To LOVEる:セ●ロス・ザ・バース 作:ボルメテウスさん
「同族同士で戦っているけど、一体」
けれど、先程の声。
聞こえたのは裏切者。
そして、彼女の声に耳を向ける。
『これ以上は、他の星を侵略させる訳にはいかない』
その一言を聞いて、俺は。
「どちらにしても、戦うんだったら、彼女を助ける事は必要だな」
それと共に、俺は瞬時にガッツ星人に変身する。
同時に、俺はその手には狙撃銃を構える。
その銃口は、マグマ星人と戦っている彼女を助けるように、マグマ星人へと向けられる。
「狙い撃つぜ!!」
引き金を引くと、レーザーが発射され、マグマ星人の一人を撃ち抜く。
撃ち抜かれたマグマ星人は、そのまま倒れる。
「大丈夫ですか?」
「あなたは」
マグマ星人を倒しながら、俺は目の前の女性に声をかける。
すると、女性は驚いた表情を浮かべていた。
「あの星の住人と言うべきかな」
「ガッツ星人が、地球に」
「とにかく、今はこの状況をなんとかする事が先決だろ」
そうしながら、俺達は、そのまま周囲のマグマ星人をなんとかしなければならない。幸いにも、数は多くないので、俺達だけでどうにかなりそうだ。
それに、俺が持っている武器ならば、倒す事も可能だ。
「くっ、お前達は何者だっ!?」
「通りすがりの宇宙人だよっ!」
そう言いながら、俺は光線銃を連射して、マグマ星人を倒す。
次々と倒されていく仲間を見て、マグマ星人達は恐怖を覚える。
しかし、そんな中でも、一人が前に出た。
「舐めるなっ! たかが地球人ごときに負けるものか」
そう言って現れたのは、一人の戦士だった。
他のマグマ星人達とは異なり般若の如き形相の凶悪な面構えをしており、豪奢かつ禍々しい漆黒の鎧を身に纏っていた。
「俺の名はマグマ侵略軍提督ヴォルカン」
「ヴォルカンっ」
その言葉に、マグマ星人の女性とクリスタルさんも驚きを隠せない様子だった。
「ヴォルカンはマグマ毒手拳の使い手。宇宙拳法の一種で、その身に宿る邪気を毒に変えて敵を葬るのよ」
「…」
その言葉を聞けば、恐怖を感じる。
けれど、それでも、ここで退く訳にはいかない
俺は、その手にある銃の引き金を引く。
それに対して、ヴォルカンは、瞬く間に俺に接近し、そのまま手刀で貫く。
そのまま、銃は爆発する。
「このままでは、勝てない。だったら」
それと共に、俺はその腕にあるオムニトリックスを触れる。
そのまま、オムニトリックスによって、俺の姿が変化する。
先程のガッツ星人とは異なる姿。
未だに、その能力に関しては謎が多い。
けれど。
「こいつを相手にするんだったら、試すしかないな」