To LOVEる:セ●ロス・ザ・バース 作:ボルメテウスさん
突然のアカネの発言に、思わず動揺してしまう。そんな俺の反応を見てか、アカネは更にクスリと笑う。
アカネからの言葉に、困惑を隠せなかった。
「いや、何を言って」
アカネの言葉が冗談に思いながら、少し離れようとした。
だが、俺のその行動を阻害するように俺の手を掴んだアカネは、流れるように自分の元に引き寄せる。
「えっ」
アカネに引き寄せられた事によって、そのまま俺の唇は、アカネの唇と重なった。柔らかい感触と共に、アカネの匂いを感じる。
突然の出来事に、俺は目を丸くして驚いた。
キスされている事に驚きながらも、抵抗しようと体を離そうとする。だが、いつの間にか、俺の腕はアカネの手によって掴まれており、離れる事ができない。
俺が抵抗しようとする度に、アカネはより強く俺を引き寄せる。そして、次第にアカネの舌が俺の中に入ってきた。
「んぐっ!」
アカネの舌は俺の中へと侵入し、口内を犯していく。まるで生き物のように動き回るアカネの舌に対し、俺は何も出来ずにいた。
アカネは俺の事を抱きしめるように体を寄せてくる。それにより、アカネの大きな胸が押しつけられて形を変えていた。
その柔らかさと温かさを感じている内に、徐々に頭がぼーっとしてくる。気付けば、俺は無意識のうちに、アカネの動きに合わせて舌を動かしていた。
どれくらいの時間そうしていたのか分からない。
気がつけば、アカネは俺から離れていて、妖艶な笑みを浮かべていた。
「ふふっ、どうだった? 私のファーストキスは?」
「あ……」
アカネの言葉を聞き、そこでようやく我に返った。
「アカネ、いきなり何をするんだ!?」
「何って、キスだよ。私達、恋人同士なんだから当然じゃない」
アカネはそう言いながら、俺の首筋に顔を埋めた。そして、ペロッと舐め始める。
「ちょっ! アカネ!」
アカネの行動に対して、俺は声を上げた。しかし、アカネは全く聞く耳を持たず、首筋を舐める行為を止めない。「やめてよアカネ! こんな所で……んあっ!!」
首筋に感じる刺激に耐えられず、思わず大きな声を上げてしまう。そんな俺の反応を楽しむかのように、アカネは更にペロペロと舐めたり甘噛みをしたりした。
「ふふっ、可愛い反応だね」
「くぅ……やめろアカネ!」
このままではマズいと思い、なんとか引き剥がそうと試みるが、やはり上手くいかない。その間にも、アカネは俺の服を脱がせ始めた。そして、あっという間に上半身裸になってしまう。
そんな俺の姿を見て、アカネは自分の服のボタンを外し始めながら、妖しく微笑んだ。
「へぇ~、意外と鍛えてるんだね」
「……っ!」
恥ずかしさのあまり、顔を背けようとするが、その前に再び唇を重ねられる。今度は先程よりも激しいディープキスをされてしまった。
何度も、何度も。
それこそ、とろけるくらいになるまで繰り返される。
ようやく、キスを終えると。
「ふふっ、キスばっかりだったから、こっち、気になるよね」
笑みを浮かべながら、制服のボタンを脱ぐ。
制服を脱いだ事によって、ブラジャーに包まれている胸が見えるようになった。形が良く、大きいそれはとても柔らかそうで、見ているだけでドキドキしてしまう程だ。
けれど。
「アカネ、いきなりなんで」
「そうだねぇ♡君が最近だと他の子と仲良くしているから、奪っちゃいたいなぁっと」
そう、アカネは自分の乳房を押しつけながら、俺を上目遣いで、見詰めてきた。その視線にドキッとすると同時に、鼓動が激しくなるのを感じた。
その様子を見て、アカネはますます楽しそうに笑うのだった。
「あはははっ、そんなに興奮してくれるなんて嬉しいな♡」
そう言って、今度は直接肌を重ね合わせる様にして抱きついてきた。それによって、お互いの体温や心臓の音まで伝わってくるようだった。