※この作品はR-18です。

エロ配信者が近所に住んでる   作:夜泊

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初投稿です 日記のようにつらつらとやります
直接的に性的な表現があるので苦手な方は申し訳ありません


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応援してるエロ配信者がいる。

 

俺は結構熱心なファンであったので(月額の有料ファンクラブにも入会してる)相手の子に認知されてた。エゴサもたまにしているらしく、推し活用のアカウントのツイートにたまにいいねをもらったりしていた。

 

そして、まさか近場で、リアルで、会えると思わず驚いた。声をかけることとかけないことの天秤にかけた時、絶対かけない方がいいと分かっていたのに、特別な関係になれるかもという思い上がり、下心から声をかけることが、我慢出来なかった

 

相手の顔が、引きつったのに気づいてしまった

 

その時咄嗟に、身バレした相手の心配を取り除くため、自分のインターネット身バレを爆速で行った。オタ活用のアカウント名に、自分の日常ツイするようなソシャゲオタク垢、ボルダリングや登山といったアクティビティ用アカウント、FPS用のアカウント…に、なんなら他のSNS(インスタ等)のアカウントも全て教え、それを担保に信頼を買おうとした。とにかくこちらは一切個人情報の漏洩はしないし、純粋に応援している1ファンという事を伝えた… 思想と行動が噛み合わなくて申し訳ない、本当に単に応援しているだけです、いつも元気と活力を貰っています、すみません、ごめんなさい と謝り倒した その間相手の顔を見ることは叶わなかった 冷や汗が止まらなかった。はやく帰って、逃げ出したかった…

 

その夜ゲリラ配信でその子がエッチな配信を始めた。 俺はSNSの通知はその子の通知だけONにしていて、そのゲリラ配信ももちろん見ていた……

 

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俺は上京する前(大学生の頃)に付き合っていた彼女が性に奔放で、浮気セックスをしまくっている事を友人から聞いた その時の彼女がサークルの先輩と乱交している映像を、元カノ本人から見せられてショックで女の子とリアルでエッチな事が出来なくなってしまった

 

でも自分の中にも性欲は若者なりにあったため、気分的にムラムラする事はあり、でもリアルな女性の裸体をもう見れないくらいトラウマになってしまっていたので、エロイラストや3DCGなどをオナニーのオカズにしていた。

 

エロイラストレーターの中には流儀?のようなものがあり、ある程度拡散力のある活動者にRTされると、お互いにRTし合う文化があるらしく… それを通じて、エロイラストレーターからエロコスプレイヤー、エロ配信者などの投稿を目にするようになってしまった。 2次元エロをみたくてフォローしているので、内心穏やかでなかったものの、ある日すごく活発そうで、優しそうなエロ配信者を見つけてしまい、ファンの方に対する態度等も加味して「推せる!」とその子の配信を追い始めた。YouTubeなど全年齢のプラットフォームでは雑談やゲーム配信、fantiaという月額ファンクラブ会員用 プラットフォームではえっちな配信を行っていた。初めは嫌悪感のあったえっちな配信であったが、俺の知らない内容の話をその配信でしていたり、えっちな配信終了のツイートにいいねを押せないのが(他のツイートには全部いいね押してるのに…!)、何となく悔しくて月額の応援プランに加入した。

 

初めは、音だけ聞いていた。他のファンのコメントを見れるようになってから、その子のライブ中の言葉がどのコメントに対する返信なのか分かった。これは雑談配信、と自分の脳みそに言い聞かせることで、最初の10分くらいのあんまりえっちじゃない時間ならコメント出来るようになった(えっちな配信が始まるとコメント打てなくなるので、普通に抜いてると思われていそうで、心外であった)。

 

でもその配信者の女の子はすごく元気で明るくオナニーするので、自分の中にある「女性の性欲」に対する嫌悪感も薄れていった 生理現象の1つで、開放的な行動なのかもしれないと考えを改めた。多数の男(視聴者には女性もいるのかもしれないが)に見られながらオナニーをするその子と元彼女を最初は重ねて見ていることもあった。しかし実際に体を重ねる乱交と、視聴者に見られながらのオナニーでは、後者の方が心理的に多少気が楽で、受け入れることが出来ていた。それでも勃起するに至らなかったが、純粋に可愛いし元気が貰えるので配信を見ていた。配信終わりクタクタになりながら、みんなお疲れ〜とふにゃふにゃになりながら笑顔で配信を終える。

 

自分でもおかしいと思うが、その子のすべてを知りたいと思ってみていた生放送であったので、抜こうという気は起きなかった。その子は配信の途中、「みんなも一緒に気持ちよくなれてる?」とか「こっちの方がよく見えるかな」と言って視聴者のことを機にかけるような発言をしてくれた。もちろん、月に安くない金額払って配信見てくれている人にファンサービスをするのは当然と言えば当然かもしれないが、それでもなんだか自分の事を見てくれているようで嬉しかった。

 

1ヵ月経つ頃には配信を音だけでなく、画面で見れるようになっていた。視聴者が購入したアダルトグッズを使ったりコスプレ衣装をきたりする配信もあったし、なんならファンクラブの収入で買った高性能マイクで、耳元でリアルなオナニーをしたり…という配信を行うこともあった。

 

抵抗のあったえっちな配信だが、いろいろな彼女の面を知れたし、ファンに還元しようという気持ちを感じられて結果的にはすごく満足していた。特に元恋人と別れて以降は、AVを見ようと思っても勃たないばかりか、気分がわるくもどしそうになることもあったため、すこしトラウマの症状も改善されたのかもしれないと思った。救われていた。

 

______

 

今日もいつもと同じオナニー配信だった。

その子は普段クリトリスに刺激を加えるオナニーをしているようで、配信では「吸うやつ」(名前は分からない、丸い機械)を主に使っていた。稀にディルドを使ってすることもあった。その時は膣への挿入は行わずに、擬似的なパイズリを行ったり、フェラチオが行われた。扇情的ではあったけれど、やっぱり勃起するには至らなかった。

 

吸うやつ、に電源を入れ今日もオナニーを始めた。

すると画面のその子が「上司から連絡来たわ〜笑」と言いつつスマホで連絡をし始めた 視聴者が飽きないように腰を突き出し背を向けスマホを打つ

 

すると、Twitterの通知が光る

 

SNSの通知は煩わしいのでこの子のツイート以外切っており、何事かと画面を見ると

 

「今も配信見てくれてますか」

 

とDMが来ていた。 たじろぎ、画面を見るとその子はまだ画面の向こうで腰をふりふり横に振っていて、手元でスマホを触っているようだ 今、もしかして俺に連絡してるのか……?

 

「もちろん見てます!上司からの連絡怖いですよね」

 

と返信すると

 

「ちゃんと見てる笑 ちょっと連絡してみたくて嘘ついちゃいました!!笑 今日も楽しんでくれると嬉しいです✨」

 

と返信が来た。

 

すると画面の方から

「みんなおまたせ〜しこしこしてたとこなのに焦らしちゃって悪いねぇ~w」とはにかみつつ続きを始めるその子の声がした…

 

その時、3年ぶりに、画面越しであるが生身の女性に勃起した。全身の血がドクドクと陰茎に集まっていくのを感じた。彼女と別れて以来、初めての事だった。心臓の拍が痛いほど強くなる。息ができない。気持ち悪さと気持ち良さが頭をかき回して、血の気が引いていく感覚と、確かに魔羅が固く熱くなっていくのだけ分かった。手足はもう力が入らなくなっていた。画面から目が話せなかった。五感の全てを掌握されている感じがして、その子の嬌声、細い指先の動き、水音、筋肉の微動、その全てに目を、心を奪われていた。イラストやCGでなく、現実に存在する、しかも近所に住んでいる女の子…

 

ここまで来てフラッシュバックするのは元恋人の事であった。思い出したくないほどの脳を焼く記憶。__

 

 

結局その日は最後まで配信を見れなかった。

胃がひっくり返るような感覚に襲われてそれ以上配信を見れなかった。嗚咽しながら便所に向かい、いつでも吐けるように便器の前に座り込んだ……

勃起が落ち着いてパンツが怒張から解放された結果、陰茎がようやく締め付け以外の感覚を覚えたようだった。ヌルヌルに濡れている。我慢汁が溢れすぎて射精してしまったのかと勘違いするほどであった。

 

水をヤカンで火にかけ、白湯を作る。落ち着くために、暖かい飲み物が欲しかった。

Twitterの通知が来る。

 

「今日は配信見てくれてありがとう‼️ ゲリラだったけど、今日はみんなに会いたくなってしちゃった〜次の配信の予定変わる訳じゃないから気にしないでね…    」

 

なんだかもう、全てから逃げ出したくなって、Twitterからログアウトした。配信終わりにはいいねしてお疲れ様のリプを送ったり、配信の感想をツイートするのが日課だったけど、今日は出来なかった。なんなら、今日以降もできる気がしなかった。

何がトリガーかわからないがフラッシュバックが始まってしまった… もうその配信者のことを応援するのは難しいのかもしれない。克服出来てたと考えていたけど、思い違いだった。俺はその子の明るさや精神性で中和されて女性の性的な部分を受け入れられていただけで、現実味を帯びてしまうと、耐えられなくなって吐いてしまうんだ。

彼女は自分のえっちな姿も電波に乗せても楽しそうに笑う。きっとそれで多くのファンを救っているけど、俺は、ダメだ。このままだと殺されてしまう。逃げなければ。Twitterの推し活アカウントからはログアウトして、他のアカウントに移行した。

 

平穏を取り戻したいと思った。不安な気持ちを埋めるためにと、いろんな垢のFFに対してリプを送ったり通話したりとしてみた。どのアカウントも(インターネットで関わったら面倒だしトラウマもあるし)女性のFFがほぼいないためあって居心地は良かった。

そんな折、FPSアカウントの方に、知らないアカウントからフォローが来た。FFは20程であったので、繋がってる人の鍵垢かな?と思い、フォローを返しておいた。

するとすぐに申請が通り、連絡が来た。

 

「突然すみません  ○○さんですよね?別名義なのにフォローしちゃってごめんなさい。最近反応なくて、心配で連絡してしまいました。体調等お変わりないですか?」

 

好きであった配信者に心配させてしまった情けなさや不甲斐なさがすごく堪えて、聞かれてもない身の上まで長文で説明してしまった。大学生の頃の恋愛がトラウマで女性が苦手なこと、それでも性欲はあるので2次元で抜いてること、その中で出会ってあなたに元気を貰って応援していたこと、克服できたと思っていたこと、別れたぶりに3次元の女性に勃起したこと、それがトリガーとなって吐き気を催してしまい配信を追えなくなったこと…冷や汗のとまらない震える体で必死に説明を行った。怒られているわけでもないのに、許してもらいたくなっていた。

後から思い返せば、身バレした直後の配信でコンタクトをとって、そこから音沙汰なくなれば確かに不安になるなと思った(自分の事を心配してくれているかもしれない、という思い上がりを恥じた)。しかしその時はなんとかして相手に非がないことを伝えるので精いっぱいだった。

 

 

 

その後返信はなかった。自分でも分かるけど相当気持ちの悪い独白だし、女性の性欲にトラウマを抱えながらそれに元気をもらっていた自己矛盾、に嫌悪感を抱いて自分でも自分の事が嫌になってしまった。なにかしたかったけど、何も手につかなくて、部屋をうろうろ歩き回ったり、はたまた机に座ったり、ネットサーフィンしようとしたり、散歩しようとしたり……いろいろなことをやろうとして、何も手につかなくなっていた。とにかく気を紛らわせるものが欲しかった。

 

コンビニでワインを買った。ツマミは要らなかった。何かしら音を流さないとみじめな自分の存在に耐えられなくて消えてしまいたくなるので、適当なVtuberの配信を流しながらワインを飲みほした。もったいない飲み方をしてしまったなと感じた。家においていたウイスキーも開けて、とりあえず気のすむまでアルコールを体に入れた。

酩酊した感覚が気持ちいい。すごく陽気な気分になってくる。つらいことを考える脳がそもそも機能しなくなるので、とてもいい気分で眠りにつくことができた。

 

浴びるほど酒を飲んだ翌日、目を覚ましたら当然だが二日酔いで最悪の体調であった。確かお酒の力で眠るのは気絶に近いので体に良くないとか聞いた気がする。飲酒って体のいい自傷行為の一種なのではないかと思いながら、けだるい体を奮い立たせ出社の準備をした。

 

ここでは今日が燃えるゴミの日なので、袋を持って家を出た。

 

 

外に出ると△△さんがゴミ捨て場のところにいるのが見えた。このままごみを捨てに行くのはどうしても心理的なハードルが高いなと感じて、今日はゴミ捨てるのあきらめて次の燃えるゴミの日にしようと考え、玄関に戻ろうとした。

 

「○○さん!!!」

推し活用の名前で呼ばれると思わなかった、あまりにも大声で自分のことを呼ぶので、無視ができなくて観念して下に降りた。

 

「顔色悪~!大丈夫ですか?体調やっぱりすぐれませんか?」

頭がおかしくなりそうだった。いつも応援していた配信者に出待ちされて(ネットのではあるが)名前を呼ばれて、心配の言葉をかけられている…状況が飲み込み切れていなかったけど、とりあえず

 

「ネットの名前で呼ぶのは、恥ずかしいのでやめてください…」

とお願いした。

 

「そうでしたよね、すみません、あの今日はお話があってきたのですが、もし体調悪ければ今度でも……」

 

彼女の話を聞き届けたいと思っていたが、二日酔いの気持ち悪さ、状況の異質さ、自分の事を気味悪がっている(かもしれない)相手に何を言われるかわからない恐怖、そして先日のフラッシュバック、様々な要因が重なって俺は、そのまま意識を失ってしまっていた。

 

 

 

目が覚めると見知らぬ部屋、ではなくて、見知った部屋だった。

いつも配信で見ていた寝室であった。

 

 

 

 




元恋人もそのうち出てきます
名前は決まってません、そのうち思い浮かんだら、差し替えます
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