To LOVEる:セ●ロス・ザ・バース 作:ボルメテウスさん
サノスを倒す事が出来た。
オムニトリックスで変身したサノス。
そのサノスの力によって、サノスを、そしてサノスが率いた軍勢は消えた。
倒す事が出来た後の宇宙。
「サノスを倒した事で、宇宙の平穏は取り戻しつつあるな」
そうして、クリスタルさんからの報告を受けていた。
サノスを倒した後の宇宙は、インフィニティ・ストーンも既に無くなっていた。
それは、俺が変身したサノスが、あまりにも不完全だった為。
不完全な状態で、力を発動した結果は、力を発動した後に、インフィニティ・ストーンが消滅した。
インフィニティ・ストーンが全て無くなり、新たな宇宙。
その宇宙では、サノスの脅威は無くなった。
しかし、巨大な悪というのは、抑止力という役割でもあった。
これまでは、サノスという恐怖の対象がいた為に、人々は争う事をしなかった。
だが、サノスという脅威が無くなれば、人は争い始める可能性がある。
そんな脅威に対して、様々な動きがあった。
元々、宇宙の警察に近い役割をしているクリスタルさんは、既にその動きをしていた。
既に、その本部に戻って、様々な活動を行っていた。
そして、それ以外にも、宇宙から地球にやってきた面々は既に旅立っていった。
元々、地球に来たのは偶然に近い事もあった。
地球の生活に慣れていたが、それでも宇宙で旅をしているメンバーも多くいた。
「だけど、また戻ってくるから」
そう言って、旅立った人達もいる。
そして、俺達は。
「それにしても、本当に封印するの、オムニトリックス」
そう、ララは俺に問いかける。
ララが持っている箱。
その箱の中には、この戦いの中心であり、まさしくその身から離れる事になかったオムニトリックスが、その中にある。
「あぁ、今の俺には、必要のないから」
戦いが終わった後、ララに頼んで、俺の腕からオムニトリックスを取り外した。
オムニトリックスは、あくまでもサノスに対抗する為の力だった。
けれど、その力はもう必要なかった。
だからこそ、その力は、新しい戦いの火種と考えたからだ。
「そうなの、少しだけ残念に思うけど、その考えじゃ、しょうがないね」
「悪いな」
俺からの提案は、ララにとっては残酷かもしれない。
このオムニトリックスは、ララの、まさしく人生をかけた研究だろう。
けれど。
「そうだね、せっかく作ったから、残念に思うけど」
そうして、見上げた。
手元にある箱が、そのまま、空に向かって飛んでいく。
オムニトリックスが宇宙へと向かっている光景。
それを見ながら。
「まだまだ、宇宙のように、人生が続くから」
「・・・あぁ、そうだな」
その言葉に、俺もまた同意する。
今回で、To LOVEる:セ●ロス・ザ・バースは完結しました。
最初は無事に終わりまで行けるか少し不安でしたが、こうして最終回を迎えられ、安堵しました。
次回から、また新たな物語が始まり、それに関するアンケートを行っていきます。
次回の作品もよろしくお願いします。