To LOVEる:セ●ロス・ザ・バース 作:ボルメテウスさん
青い髪の少女ことガッツ星人。
その力は、ララの言う通り、かなり強かった。
襲い掛かるガッツ星人は、その分身攻撃以外にも、テレポート能力や透明化等様々な超能力を使いこなしていた。
正直言って、ここまでの相手は初めてかもしれない。
そう思いながら、俺は何とか攻撃を躱していくが、このままでは埒が明かないのも事実だった。
「それにしても、なんで逃げているの?」
そうしながら、俺の横で一緒になって走っているララは、俺の方に質問してくる。
「反対に、どうやって戦えって言うんだよぉ!!」
思わず叫びながら、俺はなんとか走る事に集中するしかなかった。
しかし、このままだといずれ追いつかれるだろう。
オムニトリックスを見ても、変身出来る宇宙人は、2人だけ。
その内、片方は使った事がなく、変身出来るのはスパイダー星人のみ。
スパイダー星人の力は、蜘蛛の能力と共に、スパイダーセンスという危機感地能力がある。
それを上手く使えば、確かに勝てる可能性がある。
けれど、それを使うとしても、タイミングが必要だ。だが、今はそんな事を考えている暇はない。
こうしている間にも、ガッツ星人の攻撃は激しくなる一方だ。
どうするべきか、悩んでいる間にも、ガッツ星人の攻撃によってが爆発して煙が舞った。
それによって、視界が塞がった。
「んっ、これならば」
その状況は、俺にとっても好機と言える状況だった。
この煙に紛れて、俺は、すぐにオムニトリックスを使った。
それによって、俺はオムニトリックスを使い、スパイダー星人へと変身する。
それと共に、構える。
ガッツ星人が、何時襲い掛かっても良いように。
それと共に、スパイダーセンスが、その危機を感じ取った。
「はぁ!」
俺は、そのまま、宙を跳ぶ。
そのまま跳びながら、俺達に襲い掛かるガッツ星人の攻撃を避ける。
「「なっ」」
分身した2人のガッツ星人は、驚きを隠せなかった様子。
そんな2人のガッツ星人に向かって、俺が放った糸を飛ばす。
2人は避ける事も出来ずに捕まってしまう。そして、そのまま身動きが取れないように拘束する。
これでようやく一段落と言った所か。そう思い安堵した。
「くぅぅ、まさか、捕まるとはっ」
「・・・とりあえず、話を聞いてくれるか?」
「・・・宇宙人ハンターじゃないんですか?」
「いいや、違うよ」
それと共に、俺は、彼女にこれまでの経緯を話した。
「・・・なるほど、サノスからの脅威を守る為に。なるほど」
「それで、そういう行為は、やっぱり「OKでぇす!」えぇ?!」
断れると思っていた。
けれど、ガッツ星人は、あっさりとOKした事に、驚きを隠せなかった。