※この作品はR-18です。

【小宮果穂とちょいワル男子のオトナ甘くてコドモ苦い】ぷらすえっくす!   作:形のない者

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sR【智代子無双/ホーム風会話コミュ】園田智代子×学マス

 

 平日の仕事先。

 花海咲季は神妙な面持ちで、お菓子を頬張る園田智代子に問いかける。

 

「あの、智代子先輩。食べても太らない秘訣について、何か知っているのでしょうか?」

「その疑問にお答えする前に……なんでそれを私に聞こうと思っちゃったのかなっ?」

 

 ある時は休日の午後。プチパレスの廊下。憩いの場のソファにて。

 園田智代子は気恥ずかしそうな笑顔で、花海咲季に訴えかける。

 

「もうっ咲季ちゃん! 私のことは呼び捨てでいいって言ってるのに~!」

「それは……ごめんなさい! あまりにも親しみやすい人柄だったから、知らぬ間に礼を失するのが怖くて……でも次からはタメ口で行くわ!」

 

          §

 

 平日の仕事先。

 月村手毬はふらっとそばに近寄って、お菓子の袋を開けた園田智代子に問いかける。

 

「その……あの……ち、智代子先輩。今日のお菓子は?」

「なんと限定チョコドーナツです! 売り切れ直前で買えたんだ~! 一緒に食べよっか?」

 

 ある時は仕事場の帰り道。

 園田智代子の方から駆けつけて、まっすぐ帰ろうとする月村手毬に声をかける。

 

「手毬ちゃんお疲れ様~! 帰りに背脂系列店に寄らない? この駅から女子寮まで走って帰れば、実質カロリーゼロだよ……!」

「え、いいんですか? これは小悪魔のお誘い……けど、乗るしかない。この背脂ウェーブに!」

 

          §

 

 某日某所。

 藤田ことねは愛嬌を振りまき、園田智代子に声をかける。

 

「ちょっこせーんぱいっ♪ チョっコくーださいっ♥」

「こっとっねちゃん! はいっどーぞっ! ──食べやすい一口サイズのチョコです。今日もカロリー充填して頑張ろうねっ!」

 

 某日某所。

 園田智代子は、ふとした拍子に、傍らの藤田ことねを褒める。

 

「…………やっぱり、ことねちゃんってコミュ力高いよね~! 尊敬ですっ!」

「────うぇええぇえいっ!? それ、ちょこ先(せん)が言いますかーっ?! そういうのはあたしのセリフですよ~! 取らないでくださーいっ!」

 

          §

 

 プチパレスの庭は、有栖川夏葉によってトレーニングも可能な設備が取り揃えられている。

 そこで花海佑芽が、園田智代子に話しかけた。

 

「智代子ちゃんって体力測定どんなもんなんですか?」

「えー? 普通だよー! 普通すぎて、本当に語れないレベルと申しますか……っ!」

 

 プチパレス近辺の街中を走ったあと、園田智代子は喘鳴しており、花海佑芽は爽快感あふれる笑顔で言う。

 

「ぜえ……はあ……ぜえ……こふっ……こ、これで満足したら、ようござん、した……がっくし」

「智代子ちゃんとランニングするの楽しかった~! じゃあ次は、お礼にマッサージしてあげるねっ?」

 

          §

 

 プチパレスの食堂にて。

 篠澤広は、園田智代子に話しかける。

 

「智代子はチョコアイドル。わたしも何か個性を付けた方がいいかな?」

「それなら……広……ヒロ……あっ。──ヒーロー……アイドル? な、なんちゃって~……」

 

 プチパレスの庭先にて。

 必死の園田智代子と、腰に手を当てて仁王立つ篠澤広は、さる赤毛の少女相手に迫力ある演劇を披露する。

 

「やめてー! ブルー! レッド! 私のために争わないでーっ!」

「ふははははー。どちらが姫のヒーローに相応しいか今こそ決着を付ける時だ。行くぞジャスティスレッドー」

 

          §

 

 快晴の仕事先。

 倉本千奈は、今日の仕事仲間の園田智代子に挨拶する。

 

「園田先輩……ではなく! 智代子さん! おはようございますですわ! 今日もお日柄がよろしくて!」

「これはこれは千奈ちゃん! ご機嫌麗しゅう、だね! 誠にお仕事日和でして!」

 

 撮影後。休憩の合間。

 園田智代子は、汗を流してベンチに座る倉本千奈を見つける。

 

「あ、千奈ちゃん! スポドリ飲む? ついでにチョコもかじっとく?」

「ありがとうですわぁ! もうクタクタでしてぇ~……智代子さんは、体力がありますのね……!」

 

          §

 

 プチパレスの廊下にて。

 葛城リーリヤは、園田智代子に話しかける。

 

「その、智代子センパイ……グラビアって、どう思いますか……?」

「え? グラビアって、アイドルの食事シーンが表紙になるアレのことでいいんだよね? リーリヤちゃんがおしゃれなお店で美味しそうにご飯を食べてる姿かぁ。見たいな~!」

 

 プチパレスの憩いの場にて。

 園田智代子は一冊の漫画を持ち寄って、葛城リーリヤに声をかける。すると葛城リーリヤの瞳がキラキラと輝きだした。

 

「リーリヤちゃん。この漫画って読んだことある?」

「──!! ありますっ! どこまで読みましたか? それしだいで語れる範囲が分散されるんです……!」

 

          §

 

 快晴の仕事先にて。

 待機していた紫雲清夏は、園田智代子を見かけて明るく呼びかける。

 

「あ、ちょこっちだ~! おっはよー!」

「清夏ちゃんだ~! おはよう! これからどうする!?」

 

 仕事終わりにて。

 園田智代子はお菓子を頬張りながら、紫雲清夏と雑談中。

 

「あ、そうだ。清夏ちゃんってバレエ経験あるんだよね? しかも世界クラス……凡人の私には想像の及びも付きませんが、とてもスゴい才能をお持ちのようで……!」

「えっ!? あ、あたしのこと、調べてくれた感じですか……? そ、それはどもです……」(この人の方こそ、下調べの天才じゃん……)

 

          §

 

 また別の仕事先にて。

 秦谷美鈴は、ケータリングに居座る園田智代子を見かけて通りすがる。

 

「おや。サボリ魔を発見しました」

「なぬっ!? ささ、サボってはないです~! 休憩中にチョコっと隠れて、チョコを貪ってただけでぇ~! ……──あははっ!」

 

 ふたりの笑い声が響いた。

 

 その後。

 園田智代子は、仕事終わりの休憩所でうたた寝をする秦谷美鈴を見かけて通りすがる。

 

「おや? 眠り姫を発見……えーっと掛け物は……あった。ふふ、おやすみなさい、美鈴ちゃん……! さて、そろりそろり……」

「…………スー…………スー……────ふふっ」

 

          §

 

 快晴の仕事先にて。

 姫崎莉波は園田智代子に声をかける。

 

「智代子ちゃん! 私たちピンク同士だね!」

「はい! 莉波ちゃん! ピンク同士です!」

 

 女子会のような談笑は続く。

 

「こんなことを聞くのは大変失礼かと存じますがそれでも……アイドルにて個性の出し方、悩み尽きぬことはございませんか……?」

「あるー! ……その口ぶりだと、智代子ちゃんもあるようだね……じゃあ一緒に『アイドル作戦会議』を開こっか! チョコに合うお茶菓子を持ってくるね!」

 

 園田智代子は、ありがたやありがたや……と両手をすりあわせた。

 

          §

 

 快晴の仕事先にて。

 有村麻央は園田智代子と談笑中。

 

「もし智代子がうちの寮に居たら、絶対に模範生で、寮生活が華やかになるね……」

「えぇ……!? 私なんか居ても何も変わりませんよー!」

 

 別日にて。

 園田智代子は有村麻央に挨拶する。

 

「おはようございます! 麻央ちゃん! 今日も決まってますね……!」

「智代子! ふふ、そうかい? カッコよさでもかわいさでも、今のボクならどちらでも行けるよ……?」

 

          §

 

 快晴の仕事先にて。

 十王星南は魔眼を発動して喫驚する。

 

「アイドル力(パワー)50……けれど実績はそれ以上……ありえない……どうやら私の審美眼でも捉えきれない何かが彼女には……」

「な、何か視線を感じる……!?」

 

 後日。

 園田智代子は十王星南を見かけて挨拶する。

 

「わぁ星南さん! またお会いできて光栄ですっ! 今度のライブ楽しみにしてますねっ!」

「ありがとう智代子! でも人前だからって気にすることはないわ? 私のことは前回のように『星南ちゃん』でいいのよ!」

 

          §

 

 ミニドラマ撮影にて。

 雨夜燕の指導が入る。

 

「園田副隊長! これからジャングルに入るというのに、アイドルたるもの腹部のだらしなさは言語道断だぞっ!!」

「イエッサー燕隊長! ジャングルと腹部の関係はありますでしょうかーっ!?」

 

 仕事終わりにて。

 園田智代子と雨夜燕はケータリングを共にする。

 

「燕ちゃんはどんな食べ物が好き?」

「そうだな……今は強くなれる物が好きだ」

 

 

 

          §

 

 

 

 快晴の仕事先にて。

 賀陽燐羽は、園田智代子に声をかける。

 

「……あなた、さっきの演技だけど」

「あ、はいっ! なな、何か不備でもありましたでしょうか……!?」

 

 仕事終わりにて。

 園田智代子は、お世話になった賀陽燐羽に挨拶する。

 

「燐羽ちゃん! さっきはありがとね! おかげで助かったよ~!」

「……別に。……ところで、うちの元メンバーがそっちのメンバーに迷惑かけてるみたいだけど。ま、適当にあしらってやってちょうだいな」

 

          §

 

 曇りの仕事先にて。

 白草月花は頂点の貫禄を漂わせていた。

 

「…………」

「あれが……トップアイドルの風格……!」

 

 仕事終わりにて。

 園田智代子はメモを見返す。

 

「今のうちにメモを見返して……ふむふむ……」

「…………極力無駄を省くのはいい。問題は、省いてもなお、か」

 

          §

 

 曇天の仕事先にて。

 奸計を見抜いた園田智代子は、毅然たる面持ちで忠告する。

 

「…………きっと、何か事情があるんだろうけど……そんなことしても、本質は変わらないと思うよ?」

「────っ!?」

 

 白草四音は頭を抱えて歯噛みする。

 

「なぜだ……ボクは勝ったはずだ……なのに、この気持ちは……うぁああああっ!?」

「負けちゃった……負けちゃったのはしょうがないのでっ! 私のチョコを勝利の報酬として受け取ってください! ね? 四音ちゃん!」

 

 園田智代子はバレンタインにチョコを贈るように、素敵な笑顔でリボン付きチョコレートを差し出した。

 

          §

 

 快晴の仕事先にて。

 藍井撫子は篭絡していた。

 

「う~ん! この限定チョコ、美味しいですわ~! 庶民にしては味の分かる方ですのねぇ~!」

「はは~! そう言っていただけて、不肖、この園田智代子は嬉しゅうございます! 撫子お嬢様~!」

 

 仕事終わりにて。

 園田智代子は──その自覚こそ無いだろうが──餌付けする。

 

「撫子ちゃん! 今度はこっちのチョコ袋、一緒に開けて食べちゃう?」

「まあ! ご一緒してもよろしいのです? ならお言葉に甘えさせて、ご相伴に預かりますわ~!」

 

 

 

          §

 

 

 

 平日の昼間。初星学園の放送部室にて。

 真城優はお辞儀する。

 

「園田智代子さん、ですよね? こんにちは。本日はよろしくお願いします」

「こちらこそ! 真城優ちゃんだから……優ちゃんでいいかな? お近づきの印に友チョコでも……」

 

 放送が始まる。

 

「皆さんおはようございます! でもお昼だからこんにちはかっ! 本日は283プロの一日広報隊長たる、この園田智代子が初星学園のお昼をハイジャックしちゃいまーす!」

「バレンタインデーにかのチョコアイドルがご降臨です。学園のあちこちに園田智代子オススメのチョコが販売されているようです。ぜひお手に取って試食もしてみてください」

 

          §

 

 平日の朝方。プチパレスの食堂にて。

 根緒亜紗里は、お泊まりに来ていた園田智代子と偶然遭遇する。

 

「あら、園田さん。おはようございますっ♪」

「あさりさん! こんにちはっ! またプチパレスにお邪魔させてもらってます!」

 

 食事を共にしながら談笑は続く。

 

「あさりさんは、初星学園のプロデューサーの先生なんですよね? 新米プロデューサーではなく、既に実績のあるスゴいプロデューサーの先生……となると、実はものすごいお人なのでは……!?」

「うふふ! よく気づきましたね? では、そういうことにしておきましょうか♪」

 

          §

 

 

 

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