キスショットは、ゆっくりと俺の方に寄り添いながら、舐める。
頬を舐めながら、汗を舐める動作。
それと共に俺の肉棒へと手を伸ばし、優しく握り締めた。
ビクンと反応するそれを愛おしそうに見つめると、そのままキスをする。
そして今度は唇ではなく、舌で舐め始めた。
まるで犬のようにペロペロと、先程までとは違いゆっくりと丁寧に。
時折、キスをして吸い付く。
その度に俺の身体は震えるのだが、しかしやはり動かなかった。
身体を動かす事が出来ない。いや、動かしたくないのだ。
この快楽から逃げたくない。もっと欲しい。そんな思いだけが頭を埋め尽くす。
そんな中でもなんとか声を出す事は出来た。
俺は、喘ぐように言う。
もう限界だと。これ以上されたらどうにかなってしまうと。
しかし彼女は止まらない。
俺の言葉を聞いてもなお、動き続ける。
そしてとうとう我慢の限界が訪れた時、彼女の手が止まった。
「ククッ、こういうのはじっくりと時間をかけてやる方が良いらしいからのぅ」
その言葉と共に勃起した肉棒を、キスショットは見て、笑みを浮かべる。
キスショットは、そのままそっと立ち上がると共に俺の肉棒に対してゆっくりと自身の秘部を押しつける。
「さて、どうして欲しい?」
そう言ってキスショットは笑う。
それはまさに妖艶と呼ぶに相応しい姿だった。
「さて、どうして欲しい?」
キスショットはそう言いつつ、俺の方を見る。
その視線に思わず息を飲むが、しかしその身体は依然として動かない。
「どうじゃ」
笑みを浮かべ、問いかけられた言葉に対して。
「・・・入れさせて欲しいっ」
そう、素直に言った。
キスショットは、その答えを待っていたと言わんばかりに笑みを浮かべ、そして。
「あぁ、じっくりと喰わせて貰う」
そう、俺の肉棒を指差して言う。
その言葉に俺は興奮を覚えると同時に、不安を覚えた。
今までの経験上、彼女がこういった時に本当にじっくりと時間をかけるという事を知っていたからだ。
しかし、今の彼女にそれを止めるつもりは無いらしく。
ゆっくりと俺の上に跨り、腰を落とす。
ゆっくりと、焦らす様に。
亀頭が触れ合う感触があり、そのままゆっくりと中に入っていく。
ゆっくり、ゆっくりと。少しずつ。
「ぐっ!!」
その動きに合わせて声が漏れるが、しかしそれ以上の声をキスショットが上げた。
「あぁぁぁぁぁあああ♡これは凄いっ♡これはっ♡ああぁぁああああ♡♡♡」
その声は嬌声というよりは悲鳴に近いものだった。
その表情はとても恍惚としており、口元からは涎を垂らしている。
目は潤み、頬は紅潮している。とてもではないが苦痛を感じているとは思えない表情だ。
それにつられてか、それとも俺自身の意思なのか、俺もまた声を漏らす。「くっ!あっ!」という声が口から漏れ出す。
それを聞いてか、キスショットは嬉しそうな笑みを浮かべた。
それから一気に腰を下ろす。
ズブブッ!っと音を立てながら、根元まで入った。
「うっ!」
あまりの快感に声が出てしまう。
キスショットはと言うと、ビクビクッと身体を痙攣させていた。
どうやら軽く達してしまったようだ。
だが、それも束の間の事だったようで、すぐに余裕の表情を取り戻す。
「かっはっ!……なるほど、確かに凄まじいな。これほどのモノは儂ですら初めてだ」
そう言いながらも彼女は動きを止めない。
上下に動くのではなく、前後にグラインドするように動かしていく。
膣壁が擦れる度に、俺は声を上げそうになるほどの快感を感じていた。
そしてそれは彼女も同じのようで、彼女は気持ちよさそうな表情を浮かべていた。
だがそれ以上に、彼女は俺の肉棒に夢中になっているようだった。
「んっ、ふっ、どうだ?気持ちいいだろう?」
そう言われると頷くしかない。実際その通りだし、事実気持ち良すぎるぐらいだ。
「そうか、ならば良かった」と言いながらも彼女は上下運動を止めない。むしろどんどん早くなっている気がする。
そんな状態で数十分が経過した頃だろうか。そろそろ限界が近い事を悟って、俺はキスをせがむ。
すると彼女もそれに応えてくれて、舌を絡ませてくる。
「んっ、ちゅっ、れろっ、んむっ♡」
唾液を交換しあいながら、舌同士でセックスするかのような濃厚なキスをする。その間も彼女の動きは止まらず、むしろ激しくなる一方だった。
やがて、その瞬間が訪れる。
「んっ!?んんんんんっ♡」
キスショットの身体が大きく跳ね上がり、同時に膣内が強く締まるのを感じた瞬間、俺も限界を迎えた。
びゅるるる!!どぴゅー!!どくんどくん!!と大量の精液をキスショットに流し込む感覚がある。
「んんんんんんんん♡♡♡!!!」
キスショットはそれを受け止めつつ、なおも動き続ける。
射精しながらも尚続くピストン運動に頭が真っ白になるような快感を覚えながらも、それでもキスショットの動きは止まらない。
それどころか更に激しさを増すばかりで、このままでは壊れてしまいそうだと思ったところでようやく解放されたのだった。
キスショットは俺の上から降りると、そのまま仰向けに倒れるように横になった。
はぁはぁと荒い呼吸を繰り返しており、その胸は大きく上下していた。
そしてその顔は上気しており、瞳は潤んでいる。
その姿は非常に艶めかしく、美しかった。
その姿を見ていると再び興奮してきてしまったので、そのまま第二ラウンドに突入した。
第十話 その後しばらく経った後、ようやく落ち着いた俺達はベッドで寝転がっていた。
今は裸のまま抱き合っている。
ちなみに俺の右腕は既に元に戻っている。というのも、先ほどキスショットに血を飲ませたからだ。
これでもういつでも変身できる状態になったわけだ。
それにしても・・・。
「疲れたのう・・・」
俺の腕の中で、キスショットが言う。
「これは、全てを飲み干して殺すのは、勿体ないのぅ」
それには、命が助かったと思えば、良いのだろうか。