた紬さんは、軽くキスをしてくると自らの浴衣も脱ぎ始める。
シュルシュルっと音が鳴るだけで妙に嘗めやかしい。
ゴクッ…
紬さんが上半身の浴衣を脱ぐと、今までに見たことが無い大きさの乳房が出てきた。
これには唾を飲み込んでしまう。
「こちらも脱がしますね…」
そんな僕に構うことなく、僕の下着に手をつけ脱がし始める。
すると──ビーンっと主張するように勃起したペニスが登場した。
「ゴクッ…本当に大きいのですね……あの人と比べると違いが分かります……でしたら…」
浴衣も下着も全て脱ぎ捨てられた僕の股間に、紬さんは妖艶な笑みを浮かべながら自らの乳房で僕のペニスを挟んだ。
「ふふふ…これ。あの人にはしたことないんですよ♡すごーい……固くて……ちゅっ…♡逞しい……ちゅっ…♡それに……私のおっぱいから出てる亀頭が可愛らしいですね……ちゅっ…♡」
ペニスを乳房で挟んだまま、紬さんは嬉しそうに亀頭の先にキスをする。
そして、だらーっと涎をペニスに流すと自らの乳房を動かし始めた。
「んッ……はじめてなので…やりかたがあってるかわかりませんが……はぁぁッ……ちくびがこすれてきもちいいぃぃッ……♡かずひこさんは…んッ……きもちいいですか…はぁぁッ……♡」
「ええ。とても柔らかくて気持ちいいですよ」
「うれしいぃぃ……♡」
僕の言葉に嬉しさを全面に出す紬さん。
初めての経験という事で、若干のぎこちなさがあるものの、気持ちいいのには変わらない。
「そのまま咥えられますか?」
「んッ……くわえる……?あ……はむッ……♡」
僕の意図を最初は汲めなかった紬さんであったが、直ぐに気づいたらしく、愛おしそうに亀頭を咥え込んだ。
「じゅッ、じゅるッ…じゅるッ…♡んゔッ……んゔッ……♡」
大きな乳房での扱きは無くなったものの、紬さんの口の中はとても気持ちが良かった。
何よりも──
『これで良いですか?』
と言わんばかりに、途中上目遣いで確認してくるところが堪らなく可愛らしかった。
「気持ちいいですよ、紬さん…」
両手で自身を支えていた僕は、左手だけで体重を支え、右手でそっと優しく紬さんの頭を撫でてあげる。
「んふッ……♡じゅッ、じゅるッ…じゅるッ…じゅぷッ……」
すると嬉しそうに頭の動きを紬さんは早めてくる。
「あぁぁ……気持ちいいですよ、紬さん……そのまま胸の圧迫も強められますか?」
「んぶッ……んッ……?んッ……じゅぷ、んゔッ……んゔッ……♡」
僕の言葉に、どうしようと困った表情を見せていた紬さんであったが、直ぐに行動に移した。
両腕で自身の乳房を抱き締めるように圧迫する。
それでも、紬さんの両腕からは乳房が溢れ出し。
その光景は堪らなく官能を醸し出している。
「素敵ですよ、紬さん……」
「んぶッ……んッ……♡んぶッ……んぶッ……んッ……♡ぷはッ……♡はぁぁッ……れろえろッ……ねえぇぇ……?かずひこさん……ちゅっ…♡そろそろ……わたし……」
パイズリフェラを堪能していたが、ペニスを口から出した紬さんがこちらを覗いてくる。
その目はとてもウルッとしており、大人の色香と女の子の可愛らしさが混ざったような表情であった。
『わたし……』からの続きを待つも、中々口に出せないのかウルウルしたままペニスを舐めていた。
しかし体は正直で、紬は両太ももを擦り付ける様に動かしている。
「分かりました。布団に仰向けに寝転んで」
コクンッ……
紬は頷くと羽織って着ていた浴衣を脱ぎ捨て、布団の上に仰向けで寝転んだ。
その際に両乳首を両手で隠すように、自身の乳房を抱き締めている。顔は恥ずかしそうに逸らしてもいる。
今更ではあるが、何も言わない。
紬さんに覆いかぶさった僕は、念の為の確認でショーツへと手を持っていき確認した。
「あッ……♡」
そこは既にショーツの上からでも分かるくらいに濡れており、ショーツの上から指でなぞるとクチュクチュと音を立てている。
「いッ……あッ……だめッ……♡はずかしいぃぃッ……」
恥ずかしさから両手で顔を隠してしまう紬さん。
そんな可愛らしい動作を確認した僕は、そのまま一気に紬さんのショーツを脱がした。
その際に、ショーツから銀色の糸が引いていたのは言うまでもない。
「あッ……いやッ……♡」
濡れている事への恥じらいか。見られる事への恥じらいか。
紬さんは両足を閉じてしまい、両手で隠した顔はこちらへ見せてはくれない。
そんな彼女の右耳からうなじにかけてキスをしてあげながら、毛で覆われている筋上を左人差し指で撫でてあげる。
「んッ……あッ……いッ……んッ……♡」
すると──閉じられた股はだんだんと開けていく。
そして耳元で囁いた──
「いいですか?」
何をとは言わない。
返事もない。
だが──
コクリ…
両手で覆い隠された顔は確かに頷いた。
それを確認した僕は、念の為とゴムを付けたペニスを紬さんのまんこに当てがう。
「んッ……♡」
筋に沿ってペニスで撫でると可愛らしい声が聞こえてくる。
しかし、行為自体が相当なご無沙汰らしいからな……ここは慎重に……
そう考えた僕は、少しずつペニスを挿入していく。
「んあッ……あッ……あッ……あッ……あッ……♡」
凄い締めつけだッ…!でも!
「──ッ…くはッ……♡」
締めつけで言えば芹菜達と変わらない。
だが、経験者だけあって初めての芹菜達に比べてスムーズには挿入することが出来た。
最後の一突きで亀頭が紬さんの子宮にぶつかる感触を得た。
その瞬間、紬さんは海老反りに腰を浮かせ目を見開いていた。
「はぁぁッ……紬さん、大丈夫ですか?痛みとか……」
「はぁぁッ……はぁぁッ……だい…じょうぶ…れす…♡すごいッ…♡これが……かずひこさんッ…♡」
大丈夫か確認すると、目をトロンとさせた紬さんの姿があった。
すると──
ガシッ…
「!?」
「ふふふ…としがいもなく…いれられただけで…ん、イッちゃいましたぁぁ~……♡すごいのッ…♡もっと…イカせて…♡」
急に腰を紬さんの両足でホールドされるかと思うと、うっとりした表情で自ら腰を動かしながら求めてきたのだ。
僕はその腰の動きに合わせて腰を前後に動かした。
「あ、あんッ……はぁッ…♡いいぃぃッ……すごいのッ…♡かずひこさんのッ…おちんちんッ…♡すごいのッ…♡は、ああぁぁんッ……イクッ…♡」
ビクンビクンと紬さんはイキながらもまんこでペニスを締めつけてくる。
それが堪らず気持ち良く、僕は我を忘れるように更に腰を動かしていた。
「んあッ……はぁぁんッ……♡いいッ…いいわッ……♡こんなのッ…おぼえたらッ…ぬけられないぃぃッ……♡んッ……ちゅっ…ちゅるッ……はぁぁむッ…れろれろッ……♡んッ…んんんんんッ……♡」
そんな僕の事など気にもせず、紬さんはむしろ自身の快楽に飲めり込んでいた。
今も腰を前後に動かす僕の首に自らの両腕で巻きつけてきて、キスをせがみながらもイッている。
「もっとッ……♡もっと…ちょうだぁぁぁいッ……♡」
尚も絶頂を味合わんとする紬さんに合わせ、大きく揺れる乳房を揉み。または、口に含み乳首を舌で転がしながら腰を動かしていく。
「はぁぁッ……♡すごいッ…♡もっと…ついてッ……わたしのッ…しきゅうにッ…コンコンッ…ノックしてえぇぇッ……♡」
ホールドする両足の力も緩む事なく、逆に強くなっているようである。
「紬さんッ…そろそろッ……」
「いいわッ……いいわッ……♡おくでッ…ビューッ…とだしてッ…あ、あぁぁんッ……わたしもッ…イクッ…イクイクッ…♡イッちゃうぅぅぅッ……♡」
ドクンッ…ビュルルルルルッ……ビュルルルルルルルルルルッ……
「は、あああああぁぁぁぁぁんんんッ……♡」
射精と同時に紬さんはイキ、僕を両腕と両足で抱きしめてきた。
そんな僕はというと、射精しながら紬さんの大きな乳房に顔を埋め。柔らかさの幸せと窒息しそうな苦しみに耐えるのだった。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
長かった一日も、いよいよ最後の時間へ。
今回スポットを当てたのは紬さんでした。
普段は落ち着いた大人の女性だからこそ、和彦を前にして緊張したり、自分の年齢を気にしたり、少しずつ素直になっていく姿とのギャップを大切にしています。
そして冒頭では、三玖、二乃、芹菜の様子を気に掛ける和彦の姿も。
色々な関係が増えてきたからこそ、一人ひとりをちゃんと見ている和彦らしさも描けていたら嬉しいです。
果たして、この長い一日はどんな形で終わるのか。
そして、この時間を経て紬さんとの関係はどう変わっていくのか──
続きも楽しみにしていただけましたら、お気に入りや感想をいただけると、とても励みになります!
それでは、次話でまたお会いしましょう。