Lily ~白百合の女騎士と呪われた淫欲と背徳の都~ 作:YU-GO
貧民街での戦闘…そしてその奥にいたのは、闇によって魔薬中毒に陥った黒犬の魔術師のニコラと、狂気なる神官へと変わり果てたレイモンドゥスの二人だった。彼らは闇によって人間性を失われており、ニコラは研究に没頭し、レイモンドゥスはニコラ研究から生まれた副産物達を神の使いとして歓喜を上げていた。
ガレオン「ガチで狂っとるわ…コイツら…」
団長「あぁ、そうだな…(汗)」
ガレオン「アイツらの頭部に石ころをぶつけるか?」
団長「そうだな。俺達がいる事を気づかせてやろうぜ。」
ガレオンと団長は転がっていた石ころを拾い、見事な投擲を見せ、見事にニコラとレイモンの頭部にヒットした。
バチィィ!!
レイモン「あべしっ!?」
ニコラ「ひてぶ!?」
団長「いい腕してるな。ガレオン。」
ガレオン「団長こそ、その腕はまだ劣ってへんなぁ。」
二人の見事な投擲で頭部に石ころを当てられた二人は、たんこぶができたまま、むくりと起き上がった。
レイモン「だ、誰ですか…?私の頭部に石ころを当てた不快で不届者はぁ…?」
ニコラ「いててて…誰だよ…俺の研究を邪魔した奴は…」
ガレオン「ここにおるんやが?」
ニコラ「て、てめぇ…てめえだな?俺の研究を邪魔した奴は!?今のは痛かったぞ!!!(怒+泣)」
レイモン「あなたですね…?神聖なるこの私に石ころ一つ当てた不届者は?」
ガレオン「そうなんだが?ハゲと根暗。」
レイモン「ハゲ?ハゲとは何の事ですかね?」
ニコラ「根暗?誰に言ってんだよ?」
ガレオンは指を二人に刺した。
ガレオン「アンタの事や。ハゲはアンタで、根暗はそこのクソザコ魔法使いの事に決まってんやろ。」
レイモン「ハ、ハゲとは、私の事ですか!!?神父であるわたしに目かけてなんて無礼な事を!!?」
ニコラ「………(は?俺の事を根暗って言ったな?)」
団長「おうおう、これは良い物が見れるな。ガレオンお得意のゲス野郎に対する罵詈雑言タイムが。』
『おっ始めましたね…コレ。』
『俺らに響くかもしれへんから、耳栓しとこ。』
『良いぜ!!良いぜ!!あんなクソ野郎に思う存分罵詈雑言言ってやれ!!!』
ガレオンによる悪徳対しての罵詈雑言タイム開始。
ガレオン「まずそこの根暗野郎。お前昔『淫紋』っていうくだらねえ紋様を作った様やな。目的は女を犯す為か?ホンマにアホやな。」
ニコラ「だ、黙れ!!お前は知らない様だな!?淫紋の素晴らしさって奴を!!」
ガレオン「淫紋で昔逆恨みしたある魔術師のお嬢をゴーレム使って犯して、その後このゴミカス国家でそいつや女を淫紋付けて好き放題犯したよな?お前の頭ん中、クソ塗れか?」
ニコラ「はぁ!?」
ガレオン「じゃあ次はそこのハゲ頭。邪神をまだ神である事を思い込んでへんよな?このウスラトンカチ。」
レイモン「ウスラトンカチィィ!?私は知恵も抜けていませんし、間も抜けていません!!ウスラトンカチはあなたの様な脳筋の方でしょーがぁ!!!(怒)」
ガレオン「ウスラトンカチの方はお前の方に決まってるんだろ。それに、この国家は脳みそピンク色ちゃうん?将来については考えた事あるんかいな?アホでバカで卑怯でケチで意地悪で、オマケに変態で屁が臭くて、勝ったからって調子に乗って、挙げ句の果てに闇に喰われて詰んだ大馬鹿野郎はアンタらの方だろ?」
………ガレオンの罵詈雑言タイムは約5分掛かったと言う…。
レイモン「この機械人形…この奉仕国家の良くない事や、我々に対しての悪い所を暴露させてしまった…ニコラ殿…無事ですかね…?」
ニコラ「………」
レイモン「ニ、ニコラ殿?(汗)」
ニコラ「テメェ…ブッコロス…(怒怒怒怒怒…)」
団長「あ、コイツも闇に喰われていたんだな…」
レイモン「ニコラ殿!!怒りを収めてくだされ!!これ以上怒りに呑まれたら、抑えられている闇が爆発して、貴方が貴方じゃなくなりますぞ!!(汗)」
ニコラ「黙レヤァ!!!!!コノ、ハゲジジィィィィ!!!!!!」
レイモン「ニ、ニコラ殿、その魔法は…!!!」
ドガァァァァンッ!!!!!!
ニコラが放った爆破魔法により、レイモンは跡形も無く砕け散った。
団長『コイツ、罵詈雑言浴び続けて吹っ切れた様だな…』
『知ってる展開だぜこれ。根暗切れると怖いんだってよ…(汗)』
ガレオン「俺と殺る気だな?」
ニコラ「当然ダヨ…テメェの様ナ脳筋野郎をアノハゲジジィノ様ニ爆殺サセテヤルヨォ…(怒)」
ニコラは首をゴキゴキと鳴らし、召喚魔法でゾンビ達を召喚させ、ガレオンに目掛けて突撃させた。しかしガレオンは槍を縦横無尽に振るい、ゾンビ達を一掃した。だがニコラは魔術を使ってガレオンに目かけて連続で魔法を発動した。炎魔法や氷魔法、雷魔法やら、怒り任せで集中砲火した。
ガレオン(怒りで冷静さが欠けて、魔力が切れる事すらも忘れている様だな。ホンマにウスラトンカチやわ。)
ニコラ「避ケテ避ケテ避ケマクリヤガってェェェ!!!俺の事を舐めとんのかァァァァ!!!?」
怒り心頭で魔力が切れるまで魔法を発射し続けるニコラ。だがその時だった。
ニコラ「魔力ギレ!?このポンコツガァァァァ!!!魔法発射ヲ止メテンジャネエヨ!!!このガラクタガァァァァ!!!」
ニコラの魔力が完全に切れた。さっきの怒り任せで魔力を撃ち過ぎた様だ。ニコラは杖をぶん投げ、ガレオンはそのぶん投げてきた杖を避けた。
尚、杖は隠れていた団員に当たった模様…。
ガレオン「さてどうするんや?このまま降参するか、最後の力を振り絞って俺に殴りに掛かるか?どっちが良いのか選びや、このポンコツな根暗野郎。」
ニコラ「俺ニ目かけて…俺ニ目かけて…調子にノルンジャネェェェェ!!!!!」
ニコラは最後の力を振り絞ってガレオンに殴りに掛かった。だがガレオンはニコラの攻撃を避け、ガレオンはそのまま…!
ドボォォッ!!!!
ガレオンのストレートパンチがニコラの胸元にヒットした!!
ニコラ「ウゲェ!!?」
ガレオンのストレートパンチを喰らったニコラは吐血し、そのままバタリと倒れた。
団長「ガレオン、俺達は無事だ。」
『ガレオンの兄貴、やっぱり凄えなぁ!!』
『こんな身体をしてんのに、動けるなんて…』
『俺達は避難したんだが、この貧民街ボロボロやな…(汗)』
『さっき俺の頭に当たったこの杖、土産として持って帰ろうと思ったが、やっぱやめとくわ。』
ガレオン「ホンマに悪い。貧民街がこんなにボロボロになったの代々俺のせいやわ…」
ニコラ「…マテ…」
ガレオン「あ?まだ息しとるんかいな?」
団長「奉仕国家の連中どもはこんなにもしぶとかったのかぁ?」
ガレオンはまだ息をしているニコラに近づいた。
ガレオン「なんか文句であるんかいな?このウスラトンカチ。」
ニコラ「テメェラにイイ事ヲ言ッテヤロウ…。この国ヲ支配しているのハディレク…ソイツは強敵ダ…お前ナラ確実ニ殺サレルダロウナァ…ソシテ、ガレオン…テメェノヨウナ脳筋野郎ハ地獄ニ相応し…!!」
グシャアッ!!!
ガレオンはニコラの頭を容赦無く足で踏み潰した。
ガレオン「地獄に相応しいのはてめえらの様な奉仕国家のクソどもの方なんだよ。このゲロカス野郎。」
団長「因果応報、自業自得とはこの事だな。あの世で被害者らに詫び続けな。」
ガレオン達は壊滅した貧民街を後にした。彼らが去った後、この貧民街は完全に壊滅していたという…。
次回、ガレオン一行、歓楽街でジャック達と再会