ティオ・プラトー。
エプスタイン財団クロスベル支部の若き研究主任である彼女は、現在非常に混乱していた。
なぜこのようなことになったのかを思い返す。
今日は帝国時報の取材を受ける日であり、ヴィヴィとレックスという二人が自分に会いに来た。
二人の事はアリサから聞いており、共通の知人もいて取材は順調に進む。
そして仕事をしている様子を写真に撮りたいというレックスの希望があったので、新型の動力通信機の設置の件で聖ウルスラ医科大学にやってきた。
取材を受け写真を撮られながら設置場所を回るうち、特別病棟の通信機の調子が悪いことが判明。
ティオでも修理できる軽い故障だったのでそれをやり終えたところまでは記憶がある。
それから……どうやら気が付かないうちに疲れがたまっていたらしく、ソファで眠ってしまっていたらしい。
普通の病室よりも豪華なこの病室は、ソファどころか冷蔵庫まで完備。すぐ外には浴室もある。
そんな部屋のソファの座り心地が悪いはずもなく、眠ってしまったようだ。
ヴィヴィとレックスは途中で邪魔になるからと出ていった。まだ取材の途中なので終わったら連絡するとも言ってある。
それなのに眠ってしまうとは情けない。
それよりもだ。
今のティオが混乱している理由はほかにある。
「ひあっ♡ レックスっ♡ もっと優しく動いてぇっ♡」
「もう、ヴィヴィったら。大丈夫ですよレックスさん。もっと激しくしてあげてください♡」
「ちょっとリンデっ♡ んあっ♡ あっ♡ ダメそこはっ♡ おねえちゃああんっ♡」
特別病棟は防音も完璧なはずだが、ティオは人よりも感応力が高いので聞こえてしまう。
自分が今眠っている隣の部屋で、聞き覚えのある声の人たちがセックスをしているのだ。
◇
「ふあぁっ♡ レックスのおちんちんが暴れてるっ♡ んああああっ♡」
特別病棟のベッドの上で交わる三人の男女がいた。
帝国時報カメラマンのレックス。同じく帝国時報のヴィヴィ。そして聖ウルスラ医科大学の研修医のリンデだ。
「ヴィヴィってばやっぱり感じてるじゃない。レックスさん、私の言った通りだったでしょう?」
「ああ、さすがは双子だな。もう少しペースを上げるか」
ヴィヴィは生まれたままの姿で四つん這いになってバックで激しく犯されている。
そんなレックスの右側にリンデが抱き着くように身体をくっつけていた。
レックスはリンデを抱き寄せ、彼女の胸を服の上からも揉みしだき、乳首を見つけて摘まみ上げた。
研修医の服の上から揉まれたそれが形を変えていく。
「んっ♡ ヴィヴィは裸なのに私は着たままなんて、レックスさんって本当にこの服が好きですよね♡」
「違うっつーの。ヴィヴィは明日も仕事で服を汚すわけにはいかないだろ? リンデは変えがあるからいいじゃん」
「そう言うことにしておきます♡ んむっ♡ ちゅるるうっ♡」
レックスの顔を横に向かせて激しく舌を絡める。
おしとやかな性格の彼女からは想像もできないほどの激しいキスは、当然レックスによって仕込まれたものだ。
「ちょ、ちょっと♡ 二人で盛り上がらないでよっ♡ レックスは今あたしにいれてるんでしょ♡ あっ♡ んあぁっ♡ だ、だからって急に激しくっ♡ んああああっ♡」
ヴィヴィの腰を掴んでレックスがスパートをかける。
「忘れてねーってもうすぐ出そうだから、リンデに手伝ってもらってるだけだ」
「はい♡ ヴィヴィは中に出してもらえれば一番気持ちよくなれますから♡ んちゅっ♡ じゅるるううっ♡」
リンデはキスを再開しただけでなく、レックスの乳首を指で弄る。
すでに限界が近かったレックスの肉棒が、みちみちっとヴィヴィの膣内を広げた。
「やぁっ♡ ダメっ♡ 壊れちゃうっ♡ イクっ♡ イカされちゃうううっ♡」
――びゅるるううううううううううううううううっ!
「ふああああああああっ♡」
ヴィヴィの一番奥でレックスが精液を放出する。
双子の妹に射精しながら、姉の胸を揉みしだき舌を絡ませ合う。
肉棒を抜くと精液がこぼれ、ヴィヴィも疲れたのか横になった。
「あらあら。疲れちゃったみたいですね。ねぇ、レックスさん♡」
「次はお前だな。入れる前にアレをやっとかないと」
「きゃっ♡」
リンデをベッドに横にすると、彼女はどうぞ犯してくださいと言わんばかりに股を広げた。
レックスは興奮で目を血走らせながら、ショーツを守る黒のストッキングを引き裂いていく。
「んっ♡ これも好きですよね♡」
「当たり前だろ……このストッキング越しの感触と、敗れたエロさがたまらん。もう入れるぜ!」
リンデのショーツをずらして、正常位で挿入する。
「ふあっ♡ あっ♡ んああああっ♡ レックスさんのおっきいのが入ってきましたぁ♡」
双子だと膣内の感触も似るのか具合もそっくりだ。
性格の違いによるものなのか、リンデのほうが優しく締め付けてくれてホッとする。
「ふぅぅ……病院でナースとセックスとか男の夢だろ。リンデ、胸を見せてくれよ」
「もう、私はまだ研修医ですよ?」
呆れつつもリンデが前を開いて胸を露出させた。
ぷるんと揺れたそれを右手でつかみ、左手の指を隣で寝ているヴィヴィの秘所に突っ込んだ。
「んっ♡ んぅううううっ♡ あ、あたし……んあっ♡ レックスぅ♡」
「仲間外れは嫌なんだろ? リンデを感じさせてやれよ」
ヴィヴィの目の前にはレックスの肉棒で喘ぐ姉がいる。
意を決して彼女のクリに指を当てた。
「ふああああっ♡ ヴィ、ヴィヴィっ♡ やめてぇっ♡ そこは敏感なのっ♡」
「ふふ、リンデだってさっきやめなかったじゃない。レックス、やっちゃいなさんあっ♡ あたしじゃなくてぇ♡ ひああああっ♡」
リンデに挿入しヴィヴィは指で愛撫し、双子を同時に絶頂へと導いていく。
やがて目が合った姉妹は、自らの左手を右手を恋人つなぎにして唇を重ねた。
「んちゅっ♡ じゅるるうう♡ ヴィヴィっ♡ ふふ、キスが上手なのね♡ レックスさんに、んむっ♡ れりゅううっ♡ 教えてもらったの?」
「お姉ちゃぁん♡ そうなのっ♡ こいつ好みのキスの仕方♡ ちゅっ♡ ちゅるるうっ♡ ちゅうううっ♡ はぁぁぁ♡ 仕込まれちゃったの♡」
姉妹のキスで興奮したレックスはさらに激しさを増して姉妹の膣を蹂躙していく。
手元にあったカメラで二人の写真を撮っていると、またもや限界が訪れそうになった。
「リンデ、どこにほしい? お前はぶっかけられるのも好きだよな?」
「中にっ♡ 中にお願いしますっ♡ かけられるのも好きですけど、今はレックスさんの精液を子宮で感じたいですっ♡ あっ♡ 私もイッちゃいますっ♡」
「お姉ちゃんっ♡ あたしもまたイクっ♡ レックスお願いっ♡ もっとかき回してっ♡ ふああああああああっ♡」
――びゅるるううううううううううううううううっ!
「「ひああああっ♡ んあっ♡ イッちゃうっ♡ ふわああああああっ♡」」
リンデの子宮に熱い精液がぶちまけられた。
キスをしながら絶頂する姉妹を写真に収め、興奮のおさまらないレックスの射精はだいぶ続いた。
ようやく終わると肉棒をぬいてベッドに腰かける。
「ふぅぅぅ……掃除頼むわ」
「あ……う……はいぃ♡」
「ん……はぁ……うん♡」
二人が精液と愛液で汚れた肉棒を口で掃除していく。
リンデは玉のほうを。舌を這わせるだけではなく優しく唇ではみはみしながら。
ヴィヴィは竿のほうを。舌先でカリの裏側まで汚れの一つも残さないように。
「ちゅ……じゅるる……はぁ♡ そう言えばレックスさん。私もう少しで第Ⅱ分校に赴任することになりそうです」
「え、マジで?」
「はい。クロスベルよりはレックスさんも来やすいと思いますし、私からも会いに行きやすくなります。いつでも来てくださいね♡」
「おいおい、オレに会いたいから赴任を決めたのか?」
「当たり前じゃないですか♡ 私は学生のころから、レックスさんに抱いてもらわないとダメな身体にされちゃったんですよ♡ 題材を決めようとしていた私を空き教室に連れ込んで、下校時刻ぎりぎりまで離さなかったのは誰でしたか? おかげでなかなか決まらなかったんですからね。創作中もレックスさんの事が頭から離れなくて……机に手をついた
私を後ろから何度も何度も……おかげで作り終わったらすぐに会いに行ってしまいました♡」
そう言えばそんなこともあったとしみじみ思い返す。
リーヴスなら会いに行きやすいし、第Ⅱ分校の美少女に会えるかもしれない。
「お姉ちゃんは学生のころからそんなことをされてたなんて……」
「ヴィヴィは最近よね?」
「まぁ……ね。少し悩んでるところを声かけられて、そのまま流れで……はぁ、まさかリィン君じゃなくてこんな奴が双子同時ルートを楽しむなんて……」
こんなやつとはひどい言い草だが、文句を言いながらも掃除はやめない。
「レックスさんにひどい事をされてるの?」
「だって……まだセックスに慣れてないから早く慣れるようにって、ミントお手製のバイブを入れたまま仕事する羽目になってるのよ?」
「強制はしてないから断ればいいじゃん」
「……はやくあんたのに慣れたいからいい。あたしはこの後帝都のほうに取材に行くけどあんたは残るのよね?」
「ああ。もう少しここにいるぜ」
帝都にも間違いなく美少女が沢山いる。
特に女学院には普通にたくさんいた。
鉄道憲兵隊や、噂ではヴァンダール流の師範が美人だとか。
何とかしてコレクションを増やしたいところだ。
「はい、終わりましたよ♡」
「なにいやらしい顔してるのよ。今日はもうダメ――ほかの女に手を出そうとしてるわけね。二人同時に楽しんだのにいい度胸じゃない」
レックスの左腕にリンデが、右腕にヴィヴィが抱き着く。
柔らかな胸がふにっと押しつぶされて形を変えた。
「レックスさん。私たちの相手もちゃんとしてくださいね♡」
「あたしとお姉ちゃんをこんな風にした責任は取ってもらうんだから♡」
二人同時に左右から頬にキスをされる。
当然それも写真に収めてコレクションに加えたのだった。
◇
「ティオ主任。起きてますか~?」
通信機を修理しているティオの様子を見に行ったら、寝ていたのでそのままにしておき、せっかくだから三人でセックスをしていたのだ。
レックスたちは浴室で身体を洗い、二人はリンデの部屋に戻っていった。ヴィヴィは今日はそこに泊まるらしい。
ティオはそのまま特別病棟で寝かせておいてもいいとリンデが許可をもらっている。
レックスはバスでクロスベルに帰ろうかと思っていたが、その前にティオの様子を見に行くことにした。
ノックをしても声をかけても返事がないのでドアを開ける。
彼女は服を着たままベッドに横になっていた。声をかけても動かないので寝ているのだろう。
「あれ? さっきはソファで寝てた気が……」
一度目覚めてベッドに移動して寝直したのだろうか?
いや、彼女の性格上考えにくい。今日会ったばかりだがそのくらいはわかる。
目が覚めたら取材を待っている自分たちに連絡をするはずだ。
「……起きてますよね?」
ビクッとティオの身体が震えた。
観念したのかティオが身体を起こす。
「す、すみません。どうやら眠ってしまったようでして……」
「いや、疲れてたんでしょ。取材の続きはまた今度でいいってヴィヴィとも話を付けてます」
「そ、そうですか。ありがとうございます」
なぜか顔を赤くしてもじもじし始める。
「……もしかしてティオちゃん、聞こえてた?」
主任を付けずに、敬語も使わずに。
カメラマンではなくレックスとして話しかける。
もう一度ティオの身体がビクッと震えた。
特別病棟は報恩も完璧だとリンデが言っていたが、ティオには聞こえたようだ。
「なるほど……起きてた隣の部屋でオレ達がセックスしてた。それで壁に耳を当てて聞き耳でも立ててたってとこかな。ベッドにいるのはそのためか」
「っ! な、なんのことでしょう?」
「ティオちゃん、そう言うのに興味があるならオレとしてみるか?」
レックスの言葉を理解できずに、ティオがポカンとする。
「ふ、ふざけないでください……!」
「本気なんだけど……」
「おととい来やがれ……です……!」
「でもさぁ。ティオちゃん発情してないか?」
言い当てられてしまい、顔をさらに真っ赤にしてティオが顔をそらした。
ティオもそう言うことに大いに興味がある年頃だ。
そんな彼女が隣の部屋で激しい情事が行われていると気が付き、平気でいられるはずがない。
「今日初めて会ったばかりの男の人と、そう言う事をするなんてありえないです」
「あったばかりでヤッちまうなんて大人ならいくらでもあるぜ。逆に言えばよく知らない相手だからこそ後腐れがない」
「そ、そう言う事はまだわたしには早いと思います。もっと大人になってから――きゃっ!」
いつの間にか近づいてきていたレックスにベッドに押し倒された。
彼の顔が間近にあり、目を逸らそうと思っても顔が動かない。
魔眼で拘束でもされたかのようだ。体が恐怖と、未知への好奇心で震えはじめる。
「つーかティオちゃんのそんな発情した顔を見たら我慢できないっての。本当に嫌ならオレを突き飛ばしてくれ。嫌じゃなかったら目を閉じてくれよ」
目を閉じたら何をされるのかくらいはティオでもわかる。
一瞬ロイドが頭によぎるが、彼は結局自分を女としては見てくれなかった。
年齢的に仕方ないと思っていたが、レックスは自分を見て我慢できないと言っている。
セックスに興味はあり、レックスは二人同時に相手できるほど手馴れている。
きっとうまくリードしてくれるだろう。
けれどたった一度きりの初めてが今日会ったばかりの男でいいのか?
ぐるぐると様々な感情がティオの頭を駆け巡り。
「…………ん」
気が付いたら目を閉じていた。
それを見逃さずにレックスがティオに唇を重ねる。
「ちゅ……ちゅう……ちゅ」
唇を強弱をつけてくっつけるだけの行為なのに、接触部分から未知の感情が全身に広がる。
それがティオのファーストキスの感想だった。
ティオが息苦しくなってきたころにレックスは口を離し、見つめ合ってからもう一度。
「ちゅっ……ちゅ……はぁ、はぁ……これがキスですか……」
「後でもっとエロいキスもしような」
「……(コクッ)」
もっとエロいキスがどんなキスなのかは想像がつく。
キスをしながらネクタイに手をかけられたところでティオがハッとしてキスを中断する。
「あ、あの……聞こえていたんですけど、服は汚れちゃうんですか? 明日も仕事なので……」
「ああ、そっか。じゃあ全部脱いで隅にでも置いといたほうがいいな」
覆いかぶさっていたレックスがどくと、ティオがベッドから降りて服を脱ぎ始める。
一枚一枚ゆっくりと脱いでソファに置くと、それを見ていたレックスに気が付いた。
「レックスさんも脱いでください。男性の裸に興味があります」
言われた通り自分も脱いでいく。
当然レックスのほうが早く脱ぎ終わり、ティオが男性の象徴に目を奪われるが、サッと顔を逸らして全て脱ぎ終えた。
「お待たせしました……あのお二人と比べれば、見ても面白くない身体かもしれませんが……」
レックスが先ほど抱いていた二人に比べると確かに未発達だ。
とはいえ体型などレックスにとっては大した問題ではない。
「オレの身体は見てて面白い?」
「……興味深いです。これが男性器なんですね」
「触ってみるか?」
ティオが好奇心に抗えずにおずおずとレックスのモノに手をのばす。
だらんと垂れていてまだ勃起していないはずなのに大きいと感じ、触れてみたそれはとても熱かった。
思ったよりも柔らかく、力を入れてしまえば壊れてしまいそうな印象を受ける。
「これが……わたしの中に入るんですよね。興味深いです」
「ほら、そのままオレにキスしてくれよ」
「え? は、はい……」
ティオの身長ではレックスまで届かないので、彼が少しだけ前かがみになった。
それでもまだ届かず、ティオは背伸びをして自分から唇を押し付ける。
「ん――ちゅっ……ちゅ……ちゅう……」
キスをするとティオが触れている肉棒がピクンと跳ねた。
頭がボーっとしてくるのだが嫌な感覚ではなく、ティオはもっとキスがしたくなる。
これだけでも経験してよかったと思えたが、これからもっとすごいことをするのだ。
レックスは左腕をティオの背中に回して抱き寄せて、右手で彼女の胸に触れた。
それと同時に舌を彼女の口の中に潜り込ませる。
「んむっ! んううっ! ちゅるるる……じゅりゅるう……」
ティオは目を見開いて身体を硬直させたが、性行為のための次のステップに進んだだけだと自分に言い聞かせた。
一緒に暮らしていたエリィやノエルとはくらべものにならないほど小さな胸は、正直言って楽しんでもらえる自信がない。
興奮してもらえずにやめることになったら気まずすぎる。
そんな不安もティオの握る肉棒が打ち消してくれた。
「んむっ……ちゅるるるううううう……ぷはっ! あ、あの。息苦しいです」
「ああ、ごめんごめん。ティオちゃんに夢中になっててついな」
「すごいですね……どんどん硬くなっています」
「ティオちゃんが触るの上手いし、胸触りながらキスまでしてるんだぜ? チンポが硬くなるのは当たり前だ。胸は触られていたくないか?」
「痛くはないですが……未知の感覚です」
今まで自分で胸を触ってみたことはあるが、気持ちいいと感じたことはない。
揉むほどの大きさもないのだから仕方ないと思っていたが、レックスからすればそのようなことは問題なかった。
小さいのは確かだが柔らかさは感じることができて、その柔らかさを掌全体で撫でるように、すべすべの肌の感触と一緒に味わう。
下から救い上げるようにすれば揉むことも可能で、ティオが「未知の感覚」を感じるたびに身体を震わせ声が甘くなるのもたまらなかった。
まだ女として完成されていない身体を自分のモノにしていく気分がとても心地よい。
「立ったままだときついだろ。ベッドに寝てくれ」
「それはベッドで愛撫の続きを行うという事でしょうか。了解です」
言われたとおりにベッドに横になる。
「どうぞ好きに触れてください。わたしが性的快感を得られるのかどうか、データ収集を開始します」
「……いや、もう気持ちよくなってると思うぜ?」
レックスはあきれ顔で、ティオの秘所に指を当てた。
「ひゃんっ♡」
クチュ――とそこに触れた瞬間に、ティオが甘い声を漏らす。
自分で出した声に驚いたのか、彼女は思わず口を押えた。
「い、今のは……んっ♡ んあぁっ♡ レックスさんっ! ふあっ♡ こ、これはなんですかっ! んっ! 未知の感覚ですっ♡」
「今自分が何をされてるか言ってみろよ」
「じょ、女性器を指でんあああっ♡ 待ってくださいっ♡ こんなの知りませんっ♡ いやぁっ♡」
未知の感覚にティオが暴れはじめるが、レックスは秘所にいれた指を抜こうとしない。
セックスの声を聴いていたこと。先ほどのキス。未知の感覚を感じたと言っていたティオだったが、彼女の秘所はもう十分に濡れていたのだ。
「んああっ♡ これはなんですかっ! レックスさんっ♡ なんだか怖いですっ♡ 変になりますっ♡」
「未知の感覚じゃなくて、それが性的快感。単純に気持ちいいって言うんだよ。ほら、気持ちいいって言ってみな?」
「ふわあああっ♡ 気持ちいいですっ♡ 女性器をレックスさんの指でかき回されて気持ちいいっ♡ やっ♡ おかしくなっちゃいますっ♡ データ収集が――んうううううっ♡」
自分が性的快感を得られるかどうかの検証など一瞬で終わってしまった。
次も知りたいことや試したいことがあったはずなのに、今は気持ちよくしてもらう事を最優先に考える自分がいる。
「へへ、ティオちゃんってかなり敏感なんだな。今までオナニーとかしたことなかったのかよ?」
「あ、ありますけど、性的快感はんっ♡ 得られませんでしたぁっ♡ レックスさんの指はわたしと全然違うんですっ♡」
気持ちよくなったこともない少女が自分の指で喘いでいるのを見るとレックスも堪らなくなり、ガチガチに勃起したモノをぶち込みたくなる。
指の動きをとめると、ティオの手を取って自分の肉棒を握らせた。
「はぁ……はぁ……え? な、なんですかこれは……ひっ!」
勃起したレックスのモノをみて思わずティオが後ずさった。
「そ、それ……男性器ってそんなに肥大化するんですか? それがわたしの女性器に……挿入できるはずがありません!」
「みんなそう言うけど、赤ん坊が出てくるんだからこのくらい余裕だぜ。それに処女でも気持ちよくなれる女もいる。アリサとか――あ」
レックスが思わず口を滑らせたが、ティオが聞き逃すはずがない。
「アリサさんともしたんですか? お付き合いされている……というわけではないのですよね?」
「少し前から身体だけの関係。内緒にしておいてくれ」
なんだか急にアリサが大人に思えてしまった。
そう言えばある時をきっかけに通信画面越しからでもわかるほどに、綺麗になったというかオンナの色気が増していたが、もしやレックスに抱かれたからだろうか?
アリサもこれを受け入れた。
彼女の身体はティオよりも大人ではあるが、同じ女ならば自分でも……。
なにより、ここまで来て性行為を経験しないなど、ティオの好奇心が許さない。
四つん這いになってレックスに尻を向ける。
「あの……知っての通りわたしは性行為が未経験です。ですから……優しくしてください」
「ああ。後ろからでいいのか?」
「はい。初めての性行為は後背位がいいと聞いたことがあります」
実際は人それぞれだから絶対ではないとレックスは考えているが、ティオがそうしたいなら拒む理由はない。
大洪水と呼べるほどの秘所に、亀頭をぴったりとくっつける。
「入れるぜ……力を抜いてくれよ」
「は、はい……んっ! んぅううううっ!」
メリメリとティオの狭い膣内にレックスの巨根が侵入していく。
「んぐっ! んんっ! い、つ……んあああっ!」
ぴったりと閉じていた未開の地を開く感触を味わいながらレックスは一番奥まで挿入した。
コツン、と奥に触れた時にティオも全部入ったのが分かったのか目を開く。
処女を失った証である血が流れているのを見て、自分は女になったことを理解するがイマイチ実感がわかない。
「はあ……はぁ……そ、想像以上です……こんなにも圧迫感が……んっ!」
「少しずつ動かすからな」
ゆっくりと引いてカリの部分で膣を擦られ、もう一度奥まで串刺しにされる。
ティオの胸を揉みながらそれを何度も繰り返していくが、彼女の痛みはなかなか消えなかった。
「んあっ! あぁっ! ……初めてなので仕方ありませんが、やはりすごい痛みを感じますね。何度も繰り返せば性的快感を得ることができるのですか?」
「女は慣れるまでかかるかもな。オレもうめちゃくちゃ気持ちいい……ティオちゃんの中、キツキツで締まりが良すぎる……」
「ふふ、わたしの膣内は、いわゆる名器という類のモノでしょうか? 先ほどまで、んっ! データ収集に付き合ってくれたお礼です。はぁ、はぁ……好きに動いてください。は、初めから上手くできるとは思っていませんでしたからね」
さきほどの愛撫などで自分が性的快感を得ることができるのが分かっただけでも収穫になった。
付き合ってくれたお礼として、レックスの好きにさせてあげてもいいと思うくらいに。
けれどレックスは何とかティオも感じさせたくなり、胸から手を離してティオに覆いかぶさる。
「レックスさん? んむっ! ちゅっ! じゅりゅりゅうううっ!」
ティオを横に向かせてキス。舌を絡めあいたっぷりとお互いの唾液を交換。
口に意識を集中してティオもキスに応えると、とろんとした表情になった。
「せっかくの初体験なんだから、もっと感じさせてやるよ」
「ふふ、こうして性行為を経験できただけでもよいデータが取れました。無理をしなくても――んっ!」
ティオの身体を自分のほうに引いて、後背位から背面座位へと移行した。
「入れられてるところ以外に意識を集中させな」
「りょ、了解です」
背後から抱きしめられていることに安心感と力強さを感じる。
胸を下からすくうように揉み続け、クリトリスに少しだけ触れてティオのうなじにキスをする。
三か所同時の愛撫にどこに集中したらいいのかティオはわからなくなったが、逆にそのおかげでティオは挿入の痛みから意識をそらせた。
「あっ! ……んぅ……ひあっ! や、やはり、愛撫による性的かいか――い、いえ……気持ちいいとは感じます。んっ! ひあぁっ!」
「ティオちゃん、オレの真似して自分の胸を揉んでみろよ」
レックスの右手は自分の右胸を揉んでいるので、左手で自分の左胸に触れる。
「はぁ……はぁ……んっ! ふあぁぁっ!」
自分で触れても気持ちよくなれなかったのに、レックスの真似をしたらすぐに気持ちよくなれた。
「やり方さえわかれば気持ちいいだろ?」
「は、はい。レックスさんの触り方を再現して、んっ! ふあぁぁっ♡ ひああああっ♡」
クリトリスを強めにつままれてまたもや甘い喘ぎが漏れ始める。
「い、陰核をそんなにっ♡ あぁっ♡ 気持ちいいですっ♡ レックスさんっ♡ 大きな男性器が入っているのに、わたしの身体は気持ちよくなっていますっ♡」
「当たり前だろ。元々ティオちゃんの身体は敏感で感じやすいんだと思うぜ。ほら、今度はチンポにも集中してみろ」
「は、はいっ♡ ん……ふあっ♡ ああああっ♡ レックスさんの男性器がさっきよりも大きくなってますっ♡ ギチギチにわたしの膣を広げているのに、あまりいたくないですっ♡ 気持ちいいっ♡ もっとかき混ぜてくださいっ♡」
射精寸前まで我慢の限界が来ていたレックスの肉棒が、さらにティオの膣内を拡張していた。
胸とクリと膣の三か所とも気持ちよくなり、ティオも急速に絶頂へと駆け上っていく。
「ふああああっ♡ 何かおかしいですっ♡ これ、絶頂ですかっ♡」
「初めてでイクなんてやっぱり素質があるぜ。中に出してやるから思いっきりイッちまえ!」
「そ、そんなっ♡ 射精されたら妊娠してしまいますっ♡ 受精しちゃっ♡ 着床しちゃいますからぁっ♡ あぁっ♡ でも抜かないでくださいっ♡ レックスさんの精液を子宮で感じたいですっ♡ んああっ♡」
――びゅるるううううううううううううううううっ!
「ひああああっ♡ 熱いのが来てますっ♡ ふわああああっ♡」
ティオを思いきり抱き締めながらレックスが欲望を解き放った。
亀頭が子宮口にぴったりと押し付けられ、精液はティオの大切な場所へと注ぎ込まれていく。
「あぁっ♡ すごいっ♡ 変になっちゃいます♡ んむっ♡ ちゅるるうっ♡ れりゅううっ♡」
キスをしながら精液を出され、ティオも生まれて初めての絶頂を感じた。
肉棒が脈打つたびに注がれる精液が結合部から漏れる。
「ふぅぅぅ……全部出たぜ。どうだったティオちゃん?」
「はぁ……はぁ……よいデータが取れました♡」
ティオが満足気に笑っているが、レックスのモノはまだ満足していない。
「レックスさん、まだ足りませんか? さっきお二人と何度も楽しんでいたようですが」
「ティオちゃんが魅力的すぎるんだよ。そうだ。今度はティオちゃんが上になって動いてみるのはどうだ?」
「上……ああ、騎乗位というやつですね。興味はありますが今はすごく疲れているので、自分で動くのはめんどくさいです」
ティオが自分から肉棒を抜いてレックスから離れる。
ごぽっと大量の精液が漏れたとたんに子宮が切なくなった。
「じゃあオレが動くからもう一回していいか?」
「それがいいかと。その前に少し待ってください」
「どうかしたのか?」
「少々アップデートを」
ティオが目を閉じてブツブツ言い始めたが、十秒ほどで目を開いた。
「ふふ、レックスさん、今度は正面からしていただけますか?」
「いいけど……結局アップデートってなんなんだよ?」
「単語と行為の最適化です」
ティオがレックスが入れやすいように足を開くと、自分の指で秘所を広げる。
「うわ……オレが出したのが漏れてきてエロイな」
「はい……せっかくレックスさんに注いでいただいたのに、おまんこからおちんぽミルクがこぼれてしまいました♡」
ティオの口からありえない単語がでてきて、びくんっとレックスの肉棒が跳ねた。
彼女も一応性的なことに興味はあったので、様々な俗称は知っていたのだ。
「ティオちゃん……?」
「ふふ……レックスさんに喜んでもらえそうな単語に変換しました♡ 女性器はおまんこで精液はおちんぽミルク。いかがでしょうか?」
「スゲー興奮する。ティオちゃんは男の喜ばせ方をわかってるな」
「正確にはレックスさんの喜ばせ方かと♡ ほら、はやく来てください♡ セックスを覚えたての未成熟なおまんこを、レックスさん専用になるまでカスタマイズしてください♡」
プツっと理性の糸が切れてレックスがティオを押し倒した。
悲鳴をあげつつもどこか嬉しそうなティオはもちろん抵抗しない。
ガチガチに勃起した肉棒でティオの秘所をぺちぺちと叩く。
「早くくださいっ♡ わたしのおまんこにレックスさんの太くて逞しいおちんぽを入れて、おちんぽミルクで赤ちゃんのお部屋をいっぱいにしてください♡ んあっ♡ ふああああっ♡」
我慢できずにもう一度ティオの膣内に挿入する。
中出しされた精液がいい感じの潤滑油の代わりとなっており、先ほどよりも締め付けもきつくない。
しかし程よくほぐれて、レックスのモノを奥まで咥えこむ。
「ひあぁっ♡ レックスさんっ♡ んっ♡ ふあっ♡ わたしのおっぱいちゅぱちゅぱしないでくださいっ♡ あっ♡ 感じすぎちゃいますからあああっ♡」
「うるさいっ! 小さいくせにこんなにエロい胸しやがってっ!」
乳首を転がして乳房全体に舌を這わせていると、ティオがレックスの頭を抱きしめてくる。
もっとしてくださいというメッセージを受け取って、キスマークがつくほど強く吸い付いた。
おねだりの言葉でいきり立つ肉棒は何度もティオの子宮口を叩く。
「んむっ♡ んうううううっ♡ んむううううっ♡ ちゅるるううっ♡ ぷはっ♡ レックスさんっ♡ おちんぽで赤ちゃんのお部屋の入り口をぐりぐりってされたらっ♡ ふわあああっ♡ イッちゃいますっ♡ 気持ちよすぎてイッちゃいますっ♡」
ディープキスをしながら子宮口をイジメてやると、目がだんだんと虚ろになり頬も赤くなってきてた。
一突きごとに女として急速に花開いていくティオは自分の変化に驚きを隠せない。
レックスの手によって大人になっていくのが嬉しい。元に戻れなくても構わない。
「ティオちゃんっ! オレのは気持ちいいかっ! オレのチンポはどうだっ!」
「気持ちいいですっ♡ 一秒ごとにわたしの身体がカスタマイズされていくのを感じますっ♡ セックスが経験出来てっ♡ レックスさんのおちんぽに女にしてもらえて幸せですっ♡」
みちみちっとさらにティオの膣内が広げられる。
レックスの呼吸が荒くなってきたので、ティオは射精が近いことを知ってレックスに足を絡めた。
「もう……限界だ……イクぜ……ぐぅっ!」
「出してくださいっ♡ おちんぽミルクを沢山注いでっ♡ わたしの赤ちゃんのお部屋は、レックスさんのモノだとマーキングしてくださいっ♡」
――びゅるるるううう!! びゅるるるるるるううううううううううううっ!!
「ふわあああっ♡ イクっ♡ イッちゃいますっ♡ ひあああああああああああっ♡」
子宮の中にレックスの精液が注がれ、ティオも同時に絶頂した。
少しでも多く注いでほしいとレックスにだいしゅきホールドでしがみつき、射精の邪魔にならないように動かずにじっとしている。
最後の最後までレックスが気持ちよく射精できるように。
「ふうぅぅ……ティオちゃん、気持ちよかったぜ」
「はい……お疲れさまでした♡」
一度キスをして二人が離れる。
並んで仰向けに横になってティオが呼吸を整えていく。
ベッドは柔らかく力を抜けば沈んでしまいそうだった。
注がれた精液がまた零れているのがわかる。この切なさだけは慣れそうにないし、平気になりたくない。
どうにかして注いでもらった精液がこぼれない方法を探したいものだ。
「あ……」
レックスが左手でティオの右手を掴んで恋人つなぎで結ぶ。
10秒ほどしてティオのほうからも力を込めた。
「本当に……良いデータが取れました」
「セックスは気持ちよかっただろ? あと嘘でもああいうことを言えば男は喜ぶ」
「言葉は選びましたが、嘘は一度も言っていません。それにしても……激しすぎません? わたしは初めてだったのですが……」
「わ、悪かったよ。でも朝まで犯したとかじゃないんだからさ」
「そんなことされたら通報します。ふふ、それともわたしが逮捕してあげましょうか?」
「勘弁してくれ……」
アリサにしてしまったことはティオには言えそうにない。
だが2回のセックスを経て、彼女の話し方がだいぶフランクになってきた気がする。
「お兄ちゃん呼びもありだったかもしれませんね。それとも兄さま?」
「今度頼むよ」
「了解です。そういえばこれはピロートークというやつですね」
「いや……それはもっと甘い感じの……まあいいや。ほかに興味があることはないのかよ? まだまだティオちゃんに付き合うぜ?」
「そう……ですね」
ティオは知識だけならあるので、興味があることはいろいろあって絞り切れない。
「レックスさんはないのですか?」
「オレはやっぱりこれだな」
レックスが起き上がって近くに置いてあったカメラを構える。
まだ動けないティオを様々な角度から写真に収める。
「脅迫材料ですか?」
「オレのコレクション」
「なるほど。画像データは必要ですね。お好きにどうぞ」
少し恥ずかしかったがティオは好きに写真を撮らせていた。もしかしたら自分自身も今の自分を写真に残したかったのかもしれない。
「次は……ほら、ティオちゃん。カメラ目線」
レックスはティオを抱き寄せて二人がフレームに入るようにカメラを構える。
彼に身体を預けたままカメラ目線で1枚。そして「もう1枚撮るぞ」と言われ、シャッターが切られる瞬間。
「ん――ちゅっ♡」
ティオがレックスの頬に口付けをする。
シャッターが切られ、レックスが頬にキスされている写真が出来上がった。
「ティ、ティオちゃん?」
ティオは悪戯っぽく笑って自分の唇に指を当てていた。
「ふふ、レックスさんは不意打ちに弱いみたいですね。良いデータが取れました♡」
その後もしばらくの間、ティオのデータ収集は続いたのだった。
◇
レックスが目を覚ますとそこは知らない天上だった。
と言っても昨日ティオとセックスした部屋である特別病棟だ
ここのベットは高級ホテルのように寝心地がいいのだが、レックスの目覚めが最高の理由はほかにある。
下半身から感じる快感。盛り上がっている掛け布団と、そこでもぞもぞと動く何か。
「ちゅるる……れりゅううっ♡ あ、おはようございます、レックスさん♡」
掛け布団をめくると、そこでは裸のティオがフェラチオをしていた。
「おはようティオちゃん……うっ……もう出そうなんだけど、結構してたのか?」
「20分くらいかと。なかなか起きないものですね♡ んむっ♡ ちゅるるっ♡ じゅるるうううっ♡」
フェラが再開されレックスがボーっと天井を眺める。
昨日はティオと裸で眠った。柔らかい抱き枕のおかげでぐっすりと眠れたのだが、これは嬉しいサプライズだ。
「朝フェラというものに興味がありました♡ たしか男の夢だとか」
「最高……そのまま最後まで頼む」
「了解です♡ じゅるるっ♡ れりゅううっ♡」
レックスが眠っている間にコツをつかんだのか、ティオの奉仕は本当に気持ちいい。
舌先でカリを這うように舐められ、手はタマをほぐすマッサージのように動かしている。
かと思えば肉棒を手で扱いてタマを舐められる。
昨日まで処女だった者と思えないテクニックで、レックスはもう我慢の限界だった。
「ふふ、膨張と痙攣を確認♡ 出ちゃいそうなんですね♡ いいですよ♡ 朝一番の濃いオチンポミルクを、わたしのお口にたっぷりと注いでください♡ んむっ♡ ちゅるるっ♡ れりゅううっ♡」
――びゅるるるるるるううううううううううううっ!!
「んぅっ♡ んうううううっ♡ ……んくっ♡ んっ♡ ……んぅ♡」
ティオの小さな口では収まらないほどの大量の精液が放たれた。
それを口の中に出されるのは初めてであり、ティオは「精液の味」ではなく「レックスの朝一番の精液の味」を記憶しながらそれを飲みほしていく。
「ん……ちゅううううう……ちゅぽんっ♡ ……もぐもぐ……美味しくないですね」
「そりゃそう言うもんだしな」
「でも嫌いじゃないです♡ お楽しみいただけましたか?」
「ああ、最高に気持ちよかった」
「ミッション達成、やりました♡」
昨日寝る時にレックスを驚かせたくて密かに考えていたことが上手くいってティオが笑顔を見せる。
もはや彼女はレックスに対して特務支援課のメンバーたちと同等の気安さを見せていた。
「さてと。昨日も言いましたがわたしは仕事なので、そろそろお暇しますね」
「え? まだ朝早いけどもう出勤時間なのか?」
「いえ、わたしはいつも営業時間よりもはやく出社しています。それに今日はこちらから依頼を出して財団に来てもらうので、はやめに行こうかと。シャワーを浴びてきますね」
ティオが裸のまま部屋を出て、すぐそばにある浴室に入る。
熱いシャワーを浴びて完全に目を覚まし、バスタオルで体をふき、ドライヤーで髪を乾かして、タオルを巻いただけの格好で部屋に戻った。
レックスはまだ起き上がってすらいない。
「レックスさん。起きなくていいんですか?」
「あー……ティオちゃんの朝フェラが気持ちよすぎて、もう一回寝ちまいそうだぜ……」
「喜んでもらえたのは何よりですが、本当に時間が押していますので、今はもうお相手できませんよ」
ティオがまずはショーツをはき、てきぱきと服を身に着けていく。
「今じゃなければいいのか?」
「……時間が取れれば。わたしも気持ちよかったですし、気晴らしにもなりそうです。ですがあまりめんどくさいプレイはお断りしますね。個人的にはながらセックスというものに興味があります」
「何かをしながらセックスするあれか」
「はい。コストパフォーマンスの面においても最高かと。わたしがポムっとをプレイしている時にセックスなどはいかがでしょう?」
「まともにプレイできないと思うぜそれ」
「得意ですから問題ありません」
今度絶対にやってプレイできなくしてやると決意したレックスだった。
ティオが服を着終えて出社準備を終えても、レックスまだベッドから起き上がらない。
「ほら、レックスさん。レックスさん」
ゆさゆさとティオが体をゆすってくる。
「こうなったらダイヤモンドダストで……エニグマはなかったですね。もう、レックスさんだってお仕事じゃないんですか?」
「う~ん……夜には……で、それまでは……クロスベルの美女……全部終わったらアリサ……ぐぅ……」
ゆすっても起きないのだが、こういう関係になった手前ほっといて出社するのも気が引ける。
「あ~……ティオちゃんがキスしてくれたら起きる……」
「それが目的ですか……もう、仕方ありませんね」
屈んで髪をかき上げ、仰向けの彼に唇を重ねた。
「ん――ちゅ♡ レックスさん♡ ……ちゅ♡ ちゅう♡ 起きてください♡ レックスさん♡」
無意識のうちに甘い声になりながら、何度もキスを繰り返す。
それでも起きないので、今度は唇を離さずに、強弱をつけて押し付けた。
昨日の事を思い出して子宮が疼いてきてしまい、心なしか濡れてきている気がする。
「ちゅ♡ ちゅう……♡ ちゅ……んむっ♡ ちゅるるうううっ♡」
ボーっとしていた時にレックスが腕を回してきた。
力強いキスだけでなく舌まで侵入してきて、ティオの口の中を犯し始める。
唾液をたっぷりと交換した後レックスがティオを解放したが、彼女の瞳は虚ろで頬も紅潮していた。
「ティオちゃん……あと一回だけやろうぜ。服は着たままでいいからさ」
「いえ……あの、本当に時間が……あっ♡ ひあっ♡ 一度戻って下着も変えたいですしっ♡ んうううっ♡」
ショーツの上から秘所をレックスの指がなぞると、そこはもう濡れてしまっていた。
「ほら。ティオちゃんだってしたいんだろ? ここはもう濡れてるぜ?」
「な、なにかのまちがいかと♡」
「いいから壁に手を付いて、尻をこっちに向けろ」
「っ♡」
低い声で命令されて、もう一度子宮が疼いた。
もう自分はこの人には一生逆らえない。昨日のセックスで上下関係を刻まれた。
そんな気分になるが全く嫌ではない。
「……了解しました♡」
◇
「ふああああっ♡ レックスさんのおちんぽっ♡ やっぱりおっきいですっ♡ 朝からこんなすごいのに犯してもらえるなんてっ♡ わたしは幸せですっ♡」
特別病室に肉のぶつかる音とティオの喘ぎ声が響き渡る。
壁に手をついて立ちバックで犯されているティオは服を着たままだった。
汚れないようにと昨日脱いだのだが、今は下着をずらして挿入されている。
おかげでそれはもう愛液でぐちゃぐちゃに濡れてはけそうにない。
「んあああっ♡ 昨日あんなにしたのにっ♡ ふあっ♡ 逞しいですっ♡ こんなの反則ですよぉっ♡」
「おいおいティオちゃん、服は汚さないんじゃなかったのか? もうパンツははけそうにないぜ?」
「だ、大丈夫ですからっ♡ パンツは履かないでいきますからぁっ♡ 服だけは汚さないでもらえれば十分ですっ♡」
「脱げばよかっただろうがっ! パンツを脱ぐ暇さえ惜しかったのかよっ!」
ティオの腰を掴んで壊す勢いで腰を打ち付ける。
愛液が飛び散って服も汚れているのだがティオは気が付かない。
「ひあぁっ♡ 我慢できませんでしたぁっ♡ レックスさんのおちんぽが欲しくで待てませんでしたっ♡ ふあっ♡ あっ♡ イクっ♡ イッちゃうっ♡」
――びゅるるるるるるううううううううううううっ!!
「んああああっ♡ 中に来てますっ♡ ふああああああああっ♡」
精液がこぼれないようにぴったりとおしつけて射精するが、それでもはやり微かに漏れてしまった。
背筋を伸ばして絶頂したティオが、情欲の火が消えていない目で振り返る。
「ん……レックスさん♡」
「時間は大丈夫なのかよ?」
「……ま、まだ大丈夫です♡ 朝食を抜けば……ですから、その……」
◇
「んむっ♡ んううううっ♡ じゅるううううっ♡」
「あ~……ティオちゃんの口はやっぱいいわ~。ほら、これがイマラチオだぜ」
しゃがんだティオの頭をがっちりとつかんで、セックスのように腰を振り続けた。
女性の奉仕である朝フェラとは逆で、ティオは何もしないで男性に使われるだけの行為。
ひどいことをされている自覚があるのに、ティオの身体が熱くなってしまう。
「んううっ♡ んむううううう♡」
涎がぼたぼたと口元から漏れて、汚してはいけないはずの服が汚れていく。
上目づかいで「もっと使ってください♡」と合図を送ると、レックスのものがまた一回りほど大きくなった。
「あ~出る。ティオちゃんの喉マンコの奥に……くっ!」
―びゅるるるるるるううううっ!!
「んむううううううううっ♡ ……んぐっ♡ んぐっ♡ んうううっ♡」
喉の奥に精液を放たれ、それだけでティオが軽くイってしまった。
直接胃の中に精液が落ちていくような気さえするほど奥で出され、目を閉じて口をすぼめると、尿道の中に残っていた精液も吸い取る。
「ちゅううううう……ちゅぱんっ♡ はぁぁぁぁ……はぁぁぁぁ……レックスさんのおちんぽミルク美味しいです♡」
「まずいんじゃなかったのか?」
「ふふ、わたしのお口は今のですっかりレックスさん専用にカスタマイズされてしまったようです♡」
口からこぼれた精液がスカートの前部分を汚しているのだが、ティオは気が付いていなかった。
◇
「ちゅっ♡ ちゅうううっ♡ れりゅうううっ♡ レックスさんっ♡ レックスさんっ♡ ちゅるるううっ♡ 気持ちいいですっ♡ おちんぽがまた硬くなってますっ♡」
レックスがソファに座って対面座位で二人は繋がっている。
ティオは上着の前を開いて胸を露出させ、レックスの胸板にぴったりとくっつけていた。
レックスが強く抱きしめるので、小さな胸の柔らかさもはっきりと伝わり、汗でヌルヌル滑って気持ちいい。
服を汚さないなどもはや完全に忘れ去っていた。
「ティオちゃんのキスうめぇ……もっと舌を絡めろ」
「はいっ♡ ちゅるるっ♡ じゅるるうううっ♡ ひあっ♡ 乳首こすれて凄いですっ♡ 全身が敏感になっておかしくなっちゃうっ♡ んああああっ♡」
セックスで汗まみれになり、ティオの服はびしょびしょになっている。
精液や愛液の付着もひどいので、このまま外に出れば通報されてしまうだろう。
いつもならばティオが出社するはずの時間はとっくに過ぎているのに、夢中でレックスに抱きついて快楽を貪っている。
「おいおいティオちゃん、仕事に行かなくていいのか?」
「いいんですっ♡ レックスさんとのデータ収集のほうが優先度が高いと判断しますっ♡ ふわぁっ♡ また大きくっ♡ んんうううっ♡ あっ♡ ダメですっ♡ つ、次中に出されちゃったらぁっ♡ ふわああああっ♡」
今までさんざん中に出す様におねだりをしてきたティオが、急にそれを拒否し始めた。
「なんだよ。中にほしくないのか?」
「わかるんですっ♡ あと一回中出しされちゃったらっ♡ マーキングされちゃったらっ♡ 完全にレックスさん専用オマンコへのカスタマイズが完了しちゃうんですっ♡」
「く~! だったらなおさら止まれるわけねーじゃん! オレ以外と一生セックスできないようにしてやるよ! おらっ、覚悟はいいかっ!」
「ふあああっ♡ あっ♡ ひあああっ♡ ダメっ♡ イカされちゃいますっ♡」
あと一回中出しでイカされてしまえば、一生レックスから離れられない。
それはわかっているのに自分の身体はより一層レックスにしがみつく。
「出してっ♡ 出してくださいっ♡ わたしをレックスさんのモノに――ひあっ♡」
――びゅるるるるっ!! びゅるるっ!! びゅるるるるうううううううううっ!!
「ひあっ♡ んあっ♡ レックスさんっ♡ ふああああっ♡ んああああああああああああああっ♡」
ティオの言葉で興奮が最高潮になったレックスの、特濃精液が一番奥で放出された。
レックスに抱かれて胸に顔を埋め、男の逞しさと女の幸せを同時に感じながら一番大切な場所にマーキングされる。
「うっ……くぅ……おぅ……」
レックスの情けない声すらも、自分でそこまで気持ちよくなってもらっていると思えて心が満たされる。
「はぁぁ♡ ……はぁぁぁぁ♡ データ収集……完了です♡」
「ふぅぅぅ……これでティオちゃんはオレ専用になったわけだ。じゃあ記念に一枚っと」
「……了解です」
手元に置いていたカメラで、二人の記念写真を撮影。
「ふふ……レックスさん、その写真をわたしにもいただけますか?」
「いいぜ。記念に持っておくのか?」
「いえ……出社時間が遅れた理由は、レックスさんに強姦されたからだと言おうかと」
「ごめんなさいマジで勘弁してください!」
もちろん冗談なのだが、焦るレックスを見てティオは本当にこれからどうしようかと考える。
しかし考えられる状態ではなく、ティオはレックスと繋がって抱きしめられたまま意識を手放した。
◇
そこからは大変だったらしい。
ティオが気を失った直後にヴィヴィとリンデがやって来て、部屋の有り様を見て流石にレックスを説教。
リンデはティオの服を脱がせて、汚れた服を即座に洗濯して乾燥させた。
ヴィヴィは気を失っているティオの身体を徹底的に洗ってくれたそうだ。
おかげでティオが目を覚ますと、自分の身体も服もとても綺麗になっていた。
急いでバスに乗ってクロスベルに戻るも、出社時間は大幅にオーバー。
受付嬢のアディスンによると、第Ⅱ分校の人たちはもう訪ねてきたらしい。
通信で呼び出してもらい、自分は1Fで待っているのが筋だと思うのだが、困ったことが一つ。
レックスと激しくし過ぎたのか、エイオンシステムのヘッドギアが壊れてしまったのだ。
仕方なく支部に戻りスペアを装着。急いで戻ってきたが、すでに第Ⅱ分校の人たちは来てしまっていた。
申し訳なく思いつつも依頼を説明してこなす。途中でアリサとも合流して、第Ⅱ分校の演習所へ。
久しぶりにランディとも再会し、冗談交じりに「熱い抱擁といくか?」と言われた時に、急にレックスの事を思い出した。
昨日までの自分なら抱擁の一つも有りえたかもしれないが、女になった今ではレックス以外とは冗談でも抱擁したくはないと思ってしまう。
だからティオも冗談交じりに「ミレイユさんに悪い」という理由で断っておいた。
その後、アリサと話す時間ができた。
「お久しぶりです。ティオ主任」
「ふふ、通信ではそうでもないんですけどね」
直接見てはっきりわかる。アリサは見違えるほど綺麗になった。
その理由も今のティオにははっきりとわかる。
誰かを思い焦がれたからではなく。
レックスに抱かれ、愛され、イジメられ、犯されて。
本当の大人の女になったからだ。
「その……“彼”にも会いました」
顔を赤くして、そっと下腹部を撫でる。
それだけでアリサには意味が伝わったようだ。
「……どうでしたか?」
「……すごかったです。まだ残ってる感じもします」
ティオが動くたびに子宮の中で精液がタプンと波打つ感覚がする。
「それと伝言を預かっています。約束を楽しみにしているとのことでした」
「っ♡ そ、そうですか。ふふ……それとティオ主任。以前お話しした、遠距離通信の裏技の事なのですが……」
「ええ。プライベートな時に話したいと言っていた意味がよくわかりました」
ティオだってといつでも通信できればいいと思っているのだから、協力は惜しまない。
そう言えばレックスは別れ際に、ミシュラムに取材に行きたいと言っていた。
仲間たちの事を思い出して、もしいけるのなら伝言でも頼みたかったが、時間が押していたので無理だったのだ。
もしミシュラムにいけなくても彼なら今頃クロスベルを回っているだろう。
もちろん新しいコレクションを集めに。
「アリサさん。改めてこれからもよろしくお願いします」
「ええ、ティオ主任。いえ、ティオさん。わたしたちはこれからもっと仲良くなれそうですね」
二人が握手を交わす。
次にレックスに会えるのはいつになるのか。
そう考えるだけでティオは濡れてきてしまい、流石に仕事に影響が出るのではないかと不安になるのだった。