※この作品はR-18です。

妹によるお姉ちゃん開発日記   作:ひざぎ

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第四話

 

 柚子の胸は私の唾液にまみれていた。いつまでも彼女の胸に縋るようにしたい、という気持ちも正直あったけれど、それだけで終わるにはどこか物足りない。

 

 私は自身の性器に触れていないし、柚子のものにも触れていない。昨日彼女の中に感じた温もりを、この指先で確かめるまでは、今日の私は眠れないような気がする。

 

 ふう、と何度目かの息を吐く。実の姉に対してやるべきことではない、という理解が及んでいるからこその、決意を踏みしめるための呼吸を何度か繰り返す。そもそも姉妹とか以前の問題であり、女同士でこんなことをやるなんて、ちょっとどうかしているかもしれない。

 

「ま、多様性ってやつだよね」

 

 そんな開き直りをしながら、私は彼女の下半身を見つめてみる。

 

 昨日とは違って下着だけで終わっていない。短めの黒いジャージパンツを彼女は履いていて、彼女の下腹部に触れるのにはちょっとだけ難を強いられる。

 

 一応、以前と同じように太ももをソファーの背もたれにかけて開脚するようにするけれど、一人の人間の体重がかかっている腰をあげるのには相応の労力がかかってしまう。少し重いな、と感じながらも、なんとか柚子のパンツを脱がせることに成功した。後始末を考えながら、完全に脱がせることはしなくて、ソファーにかけている足に引っ掛けるような形で残しておく。 

 

 そして現れる彼女の下着。ブラの水色とは異なって、薄い灰色のものを吐いている。

 

「ちょっとずぼらじゃないかなぁ」

 

 どうせなら上下で同じように色を合わせてほしいな、という感覚もあったけれど、そんなことはさておいて、さっそく彼女の下半身に、下腹部に触れてみる。

 

 彼女の体温の熱を感じ取りながら、彼女の秘部を布越しに触れてみる。そこだけでも心地のいい温もりを感じるけれど、私はより中身を確かめたくなって、昨日と同様に下着を鼠径部の方へとずらした。後処理が楽だから。

 

「昨日ぶりだね」

 

 ハートでもつけそうな勢いの声音。テンションが異様に高くなってしまった自分のそれに自身で引きながら、それでも彼女のそれを見つめてみる。

 

 昨日は指で触れた。彼女の大陰唇に、そして小陰唇に。昨日と同じことをするのも悪くはないけれど、これは実験のようなものだ。実験というからにはほかのことも試行錯誤してみて、いろいろな方法で姉を攻めてみたい、そんな気持ちが私の中にはある。

 

「……でも、とにもかくにも濡らさなきゃ始まらないよね」

 

 私はそう考えて、結局彼女の大陰唇を左右でつまみながら、小陰唇を包むようにする。控えめなびらびらが厚ぼったい肉に圧されて縮む光景を目にしながら、彼女が少しずつ感じてくれることを祈った。

 

 このぷにぷにとも言えない感触はやはり癖になる。癖になりはするけれど、正直先ほど触れた胸よりも満足感は少ないかもしれない。というか、これだけで彼女が感じてくれるのか、そして準備のために濡らしてくれるのかはわからない。

 

「私は結構好きなんだけどね」

 

 じっくりと自慰の時間を味わうときにはちょうどいい刺激。そもそも私は指入れよりも外側を刺激する方が快楽を覚えやすいので、よくそんなことをしてしまうのだが、姉もそうだとは限らない。でも、実際に昨日触れたときにはそれで濡れてくれてはいたので、まあ大丈夫だろうか。

 

「……あっ」

 

 そこでなんとなく思いついた濡らす方法。

 

 それならば、彼女の内側から濡れることに期待するのではなく、外側から濡らしてしまえば手っ取り早いのではないだろうか。

 

「天才だ私」

 

 いけないことをしている罪悪感を危うい自己肯定感が誤魔化しながら、私はどうやって濡らそうか、ということを考えてみる。

 

 自室に戻ればローションがある。いろいろな道具を通販で頼んだ時に買ったものがまだ残っているけれど、人肌の温度に温めなければ冷たさで起きてしまうかもしれない。また、風呂に入らなければぬるぬるとした感触はとれることがないため、もしかしたら今度こそ柚子に勘づかれる可能性がある。

 

 それはよくない。柚子に怪しまれたら、せっかくリビングで勉強している彼女が自室で勉強を始めてしまうかもしれない。彼女の部屋には鍵がかかっているから、そうなってしまえばみすみすと機会を失ってしまうことになる。

 

「……」

 

 ごくり、と息を呑む。思いついてしまった行為の変態さに、自分自身で笑ってしまう。

 

 人肌の温度であり、ぬるぬるしているもの。そんなの二つしかない。しかも迅速に用意できるものに限ってしまえばひとつだけだ。

 

「ごくり……」

 

 いちいち言葉に出して、素面になろうとする自分を誤魔化そうとする。私は早速行動に移すことにした。

 

 

 

 

「まさか初キスよりもこちらが最初になるとは……」

 

 私は彼女の股の間になんとか埋もれながら、そんなことをつぶやいてみる。

 

 目と鼻の先にある彼女のピンク色の秘密の部分。私が刺激したことによって、少し充血しているようにてかりを見せているそれは、より好奇心と背徳感を募らせていく。

 

 ……本当にやるのか、と自分自身に問うてみる。本当に彼女の秘部を、本当に舐めるのか、と自分自身で聞いてみる。

 

 倫理観、もしくは衛生感のようなものが意識の裏側に回る。汚くないか、本当にそこまでしていいのだろうか、とか、最初はキスからするべきなのではないか、とか、いろいろな思考がぐるぐると回る。

 

 いや、絶対汚くないし。柚子は風呂とか入ったし、いつもきれいに洗ってるだろうし、いい匂いだし、大丈夫だと思う。

 

「というか、お姉ちゃんとのファーストキスがこっちのほうが興奮するし」

 

 改めて言葉に出しながら、私はそうして目と鼻の先にあるそれに、ふー、と息を吹きかけてみる。

 

 どんな感覚なんだろう、自分では味わえないからやってみてはいるけれど、息を吹き込まれるだけでどんな気持ちよさが姉の体を這い回るのだろう。

 

 息を吹きかけると、私の目の前にある肉豆が少しだけ反応した、ような気がする。控えめにないそれが、ぴく、っと震えたように見えたのは気のせいだろうか。

 

「……とりあえず、いただきますか」

 

 そんなくだらないことを考えるよりも、まずは実践するのが第一だろう。

 

 私はそんな気持ちになって、両指で彼女の膣口を広げながら、出した舌先でそれを舐めるようにした。

 

 試しに、れろっ、と一回だけ舐めあげてみる。どんな味がするのだろう、とかそんな好奇心のために一度舐めたら止めてみて、淡々と舌の中に残る味があるかを確かめてみる。というか、そんなことをしている自分が気持ち悪いな、と心底思ってしまう。

 

「……無味無臭だ」

 

 味はしなかった。少しの酸味はあるような気がしないでもないけれど、それ以外に感じられるものはなかった。酸味といっても、ほとんど舌に障るようなものではなくて、この調子なら延々と舐められるような気がする。

 

 よーし、と間延びした声を出しながら、れろぉ、と舌を思いっきり出してみる。まるで発情期の犬みたいだな、と自身で思ってしまう。

 

 舌先で彼女の膣口をなぞった。私の唾液で濡れそぼつそれを舌で撫でながら、上の方へと移動する。次は尿道だった。尿道こそは何か味がするかもな、と思いながら舌で味わうものの、特に得られるものはなかった。酸味も特に感じられそうにはない。

 

「本当にきれいに洗ってるんだなぁ」

 

 感心するような気持ち。それはそれとして、こんな部分まで大事にするように洗っているのは、彼女が潔癖症とかだから? とか一瞬考察してみる。けれど、そんな理由なんてどうでもよくなって、今度は尿道から上、彼女のクリトリスを舌で転がすようにしてみた。

 

「んっ」

 

「……おお」

 

 反応があった。確かに反応があった。苦しそうな声でもなく、くすぐったそうな声でもない。艶やかな喘ぎ声が耳に届いた。

 

「やっぱりエロ漫画みたいにクリを舐められると気持ちいいのかな」

 

 私はあまりクリをいじるのが好きじゃない。刺激が強すぎて、優しくいじっても違う部分に触れたくなってしまう。けれど、舌先の感触であれば、もしかしたら柚子のような声を出せるのかもしれない。

 

「でもなぁ……」

 

 妹が姉のことを恋愛対象として、そして性的な対象で見ているとは口が裂けても言えないわけで、心の中で期待してしまう姉との情事は妄想でしかないことを私は知っている。

 

 そう考えると悔しくなる。悔しくなって、私は柚子のクリトリスを刺激するように、れろ、れろ、と上下に舐め回していく。

 

「んっ、……ふっ」

 

 舐めるたびに反応がある。本当に気持ちがいいのかもしれない。もし私のように刺激を強く感じて苦しくなっていたらどうしよう。けれど。

 

「苦しかったら起きるよね」

 

 そんなことを免罪符に、れろ、れろ、と彼女の肉豆を愛でていく。

 

 次第にクリの大きさが変わるような錯覚をする。舌先にちょこん、としかなかった存在が、だんだんと口で甘噛みできるほど艶やかに大きくなっている。気のせいだろうか、と一度口を離して、まじまじと彼女のクリトリスを観察してみる。

 

「……やっぱりおっきくなってる?」

 

 刺激を続けたせいなのだろうか。確かに大きくなっているような気がする。昨日見た彼女の光景と確実に異なっていて、より攻めてほしいということを示すように、姉のそれは大きくなっている。

 

「えっちじゃん……」

 

 私はそう呟いてから、今度は舌先で転がすのではなく、乳頭を吸い込むのと同じように、彼女の肉豆を咀嚼するようにした。

 

 ちゅる、ちゅる、と完全に塞ぎきれない空気の音を、少し下品な音を私の口から漏らして、彼女の肉豆を口の中に吸引する。

 

 少し酸味のある液体が口に飛び込んでくる。ぴゅっ、とするような感覚が口の中に弾けていった。

 

「……めっちゃ感じるじゃん」

 

 私も姉に吸われたい。そんな欲望を抱きながら、彼女の肉豆を舐めながら、吸引をして彼女の体を堪能していく。

 

「ん、んんっ」

 

 リズミカルに、もしくは不定期な拍で柚子は喘ぎ声を刻んでいく。その声に湧き立つムラッとした衝動。私は空いている手で彼女の中に指を入れた。

 

 舌先で肉豆を転がしながら、私の口だけでは攻めきれない膣口を攻めていく。容易に左手は彼女の中に侵入していく。侵入する前から指先に温かい愛液が触れるのを感じる。

 

「やっば……」

 

 興奮のまま、彼女に舌を含めたまま、右手でも彼女の膣穴に触れていく。濡れているのをいいことに、愛液で指を濡らして、今度は右手を自分を慰めるための道具として使うことにする。

 

「お、おねぇちゃん……」

 

 姉の体液を自分に入れる背徳感。というか、本当に変態でしかない行為だな、という自覚も一瞬で消え去っていく。

 

「お姉ちゃんに触れてほしい、慰めてほしいよぉ……」

 

 誰にも届くことはない懇願の声。それでも、自分の右手が姉の手であることを想像しながら、互いに慰めるように両の手の指先を引っ掻くように抉っていく。

 

 姉が感じるらしいポイントはよくわかっている。私と同じところだということが何よりもうれしい。自分と似通っているポイントを見つけるたびに、本当に姉妹なんだな、という充足感に満たされる。

 

 彼女の中にある指先を尿道の方へとむけながら、同じように自分の指もリンクしていく。

 

 にゅり、にゅり。ちゅる、じゅるじゅる。

 

 指先から伝わってくる音。高まってくる自分の快楽に身をよじらせたくなってしまう。

 

「ん、んん、ん──」

 

「──ひもひい、ひもひいよぉ……」

 

 柚子の中にある指が、膣肉がうねるのを感じ取る。びく、びく、と鼓動のように大きくうねるそれに、私もタイミングを合わせたくなる。

 

 ちゅる、ぢゅるるる、ぢゅる。

 

 にゅり、にゅり、にゅ──。

 

 

 

「────」

 

「──んくっ……」

 

 

 

 びく、びく、と自らの腰が快楽の拠り所を求めて動いてしまう。力が抜けて、快楽の線が震えて、息が苦しくなる。

 

 ぴゅっ、と口先に彼女の体液が、勢いよく弾けてくる。酸味と無味の中間にある体液が、私の中に飛び込んでくる。

 

 ──ごくっ。

 

「……やば、力、入らない」

 

 ……というか、姉の体液を、というかおしっこを呑んでしまったような気がする。勢い余った部分はあるけれど、それでもやらかした部分があまりにも大きいような……。

 

「……いや、そんなことを考えている場合じゃないな」

 

 絶頂をして放心しそうになる意識の目を覚ましてやって、私は彼女に縋っていた秘部から距離を置いた。たらー、と糸を引くもの。唾液か、それとも彼女の愛液かわからないものがまだ彼女と繋がっていることを示すような気がする。

 

「……満足っ」

 

 言葉にして、名残惜しさをかき消していく。というか、実際今日に関しては満点だったような気がする。なにが、と聞かれれば困ってしまうが、とにかく今日はすごくよかった。

 

「それじゃあお片付けお片付け!」

 

 そうして私は、ほぼ裸のような状態にある姉の体を、そして事後を示すような体液まみれの彼女の体の処理をする。唯一、愛液が垂れてしまったソファーが気がかりではあるけれど……。

 

「ま、大丈夫でしょっ」

 

 あらかた彼女が寝ているときと同じような状態に戻して、私は、ふう、と息を吐く。

 

 これをオカズにしてもう一回ひとりで楽しもう。そんなことを思いながら私は自室の方へと戻っていった。




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