※この作品はR-18です。

レックスの軌跡   作:浪太朗

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pixiv様でリクエストを受けて書かせていただいたものでhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15644947にも投稿しています。


ラウラ編

 レックスはこれまで様々な女性に手を出してきている。

 あの手この手で女性を押し倒してコレクションを増やしてきた彼だったが、今は予想外の事が起きていた。

 

「お、おいっ! 落ち着けっての!」

「はぁ……はぁ……無理だ♡ 自分を抑えられぬ♡」

 

 押し倒すのではなく、手を出していない女性にベッドに押し倒されているという現実にレックスは戸惑っている。

 抜け出そうにもそんなことは不可能だ。

 なぜならばレックスを押し倒しているのは、アルゼイド流剣術の皆伝者であるラウラ・S・アルゼイドなのだから。

 そもそもの始まりはレックスが魔獣から助けてもらった時の事だ。

 そのまま近くの街まで護衛してもらったのだが、その途中でも何度か魔獣に襲われた。

 街の近くで魔獣に襲われた際にラウラが攻撃を受けてしまい、動きが鈍くなった彼女を見てレックスは迷わず煙り玉を使用した。

 ラウラの手を取って逃げて街に入り、彼女の宿まで送っていくことにした。

 もちろんあわよくば彼女と関係を持とうと思ったのだが、ラウラの借りている宿部屋に入った瞬間に押し倒されてしまった。

 そして今に至る。

 

「はぁ♡ はぁ♡ レックス……体が熱いのだ♡ そなたを見ていると昂りが収まらぬ♡」

「いやいや待てって! 正気に戻れっつーの!」

 

 おそらくは魔獣の攻撃を受けた際に魅了状態になってしまったのだろう。

 普段のレックスならば据え膳食わぬは男の恥でラウラに応えるが、魔獣の攻撃が原因となれば話は別だ。

 流石にラウラの身体が心配なので、今は薬を飲ませるのが先決。が、ラウラ相手に抵抗しても無意味なのだ。

 相手は学生のころから新入生最強と言われていた女性なのだから。

 

「レックス……私はやはり魅力がないのだろうか? 最近は剣だけではなく女としても修業を積んでいるのだが……」

「そんなことねーよ! 今すぐにでも押し倒して抱きしめてセックスして写真を撮りたいくらい魅力的だっての! でも今は薬を飲むのが先だろうが!」

「そ、そうか♡ なら遠慮なく私を抱いて写真を撮るがよい♡」

 

 話が通じない。

 このままラウラとしてしまい、魅了が解けた時に自分が無事でいられる保証がない。

 しかもレックスの理性の限界も近い。

 どうしようもなく女神に助けを祈ったその時……奇跡は起きた。

 

「レックス♡ 今すぐに私と――わた……しと……」

 

 ラウラの表情が固まり、目がだんだんと正気に戻っていく。

 レックスを押さえつけていた手の力も弱くなり、数秒後には完全に正気に戻ると慌ててレックスから離れた。

 

「す、すまぬ! 私は何という事を……」

「い、いや……ラウラのせいじゃねーって……」

 

 あと数秒遅ければレックスも抵抗を諦めていたので本当にぎりぎりだ。

 魅了は解けたようだったが、念のためラウラが手持ちの薬を飲む。

 

「これでよかろ。レックス。重ね重ねすまなかった。護衛を申し出ておきながらこの有様とは……自分が情けぬ」

「だから気にすんなっての。そ、それより――」

「いや、それでは私の気がすまぬ。何か――え?」

 

 ラウラの視線の先には、勃起したレックスの肉棒があった。

 押し倒されてレックスは下半身丸出しにされてしまったのだ。

 生まれて初めてまともに見る男性器に思わずラウラの視線が奪われる。

 幼い頃に父と入浴した際に見たことがあるくらいだが、あんなに大きかっただろうか。

 その視線をレックスは見逃さない。ラウラが無事だと確認できたならば、あとはもう遠慮する必要などないのだ。

 

「悪い……ラウラが魅力的すぎてこんなになっちまった……学生のころから美人だったけど、今はさらに綺麗になっててよ……」

「せ、世辞はよせ。そちらの修行はまだまだだ」

 

 リィンにも似たようなことを言われたが、レックスの場合は自分を綺麗と思っているどころか女として魅力を感じているという明確な証拠がある。

 努力してきた部分が少しは実ったのかと思うと嬉しくあり、オスの象徴を目の当たりにしてこんな状況なのに胸が高鳴っていた。

 

「なぁラウラ……責任取ってくれよ」

「責任だと……?」

「ああ。お前のせいでこうなっちまったんだぜ? こんな状態になって目の前にラウラがいたらもう我慢できるわけねーっての。それにラウラもさっきからずっとオレのコレを見てるけど、こういうことに興味があるんじゃないか?」

「それは……」

 

 自分のせいという罪悪感にラウラの良心が痛む。

 学生の頃にユミルに行ったことを思い出す。

 温泉にリィンが入ってきたとき、ラウラとアリサは混浴の時間だと知らなかったので、彼を攻撃してしまった。

 その際に自分たちが悪いのでそのままリィンを温泉に入らせようとした。

 アクシデントがありあの時は流れてしまったが、今ここで同じようなことが起きている。

 自分のせいでレックスに迷惑をかけてしまった。

 それに詫びる方法は一つだけ。初めて女としてオスの欲望を向けられた嬉しさも、セックスへの興味もある。

 

「私はこういった経験がないゆえ、上手くできるかわからぬぞ?」

「オレに全部任せてくれ。ラウラの事も気持ちよくしてやるぜ」

 

 処女が確定してレックスは内心大喜びだ。

 

「……汗をたくさんかいてしまっている。せめてシャワーを浴びさせてくれぬか?」

「ああ、わかった」

 

 ラウラが逃げるように浴室へ向かった。

 自分がとんでもないことを言ってしまったことに今更気づく。

 しかし彼女の良心とほんのわずかな好奇心が後押しして、気が付いたら服を全て脱いでしまっていた。

 シャワーで体を清め、お湯を浴びる前から自分の身体が火照っていたことにも気が付く。

 性行為をするための準備をしている。

 その準備が進むごとに心臓の音が大きくなり、これから本当にしてしまうのかと不安にもなってくる。

 シャワーを浴び終えて服を着ようかと思ったが、この後すぐに脱ぐことになるはずだ。

 どうするべきか悩んだうえ、とりあえず髪だけいつものように結う。

 服を着ずにタオルだけを身体に巻いて部屋に戻ろうとしたが、出る前に鏡の前で髪を数分弄ってから戻った。

 

「すまぬ……待たせたな」

「へへ、良い格好だぜ。こっちにこいよ」

 

 ベッドに座っていたレックスがポンポンと自分の横を叩く。

 少し感覚を開けて座るとレックスのほうから近づいてきた。

 タオルに手をかけようとする彼の手を思わず掴んで止めてしまう。

 

「ラウラ?」

「す、すまぬ……覚悟はしてきたつもりなのだが……」

「初めてだもんなぁ。好きな男とかいるのか?」

 

 一瞬リィンが頭に浮かんだ。

 好きかはわからないが一番意識しているのは間違いないだろう。

 とはいえ自分のせいでレックスに迷惑をかけたので、やはり断りにくい。

 

「ふーん……じゃあ勝負をしようぜ」

「勝負だと?」

「ああ。ラウラの身体を好きに触らせてくれ。気持ちよくさせてみせるから、オレとセックスしたいって思わせたらオレの勝ちでラウラの処女を貰う。したいって思わなかったらラウラの勝ちでセックスはなし。ラウラの身体を触らせてもらったことで詫びは完了。時間は三時間。これでどうだ?」

「ふむ……そなたがいいのであれば構わぬ」

 

 ラウラにもまだ迷いはあるので、身体を触るだけで詫びになるならありがたい。

 今の時刻は午後六時。三時間というのが長いのか短いのかはラウラにはよくわからないが、そこかレックスの要求をのむことにした。

 

「決まりだな。じゃあオレに処女をくれる気になったら、ラウラのほうからキスしてくれよ」

「口付け……では私からするまではそれもなしという事だな?」

「ああ。ラウラがしたいって思うまではキスもセックスもしない」

「……承知した。私に非があるにもかかわらずそこまで譲歩してもらえるだけでありがたいというものだ」

「よし。じゃあタオルを外して横になれよ」

「うん……」

 

 覚悟を決めてタオルを外すと、ラウラの美しい肌が露になる。

 まだ男が触れたことがない形のいい胸にむしゃぶりつきたくなったがぐっとこらえた。

 ラウラがベッドに仰向けに横になり、大事なところを両腕で隠す。

 

「ではレックス、始めてくれ」

「それじゃ遠慮なく……」

 

 ラウラの横に座りレックスがラウラの乳房に触れる。

 ビクッと、ラウラの身体が震えた。

 魔獣にも臆さずに立ち向かえる自分が、肌に触れられただけで恐怖を感じたことに驚きつつも、レックスの手を拒絶することはない。

 強弱をつけて肌の感触まで味わうようにレックスが黙って揉みしだく。

 

「痛くないよな?」

「うん。痛くはないのだが……正直に言えば気持ちいいとも思わぬ」

「最初はそんなもんだ。ラウラに痛い思いをさせたいわけじゃないからじっくりほぐしていくぜ」

「よろしく頼む……んっ……はぁ……」

 

 男性のゴツゴツとした手が柔らかい胸に触れるというのはラウラは当然初めての事だ。

 自分で自慰行為をしたことがあるが、自分の意思とは無関係に動くのでだいぶ勝手が違う。

 だが、快感よりもくすぐったさが勝っている。

 

(私としては構わぬのだが……レックスはこれで楽しいのだろうか? 少々申し訳ない気がするな)

 

 どの道性行為のやり方を知らないので、ラウラは黙ってレックスに身体を預けるのだった。

 

 ――1時間後。

 

「んっ♡ ひあっ♡ ふあっ♡ ああああっ♡」

「へへ、だいぶ感じるようになってきたな。乳首舐められるのがそんなに気持ちいいのか?」

「んううっ♡ そ、そなたっ♡ 性格が変わっておらぬかっ♡ あっ♡ んううううっ♡」

 

 すっかりと硬くなったラウラの乳首を、飴を転がすようにレックスが舐める続ける。

 自分に覆いかぶさっているレックスを思わず突き飛ばしそうになるが、約束を破るわけにはいかないのでラウラはシーツを掴んでこらえていた。

 

「ひあっ♡ くぅっ♡ そ、そなたっ♡ いつまで私の胸を――んっ♡ ふあっ♡ ま、待つのだレックスっ♡ それはっ♡ ひあああっ♡」

 

 一時間もの間胸を揉まれ乳首を舐められ、ラウラの身体はすっかり敏感になっていた。

 今されたように時折乳首をかまれると身体が必ず痙攣してしまう。

 くすぐったさがほんのわずかな快感に変わったと思いきや、気が付けばこの有様だ。

 触られていないはずの下半身まで熱くなっており、秘部からとろりと愛液が溢れる。

 

「ラウラの胸美味すぎだぜ。ずっと舐めていられそうだ」

「くうっ♡ 私よりも、んっ♡ 大きな胸の持ち主などいくらでもいるであろ♡ ひうぅっ♡」

「わかってねーな。大きさが全てじゃないんだよ。胸の良さなんてそれぞれ違うんだぜ。それじゃあそろそろこっちも……」

 

 レックスの指がラウラの秘所につぷ――と入り込んだ。

 すでに十分潤っていたそこは彼の指を抵抗なく受け入れていくが、初めて他人の指が入ってくる感覚にラウラが戸惑う。

 

「んっ♡ んううっ♡ ひあっ♡ くううぅっ♡ んあぁっ♡」

「結構激し目にかき回しても痛くねーだろ? 処女とは思えないくらいに濡れてやがる。ラウラって感じやすいんだなぁ。とりあえず一回イッておくか」

「ち、ちがっ♡ これは何かの間違いだっ♡ 私は、こんなに――あっ♡ 待てっ♡ 同時されてしまえば――ふあああああああっ♡」

 

 胸と膣の三か所を口と手を使って全て同時に責め立てる。

 その三か所から波紋のように快楽が全身に広がってくので、ラウラはどこに意識を集中すればいいのかわからない。

 だんだんとふわふわしてきてベッドから体が浮いているのではないかと思うほどだ。

 子宮があまりの切なさに悲鳴を上げて――その時が来た。

 

「あぁっ♡ ひあっ♡ んっ♡ ふあああああああっ♡」

 

 ラウラがレックスの手により初めて絶頂に達した。

 目の前が真っ白になっているのか視点もおぼつかない。

 気持ちいい。

 ただそれだけで頭がいっぱいになり、乱れた呼吸を整えることもできなかった。

 

「はぁっ♡ はぁっ♡ んっ♡ ひあっ♡ レックス、少し休ませてくれっ♡ レックスっ♡」

「ラウラは体力あるんだからまだまだイケるって。もっと気持ちよくしてやるからな」

「も、もう十分んあっ♡ あっ♡ ふあああっ♡ 一度胸から手を離んううううっ♡ ああああっ♡」

 

 ――2時間後。

 

「ひああああああっ♡ あっ♡ あぁっ♡ もっ♡ やめっ♡ レックスっ♡ 頼むっ♡ ああああっ♡」

 

 勝負が始まって2時間がたち、ラウラはずっとイカされ続けていた。

 

「んううっ♡ そ、そんなところをっ♡ あっ♡ ひああああああっ♡」

 

 胸と秘所というわかりやすい性感帯だけではなく、うなじや腕、脇などもレックスは舐めまわしている。

 恥ずかしいとしか感じていなかったラウラだったが、今では舐められるたびにゾクゾクと快感が走るようになってしまった。

 たった二時間でレックスが触れていない場所はないのではないかというほど全身をくまなく愛撫され、完全に快楽に溺れてしまっている。

 

「へへ……イイ感じになって来たな。たっぷりと下準備した甲斐があったぜ。ラウラ、そろそろこれが欲しくなってきたんじゃないか?」

 

 レックスが己のモノを見せつける。

 ガチガチに勃起して愛撫の最中に何度かこすりつけられたそれを見て、ラウラが思わずごくりとつばを飲み込んだ。

 

「こいつを入れるともっと気持ちよくなれるぜ?」

「はぁ……んっ♡ 初めての時は……痛みを伴うと聞くぞ」

「最初だけだ。これだけ濡れてるならすぐに良くなる」

 

 秘部に指を二本入れてかき混ぜると、ラウラはそれだけで小さくイってしまった。

 

「あぁっ♡ んっ♡ んううっ♡ ま、待つのだ……あっ♡ 気をやりすぎて辛い――んあぁっ♡」

「なぁ頼むよラウラ。お前とセックスしたいんだ。ラウラと一緒に気持ちよくなりたいんだよ……」

 

 ラウラの頬にキスしながら何度もレックスが「頼むよ」と囁く。

 上手く働かない頭ですぐそばにある彼の顔、その唇に視線が向かう。

 あそこに口付けをすればレックスと最後までするという事。

 すでにありえないほど気持ちよくなっているのだが、最後までするという事はもっとすごいものなのだろうか。

 なにより、このままイカされ続けるのに耐えられるのか?

 そんなことは不可能だ。

 怒涛の剣戟にならば耐え凌ぐことはできても、レックスの愛撫には全く耐えることはできない。

 勝負はもうついてしまっていた。

 

「っ♡」

 

 最後の力を振り絞って身体を動かし、レックスを逆にベッドに押し倒した。

 そのまま唇を重ねる。

 驚きのあまりレックスは目を開いたままだ。

 数秒ほどしてラウラが口を離す。その表情はファーストキスを終えたばかりとは思えないほど発情しきっている。

 

「へへ、キスしてくれたって事はいいんだよな?」

「うん……私も肚を括った」

「そんなに嫌か?」

「すまぬ。言い方が悪かった。とにかく勝負はそなたの勝ちだ。最後までしてくれて構わぬ」

 

 ラウラが最初にそうしたのと同じようにベッドに仰向けに横になる。

 最初と違うのは、今はもう初体験に完全に期待してしまっているという事。

 

「本当はあと1時間あるし、寸止め地獄でもやろうと思ってたんだがなぁ。そんなにオレとセックスしたかったのか?」

「……否定はせぬ。初めての事ゆえ、優しくしてくれると助かる」

「任せておけって。つってもこの様子だと、そんな必要もないと思うけどな」

 

 正常位で挿入する体勢をとり、肉棒をラウラの秘部に当てる。

 

「んっ♡ ひあっ♡ ……本当にそのような大きなものが入るのか?」

「しっかり見てろよ……入れるぜ」

 

 肉棒の先端が秘所に入り込み、次の瞬間には一気に肉棒が挿入された。

 純潔を奪われたという実感がわかないまま凄まじい痛みがラウラを襲う。

 

「んああああっ♡ あぐっ♡ んううううっ♡」

 

 今まで戦いや鍛錬などで感じたあらゆる痛みとは別物の痛み。

 けれど不思議と達成感や悦びも同時に感じて、十分すぎるほどにほぐされた彼女の身体は快楽も同時に感じてしまう。

 レックスの言葉通り挿入する瞬間もしっかりと見ていたが、それでも巨大な肉棒を受け入れることができた実感がない。

 しかし破瓜の証である血がシーツを汚しているのを見て、ようやく失ってしまったのだと理解できた。

 

「んあっ♡ あっ♡ レックスっ♡ まだ動くでない♡ あぁっ♡ ひあっ♡」

「痛いのは最初だけだろ? オレのチンポをしっかり感じろよ」

「うん……あっ♡ ふわああああっ♡」

 

 レックスのほうも我慢の限界だったのかすぐに動き始めた。

 ガチガチに勃起したものでみっちりと膣が押し広げられ、彼が腰を動かすたびに膣の壁がガリガリと削られている感じがする。

 自分の身体を内側からほぐされているのを恥ずかしく思い、ラウラは自分に覆いかぶさっているレックスから目を背けた。

 しかし、頬に手を添えられて正面を向かされたので彼と見つめ合う。

 

「ひあっ♡ あぁっ♡ レックス……あっ♡ 少々恥ずかしいのだが……んうっ♡」

「ラウラの綺麗な顔をもっと見せてくれよ」

「き、綺麗などと……」

 

 こんな状況で綺麗などと言われてますます恥ずかしいが、やはりレックスは顔を逸らすことを許してくれない。

 仕方なく目を閉じると、自分の中に入っている肉棒に意識が集中してしまい、そこからピリッとした微かな痛みと快感が広がっていくのがわかる。

 

「ラウラ、オレのチンポはどうなってる?」

「んっ♡ ど、どうとは……よくわからぬ。ただ、ふあっ♡ 固く大きいとしか言えぬ……んあぁっ♡ あとは……そなたのモノの形をはっきりと感じる……まるでその形になるように仕立てているようだ……あぁっ♡ んうううううううっ♡」

 

 コツン、と一番奥を叩かれてラウラがのけぞった。

 

「よくわかってるじゃねーか。ラウラの中がオレ専用にしてやるぜ。もう痛くねーだろ?」

「んっ♡ んううっ♡ 痛みはないが、ひああああああっ♡ ま、待つのだレックス♡ これはっ♡ 感じすぎてしまうっ♡ あっ♡ あぁっ♡ また達してしまうっ♡ んあああああああああっ♡」

 

 挿入されてからわずか数分、レックスはまだ射精する気配がないのにラウラが先に絶頂に達した。

 初めてのセックスでの絶頂の余韻に浸る間もなくレックスはさらにラウラを攻め立てる。

 

「んあっ♡ んうううううううっ♡ ほ、本当にっ♡ お、おかしくなってしまうっ♡ んっ♡ ひあっ♡ ふあああっ♡」

「おいおい、いくらじっくりほぐしたからって敏感すぎるだろ。ラウラって元々感じやすい身体なのか? エロいことに興味津々だったりして」

「ぶ、無礼なっ♡ あっ♡ ふわああああああああっ♡」

 

 もう一度イカされてしまい、レックスの言う事のほうが正しく思えてしまう。

 確かに下準備は丁寧にしてもらったが、初めてのセックスでこんなにも乱れてしまうものなのだろうか?

 そんな思考も彼のピストンで中断して、またもやはしたない声で喘ぐ羽目になっていた。

 

「んっ♡ んうううううううっ♡ レックスっ♡ もう少しゆっくり頼むっ♡ このままでは本当にっ♡ ひああああああっ♡」

「はぁ、はぁ、ふざけんなっ。散々焦らされてたのはこっちも同じなんだ。お前が散々気持ちよくなっている間、こっちはチンポが破裂しちまいそうだったんだぜ? ああ、もうがまんできねぇ。とりあえず一発出すぞ」

 

 ギチギチと膣内が広げられて肉棒が震える。

 出すという言葉にラウラが焦りを感じるが、レックスはラストスパートをかけていた。

 

「んううっ♡ あっ♡ ふあっ♡ レックスっ♡ 放つなら外にっ♡ あああっ♡」

「嫌に決まってんだろっ! 勝負に負けたんだからおとなしくしてろっ! ラウラっ! 一番奥にぶちまけてやるからなっ!」

「ま、待て――んあああああああああっ♡ ひあっ♡ ふあああああああっ♡」

 

 三回目の絶頂で抵抗できず、身体はもはや完全にレックスの肉棒を受け入れている。

 子宮の入り口をノックされるたびにソコがヒクつき、精液を受け入れるという本来の役目を果たしたがっていた。

 

「へへイキまくりの雑魚マンコじゃねーか。オラ、一発目出すぞ。全部受け止めやがれっ!」

「だ、駄目だっ♡ 今注がれればっ♡ あっ♡ ふあっ♡ ひああああああっ♡」

 

 ――びゅるるううううううううううううっ!!

 

「ふあああっ♡ ひあっ♡ んあああああああああっ♡」

 

 オスの欲望がたっぷりとラウラの中で放たれた。

 火傷しそうなほど熱いそれが子宮に入ってきた瞬間に、ラウラは四度目の絶頂を迎えてしまう。

 

「ひあっ♡ あっ♡ んああああっ♡ 熱いっ♡ ふあああああああっ♡」

 

 体重をかけられて逃げることはできず、責められて無抵抗になった子宮を差し出す。

 屈服した。

 そう感じてしまうほどに圧倒的な敗北感と、そんなことがどうでもよくなるほどのメスとしての悦びと達成感。

 

「んっ♡ ……レックス……はぁぁぁ……っ♡」

 

 二、三度腰を打ち付けて全てを出し終えたレックスが肉棒を抜くと、大量の精液がそこから流れ出た。

 

「はあっ♡ ……はあっ♡ ……」

 

 仰向けに寝ころんだままラウラは全く動くことができないほどに体力を消耗していた。

 レックスが無造作に胸を掴んでくるが、振り払う事もできない。

 

「ふぅ……ラウラも気持ちよかっただろ? って相当疲れたみたいだな」

「うん……体力には自信があるのだがな……フフ、私としたことが少々思い上がっていたらしい」

「アルゼイド流の師範って言ってもセックスはド素人なわけだしな。ヤリ足りないけど、今日は一回で勘弁してやるかぁ」

「そ、そなた……まだできるというのか?」

 

 自分はもう身体を起こすこともできないのに、レックスはまだまだ元気なようだ。

 すごい男だ。

 純粋にそう思っていると、彼がカメラを構えて自分を撮り始めた。

 

「こ、これ……撮るでない」

「ラウラが本当の女になった記念だぜ? へへ、する前よりもかなり綺麗になってるな」

「はぁ……好きにするがよい」

 

 自分の不注意から始まってこんなことになってしまった。

 いつかは経験する日が来るとは思っていたが、それがまさか今日だとは。しかも相手はレックスだとは。

 けれど悪い気分ではない。

 沢山注がれた子宮に手を当てて微笑みながら、ラウラはレックスのカメラに目線を向けるのだった。

 

◇

 

 レックスは言葉通りあの一回だけでそれから手を出さなかった。

 そのまま一緒に眠り、ラウラだけ目覚めたのだが、寝ているレックスを見ると肌が火照ってきてしまった。

 冷たいシャワーを浴びて外に出て朝の鍛錬を行ったが、やはり昨日の事が頭から離れない。

 これ以上続けても無駄だと判断して部屋に戻ると、レックスは目を覚ましていた。

 

「おはようラウラ。もしかして稽古してたのか?」

「うん。朝の鍛錬は日課でな」

「ふぅん……どうやら身が入らなかったみたいだな」

 

 言い当てられてドキッとする。

 

「レックス、一つ聞きたいことがあるのだが……そなた、アリサとエマとも関係を持っているのか?」

「ああ。って何で知ってんだ?」

「昨日の私のせいだと思うのだが、そなたの荷物が散らかっていてな。写真を見つけてしまったのだ」

 

 昨日ラウラがレックスを押し倒した際に、ラウラとレックスの荷物が散らかってしまったのだろう。

 二人は気が付かずに行為に及びそのまま寝てしまったらしい。

 

「言っておくけど無理矢理じゃないぜ?」

「うん。写真の二人は……嫌がってはいなかった」

 

 むしろレックスに抱かれることを悦んでいるようだった。

 見たこともないような“女”の表情をする彼女たちはとても幸せそうに見えたのだ。

 

「つーかさ……ラウラは昨日散々イッてたからいいけど、オレは一回しかイってないからものたりねーんだわ」

 

 裸のレックスがラウラの正面に立ち、服の上から胸に触れる。

 

「んっ♡ ……そ、そのようなことを言われても困るぞ」

「困ってるのはこっちだ。ほら、触ってみろよ」

 

 ラウラに勃起したモノを握らせる。

 

「どうやら凄まじく硬いようだ……♡」

「ラウラとしたくてたまんねーんだ。なぁいいだろ?」

「し、しかし私は汗をかいて――っ♡」

「そこがいいんだよ。一度スッキリしたほうが鍛錬も身に入るっての」

 

 言われて気が付く。

 確かに今のままではいくら鍛錬しても意味がない。

 気が付いたことはもう一つ。昨日散々イカされてしまったにもかかわらず。

 自分の身体は物足りなかったのだ。

 

「よかろう。だが昨夜のような姿はもう見せぬぞ」

「へぇ、じゃあ本気で責めてもいいんだよな?」

「その本気は私が受け止めさせてもらおうか♡」

 

 ラウラが昨日と同じように自分から唇を重ねた。

 

◇

 

「んああああっ♡ 奥に当たってっ♡ ひあっ♡ 激しすぎるっ♡ ふあああっ♡」

「おいおい結局昨日と同じ雑魚マンコじゃねえか!」

「ち、ちがっ♡ んっ♡ あぁっ♡ ふあああああああっ♡」

 

 準備が必要なかったほど濡れていたラウラをベッドに寝かせ、松葉崩しの体位でレックスがラウラを攻め立てる。

 挿入して10分もたたないうちにラウラは数回絶頂していた。

 腰を動かしながらレックスはラウラの服のボタンを外して乳房を露出させた。

 ぷるん、と揺れるその先端を指でつまむと「ひゃうっ♡」とラウラがかわいらしい声を漏らす。

 

「ったく、こんなに感じやすい女は初めてだぜ。オラ、ここがいいのか? どうなんだよおい?」

 

 一番奥をぐりぐりと擦ってやると、面白いようにラウラが乱れる。

 

「んっ♡ んぐうううっ♡ そ、そこは弱いのだっ♡ だから止めっ♡ ひああああああっ♡」

「急所を狙うのは基本だろ? それともアルゼイド流では違うのか?」

「……違わないっ♡ ふあああああああっ♡」

 

 同時にクリトリスを刺激すると、ラウラはまたもや絶頂に達した。

 それでもレックスはピストンの速度を落とさない。

 よく締まるそこを蹂躙しながら高まっていき、肉棒が一回りほど大きくなる。

 

「ふあっ♡ レックスっ♡ 果てそうになっているのか♡ な、ならば――」

「いまさら外に出せなんて言わねえよな? どこにほしいのかはっきり言えよ!」

「くううっ♡ 中に頼むっ♡ そなたの熱いモノで私の中を満たしてくれっ♡ あっ♡ ふわああああっ♡」

 

 ――びゅるるううううううううううううっ!!

 

「ひぐっ♡ ふあああっ♡ んうううううううううううううううううっ♡」

 

 どくどくと大量の精液を注がれてもう一度ラウラが絶頂する。

 昨日受け止めた時と同じように子宮の中に精液が入るたびに女としての悦びを感じていた。

 呼吸を整えているとレックスが肉棒を抜く。

 彼はベッドから降りたと思えば何かを手にしていた。

 

「ラウラ、落ちてたこれ借りるぜ?」

「え? そ、それは……」

 

 レックスが手にしていたのはラウラのルージュ。

 しかもそれはかつてリィンにプレゼントしてもらったカメリア・ルージュだった。

 散らばったのはレックスの荷物だけではなくラウラのものも同様だったようだ。

 

「待つのだレックス、それは――んっ♡」

 

 レックスはラウラが止めるのも聞かずに彼女の股の内側に線を引いていく。

 ルージュを唇以外に塗るという発想はラウラにはないが、これはとても卑猥な気がする。

 

「それは……んっ♡ 正? 東方文字か?」

「一回イクごとに線を足して、五回イクとこの文字ができる。ラウラが何回イッたか一目でわかるぜ」

 

 リィンから貰ったルージュをそのように使われているのにドキドキが収まらない。

 いったい自分はこれから何度絶頂に達するのだろう?

 レックスに「四つん這いになれ」と言われて彼に尻を向ける。

 こんな犬のような恰好でされてしまうのか。

 恐怖と期待でゾクゾクしてくるラウラだった。

 

「続けるぜ? それとももうできないか?」

「馬鹿を申すな。いざ、もう一本――んあああああああああっ♡」

 

 尻をがっちりと捕まれて奥まで挿入され、またもやイキそうになってしまった。

 腕ががくがくと震えているが必死に支え、激しく動き始めたレックスの欲望をその身に受ける。

 

「んひいっ♡ あっ♡ ふあああっ♡ な、なぜだっ♡ なぜこんなにも感じてしまうのだっ♡ んああああっ♡」

「だから言ってるだろ。ラウラはとんでもない雑魚マンコなんだよ」

「み、認めてなるのもかっ♡ あっ♡  あっ♡ ふあああっ♡」

「いい加減に――認めやがれっ!」

 

 バチン、とラウラの尻を平手打ちする。

 

「んあああああああああああああああっ♡」

 

 背筋をピンと伸ばしてラウラが絶頂した、

 膣が締まり思わず出そうになってしまうが、それをこらえて奥を刺激する。

 

「はは、ケツを叩かれただけでイッたのかよ! ラウラは雑魚マンコだけじゃなくてドMだったみてえだな! おらっ!」

「んああっ♡ ひぎぃっ♡ んううっ♡ た、叩くでないっ♡ あっ♡ ふあああああああっ♡」

 

 尻を叩くたびに膣が締まるので、レックスはその手を止めない。

 だんだんと赤くなっているが、ラウラの声で悦んでいるという事もわかるのだ。

 学生の頃は新入生最強とされていたラウラ。帝国最高の剣士と言われる《光の剣匠》の娘であり、彼女自身も免許皆伝の実力者。

 そんな彼女を雑魚扱いして手玉に取る優越感はすさまじく、レックスはさらに激しく彼女を攻め続ける。

 

「ラウラ……ケツをぶっ叩かれて嬉しいよなぁ?」

「嬉しいはずがなかろうっ♡ ひあっ♡ や、やめっ♡ んっ♡」

「じゃあやめてやろうか?」

 

 レックスが手を止めると痛みが消えて快楽のみを感じる。

 しかし、どこか物足りなさや切なさもあった。

 子宮まで響くような快感が欲しい。思いきり叩かれたい。

 レックスが与えてくれる快感と同じくらいに痛みが欲しい。

 彼が叩くのをやめてから決断するまで十秒もかからなかった。

 

「た……叩いてほしい♡ 頼むレックス♡ 私が間違っていた♡」

「じゃあ叩かれて感じる変態だって認めるんだな?」

「くぅ……」

「どうなんだよおい」

 

 もう絶対に、自分はレックスにかなわない。

 そう心が認めた瞬間に、ラウラは自然と口を開いた。

 

「認めるっ♡ そなたの言う通り、私は叩かれて感じる変態だっ♡ だから頼むっ♡」

「へへ、いいぜ。ラウラが満足するまで叩きまくってやるよ」

「っ♡ そなたに感謝を♡ おおっ♡ んっ♡ ふおおおおっ♡」

 

 ピストンが激しさを増し、尻を叩く手も再開する。

 単調な動きにもかかわらずラウラは何度も達してしまいレックスを喜ばせていた。

 興奮が最高潮になり射精の前兆が訪れる。

 尻を叩くのをやめて両手でがっちりつかみ、自分が気持ちよくなるためだけの動きに切り替えた。

 自分よりもはるかに弱いはずの男性に屈服する快感。

 ひどい扱いを受けながら犯される悦びに目覚めたラウラにとっては今のレックスの動きすら悦びの対象となる。

 

「ひああああああっ♡ レックスっ♡ もう一度私の中にっ♡ 何度でも頼むっ♡ 中で果ててくれっ♡」

「ふーーっ! ふうーーっ! 出すぞオラッ! 雑魚マンコにチンポ汁たっぷり注いでやるっ! もっと締め付けろっ!」

「んううっ♡ んっ♡ ふあっ♡ 私ももうっ♡ また達して――あっ♡ ひああああああっ♡」

 

 ――びゅるるっ!! びゅるるうううううううううううっ!!

 

「ふああああっ♡ ひあっ♡ んあああああああああああああああっ♡」

 

 二度目の精液を注がれてラウラが背筋を伸ばして絶頂した。

 濃い精液が子宮に落ちるたびに身体が痙攣し、膣は収縮してレックスの射精を促す。

 

「くっ……イキすぎなんだよ、このドMがっ!」

「ひああああああっ♡」

 

 尻を叩かれてもう一度絶頂し、ラウラがベッドに倒れた。

 肉棒が抜けてそこから精液がこぼれる。

 満身創痍のラウラの尻に、レックスはルージュで線を引いて正の字を書く。

 

「また五回イッたな」

「うん……っ♡」

 

 彼が一回精を放つまで自分が五回も気をやっている。

 

「強いな、そなた……途轍もなく……♡」

「だからラウラが雑魚すぎなんだっての」

「うん。そうかもしれぬ。ここまで自分が弱かったとは知らなかった」

 

 女を磨くならばこういう事も学んだほうがいいのだろうか?

 写真のアリサとエマは口や胸を使ってレックスに奉仕していた。

 ああいうことを自分もやったほうがいいのだろうか?

 レックスにならばああいうことをするのも全く嫌ではない。

 そう、嫌ではないと気が付いた。

 

「もうひとつ……私もやはり“そう”だったらしい。アリサやエマと同じように私もやはり“女”なのだろう。そなたの前では、どうしようもないくらいに」

「何を当たり前のことを言ってんだよ。お前はもうオレのセフレだぜ?」

「ふふ、ならば私が強くなるまでとことん鍛えてもらおうか。とはいえ迷いが晴れたゆえもう一度剣の鍛錬をやり直したい。そなたとの修業は午後からでどうだろう?」

 

 彼女にとっては剣は切り離せないもの。

 それはレックスも理解しているので邪魔するつもりはない。

 

「ハハ――分かった。午後からの修業はハードに行くか?」

「……♡ ああ、望むところだ……♡」

 

◇

 

「――せいッ! ――やあッ! ――はあああっ!」

 

 後日、ラウラのいつも通りの剣の鍛錬。彼女はリィンをイメージして剣を振るう。

 ラウラにとってもっともイメージしやすい仮想の相手はリィンだからだ。

 

「――ふうぅぅぅっ……」

 

 剣を納めて鍛錬を終わると、彼女は剣士から“女”へと戻った。

 宿に戻るとシャワーを浴びて、タオルを巻いただけでベッドに腰かける。

 

「ふむ……ドクターみっしぃか」

 

 それはヴィヴィ経由でレックスから贈られてきたプレゼント。

 ラウラはみっしぃが好きなのでもちろん嬉しいのだが、今までのプレゼントとは何か違う気がする。

 それを抱きしめるとレックスとの行為が思い浮かんでしまう。

 リィンからカメリア・ルージュを貰った時も当然嬉しかったのだが、その時とは全く違う喜びを感じた。

 男性からの贈り物なのにどうしてここまで違うのか。

 それやはり、自分がレックスの前では“女”だからなのだ。

 

「しかしみっしぃは他にも仲間がいる……手放すのは惜しいが、機会があれば誰かに譲るとするか」

 

 譲るにしても、レックスから貰ったドクターみっしぃだけは手元に置いておくのだろう。

 服を着ようとタオルを解く。生まれたままの姿になると、以前のセックスでルージュで正の文字を書かれたことを思い出した。

 今は当然綺麗になっているが、あの時は様々な場所に絶頂の証を刻まれた。

 自然とあの時使ったルージュ……ラウラにとっては「リィンから貰ったもの」ではなく「レックスとの行為で使うもの」に認識が変わったそれを手に取った。

 レックスとする時はまたあの時のように書かれてしまうのだろうか?

 無意識のうちに洗面所に戻り、鏡を使って自分の子宮の位置にルージュで文字を書いていく。

 東方文字の正ではなく、文章をゆっくりと。

 レックス専用雑魚マンコ。

 とんでもないことを書いてしまったにもかかわらず、子宮が疼きだし胸の高鳴りが止められない。

 初体験以降そういう本も読むようになり、身体に落書きするプレイもあると知ったのだ。

 これもできればやってほしい。

 

「そういえば、性行為むけの化粧の仕方というのもあるらしいな。学んでいずれレックスにも見て貰うとしよう。どうか覚悟することだ♡」

 

 ここにはいない彼にそう宣言して、ラウラは“女”の表情で笑うのだった。

 

◇

 

「ふぅ、やっぱり列車の長距離移動は暇……終点まだかな……」

 

 帝国東部を走る列車に乗る銀髪の少女が一人。

 疲れているのか眠そうな表情で列車に揺られている。

 

「東部の猟兵の動き……やっぱり《西風》じゃなさそうかな。ふわあ……なんだか眠くなってきた」

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