※この作品はR-18です。

女神転生 Revive Of Deceased   作:ガンダムラザーニャ

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今後のこと

武蔵さんと行為をしてから、彼女が目覚めるまで廃墟の外を見ていた。

 

ここなら、しばらく大丈夫かな。

 

「…」

 

「終わったようね」

 

と、俺と一体化した存在が頭の中で声を掛けてきた。

 

「うん、これで武蔵さんは、大丈夫だよね」

 

「えぇ、これで消えることなく生きていられるわ。

 

そして、あなたの戦力にもなるのだわ」

 

「そこは改めて武蔵さんに確認したいところだけど…。

 

でもまず、それにここはどこなんだ?

 

そして君は誰なんだ?

 

何で俺と君が一体化してるんだ?」

 

「質問を一気にしないでほしいのだわ。

 

そうね、一つずつ答えましょうか。

 

まず、ここは魔界と呼ばれる場所なのだわ。

 

悪魔が住まう世界で、悪魔とはこの世界に住まう神々と眷属の総称なのだわ」

 

「ま、魔界だって?

 

でも、俺はここにある廃墟に見覚えがあるんだ。

 

俺がここに来る前にいた、東京に」

 

「そこは、武蔵が起きたら案内するから、自分の目で確かめて見るのだわ。

 

あなたと私が一体化してることも、その時に話すから」

 

「わ、わかった。

 

それで、君は?」

 

「私は冥界の女神、エレシュキガル。

 

先ほど遺品から武蔵を蘇らせたのは私の能力なのだわ」

 

「エレシュキガル、さん?」

 

「エレシュキガルで良いのだわ。

 

気軽にそう呼んでほしいのだわ」

 

「わかった。

 

それじゃエレシュキガル、武蔵さんが目覚めたら、今言った場所に連れて行ってくれるか?」

 

「えぇ、わかったのだわ」

 

それからしばらく、武蔵さんが目覚めるまで、廃墟の外を見ていた。

 

「んぅーっ!

 

何だかすっきりした気分ね!」

 

「あっ、武蔵さん!

 

もう大丈夫ですか?」

 

目を覚ました武蔵さんを見て、俺はそう尋ねる。

 

「えぇ! もう大丈夫よ!

 

いやぁ、タケルくんったらあんなに激しくするから、ちょっと疲れたけどね!」

 

と、武蔵さんは腕を頭の後ろに回して照れたように笑いながらそう言う。

 

「す、すいません」

 

「あっはははは! 冗談よ、冗談! そんな謝らないでよ!」

 

と、俺の謝罪を笑い飛ばす武蔵さん。

 

「…それにしてもさ、こことんでもない魔境よね。

 

私も生き返るし、あんな珍妙な怪異の類も出てくるし、ここら一帯が荒れ果ててるしね」

 

「それなんですけど、武蔵さん」

 

俺は武蔵さんにこれからのことを話した。

 

「ふぅん、ここは魔界、ね。

 

だから調べるために辺りを散策したいと」

 

「はい、でも俺一人じゃあ心許ないし、もし良かったら武蔵さんも、一緒に来てくれませんか?」

 

「うぅん、そうねぇ。

 

私もタケルくんには返しきれないくらいの恩があるし、良いわよ。

 

それに、タケルくんと一緒にいれば退屈しなさそうだからね!」

 

「ありがとうございます!武蔵さん」

 

「うんっ!よろしく、タケルくん!」

 

と、俺と握手する武蔵さん。

 

「それじゃ早速、その廃墟の外に出てみましょうか」

 

「はい!行きましょう!」

 

そして俺と武蔵さんは廃墟の外へ出た。

 

「ここが魔界かぁ。

 

何だか空気が重たく感じるわね……」

 

「そうですよね。

 

俺も初めてここに来た時、そう思いました」

 

俺は頭の中でエレシュキガルに案内してもらいながら歩いていく。

 

あれから悪魔は出てこないが、それでも油断はできない。

 

「あ、あの、武蔵さん」

 

「ん?どうしたの?」

 

と、武蔵さんが俺の声に反応する。

 

「その……手、繋ぎませんか? こうすればはぐれないし……」

 

俺は少し恥ずかしがりながらそう言った。

 

すると、武蔵さんは笑顔で俺の手を取った。

 

「うん!良いわよ!」

 

そして俺と武蔵さんは手を繋ぎながら魔界を歩く。

 

こんな世界だけど、武蔵さんみたいな人がいてくれたら、何とかなるかもしれないと、そう思った。

 

だが、この先で俺は、この魔界は元は何だったのかを知ることとなるのであった。

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