※この作品はR-18です。

To LOVEる:セ●ロス・ザ・バース   作:ボルメテウスさん

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いつものやり取り

謎の宇宙人との会話を終えた後、俺はアカネが起きるまで待っていた。

しばらく、時間はかかったが、やがてアカネはゆっくりと起きた。

 

「あれ、ここって、部屋じゃないの?」

「起きたか、アカネ。悪いが、少し聞きたい事がある」

「何かなぁ?」

 

俺に対して、いつもの態度でこちらを見てくる。

今でも、変わらない友人同士の関係でありたい。

そんな期待はあるが。

 

「アカネ、あの時、あの場所に閉じ込めたのは、お前の仕業か」

 

おそらくは、それは無理かもしれない。

俺の質問に対して、アカネは少しだけ驚いた表情を一瞬浮かべた。

けれど、それは、本当に一瞬。

 

「なんで、そんな考えをしたのかな?」

 

そのまま、まるで玩具を見るように俺の方に問いかける。

それは既に確信しているような笑みではあった。

けれども、続けなければならない。

 

「お前と行為を行った後、黒幕だと思われる奴が現れて、わざわざ説明した。

そこからの推察でしかない」

「あぁ、喋っちゃったんだ、まぁそこまでバレているんだったら、誤魔化せないか」

 

残念そうに、アカネは呟く。

 

「なんで、あんな事をしたんだ」

「なんでかぁ、そうだねぇ、あえて言えば、君が勝手にどっかに行っちゃう。そう思ったからだよ」

「何?」

 

アカネのその言葉に対して、俺は驚きを隠せなかった。

けれど、アカネは続ける。

 

「ここ最近、君はずっと別の事に集中した。それこそ、私以外を大切にしている。そんな感じがした。そんな時に、あの宇宙人と出会ったの」

「あの宇宙人が、あいつは、何を目的に」

「さぁね、多分、暇潰しかもしれない。それか、私達にとっては大した事ない事かもしれない。

それで、その力を少し、私に貸し与えたの」

「・・・」

 

だから、アカネと行為を行った時に、奴の姿をコピー出来たのか。

 

「けれど、もうバレた以上はお終いか。私と君の関係も」

 

アカネは、そのまま少し寂しそうに呟いた。

それもまた、アカネの本音だと、すぐに分かった。

俺はすぐに、どう答えるべきか迷ったけど。

 

「別に、悪事を企んでいた訳じゃ、ないんだろ」

「・・・まぁ、私自身、そういうのは面倒だからね」

「だったら、これまで通りの関係でも良いだろ」

 

その言葉はアカネも少し予想外だったのか、目を開けた。

 

「こんな私でも」

「・・・友達だから、当たり前だろ」

 

俺は、そうそっぽを向きながら呟いた。

けれど。

 

「えぇ、これまで通り、私の処女を奪ったくせに」

「お前が襲っただけだろ」

 

そうして、いつも通りのやり取りを行ってしまう。

 

「・・・何よりも、答えは、この戦いの後で」

「・・・うん」

 

だからこそ、このやり取りだけを終える。

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