3 ♡-2
人のベッドの上で胡坐をかいて座るのはためらわれて、体育座りの体勢で座っていた。
この格好、締め付けがないからか魔羅が凄い焦らされてる感じがある……
「じゃあ、いまからオナニー♡、はじめるので……♡、感想、ちゃんとおしえてくださいね…♡」
全身の筋肉が緊張と期待で硬直して、「はい」、と短く返答するので精一杯であった。
「さっきとおなじっ、方法で…っ♡ ふーーっ…♡♡」
そう深く息をはくと、背中越しで、カホさんの肩が動くのを感じる…
「あっ、あ、、はぁぁ♡ やばぁ、、 ちくび、びんびんに硬くなってますぅ…♡
ううぅぅ♡ちくびきもちっ…だめぇ…♥♥」
背中越しにきこえる、ずっと配信越しに聞いていた喘ぎ声だ…
「はぁ、はぁ…あぁ~♡ きもちぃ♡、きもちぃです♡、ふじさんっ♡♡♡ これ、すご いぃ…♡」
びくんっ♡ びくびくっ…♡
カホさんの火照った体が、快感に悶え震えて、ぐいっぐいっ♡と俺の背中に押し付けられる。
「ふじさん…♡」
「…どうしましたか」 唐突な甘い囁きに、体がびくりと反応してしまう。
「ふじさんが想像しやすいように、これ…実況とかしましょうか……♡?」
「えっ」
「たとえばぁ、、♡ ほら、いま、ちくびのさきっぽのぶぶん♡ あっ♡あんっ♡、ゆびでくるくる~って♡♡ やさしくなぞってるだけなのにやばいんです♡、あっ♡」
多分脚を開閉させているのだろう、打ちつけられた足がベッドを沈めて、ぽふっぽふっ♡という音が背中越しに聞こえる。
「もうできあがっちゃってるちくびを、、♡ つめのさきで かりかり♡ あっ♡♡♡これだめ♡♡♡ ざこちくびいっちゃう♡♡ つめのさきっぽでちくびかりかりけずれていっちゃいます♡♡ あッ♥♥ あぁっ♥♥♥ 」
胸にたまった快感を逃がすために、カホさんの胸が思いっきり突き出される。反動で肩の方が俺の背に思いっきり押し付けられる。カホさんの身体は乳首の快感に耐えられず、先ほどからぴくんっ♡と体を震わせて感じたり、無理な体の使い方をして快感を逃がしているためか、ふるふるとした小刻みな震えが伝わってきていた。
「いくいくいく♥♥ いくっ♥♥♥これイ゛ク゛っ♥♥♥ ああぁっ♥♥いっちゃう♥♥ちくびかりかりでざこアクメしちゃう♥♥♥」
声がひときわ甘く、切なく発せられる。
「イク♥♥♥ ちくびでアクメするときはっ、、♥♥ こうやってちくび、ひっぱって、、♥♥」
ぎゅむぅぅぅぅぅぅうううう♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
「だめ゛ぇ゛!♥♥♥イクっ!!♥♥イクぅっ♥♥♥♥♥♥」
カホさんの身体がビクビクッ♥♥と跳ねたかと思うと、腰をおおきくのけぞらせて、カホさんの小さい頭が肩と肩のちょうど真ん中あたりに押し付けられる。ぐぐぐっ~~♥♥という、カホさんがのけぞりアクメを決めている幸せな圧力が背に加わってくる。まっすぐに首を伸ばしきれず、残った快感を逸らすために、後頭部がぐりぐり♥♥♥♥と押し付けられる。
「あ゛っ♥♥♥♥♥う゛っ♥♥♥♥♥ いく゛っ♥♥♥♥♥いってる♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥ ちくびっ、、♥♥♥おもいっきりひっぱっておっぱいアクメっ…♥♥きもち………♥♥♥」
伸びを終えて、体を戻すと少し冷静さを取り戻したのか
「あっ、ごめんなさいいっぱいもたれちゃって…」と謝られた。
「謝らなくて大丈夫ですよ!…その、こっちまでカホさんが気持ちいいのが伝わってくるようで、興奮しました」
このまま触らずに射精してしまうのではないか、と思うくらいに剛直へ血流が集まっている。亀頭はパンパンに膨らみ、裏筋から金玉、その奥の根元の方から、本気で勃起しているのが分かった。意識していなくても、竿に力が入ってしまう。快感を求めてびくびくと力が入ってしまう。ぎゅるるると前立腺の方から押し出されるようにして、金玉に精液がたまっていく感覚…。
「配信じゃ、こんなに下品にはイカないようにしてるんですけど……♡」
「…確かに、配信だともっとかわいい感じで喘いでるイメージがあったので驚きました」
「そりゃ配信じゃ、かわいいと思ってもらいたいからもっとかわいく喘ぎますよ!笑 ……その、引いちゃいましたか?いつも本気でオナニーするときのけぞっちゃったり、汚い声出ちゃって……♡」
「いや全然!自分としては、正直、みんなが知らない一面が見れて嬉しい気持ちが大きいです」
「ふふっ 意外と藤さんも変態なんですね♡ ちょっと嬉しいです」
憧れの配信者と普通に話している自分に驚いた。他のファンに対して感じていた申し訳なさを塗りつぶしてしまうほどに、こはるさん…もといカホさんの、配信で見せないプライベートなオナニーを、知ってしまったのだ。嬉しくないわけがなかった。
「その…節操なくて申し訳ないんですけど……♡」
「乳首だけだったからすごい切なくて…♡♡ さっき通話で聞いてもらったときも、クリオナまで確認してもらったので、もう少しだけ付き合っていただいてもいいですか…?♡」
なんでもすると誓った身である。断るはずもなく…。そのような理由付けで応じる自分に一抹の不安を覚える。もうすでに自分の中にあった理性は麻痺してしまったみたいで、なんだか頭がふわふわした心地であった。
気持ちよくなりたい。それだけに脳みそが支配されている感じがした。トラウマで動悸が収まらなくなってしまったのか、それとも興奮でそうなってしまっているのか、もう判断がつかなくなっていた。……
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閑話休題。
段階的曝露法。
曝露療法というトラウマ治療の代表的方法の一つである。
藤の抱えるトラウマは「信頼し心を通わせていた恋人がサークルの先輩たちと乱交していた映像を本人から見せられたことをきっかけに、女性の性を想起させる場面に直面すると、ストレス反応が喚起される」というモデルで表せる。藤はそのため会社でも女性社員の集まる会食や飲み会に顔を出さないようにしていた。電車での通勤は女性が乗り込むため、入社してすぐは始発に乗り少しでも混雑を避けようとしていたのだが、さすがにその生活を毎日続けるのは堪え、バイクの免許を取り最近はバイクで通勤していた。女性に対する苦手意識は依然残っているままであったが、それでも日常生活は送ることができていたので、藤としてはこのままトラウマを抱えて、ずっと一人で生きていくのだと、漠然と、寂寥と人生を見つめていた。
…話を戻す。
この手法は安全に患者が恐怖の対象に接することが重要で、患者にイメージで恐怖対象を想起してもらう方法と、実際に恐怖の対象に現実で接する方法の2つがある。
現実で恐怖の対象について接していく手法では、恐怖のレベル表を作成する必要がある。例えば血をみてトラウマ反応が喚起されてしまう人は、「血を見る」のが恐怖レベル=100である。「スプラッター映画を見る」のが恐怖レベル=90、「粘性のない赤色の液体を見る」のが恐怖レベル=55、「トマトをみる」のが恐怖レベル=0……という風に患者本人に恐怖レベルの表を作成してもらい、実際にその恐怖レベルの低い順から慣れていくのを繰り返す手法の事である。恐怖レベルが次第に上がっていくので「段階的」暴露法という。
図らずも。
藤はいまこのセッションの真っ只中にいるのであった。
・こはるの全年齢生放送をみる 恐怖レベル=0
・成人向け生放送の雑談部だけ聞く 恐怖レベル=25
・成人向け生放送の自慰中のコメントのみ見る 恐怖レベル=30
・成人向け生放送の自慰中の音声を聞く 恐怖レベル=40
・成人向け生放送を自慰もすべて見る 恐怖レベル=50
レベル表を作るのであればこんなところであろうか。
ここまでは夏帆としてのこはるに出会うまでにクリアしているのであった。
そして先日の藤に対するこはるのDM。これはこはるの配信を生々しく性的にした、つまり恐怖レベルを引き上げる結果となったのであった。耐えられない藤はトラウマ反応として嘔吐してしまうのであるが…
そして、今日である。
藤は急激に恐怖レベルの高い刺激にさらされることになる。
・通話越しにカホさんのオナニーを聞く 恐怖レベル=75
・通話越しにカホさんが自分の名前を発しながらオーガズムに達する 恐怖レベル=80
・背中越しにカホさんがオナニーをする 恐怖レベル=90
・背中越しにカホさんがのけぞりガチアクメする 恐怖レベル=93
レベル表を作るのであればこんなところか。
もちろん夏帆にこのようなトラウマの知識はない(もしあっても専門家でない限り勝手に治療を行ってはいけない)。そう、本当に図らずも治療のプロセスを踏んでいたのである。
藤が夏帆に対して抱いている崇拝に近い感情は、治療関係において有効に働くことになる。
夏帆に対する嫌悪感、抵抗感、劣等感、恐怖……それらがすべて、興奮に塗り替わっていく。心の中で自身が枷をしていた女性に対する性欲が、堰を切ったようにあふれ出てくる。
要するに藤は、女性の性欲に対するトラウマを乗り越えつつあるのであった。
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……
「藤さん、私ちょっとおもちゃとってきますね♡」 カホさんがそういうと、ベッド横の引き出しを開ける音がした。ガチャガチャという音で、そこに秘される多くのアダルトグッズの数々を想像してしまう。
「いつも配信では使わないんですけど…♡」
ウィンウィンウィン…と何か機械の動く音がする。
「これ、クリとおまんこを一緒に刺激してくれる、お気に入りのバイブなんです……♡」
こはるとしてカホさんがライブチャットをしている時、基本的にはクリや乳首への愛撫が行われる。たまにディルドを使ってすることもあるが、挿入はあまり行われない。個人的には、中ではイキにくいとかそういう理由であんまりしないのかと思っていたけれど、配信外だと普通に挿入しているのだな、とふと思った。
「あとは、これ…♡」かちりとスイッチを入れる。
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴと小刻みな振動音が伝わってくる。
「こっちは配信でもよく使ってる、銀色のなが〜いクリバイブです♡先端はちっちゃいのに、めっちゃ振動強くてお気に入りなんです♡」
これは配信で見たことがある。指揮棒のような細長いフォルムのバイブで、ピンポイントに刺激する用のグッズだった。肘から指先位までの、結構な長さがあり、筆みたいにもって使っていた。長さがあるので、配信の画角だとまるで視聴者がこはるさんにバイブを当てているような気持ちになれるのだった。
「配信でディルドとか使うとですね、、DMがすごいことになっちゃって…♡ 「俺のちんぽこはるさんのおまんこにいれたいです」~とか、「こはるさんに童貞もらってほしいです!」、とか「オフパコしたいです」~とか……裏垢男子みたいなひとからも連絡来たりするんですよ……? 私はただオナニーしてるだけなのに♡みぃんな、私のこと気持ちいオナホだと勘違いしちゃうみたいなんです♡♡♡」
「だから配信ではあんまりやんないんですけど……裏でオナニーするときは、遠慮なくおまんこずぼずぼ~っ♡ってぐちゃぐちゃにしてムラムラしずめてるんです♡」
よし、と一言発して、またカホさんがベッドに座るのが分かった。
「なんかもう…テストとかそういうの抜きにして普通にオナニーしていいですか…?♡」
耳からカホさんの甘ったるい声が染み込んで、じくじくと脳みそを溶かしていくような感覚に、襲われる。これから起こることへの予感に、体が震えてしまう。もう後戻りできないところまで進んできてしまっているような、取り返しのつかないことをしている感覚と、ほかのファンや視聴者が絶対に経験することがないという優越感。
手足が冷たい。もう全身の血が魔羅にしか集まっていないのではないかと思った。そのくらい熱く硬く魔羅が、ビクビクと打ち震えていた。鈴口からはとめどなく涎が垂れていた。
もう脳みそでものを考えることはできなかった。思い悩んだ方が良いから悩むという、形だけの逡巡であった。もっと……もっとエロいカホさんが知りたい!
俺の口から絞りだされた言葉は、
「カホさんのオナニーもっと、聞きたいです 発情してるカホさんの声、死ぬほどエロいです」
気持ちよくなりたい、早く楽にならんと欲する雄の煮詰まった性欲からの言葉であった。
「ふふっ」
そう微笑むと、カホさんは背中合わせの体勢から体を横に向けて、背にもたれかかってきた。
小柄なカホさんの、小さな額が肩甲骨のあたりにおさまる。鼻先や頬がシャツ越しに背中に触れた。そのまま、筋肉質な俺の体の感触を確かめるように、そっと背を撫で始めた。
「はぁぁ……♡ 身バレしたのが藤さんで良かったです♡」
恍惚とした吐息を漏らしながら囁く。
「しますね♡」
そういうともたれるのを辞め、四つん這いのまま移動してくる。
敷いていたシーツも移動させ、俺の前に座った。
「藤さん♡」
もうカホさんの一挙手一投足、すべてに体が反応してしまう。
「目隠しは、外しちゃだめですよ♡」
そういうと、体育すわりをしている俺の膝をつかんで、胡坐をかかせるようにぐいと足を開かされる。
「藤さんのことおかずにするから、お顔も、うつむかないでこっちむけて…」
這ったまま近づいて、俺の顔をやさしく両手で支え、前を向かせる。
「やっぱり藤さんってすごいかっこいいお顔してますよね アイドルのメグロくんに似てる…♡ 学生のころすごいモテたでしょ」
「いや全然…そんなことなかったですよ」
大学時代は言わずもがな。トラウマとなった一件以来女性と恋愛関係になったことはなかった。高校生の頃は部活に打ち込んでいたのであまり恋愛に興味はなかった。
「ふーん…♡ ならみんな見る目無いですねぇこんなかっこいいのに♡」
んしょ…と小さく声をもらして、カホさんは俺の前で腰を下ろした。多分距離感的に枕を背もたれにして座っている。二人の間はそんなに空いていない。カホさんが足を伸ばしたら俺の膝先くらいには来そうな、そのくらいの距離であった。
今からカホさんが、俺をみながら、オナニーをする…今まで感じたことのない背徳感によってビン!と、勃起がまるでカホさんに求愛でもするように屹立していた。
「うわ……おちんちん、でかぁ♡♡ ねぇ、それ苦しくないんですか……♡」
胡坐をかいたことで強調されたソレをみて、興奮しながらカホさんが口走る。
初めて魔羅に言及されて、カホさんの興奮の波が伝わってくるように下腹部が熱くなる。じゅわぁ♡と我慢汁が鈴口からにじみ出てくるのが分かった。
「ねぇ…………藤さん♡、、、、おちんちん、だして♡」
拍動が加速する。荒い吐息を吐いて、性欲に支配されたおぼつかない手つきでチャックを下ろす。
最大限に勃起した男性器を女性に、見せつける。得も言われぬ快感に襲われる。触ってもいないのに、射精してしまいそうだった。
「うわぁ、すごい脈打ってます♡♡ びくびくびく~っ♡って、、、うわぁ、先走りでどろどろじゃないですか…♡♡ 亀頭パンパンにふくらんでて、うわ♡、カリえぐ……♡♡♡」
そういうと、クリバイブの方にカホさんがスイッチを入れたのが聞こえた。
「このかっこいいおちんぽおかずにしてもいいですか…?♡」
安いおもちゃみたいに首を縦に、2,3度振った。極度の興奮で声は出せなかった。
「私の性欲発散に、もうちょっとだけ付き合ってくださいっ…♡♡」