◇
自分が汚した場所を掃除するのは、いつだって虚しさを大きく感じてしまう。
お姉ちゃんが漏らしたものであればともかく、そうではない自分のものを処理するときにはどうしても匂いが気になってしまうし、なかなかやる気にはならない。でも、そうしないとホテルの人に迷惑をかけてしまうし、仕方のないことだと思いながら、私は床のおしっこを処理した。
処理を完了した後、私は一瞬だけシャワーを浴びて、身体についた一部の体液を流した。処理するときについてしまった汚れの処理、膝だったり、直接触れてしまった指であったり。それをお姉ちゃんに舐めてもらうプレイなんかも考えて、えっちだなぁ、とか考えたけれど、今日の主役はお姉ちゃんだから、ということで清い身で早速お姉ちゃんのもとへと向かった。
わざとらしく扉を開く音を大きく出して、ふんふん、と鼻歌を奏でながらベッドに向かう。
「み、みかん! みかんっ!」
私がその場に来たことを察したお姉ちゃんは、嬉しそうに腰をぴくぴくと振り上げている。秘部から漏れるおつゆはベッドの底にも染みついていそうなほどに垂れていて、シーツはお漏らしでもした時かのように濡れている。……というか、私が吹かせたのだから、当たり前っちゃ当たり前か。
「ただいま、お姉ちゃんっ」
お姉ちゃんに顔は見られていないものの、それでもニコニコと微笑みながら、私は柚子の方へと近づいていく。彼女が触れることのできないくらいのベッドの位置に座り込んで、そこに私がいることを伝えるようにする。
「みかんちゃん、ずっと、ずっと待ってたんだよ? 本当にシャワーに行くなんて思わなかったから……」
「うんうん、ごめんね。ほら、お姉ちゃん、さっき触って欲しくなさそうだったから、自分の気持ちを落ち着かせるために──」
私がそれっぽい言い訳を取り繕ってみると、そこに食い込むように早く「え、ええとね」とお姉ちゃんは気まずそうに言う。
「それ、なんだけどね。あの、その……。また、触ってもらえないかなって」
「……えー?」
あからさまに間をためながら、私はお姉ちゃんの言葉に息をつく。予想通り、というか、さっきからその様子を見ていたので知っています、と心の中で腕組をしながら、お姉ちゃんがどのように私へと媚びるのかを観察する。
「わ、わがままだってことはわかってる! でもね、本当にもう限界なのっ。おまんこがかゆくて、熱くて仕方ないのっ!」
「ふーん。……それでー?」
ここまでお姉ちゃんが私に媚びることはなかっただろう。今でもベッドの上で腰をばたばたと動かして、私に触ってほしそうに、固定されている以上に股を開いている。だらしなく開いた小陰唇は私の指を求めるように、ぱっくりと開いていて、そこから膣液がだらだらと垂れていくのが、本当にえっちだ、と思ってしまう。
でも、それでも触らない。お姉ちゃんが直接、私を求めるように言わない限り、ぜったいに触ってあげない。もう体は私のすべてを求めているようにしているけれど、心まで私に堕ちてもらわないと困るから。
「そ、それでって、わかるでしょ? お姉ちゃん、蜜柑の、……指が、欲しいの……」
──指、ってまた言った。
「へえ、そうなん、だ──」
「──ひぐぅっ」
私は、お姉ちゃんに求められたままに、私の指を柚子の中に入れていく。指は一本、中指だけ。さっきみたいに複数本入れるようなことはしなくて、求められるままに指を一本だけ入れる。
「──そ、それぇ……。それ、な、……、の……」
そして、私が彼女の言う通りに指を膣に入れた、というのに、特に一瞬喘ぐ以外は、面白い反応をお姉ちゃんは返さない。
「み、みかん……?」
「ん? どうしたの?」
私はお姉ちゃんのお願いをきちんと聞いてあげている。いつも、お姉ちゃんが気持ちよくなることを考えながら、今だって乞われた指をそのまま入れている。まあ、そりゃ、本数は少ないけれど、それでもお願い通りにきちんと指を入れている。
「ほら、きちんと挿れてあげたよ? 指」
「あ、あの、えっと、そうじゃ、そうじゃなくて──」
うん。今、私の中指の腹で感じるのは、お姉ちゃんの確かな体温。皮膚とは違ってより熱くなっている膣内。指を求めるように収縮したり、元に戻ったり、なんとか指の感触を確かめようとする、お姉ちゃんのおまんこ。
「お姉ちゃんは私の指が、欲しいんだもんね?」
──だから、指だけ入れてあげている。
──お姉ちゃんは、私のことはいらないみたいだし。
「え、え」
「ほら、お姉ちゃん、ずっとさっきから指がほしいって言ってたじゃん。シャワー室にいるときも聞こえてきたよ? 指がほしい、指がほしいって。だから、ちゃんと指、入れてあげてるよ?」
指だけがお風呂に入っているみたいだな、と私は思った。
今まではお姉ちゃんが言えない、と思っていたから、私が融通を利かせて、その上で配慮として指を動かしていたけれど──。
「──大好きな私の指だねぇ。よかったねぇ」
──でも、もう動かさない。動かしてあげない。
私の指を動かしているのは、いつだって私の意思。その私を蔑ろにするようなお姉ちゃんの言動には、反省してもらわなければいけない。
指じゃなくて、私がほしいって。
蜜柑がお姉ちゃんには必要だって。
きちんと、はっきり声に出すまで。
──私は、指を動かさない。
◆
「はあ、私はなんてお姉ちゃん思いの妹なんだろうなぁ!」
私はわざとそんな声を吐き出しながら、そうしてお姉ちゃんに向けて言葉をかけていく。
「お姉ちゃんが欲しがっている指を、そのまま入れてあげて、すごくいい妹だなぁ!」
「そ、そうじゃなくてっ、ね──」
「──はー、これでお姉ちゃんは気持ちよくなっちゃうなぁ!」
お姉ちゃんの声をかき消しながら、お姉ちゃんにしか届かない声を私は紡いでいく。
腰は私の指を入れてからは止まったまんまだ。私に動いてほしそうに、膣内は私の指を締め付けては離すけれど、それでも指は動かしてあげない。
「そ、そうじゃないの、指、欲しいけど、そうじゃないのっ」
「……あー、暇だなぁ。携帯でも眺めようかなぁ」
「み、蜜柑? わかってるでしょ? ねえ、もう焦らすの、やめてよっ、お願いだから──」
「よいしょっと」
私はお姉ちゃんに指を入れながら、近くにある鞄を足でとってきて、入れていない片方の手で中をまさぐってみる。
中から取り出したのはスマートフォン。実際、お姉ちゃんが私という存在を求めるまでは退屈だから、とりあえず暇つぶしにそれを触ってみる。
「うーん。携帯やってても暇だなぁ」
「おね、お願い! ねぇ、なんでも、なんでもするから、早くおまんこ引っ掻いて、引っ掻いてぇ!」
「……」
あっ、そうだ。どうせならお姉ちゃんのこの痴態をビデオに撮って、今後のおかずにしよう! ……ええと、ぜったいに流出させたくないから、クラウドを切って、それで──。
──ピコン。
「ね、ねぇ! 何の音?! 今、カメラの音、聞こえたよっ?!」
「うんうん、そうだねぇ。カメラだねぇ」
「や、やめてよっ、それは、本当にいやだ、いやだよぉっ」
「うんうん、嫌だよねぇ。わかるわかる」
大丈夫、流出はさせないから。
そんなことを返しながら、お姉ちゃんの言葉も流していく。
まだ、お姉ちゃんから懇願の言葉はないから、カメラで撮影するくらいしか、やることはない。
「うーん、やっぱ縦にとった方が見映えはいいかなぁ──」
私はどうすればいい画角になるかを考えながら、携帯を横にしたり、縦にしてみたりする。
──私が、そう言いだした途端のことだった。
「──んーんっ、んっ、んーん、ふっ、ふぅっ」
──お姉ちゃんが、ひとりでに腰を動かし始めていた。
私の中指を膣に入れながら、私の指の感触を味わうように、腰を前後に動かしている。
といっても、両腕両足が固定されているから、微々たる動きにしかなりはしない。それでも、お姉ちゃんは必死に腰を動かして、それで私の指を感じ取ろうとしている。
──やばっ、マジで可愛すぎる……。
私はその動きを逃さないように、スマートフォンを縦にして、全体でお姉ちゃんの恥ずかしい姿を画角に収めていく。カメラで撮られている、ということをお姉ちゃんは知っているはずなのに、それでも躊躇うことなく、お姉ちゃんは腰を──。
「──足りない、足りない足りないっ!! お願い、もう限界なの! かゆい、かゆいんだって!! 本当にかゆいの! 熱いの!! お願いだから、引っ掻いて!!」
──まあ、それでも懇願するようにお姉ちゃんは言葉をやめないんだけど。
「お願い、お願いお願いお願い、お願いします、みかんっ、ねえ、みかんちゃん。さ、さまってつけたほうが嬉しいのっ? そういうことっ? わかった、みかんさま、お願いします、お願いします、指、指を動かして、動かしてよぉっ」
「──でも、お姉ちゃんは私の指だけが必要で、私はいらないんでしょ?」
「──えっ」
困惑したような声を上げるお姉ちゃんの声。
「だって、そうじゃん。ずっと、私の指を求めて、私の指だけ好きって言って、それでも私のこと、好きって言ってくれないじゃん」
「ち、ちがうっ! そうじゃ、そうじゃないよっ」
「──嘘つき」
私は、お姉ちゃんの中から指を離した──。
「──な、なんでぇっ!? 指、いなくなっちゃうのぉ?!」
「ほら。今だって結局指だけ求めてるじゃん」
私は、どこかのヒス構文を頭の中に思い浮かべながら、状況に対して言葉を並べていく。
「結局そうじゃん。さっきだって、私がいらないみたいに腰を動かしていたんだし、私の指だけがほしくて、私はいらないんでしょ? ずっとずっと、私の指、好きって言ってたもんね。わかってる、わかってまーす。ずっとわかってました。うん。わかってたから、もうやめる。お姉ちゃん、ずっと指が、指がぁって言ってたもんね。もういいよ。知らない。私、帰る」
本心と悪戯心が半々あって、そんな言葉を饒舌に並べることができた。
「よかったね、もう私とえっちなことしなくて済むんだから。本当によかったねぇ!」
わざとらしく鞄の物音を立てながら、帰る支度をしていることを示すようにする。いや、実際にはローションと、夜の続きように使うガーゼであったり、弱めの力のある洗濯ばさみを床にばらまいているだけなんだけど。
「ち、ちがうの! 私、私はっ──」
「言い訳はもういいよ。ほら、お姉ちゃん、もう私とえっちしたくないんでしょ。じゃなきゃ、一週間前にあんなこと言わなかったもんね。わかってます、わかってますから」
徐々に敬語にして、精神的な距離を演出しながら──。
「──これからは他人だね、柚子”さん“」
──畳みかけるように、心を折るための言葉を、お姉ちゃんの名前を、呟い──。
「──ちがうのっ!! 私、みかんが好きだもんっっ!!」
「……」
お姉ちゃんの言葉に、一瞬だけ意識が止まる。
「ずっと、ずっとみかんが好きだもんっ、本当だもん! ずっと好きだもんっ!」
「……でも、どうせ妹として、なんでしょ?」
この時、私はお姉ちゃんを堕落させる、とかそういう考えは全くなく、素面のままで言葉を吐いて──。
「──妹としてじゃないよっ、と、特別な人、としてっ、す、好きだもんっっ!!」
──そして、お姉ちゃんの言葉で、私の理性は吹き飛んだ。
◇
床にばらまいたアダルトグッズを無視して、私はお姉ちゃんの上にのしかかった。持っていたスマートフォンもそのまま床に落としてしまったけれど、今はすべてがどうでもいい。
一瞬、うぐっ、と重みがかかったことに驚くお姉ちゃんの姿があったけれど、そんなことを無視して、私は柚子の唇にキスをする。
いつもみたいに性的な快感を求めるものではなく、本当に好き同士でするキスを、唇を合わせるだけのキスを私はする。
「──んんっ」
「んっ、んっ」
私の唇に応えようと、角度を変えてきちんと唇に合わせてくる柚子。私はお姉ちゃんの言葉が嬉しくて、ただただ唇を合わせて、愛を確かめ合うようにする。
「ずっと、ずっと聞きたかったの、その言葉」と私がお姉ちゃんの口から離して言葉を吐くと、「ごめん、ごめんね」と柚子は謝罪を繰り返した。
「ずっと、ずっと不安だったもん。不安で、仕方がなかったもん……」
「そ、そうだよね。ずっと、不安にさせて、ごめん、ね?」
──あれ、今日はお姉ちゃんが主役になる日なのに、それでも柚子の言葉で涙があふれ出てしまいそうになる。嬉しすぎて、なんか、今まで以上に苦しいものやら、言葉にしようのないものやらが、すべて涙として零れてしまいそうになる。
でも、言質はとった。きちんと、お姉ちゃんから好きだと、言ってもらった。初めて、きちんと私を好きだって、お姉ちゃんは言ってくれた。
「お姉ちゃんは、私のことが好きなんだよねっ?」
「うん、うんっ! 好き、大好きだよ、だ、だから──」
「──わかった!」
もう、お姉ちゃんがしたいことはよくわかっている。その期待に応えるように、私はお姉ちゃんの秘部へと指を伸ばした。
その間、愛を確かめ合うことを続けたくて、柚子の唇に何度もキスをする。私はただ唇をあてがうだけでもうれしい気持ちがいっぱいだったけれど、その気持ちに更に応えるように、お姉ちゃんは私の口の中に舌をねじ込ませて──。
「──んん、んふっ」
「──んっ、ふっ」
くすぐったい、くすぐったい。口の中の上部を舌でくすぐられて、くすぐったい。
これは、お姉ちゃんの期待に応えてあげるしかない。私は、さっそくお姉ちゃんのお願いに従うべく、指をそのまま中へ入れた。
──そして、中で引っ掻くことを忘れないように、
「──んんっ! ん! んんんっっ!」
口の中でお姉ちゃんの声がする。息が漏れていく。舌がうごめいている。私も合わせるように、指を動かして、そして舌を動かしていく。互いに舌で手をつなぐみたいに、執拗に絡み合って、唾液を交換する。
あっ、片手だけじゃ寂しいだろうな。でも、キスしながらだと難しい。どうしようかな、そうだ、乳首も弄ってあげなきゃ。
──くいっ、くいぃぃ。
「──っ!! んんんっ!!」
「──んはぁっ、いい? 気持ちいい?」
私がお姉ちゃんの唇から口を離して、そんなことを聞くと、こくこく、と激しく頷きながら「すごい、すごいよっ、すごく、気持ちいい!」とはっきりと恥ずかしげもなく悶える声をあげていく。
それなら、もっと楽しませてあげなければいけない。一応、お姉ちゃんの日なんだから。私だけじゃダメなんだから。
「──あァっ!!」
指をお姉ちゃんの中で曲げるようにして、ポイントを的確に引っ掻いてみる。きっと、全体で引っ掻いてほしいだろうけれど、それはまた後で。
──ぐいっ、ぐいっ、ぐいっ。
今、お姉ちゃんとはキスしていないから、せっかくならお姉ちゃんのあそこともキスをしてあげたい。せっかく、この後のためにクリトリスを引っ張って大きくしたんだし、舌で弄っていくのも悪くはないだろう。
お姉ちゃんの中に指を入れながら、少しだけ体勢を変える。乳首からは手を離して、お姉ちゃんのおまんこのそばまで顔を近づける。
「……すっごいいやらしいにおいだよっ」
人には嗅がせてはいけないような、発情していることがわかるくらいの酸味のある匂い。でも、心地は悪くなくて、湯気でも立ちそうな雰囲気のある愛液を、おまんこのびらびら、としている部分を舐めとろうとしてみる。
「い、言わないで──あああっ! それぇ!」
小陰唇を舌だけでかき混ぜるように。指が邪魔で上半分しかなぞれないけれど、それでも光沢のあるピンク色のそれを、しつこく唾液に上書きしていく。
すっぱい、からい。からいのは、私の入れたローションのせいかもしれない。でも、美味しい。ずっと舐めとってあげられる──。
──じゅる、じゅるるるる、ずりゅりゅりゅりゅりゅっ。
「──くりぃ、くりすきぃ!! それ、大好きぃ!」
本当はこんなに刺激したら痛いくらいのはずなのに、それでもお姉ちゃんは喘ぎ声をあげてくれる。よほど我慢をさせられていたからか、もしくはマゾの体質があるのか。
でも、そんなことは関係ない。これで悦んでくれるのであれば、それを続けるまでだ。
──ずりゅりゅりゅ、ずりゅりゅりゅ。 ぐにゅり、ぐにゅり、ぐにゅり──。
同時に、お姉ちゃんがしてもらいたいことを、私の体で想像して、その想像に応えるように、口でなぶり、指先で転がす。爪は膣を引っ掻かないように、指の腹を立てるようにして、口先では歯が当たらないように、唇の芯だけで甘噛みしては吸っていく──。
「それぇ!! それぇぇぇっ!」
もう、お姉ちゃんったら、叫びすぎて声が変になってる。そんな意地悪を返したくなったけれど、今はお姉ちゃんの期待に応えてあげなければ。
──あっ、もうイキそうだ。すごい、刺激して、刺激して、と膣内がより指を強く締め付けていく。曲げている指さえも包むように、収縮するリズムが小刻みになっていく。
「──イキそうなんだね。いいよ。今度は、きちんとゼロって言ったらイッてね。約束だよ? もう焦らしたりはしないから」
「──わかったっ! わかったぁ!」
私はクリトリスから口を離して、カウントの準備をする。今度は短めにしてあげた方がいいだろう。
私は、引っ掻くリズムを締め付けてくる動きに合わせていく。
「さんっ、にぃ──」
「──ひゃあっ! いく、いきますっ」
「いち、──ぜーろっ」
ぐにゅり、ぐっっにゅっっり。
「──あああああはぁっ」
──どくん、どくんと、お姉ちゃんの中から伝わる鼓動。指先に感じるお姉ちゃんの体温。
──じょろ、じょろろろろ、と目の前でおしっこを流すお姉ちゃんのおまんこ。本当に私たちは姉妹なんだなぁ、とそんな姿を見て嬉しくなる衝動。
「──ごきゅっ、ごきゅっ」
「や、やめてっ、きたないよぉ──」
「ごきゅっ、ごきゅっ──」
お姉ちゃんのおしっこが汚いわけがない。私のことを好きでいてくれるお姉ちゃんが汚いわけがない。私と同じイき方をするお姉ちゃんが汚いわけがない。
もったいない、もったいない、もったいないから、全部飲む。
少ししか垂れてこないけれど、それでも、お姉ちゃんの尿道に口をあてがって、最後の一滴まで──。
ごきゅっ、ごきゅっ。
そして、忘れないように──。
「──ちゅっ、じゅるるるるるる」
「ま、まっ──」
「じゅるるるるるるる──」
クリトリスに愛のキスをして、私は、またお姉ちゃんをイかせるための動きを再び始めた。
【わざとらしく鞄の物音を立てながら、帰る支度をしていることを示すようにする。いや、実際には”ローションボトル”と、”夜の続きように使うガーゼ”であったり、弱めの力のある洗濯ばさみを床にばらまいているだけなんだけど。】
【今、お姉ちゃんとはキスしていないから、せっかくならお姉ちゃんのあそこともキスをしてあげたい。せっかく、この後のために”クリトリスを引っ張って大きくしたんだし”、舌で弄っていくのも悪くはないだろう。】
──あとは、わかるね?(暗黒微笑)