To LOVEる:セ●ロス・ザ・バース 作:ボルメテウスさん
サノスからの戦艦。
その戦艦に勝利する事が出来た俺は、助けられた飛行機と共に地上に降り立った。
「おぉ、勝てたんだねぇ!」
「あぁ、なんとか、けど」
地上に降り立つと共に、俺を出迎えてくれたララ。
だが、そんなララと共に、ここまで送ってくれた飛行機に対して、俺達は目を向ける。
サノスの戦艦から逃げていた事を考えても、おそらくは敵対していないと。
そう考えたい。
けれど、俺達は、構えていた。
「あなたが、さっきの戦艦を撃ちぬいたのは、あなたなの?」
それと共に、俺の方に確認するように現れた人物。
その人物に、俺は驚きを隠せなかった。
飛行機から現れたのは、宇宙人ではあった。
けれど、これまで俺が見て来た人型の宇宙人とは違った。
青い毛並みの狐。
そんな狐が二足歩行であり、人間を思わせる胸が確かに見えた。
「あっあぁ、そうだけど、あなたは?」
俺は首を傾げながら、彼女に問いかけると。
「私はクリスタル、宇宙連合所属のエージェントよ」
彼女は自己紹介をすると共に、手を差し出してきた。
エージェントという言葉に対して、俺は首を傾げる。
「宇宙連合?」
「まぁ、宇宙の警察官みたいな感じだよ」
そうして、ララは俺に説明をしてくれるのだが、正直よく分からないというのが本音だった。
けれど、彼女が敵という事ではないだろう。
「それにしても、あなたは、そのこの星の人間のはずよね?さっきの姿はこの惑星の人間じゃなくて、ガッツ星人じゃなかったかしら?」
そうして、俺に確認すると。
「えっと、まぁ、確かにこの星の人間だけど、実はこれには訳があって」
その言葉と共に、俺は自分の腕に装着されているオムニトリックスをクリスタルに見せる。
オムニトリックスを見たクリスタルは、少しだけ首を傾げる。
そんなクリスタルに対して、俺達はオムニトリックスに関する説明を行った。
説明を聞いた後のクリスタルは、さすがに驚きを隠せなかった。
「それって、本当なの!?他の宇宙人のDNAを取り込んで、その宇宙人に変身できるのなんて」
「そう、だからこそ、私達は、これを使ってサノスに対抗しようとしているの」
「…サノスに対抗。確かにこのオムニトリックスだったら、可能かもしれないけど、どれぐらいの変身は出来るの?」
「えっと、それは」
そうして、俺は、ここで変身できるのを確認する。
「…それは、確かに。けれど、それを増やす方法はぁ」
その言葉に対して、クリスタルは悩んでいた。
「そっその、さすがにはな」
俺が、そのまま確認すると。
「私の見た目で分かるけど、かなり種族が違うけど、良いのかしら?」
まさか、そこで心配してくれるとは。
俺は予想外だった。