ロキのダンジョンを攻略して姿現しで入り口に戻ってきたケントは歩いてアクセルに向かう。
しばらく歩いていると獣型のモンスターが数体現れた。
虎の形をしていてケントに敵意を向けている。
モンスターが走り出してケントに攻撃を仕掛ける。
「(遅い…)」
だが、ロキのダンジョンで強敵と戦ってきたケントにとってこの程度のモンスターは雑魚だった。
モンスターが走るスピードよりケントが歩くスピードの方が速い。
スローモーションのように動くモンスター達をケントは的確に首を切り落とした。
「確かに強くなった。だが慢心は出来ない。常に自分を鍛えることを忘れないようにしないと」
既に人類の頂点に達しているにも関わらず向上心を忘れないケントはその足で森を抜けアクセルに帰ってきた。
◇◇◇
転生後すぐにケントはギルドに行き武器屋で剣を買ってからこの街を出た上に1年も経っているので彼のことを知っている人間はいない。
ケントはギルドの扉を開けて中に入る。
スーツ姿の彼を見て大勢の冒険者は怪訝な顔をする。
「誰だあいつ?」
「新入りか?」
「スーツ着てるぞ」
「まさか役人!?」
「まずい。税金滞納がバレたか」
「バカ野郎。それはギルドの仕事だろ」
小声でひそひそと話す冒険者達。
「(まあ、覚えている人間がいる方が珍しいだろうな)」
ケントはギルドのカウンターに歩きながら考える。
1年前のそれも一度見ただけの人物を覚えている人間などまずいないだろう。
「すみません」
ケントが受付嬢のルナに声をかける。
「はい。なんでしょうか?」
「素材の換金と…滞納分の税金を払いたいのですが…」
そう言ってケントは冒険者カードを見せる。
「かしこまりました。名前は…ホサカ·ケント…」
冒険者カードを受け取ったルナは改めてケントの顔を見る。
「…もしかして…ケントさん!?1年前に冒険者登録に来た!しかもレベル999!?」
ルナが大声を出す。
その言葉に足りない脳味噌で思い出した冒険者達は、
「ケント!?」
「確か上級職を選べるのに冒険者を選んだっていう…」
「あのケントか!?」
「レベル999!?」
「あり得ねえ!」
「チートか!?」
「どんな手使いやがった!?」
次々と記憶から言葉を絞り出した。
「驚きました。私のことを覚えているなんて…さすが受付嬢ですね」
ケントは後ろの冒険者達を無視して話を続けた。
「それはもちろん!」
「とはいえ個人情報を漏らすのは感心しませんね」
「あ、すみません///」
ルナは恥ずかしさで顔を赤くする。
「あのルナさんが赤面している!」
「バカな!俺達だってそんな顔させたことないぞ!」
「羨ましい!」
「ただ者じゃねぇ!」
「これがレベル999の実力か!」
また後ろが騒がしいがケントは無視する。
「1年も帰ってこないなんてどうしたんですか?ギルドでも行方不明者登録されてますよ」
「ダンジョンに1年ほど潜っていたんです」
「1年も…」
「ええ。なので先ほども申し上げた通り素材の換金と滞納分の税金を払いたいんです。それと行方不明者リストからは削除をお願い致します」
「かしこまりました。それではまず素材の換金から承らせていただきます」
「分かりました」
そう言ってケントは魔法の道具袋の中からモンスターの素材を出した。
「こ、これは…まさか…エンシェントドラゴンの爪!」
「「「なんだって!?」」」
「それにこれはヒュドラの鱗…これはリヴァイアサンの牙…」
「おいおい…」
「マジかよ…」
「どれも神話級のモンスターじゃねぇか」
ルナがモンスターの名前を口にする度に周りの冒険者がざわついていた。
「(少し反則気味だが…まあ、いいだろう)」
正規のモンスターを狩っていないことに罪悪感を抱きながらも黙っていることを選ぶケント。
「申し訳ございません。ケントさん、これ程の素材ですとギルドで換金するにはその…」
「分割でも構いませんよ」
「ありがとうございます!」
ルナが言いにくいことを代弁してくれたケントに感謝の言葉を伝える。
神話級のモンスターの素材を換金するにはギルドのお金が足りないのだ。
分割の手続きを済ませたケントは次に税金の支払いをする。
「はい。これで滞納分の税金の支払いは完了致しました。お預かりしていた冒険者カードをお返し致します」
ルナがケントに冒険者カードを返す。
ケントはそこで気づいた。
冒険者カードの下にメモが隠してあるのを。
ケントは何も言わず受け取って胸ポケットにしまう。
振り返るとそこには大勢の冒険者がいた。
男性からは嫉妬、女性からは羨望の視線が向けられている。
この後の展開(質問責めなど)が面倒臭くなったケントは姿くらましでその場から姿を消した。
空間に吸い込まれるように消えたケントを見て一同は驚きで声が出なかった。
◇◇◇
その夜。
ケントはルナに渡されたメモに記されていた宿の場所に辿り着いた。
宿なしだったのでありがたい気持ちもある。
スーツでは堅いのでラフなシャツとズボンを着ている。
メモに記されていた番号の部屋の前に辿り着きノックする。
「どちら様ですか?」
「ケントです」
室内から聞こえたルナの声に答えるとガチャっとドアが開く。
「どうぞ」
部屋に招かれて入るケント。
「それでメモに書いてあった話があるって…」
ドアを閉めたケントが振り向いたその瞬間、ルナに抱きつかれた。
その豊満な胸がケントの胸で潰れる。
さらにルナの服装はネグリジェ姿なので扇情的である。
「…どういうことだ?」
ケントは何とか理性を抑えて訊いた。
「ずっとこうしたかった…私、初めて見た時からあなたに一目惚れだったの」
「…」
ケントは念のため嘘を言っていないかスキルで確認したがシロだった。
「とりあえず座って話そうか」
「はい」
ケントとルナはベッドに並んで座る。
「…初めてあなたに会った時に一目惚れで…でもあなたは帰ってこなかった。冒険者がクエストに行って帰ってこないことは珍しいことではないわ。亡くなった人も見たことがある。だからあなたが帰ってこなくて…行方不明になって…ああ、もうこの世にはいないのだと思っていた。忘れようと思った。でもあなたは帰ってきて…それで…その…気持ちが抑えられなくなったの」
ルナがまさかそこまで自分のことを想っているとは考えていなかったケントは内心驚きながらも彼女を抱きしめた。
「心配かけてすまなかった」
「うん…それと改めて言わせて。あなたが好き…私とその…恋人になってくれる?」
「いいよ」
ケントは即答した。
こんな美人と付き合えるなら断る選択肢はない。
前世も含めて彼女なし童貞だったというのもあるが。
「嬉しい!…チュッ♥」
ルナは喜んでケントにキスする。
「チュッ…俺も嬉しいよ」
ケントはルナのような美人が彼氏なしということが信じられなかった。
というのもこの街にはサキュバスが秘密で経営している店があるためでもある。
もちろんケントは知らないし、目の前の金髪美女に夢中だった。
17歳になったからか精神年齢が24歳からそちらに近づいているような気がする。
「ルナさん」
「ルナって呼んで♥」
「じゃあ、2人きりの時だけ」
「ええ♥」
「ルナ」
「ケントさん♥」
ケントとルナは互いに名前を呼び合いながら熱いキスを交わす。
「ケントさん…触って♥」
ルナはケントの手を握って自身の大きな胸を触らせる。
「冒険者の男達がいやらしい目で見てる私のおっぱい…あなたは目を逸らしてたけど…」
「女性に対して失礼だからね」
「そういう紳士的なところも好き♥でも今はいっぱい見ていっぱい触って♥」
ルナの甘えた声にケントはキスしながらルナの胸を揉み上げる。
「あっ♥いいっ…そこ…気持ちいい♥」
喘ぐルナ。
ケントが乳首に触れるとルナの体がビクッと震えた。
「あんっ♥なに今の…ビリッてきた…もうダメ…直接触って♥」
ルナにそう言われてケントは服の中に手を入れてルナの胸を揉み乳首も弄る。
「んんっ♥すごい…気持ちいい♥…あなたのも大きくなってるわよ?」
とろけた目をしながらケントの股間を触るルナ。
「あなたのも…見せて♥」
耳元でそう囁かれて我慢できなかったケントはズボンとパンツを脱いだ。
ケントのペニスはギンギンに勃起していた。
「すごい…男の人のってこんなに大きいんだ♥」
ルナがペニスを握ると、ケントの体がビクッと震える。
「大きくて…硬くて…熱いわ♥…ん…チュッ♥」
ケントにキスしながら手コキ…キス手コキをするルナ。
「ぐっ…」
ケントが声を上げる。
レベルは999でもこっちのレベルは童貞で1なのだ。
「いいわ…どんどん気持ち良くなって♥」
ルナが初めてとは思えないほどの動きで手コキを続ける。
ケントもルナの胸を揉み続けるが先にイキそうだった。
「射精るの?いいよ…射精して…射精して射精して…射精してぇ♥」
ビュクッ!
ケントのペニスから精液が発射されて宿の床を白く汚す。
「これが…精液…ん…レロッ…」
ルナは手についた精液を舌で舐め取った。
その仕草は何とも言えないほどエロティックだった。
「1回射精したのにまだ硬いのね」
ルナは未だ勃起し続けているケントのペニスを見つめる。
「それじゃ次はこれでシてあげる♥男ってこういうの好きなんでしょ?」
そう言うとルナは上半身裸になってケントの股の間で膝立ちになると、その大きな胸でケントのペニスを挟み込んだ。
「うぐっ!」
「アハッ♥すごい!オチンポ、跳ねた!」
ケントの反応に喜ぶルナ。
「じゃあ動かすわね♥」
ルナは胸を上下に動かし始めた。
男性冒険者全員が憧れるルナのパイズリをケントは独占しているのだ。
ペニスをムニュムニュという感触と共に扱いている。
「1回射精したから扱きやすいわ♥でもこうしたらもっと…」
ルナは口から唾液を垂らしてペニスにつける。
「ほら…どう?」
ルナが胸で扱く度にヌチャヌチャと音が響く。
「気持ちいいみたいね♥ねぇ、オチンポ熱くなってるけどそろそろ限界じゃないかしら?」
「実はもう…」
「やっぱり♥」
ルナはパイズリのスピードをさらに上げる。
「2回目の射精いいわよ♥」
「イクッ!」
ドピュッ!ビュルル!ビュルルル!
ケントのペニスから精液が噴水のように放たれてルナの胸と顔を汚していく。
「2回目なのにこんなに…しかもまだ勃ってるなんて…」
ケントのペニスは2回目の射精を終えたのに勃起していた。
「ねえ、ケントさん…私の処女、もらってくれる?」
ルナはショーツを下ろし生まれたままの姿を晒しながらケントを誘った。
「もちろん」
ケントは即答した。
「ケントさんはそのまま座ってて」
ルナはベッドに座っているケントの股の上に座った。
「ケントさん、私のアソコ…もうびしょ濡れなの♥だからもう挿れるわね♥」
ルナはケントのペニスに狙いを定めて腰を下ろした。
ズブッ!ズブズブッ!
「はあんっ♥すごい!これがケントさんのオチンポ♥」
「んぐっ!」
喘ぎ声を上げるルナと顔を歪ませるケント。
お互いに処女と童貞を卒業した。
ルナがケントに抱きつくことでその胸がケントの胸と密着する。
「…ケントさん」
「…ルナ…んむっ!」
見つめ合い自然と唇を重ね合って舌を絡ませる。
「ケントさん、好き♥大好き♥」
ルナが対面座位のまま腰を上下に動かすことで胸がケントの胸で摩擦を起こす。
「あっ♥乳首擦れて気持ちいい♥ダメ…イッちゃう♥」
「俺ももう…」
お互いに限界が近づいていた。
「いいわよ♥射精して♥私の膣内に射精してぇ♥」
「射精るっ!」
ドピュッ!ドピュドピュッ!ビュルルル!
「はあんっ♥射精たぁ…ケントさんの精液…」
ルナの上半身が逆海老反りになって絶頂に達する。
「はぁ…はぁ…ケントさん…私のオマンコ…どうだった?」
「最高だったよ」
「ありがとう♥チュッ♥」
ルナはもう一度ケントにキスをした。
◇◇◇
それから何度も身体を重ねていつの間にか寝ていて朝になっていた。
目を覚ますと隣でルナが眠っていた。
もちろん2人とも裸である。
ケントはルナの前髪をそっと撫でる。
「んん…ケントさん?」
「ごめん。起こしてしまったね」
「ううん…おはよう」
「おはよう」
ケントが朝の挨拶をすると、ルナが目を閉じて何かを待っていた。
察したケントはルナの唇に朝のキスをしてあげた。
「そろそろ出ないと」
「ええ…そうね」
ルナには受付嬢の仕事がある。
サボる訳にはいかない。
「ケントさんは?ギルドに来るの?」
「それなんだけどまた旅に出なくてはいけないんだ。だからしばらくはまた会えないかもしれない」
「そう…寂しいけど待ってるわ」
ルナが残念そうな声を出す。
それを見たケントは心苦しさを感じるが彼にはやるべきことがある。
「帰ってきたら今度はちゃんとおかえりなさいって言うわ」
ルナは優しい笑顔でそう告げた。
2人はシャワーを浴びて着替えを済ませて、ルナはギルドへケントはまたアクセルを出て行ったのだった。