※この作品はR-18です。

異界戦姫☆ワルキューレ   作:カジキマグロ

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やっすいソシャゲありがちなゆるゆる設定な世界観と即堕ちヒロインズで構成された頭の悪い話です


一話

 

1999年7月30日

 

世界は突如、宙からの侵略生物《ダーウル》に襲撃され、空前絶後の大ピンチに襲われた。

 

ダーウルにはそれまで人類が日進月歩で開発を進めてきた現代兵器の数々は有効打にはならず、核爆弾でさえも小型の先兵生物程度にしか効果がない。

 

だがしかし、神は人類を、地球を見捨てる事はしなかった。

 

ダーウルに対抗する神秘の力を授かった《ワルキューレ》と呼ばれる事になる美しい乙女達が登場した事で人類は三割程の生存圏を失いながらも文明を存続し、組織的な対応を維持しえた。

 

それから60年の2059年、ワルキューレの活動を支える国際組織『ヴァルハラ』が各国の政治運営も担いながらダーウルとの生存争いを繰り広げていた。

 

この時代の中で多少の制限はあるものの、1990年代の技術規模による生活をかろうじて維持しながら護られた一般の人々は仮初の平和を過ごしていた。

 

実際はいつ人類がダーウルに滅ぼされかねない綱渡りの日々だとしても、直接戦火を負わない平和の中であればその実感は薄く、人類一丸の国際理念も理解しきれない者が多い。

 

それが顕著なのは、思春期の子供達が一日の大半を過ごす学校という世界。

 

とある学校裏でも実際にイジメという形で噴出していた。

 

「ふざけんじゃねぇぞ!」

 

制服を着崩した、如何にもな簡易的反社会アピールしている不良生徒が、一人の生徒に加減の無い蹴りを入れる。

 

それを四人程の不良生徒がニヤニヤと眺めている。

 

「悠斗くんさぁ、俺たちお願いしたじゃん?お金に困ってるから十万貸してくれってさぁ。なのに持ってこれませーんなんて酷くない?ヴァルハラも言ってんじゃん、人類皆で協力しましょうって。なのにそれをしないって。悠斗くんは怪物の味方なのかなぁ?」

 

声を出さず不当な暴力から身を守ろうとする相手の頭を蹴りつけ、倒れた時に強く踏みつけてグリグリを靴底で頭部を抉ろうとするみたく捻っていく。

 

「ならさぁ、俺達が怪物の味方をする裏切り者に制裁するのって正義だよねぇ。ほっといたらどんなテロするか分かったもんじゃないしよぉ。何か言ってみろよオラァ!!」

 

頭を踏みつけていた足を退け、その足で思いっきり腹に蹴りを入れると蹴られた生徒は噛み殺しきれない呻き声を漏らして転がり、激しくせき込む。

 

「何も反論無いってんなら、取り合えず身包み剥ぐかぁ。裸に向いた後は校門にでも吊るすか、それともホームレス共を使って変態御用達ビデオでも撮って、世界平和の為の資金にでもしますかねぇ」

 

不良達が大笑いしながら倒れたままの生徒に近寄ろうとした時、突然不良達の頭上に光の玉が高速で降ってきて、それに当たった者は漏れなく悲鳴を上げて倒れた。

 

高圧電流の何かに触れた様な風で、結構な火傷を負っていた。

 

「な、何が……」

 

蹴りを入れていた不良は意識を保っていたが、何が起きたのか理解出来ていなかった。

 

不良に蹴られていた生徒も、苦悶しながらも突然の出来事に目を丸くしている。

 

そしてその答えは倒れる二人の中間点に降りてきた。

 

紅白のドレスに機械的な装甲が各所に装着されている姿で降り立ったのは、黒い流れる髪を流した彼らと同年代程の美少女。

 

この世界で生きる人類なら、その様な姿で空からやってくる存在を間違える者はいない。

 

「ワ、ワルキューレ?なん、で、人間に……」

 

「対ダーウル特例事項により、日本時間午後14時23分貴方達の人権を凍結し拘束します。抵抗する場合は殺処分も許可されてるので、大人しくしている事を推奨します」

 

ワルキューレの乙女は一方的に不良にそう宣告すると、さっきまで被害者であった少年の傍に近寄り介抱しようとして彼に触ったその瞬間、ピクリとその身体が震え、小さく呟く。

 

「やっぱり。オモイカネの予測神託は正しかったようですね」

 

そうしている内に、『Walhalla』と書かれた装甲服を着た集団がやってきて、倒れていた不良達を手際よく拘束していく。

 

その際、意識のあった不良は怯えた声で何事か言っていたが、すぐに猿轡もされて運び出されていく。

 

これだけの事があれば学校中が大騒ぎになって覗きに来る生徒も多くいそうだが、そんな気配はなく不気味な程に校舎は静まり返っている。

 

不良達が暴力を振るっていた時も、校舎からは休み時間を謳歌する生徒の声が漏れ聞こえてきていたのに。

 

「少しむず痒いかもしれませんが、我慢して下さいね」

 

そんな異常も関係ないと言わんばかりに被害者生徒の皮膚についた汚れを丁寧に拭き終えたワルキューレの乙女は、片手サイズのマグライトみたいな装置を向け、スイッチを入れて緑色の光を投射した。

 

すると被害者生徒を襲っていた痛みは引いていき、出来た傷も逆再生みたく治っていった。

 

「あ、ありがとうございます」

 

「当然の事をしただけですよ、遠野悠斗(とおのゆうと)さん。それで、急な事で申し訳ないんですがヴァルハラ本部より、悠斗さんに対して協力要請が出されています」

 

被害者生徒、遠野悠斗に申し訳なさそうな顔をしながらワルキューレの乙女は言う。

 

「これも対ダーウル特別事項による強制収集が適用されています。私達と一緒に日本支部へご同行をお願いします」

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴァルハラのワルキューレ用特別車両。

 

一見はトラックの様な形状をしているが内部は狭いながらに豪奢な部屋状になっていて、特殊設計により振動もほぼ伝わらないため快適な移動が可能。

 

更に、天井部分も開ける仕様となっているため、緊急時もワルキューレなら脱出は容易いものになっている。

 

そんな特別車両にワルキューレの乙女と同伴する悠斗は落ち着かない様子だった。

 

さっきまでは地獄の様ないじめられっ子の立場だったのが、一転してVIP扱いとなれば混乱するのも無理はない。

 

ワルキューレとしての武装ドレスから楚々とした私服にシフトチャンジした彼女は悠斗にお茶を入れ、密着スレスレの真横に座る。

 

生半可なアイドルなんて目じゃない美少女が真横に座ってきて、悠斗は思わずのぞけって少し間を取ろうとしたが、ごく自然な動作ですぐにその間を埋められる。

 

「挨拶が遅れました。私は日本支部に所属するワルキューの一人、白兎有栖(しろうさありす)です。悠斗さんには何故ヴァルハラからの協力要請が出されたのか、説明しますね」

 

「それはありがたいんですけど、近くないですか?」

 

「全然近くないですよ。順序だてて説明するとなると、まずはワルキューレについてですね。ご存知の通り、ワルキューレは神から与えられた唯一ダーウルに対抗できる戦力なんですが、実はワルキューレはこの世界の人間ではありません」

 

「え?」

 

「別の世界、異世界とかパラレルワールドとか言われる似てるけど違う世界から適性のある人間の、コピーとでも言えばいいんでしょうか?元の人間の情報を神の力で疑似的に構成してダーウルと戦って世界を守るという使命感と共にこの世界に現れるんです。その神の力はダーウルと戦っていれば維持されますが、戦わずにいれば自然と霧散して半年後には光の粒となって消滅します」

 

「…………」

 

この話を聞く悠斗は言葉も出ない。

 

話の内容はこちらをおちょくっている様な荒唐無稽な内容だが、自然とそれが本当だと思わせる何かを感じていた。

 

だとすれば、彼女達は洗脳染みた使命感と抗い様もない方法で命を握られた事実を背景に、全く関係のない世界の為に命を賭ける破目になっているというその事実に圧倒された。

 

そんな様子の悠斗に、有栖はクスッと笑いかける。

 

「気になさらないでください。戦いを拒否するワルキューレもヴァルハラには居て、最後の時まで手厚く保護してくれています。それに重要なのはここからで、多くのワルキューレはその与えられた潜在能力の約2割程度しか出力出来ていないんですよ」

 

「たった2割ですか?」

 

「ですです。なので、基本的に集団連携でダーウルと対抗していますが、中型種を“撃退”はしても“撃破”は出来ていないんですね。私達は大怪我をしても時間を置けば再生するので、大型種との交戦となると誰かが犠牲になるのを覚悟で囮となって進行誘導をかけて都市部から遠ざけるのが精々というのが現状です」

 

ニュースではワルキューレの華々しい戦果報告が大半だったので、ワルキューレからそんな実情を聞かされ肝が冷える思いがする。

 

多くの都市が無事に生活を営んでいるのも、薄氷の上の幸運でしかなかったのだから。

 

「ですが、ワルキューレの潜在能力を引き出す方法が現在一つだけ存在します」

 

「え、ちょ、有栖さん!?」

 

そう有栖は言いながら、その身を密着させて片手を悠斗の股間へと乗せて優しく撫でる。

 

「適合する“主”と繋がり、その分身を体内に入れる。率直に言えば性行為をして子種を直接子宮に注いで貰う事で、潜在能力が解放されていきます。ワルキューレの支部配属も各地域にある予測神託装置によって適合する主がいるとされる地域に振り分けられる様になっているんです」

 

有栖の整った顔は赤みが強くなり、目を潤みを帯びて息は熱く、そして早くなっていく。

 

「中華支部では大型種の撃破の実例が報告されています。また同時に、ワルキューレは適応する主にはどうしようもない程の思慕を抱くと同時に、抱かれたいという強い欲求があるとも。元の世界やこの世界で暮らす内に出来た他の思い人や恋人、夫が居てもあっさり想いが上書きされる程の途轍もない本能からの衝動。こればっかりは、体感しないと分からないと思いますが」

 

スッと有栖は悠斗から身を離して立ち上がり、彼に向けてスカートをたくし上げた。

 

彼女に似合う清純な白い下着は水分を多く含んでびしょびしょとなっていて、吸収しきれなかった液が美しい白い肌に滴っていた。

 

悠斗は突然の出来事に何も言えないが、男としての本能が視線を固定化させ、主から男としての熱い視線を向けられ有栖はより発情を強めていく。

 

「もう分かっていると思いますが、日本支部の主様は悠斗さん、貴方です。その証拠に、出会って短い間ですが、私はもう我慢が出来なくなってます。どうか有栖に、主様の種を注ぎ下さい」

 

初めて嗅ぐ雌の強い匂いを間近に受けながら、美少女にそう言われて我慢出来る思春期男子が何人居る事か。

 

二人は衣服を全て脱ぎ捨て、椅子に座る悠斗と抱き合う形で有栖がガッチガチに硬くなった悠斗のソレに腰を下ろしていく。

 

本来ならば解さなければまともに入らない処女の肉壺も、まるで意思を持っているかの如く主の到来を受け入れ、キツく締め付けながらもそれが当たり前の様に収めていく。

 

膜に当たった際は有栖も少し動きを止めたが、悠斗が有栖を抱きしめながらキスをすると、腰が砕けた様に腰を落として膜を破ると共に奥に当たって初めての絶頂を迎えて震える。

 

その絶頂は甘美な物で、乙女でなくなった痛みもこの悦びと快楽の前では無いに等しく。

 

有栖はワルキューレとして鍛えられた身体能力を十全に活用しながら再び甘美な感動と主の種を求めて腰を振り、悠斗にマーキングする様に密着しながら何度もキスを交わす。

 

悠斗は貪欲に搾り取ろうと腰を振りソレを絞ってくる有栖の奉仕を初め、甘い女の子の匂い、柔らかな肉体の感触、胸に当たる特に柔らかな存在感の全てに耐えながら出したい欲求を我慢する。

 

男としての意地もあるが、出した瞬間にこの夢の様な状況からまたあの地獄に戻ってしまうんじゃないかという不安があった。

 

一秒でも長く有栖の存在を感じようとするが、本能は別の解を導き出す。

 

自分も無意識のまま有栖の振りに合わせて腰を上下に動かし、有栖の奥に自分のソレを叩き付けていく。

 

良い女に自分の子供を産ませる、それは雄として自然の答えであり、また神より世界を護る為に与えられた使命を果たす無意識化の使命感。

 

理性に反したその行動に我慢の限界は加速的に早まり、悠斗と有栖のがぶつかり合った瞬間、重力を無視する勢いで悠斗のソレから熱を持った白濁が噴射され、その多くは零れ落ちながらも見事に有栖の奥へと注ぎ込まれた種は有栖の大事なモノに群がっていく。

 

だがしかし、それには神のある種の残酷な仕掛けが施されていて、種はアリスのモノと一体になる事無くエナジーとして消え、ワルキューレとしての格を確かに向上させていった。

 

けども、そんな体内のマクロな出来事など知る由もない二人はこれまでの在り方が書き換わったかの様な圧倒的な快楽と幸福感を体感していた。

 

有栖はこの時に真の意味で彼こそが自分の主だと理解する。

 

この人に仕え従ってダーウルと戦う事こそ、神の意志だと。

 

そして悠斗の方も、腕の中に残る有栖の存在を感じながらこれは夢ではないと実感すると共に、“ワルキューレと”もっと交わりたい強い欲求が湧く。

 

二人は本能の赴くままキスを交わし、今度は悠斗が有栖を長椅子に押し倒して互いの身体を味わっていくのだった。

 

 

 

 

 





白兎有栖
チュートリアルガチャ確定SSRキャラ
初期段階から範囲スタンが使えるサポート主軸な能力をしてる
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