※この作品はR-18です。

To LOVEる:セ●ロス・ザ・バース   作:ボルメテウスさん

7 / 33
空からの侵略者

ララ、ガッツ星人。

 

これまでの人生で、宇宙人と遭遇した事によって、俺の人生は大きく変わっていったと思う。

 

けれど、未だに疑問があるのは一つある。

 

「なぁ、ララ」

 

「どうしたの?」

 

その日、俺はふと、ララにその質問をぶつける事にした。

 

それは。

 

「宇宙人と言えば、宇宙船だけど、ララって、今は宇宙船ってあるのか?」

 

「ないよ」

 

俺の質問に対して、ララはあっさりと答えてくれた。

 

その答えを聞いた時、俺の頭には一つの考えが浮かんだ。

 

「これって、サノスの方の宇宙船を奪えば、こっちから攻め込む事って出来ないか?」

 

未だに、サノスがどこにいるかも分からないが、奴らの居場所が分かるまで待つより、こちらから攻め込んだ方が手っ取り早いのではないか?

 

そう考えたのだ。

 

「……確かに、その方法なら、行けるかもしれないけど……でも……」

 

「でも?」

 

「例えば、あれ」

 

「あれ?」

 

そう、ララはふと夜空に指を指す。

 

それが一体、何なのか。

 

俺は疑問に思いながら、見つめる。

 

そこから来たのは。

 

「・・・なにあれ」

 

それは、昆虫のような外観を持ち、航行中は無数の脚を絶えず動かしている戦艦。

 

その戦艦は、小さな飛行機を追っている。

 

「あれが、サノスの戦艦だね、あぁ、あれはステルスをしているから地球側は気づいていないけどね」

 

「・・・あれが、戦艦」

 

俺は、ララの言葉を疑いたくはなかったが、あの虫のような見た目を持つ戦艦が、宇宙では一般的な戦艦の姿だとは到底思えなかった。

 

しかし、現に、今、目の前にあるのだから、信じざる負えない。

 

「・・・もしかして、あれがサノスの」

 

「そうだねぇ、あぁいう感じだから一人で操作する事も出来ないし、むしろこちらが襲われてもおかしくはないかな」

 

「・・・そうか」

 

まぁ、そうなると、やはりこの方法で攻めるのは難しいだろう。

 

それはそれとして。

 

「これって、俺達も危なくないか」

 

「まぁ、こっちに来られたら、私達が狙われるのは間違いないね」

 

それと共に、俺は冷や汗を掻く。

 

「この状況で、どうにかするには、ガッツ星人の力を借りてみるか」

 

俺はそう言いながら、オムニトリックスを操作し、そのまま発動させる。

 

それと共に。

 

俺の姿は大きく変わった。

 

だけど、それは、あの時のガッツ星人とは違い、まるでオカメインコが人型に進化したような姿だった。

 

その姿はまさに鳥人間というに相応しいものだった。

 

そんな姿をした俺を見て、ララは少し驚いた表情を浮かべていた。

 

そして、俺自身も驚きを感じていた。

 

「・・・これ、ガッツ星人なのか?」

 

「そうだね、ガッツ星人って、元々、そんな姿だけど」

 

そう、ララは言っているが。

 

「けど、その姿で分身とかって、出来るの?」

 

それに対して。

 

「・・・なんか、出来ない感じがする」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。