※この作品はR-18です。

ノア×コード 叛逆のジェラルド 星舟や海兵どもが夢の跡   作:形のない者

3 / 30
幕間解説/アドミラル

 アドミラルとは、特殊な脳波を持つ人間のことであり、方舟やバトルアークを操艦することができる。

 

 バトルアークとは、方舟の技術を流用した艦船であり、基本的に一人乗り。サイズはガレオン船のような大型艦からフェリーのような中型艦、ボートのような小型艦まである。甲板では操艦者の身の安全を保証するサークル状の結界が張られており、よほどのダメージを受けない限り兵装から射出される弾丸や砲弾は操艦者に命中しない仕組みになっている。

 また、バトルアークには性能を単純に数値化したステータスが存在する。それは耐久力(HP)・火力・防御力・命中力・回避力・修復力の全六種。

 

 兵装とは、主に三つのタイプがあり、取り回しやすさと連射性に優れるガトリングガン、火力と射程に優れる機関砲、その中間に位置する速射砲が存在する。ほかにも様々な兵装が存在するものの、それらマイナーな兵装を使いこなせるアドミラルは少ない。また、全てのアドミラルは手持ち武器(パーソナルウェポン)として銃剣および短機関銃を標準装備としている。ちなみに規約上、銃剣の刃を人に向けてはならないが、銃剣の弾丸はバトルアークに向けても良い。短機関銃で人を攻撃するのはルール違反であり、バトルアークしか狙ってはならない。その上で人に命中した場合は、故意か不可抗力かを厳密に判断し、罪状の軽重を取り決める。

(つまり継承戦とは、敵対するバトルアークを破壊する戦いである)

 

 ポジションとは、継承戦においてアドミラルに課せられる役割のことである。例えば“総提督”は、各派閥の代表者から司令を受けることで任せられる。御船真瀬の場合は全人派代表カイン=ローゼンクランツに命令されたことで総提督の座に就いた。そして、その他のポジションは基本的に総提督からネームドアドミラルへの司令で役割を課される。

 

 以下、主なポジションを書き記す。なお役割の名称に定義はなく、肩書きよりも任せられた役割の内容の方が肝要であるため、艦隊ごとに名称は異なる場合が多い。そのためポジション名の表記揺れは気にしないのが常識である。ただし総提督と副提督は特別な権限を有するため重要事項として受け取った方がいい。

 

 総提督。またの名をジェネラル・アドミラル。艦長(キャプテン)とも。各派閥の代表者によって任命され、自らが受け持つ艦隊を率いる部隊長。継承戦においては絶対の権限を有し、作戦ごとに他のアドミラルに役割を任命する権利を持つ。

 

 副提督。またの名をデピュティ・アドミラル。継承者(サクセサー)とも。総提督によって任命され、総提督の次に強い権限を有する。継承戦においては異彩を放つ規約が存在し、それは“副提督の艦隊が敗北した場合は、副提督の艦隊のみ吸収される”というルール。副提督は副旗艦として総提督の部隊から離れ、独自の部隊を率いて独断専行ができる代わり、敗北した場合はまるごと吸収されるリスクを背負う。その代わり副提督が敵の旗艦を討ち取った場合、総提督の許可を得ずとも艦隊を吸収できるというメリットが存在する。ただしこのメリットを活かせるアドミラルは極小数であり、知略型アドミラルでも副提督の扱いには難航する。

 

 その他のポジション。

 副官または補佐官。総提督を補佐する役割。

 参謀または軍師。総提督に知恵を授ける役割。

 切込隊長または戦闘員。艦隊の最前線を張る役割。

 観察者または観測手。ウォッチャーまたはスポッターとも。周囲の索敵を担当する役割。

 整備士または造船技師。メカニックまたはエンジニアとも。バトルアークを整備・修理し、時には建造する役割。

 諜報員または斥候。スカウトとも。主に情報収集を担当する役割。

 ほか航海士、狙撃手、料理人、船医、音楽家など、状況に応じて任命される役割は多岐に渡る。

 

 ちなみに役割の変更は、その部隊の一戦闘が終了した後に一回だけ可能となる。セクター間を移動する際もあらかじめ役割を決めておく必要がある。これは総提督や副提督の権限を利用した悪用を防ぐためでもある。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。