※この作品はR-18です。

うたわれるものヒロインとイチャイチャする話   作:クラムP

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前中後編構成に味を占める。


第十話中 クオン/パイフェラシックスナイン

 

 オシュトルは悩んでいた。

 

 アトゥイは、いつから正体に気づいていたのか。

 ノスリとルルティエは、いつからあのような行為に耽っていたのか。

 

 己自身やネコネ、そしてこのエンナカムイにかかりきりで、仲間たちの想いに思考を割いてこなかった。

 そのツケがここで回ってきたのだろうか。

 

「どうしたの? そんなに怖い顔して」

 

「今日はずっとこの調子なのです。こうもあからさまですと、皆の士気に障るので控えてほしいのです」

 

 目の前には、様子がおかしい男を案じるクオン。

 そして煩悶する兄に対し、訝しげな面持ちを崩さないネコネ。

 当初ならともかく、今の男にはもう彼女たちから目を背ける選択肢は存在しない。

 

 だからこそ悩む。

 今朝の宣言通り『オシュトル』を貫くか。

 アトゥイに、本当のことを話すか。

 

「まったく…………はいはい、そこまでかな」

 

「わぷっ」

 

 思考の螺旋に陥いるオシュトルを——クオンの胸が襲った。

 

「駄目だよ、オシュトル。今はほかの娘のことなんて考えちゃ。私(わたくし)たちに集中してくれないと」

 

「いずれにせよ、兄さまは夜にしっかり、その……発散しませんと。後で支障をきたすのですから。いつまでもウジウジされては困るのです」

 

 クオンに強制的に待ったをかけられ、ネコネが棘のある言葉で諫めてくる。

 たしかに、これでは二人に失礼だ。

 

「ぐ……すまぬ。視野が狭くなっていたようだ」

 

 ひとまず、オシュトルは悩みを頭の隅に置いておくことにした。どの道、目の前のタスクは待ってはくれないのだから。

 それに……クオンの身体が直に当たっているせいで。

 

「もお……♡ 本当に現金なんだから」

 

「……面目ない」

 

 愚息の猛りはしっかりクオンにもバレていた。居た堪れない。

 

「ネコネ。私(わたくし)が先でいいかな?」

 

「は、はいです。わたしのことはお気になさらず。……というか別に、わたしはシなくても、何も困りませんので」

 

 姉貴分の前だからか、ツンケンっぷりを発揮するネコネ。最近はデロ甘だったので、もはや懐かしさすら感じる。

 取り繕ったとて、ネコネが男の部屋で全裸オナニーをやらかした前科は消えないのだが。

 

「……なんです? なにか文句でもあるですか」

 

「いや、なんでもない。うむ」

 

 鋭さを増すジト目から避難するため、オシュトルはクオンの身体に身を寄せる。

 障らぬネコネにタタリなしである。

 

 

 

 

 

 * * *

 

「はい。じゃあ、脱がせてくれるかな?」

 

 クオンが胸の高さに手を上げ、無防備な姿をさらす。

 脱がせるといっても、着ているのは肌襦袢一枚。

 これは一種の儀式だ。オシュトルからクオンを求めるのだと、立場をはっきりさせるために。

 

「ん……♡」

 

 クオンの襦袢の襟をはだけさせていく。

 むき出しの鎖骨に指先が触れ、クオンがピクリと体を揺らす。

 胸元から目線を上げると、彼女と視線がバッチリ合う。

 

「…………いいよ?」

 

 期待を伺わせる上目遣い。

 その目に背中を押され、男によって薄布がはらりと抜けていった。

 

「ごくっ」

 

 オシュトルとネコネの前にお披露目された、クオンの裸体。特に目についたのは、

 

「……やっぱり、前より大きくなってるよな?」

 

 おっぱいの成長。

 重力に負けずプルンと丸みを保つ双丘が、以前より明らかに一回りデカくなっていた。

 

「成長期か?」

 

「……そういうの、直接言うものじゃないと思うんだけど?」

 

 再会した当日はこちらも気恥ずかしく、まじまじと観察する余裕は無かった。しかし、これほど成長するとは。

 

「……オシュトルのせいなんだからね」

 

 男のせいらしい。エンナカムイに来てからよく聞くワードだ。まあ、大半は事実その通りなのだが。

 

「『大きくなれ』って。帝都にいた頃、何度も言ってたかな。あの頃から、少しずつ」

 

「は? ……あれって効果あったのか?」

 

「たぶん。一応、後で検証してみないとね」

 

 『命令』が成長に作用した?

 確かに、デコイに対しては絶大な効力をもつが、ここまで影響があるのだろうか。アイスマン計画についての資料は一部しか目を通していないため、その真偽は定かでない。

 だが、立派に実りを増した乳房は現にここに存在する。

 

「…………」

 

 ネコネがこっそり自身の胸に手を当て、無言でこちらを睨んでくる。その目はなんだ。

 

「そんなに気になる? まあ、アトゥイやノスリのおっぱい、好きだったもんね?」

 

「…………あー、そう、だな」

 

「あ、あれ? 小さくなっちゃった?」

 

 アトゥイの名を聞いた途端、興奮を貯めていた男根が急にお辞儀を始めてしまう。 

 今の男にとって、彼女の話題はダメージが大きかった。

 

「はあ……しょうがない。特別だよ?」

 

「お、おお?」

 

「オシュトルの好きなコ(・)レ(・)で、またその気にさせてあげるから」

 

 クオンが己の尻でオシュトルを布団に押し転がすと——乳房を男に見せつけ、妖しく笑った。

 

 

 

 

 * * *

 

「良かったあ。ちんぽがおっきすぎて、私(わたくし)のおっぱいじゃ足りないかと思った」

 

 柔らかな一対のふくらみに、肉竿が挟まれる。

 それだけでびくびくと再起を始めるのだから、雄というものは単純極まる。

 

「どう……? って、聞かなくてもわかっちゃった。本当に、この子は正直で偉いね。いい子、いい子」

 

「正直者でなくて悪かったな」

 

「ぷふっ! お、おまんこに凄んでる……」

 

「体勢的に仕方がないであろうが!」

 

 そう。

 仰向けのオシュトルの眼前には、クオンの膣穴のどアップが。

 逆向きのクオンが肉棒を乳で挟む間、男は肉びらか尻尾相手に会話するしかなかった。

 

「はいはい。怒らないの。ほら……♡」

 

「うお!?」

 

 表面は絹のように柔らかくも、ハリのある乳圧が男根を包む。

 

「ふふふっ。ほらほら、オシュトルの大好きなおっぱいだよ♡ むぎゅ〜、って。こういうのが好いんだよねえ……♡」

 

「ぐぬぬ、調子に乗りおって……」

 

「調子が出てきたのは、オシュトルのちんぽじゃないかな? ……ほら、先っぽがどんどん谷間から伸びてきた♡ んふ、お花のつぼみみたい。さ、がんばれ♡ がんばれ♡ もっとおっきくなってね♡」

 

 上機嫌なクオンが自ら乳房を手繰り、肉竿を前後左右に捏ね回す。執拗に、時に奔放に。男のペース配分など素知らぬ顔で。

 元より胸のサイズを気にしていた反動か、己の巨乳を活かすことに一切ためらいがない。

 

「オシュトルは私が大好きだから、私のおっぱいも好きだもんね……♡」

 

「いや、そうとは限らんだろ」

「わ・た・く・しの、おっぱい、好きでしょ?」

「…………はい、大好きです」

 

「兄さま、情けないのです……」

 

 妹(ネコネ)の視線が痛いが、仕方ない。

 なにせ、恋人(クオン)の胸が本当に最高なのだから。

 炒飯を頼んだら、中身がパンパンに詰まった肉餃子がサービスで付いてきたようなもの。嬉しいに決まっているではないか。

 

「じゃあ、素直に言えたご褒美に……はむ♡」

 

 ご満悦のクオンが股間に顔を寄せると……揚々と亀頭を咥え込んだ。

 

「はむ……ちゅ……んふう……れろ……♡ むじゅる……んれろ……♡ あはっ♡ ふ……ん……ちゅる♡」

 

 巧みに舌をくねらせ、敏感な亀頭の表皮を幾度も舐めとる。

 

「じゅるるるっ♡♡ ちゅぶ……♡ んっ♡ しょっぱいの、濃くなってきたね……♡」

 

 たちまち我慢汁が滲むも、その端から吸い上げられる。

 出された物を余すことなく平らげる、クオンらしい強欲な口淫。さらに言えば陰茎をしゃぶる速度も早い。

 あっという間に、睾丸がキュルキュルと精液を生産し、

 

「ふうん、さきっぽほじほじされるの、そんなにいいんだ……♡」

 

「つぅっ……!?」

 

 射精の気配を感じた途端、逸物に纏わりつく感触が変化した。

 

「 ちゅるっ♡ もっと、わたくひで興奮して……♡ んじゅる……んぷ……♡ わたくしが大好きなんだぁ……って、おちんちんからおつゆ流して喜んで……♡」

 

 熱く湿った、クオンの舌。

 厭らしくもそのもどかしい刺激は飢餓感を招き、募らせ、鈴口から我慢汁をガンガン生成していく。

 

「れろっ♡ れろ……んお……れちゅ……ちゅろ……♡ んふっ♡」

 

 遊ばれている。

 男を焦らし、淫汁で喉を潤すことで愛を実感している。控えめに言って、ドスケベの所業である。

 相変わらず、厄介さとオシュトルを弄ぶ手管においては、他の者より頭ひとつ抜けている。

 

 どうしよう、恋人がエロすぎてツラい。

 

「ねえ……オシュトルも舐めて?♡ 目を離すと、すぐ怠けるんだから♡ 私(わたくし)のおまんこがえっちになってきたら、相手しないと♡ ね?」

 

「う……分かった」

 

 咎めるというより、揶揄うような口ぶり。

 股間にひしめく快感に身悶えして見逃していたが、目の前の肉壺からは既に愛液が滲み始めている。

 胸と口だけでこんなに濡らしたのか。ノリノリにも程があるだろう。

 

「んも、ふも……むぅ、ん……ひゃう!?♡♡ あっ♡ オシュ、ふあっ♡」

 

 意を決してクオンの小陰唇を舐ると、それはそれは可愛らしい声が聞けた。パートナーの嬌声が股間にも響く。これはたまらん。

 

「う……んんっ♡ お返しのつもりかな……♡ んく……ああっ♡♡ いいよ、私も……負けないんだからぁ……♡」

 

 ゆうに三桁は剛直を受け入れたであろう、クオンの膣口。雄を煽る香気を垂れ流しつつも、その花弁は初々しく鮮やか。

 人様の局部を舐めるなんぞと思うかもしれないが、可愛い彼女が自分の手腕であえぐのを見ると、存外愉しくなるものである。

 

「んくっ♡ はむ……っ♡ あふっ♡ ん、ぷぁっ!♡ はっ♡ あうぅ……♡ お、おんなじとこばっかりぃ……♡ んむっ!♡♡」

 

 クオンは悦に震える己の蜜壺に負けぬよう、乳房を抱える手に力を入れ直す。

 男もまたクオンの肉豆を逃すまいと、彼女の尻を捕まえながら肉芯を舌で転がし続ける。

 面白いように感じる彼女の体に愉悦を抑えられず、つい下品な音を立てて煽ってしまう。

 

「ん゛むぉ……♡♡ ぢゅくっ♡ はぶっ、むぐ♡ んん゛っ♡♡」

 

 下半身を愛する少女に奉仕してもらい、こちらは彼女の恥部を味わい、この幸福を噛み締める。

 クオンの要望から始まった形ではあるが、男にとってはメリットしかない。

 いくらでも続けていたい…………そう思っていたのだが。

 

「ん゛!♡ ふも……っ♡ じゅる……もう、ぱんぱん♡ 辛抱たまらない、って感じかな? んむ……ごきゅ……んきゅ……♡」

 

 猛りを増した陰茎がクオンの喉奥を圧した。

 しかし、彼女は余裕を崩さない。

 

 男が目覚めてから、数えるのも億劫なほどこの逸物を咥えてきた熟練者にとって、この程度の反撃は可愛いものか。

 

「んえ、むふ……♡ ひぃひょ♡ たふはん、だふぃえ♡」

 

 陰茎に貯まった雄汁をさらに強く啜り上げ、射精へのカウントを強引に進める。

 根本まで陰茎をがっぷり咥え、彼女は唇の口径を絞り、

 

 じゅっぼじゅっぼじゅっぼじゅっぼ!♡♡

 

 じゅぽっ!♡ じゅぽっ!♡ じゅぽっ!♡

 じゅぽっ!♡ じゅぽっ!♡ じゅぽっ!♡

 

 限界の近い逸物を口で嵌めこんだ少女が、跳ねた。

 出せ、早く出せ、と。

 強い意思を前面に出し、雄の抵抗など許さない。

 早く男がイく所が見たくて、彼女はすっかり夢中だった。

 

 ちゅるっ♡ ずるるるるるっ!♡♡♡

 

 決め手は、男の射精衝動を加速させる、強烈な吸引。

 

 ドビュボビュビュッ!!♡♡♡♡

 

 ドプドプドプドプドプドプッ!!♡♡♡♡

 

 ドプドプドプドプドプドプドプドプドプドプドプドプドプドプドプッ!!!♡♡♡♡♡

 

「おぷむっ……!♡ んん゛…ん゛ん……!♡♡ ごきゅ…♡ ごきゅっ!♡ ごきゅっ!♡ ごきゅ……♡」

 

 喉奥に勢いよく射精されても、クオンはそのまま陰茎にかぶりつくのを止めない。

 待ちに待ったと言わんばかりに、喉を鳴らして精液を嚥下していく。

 

 離してなどやるものか。

 クオンのオシュトルへの執着は、一度や二度の射精ごときで振り切れるものではない。

 しかし、その気持ちの入りようが裏目に出た。

 

「んぶっ!?♡♡♡ ふぶっ!?♡♡♡♡ む〜〜〜〜!♡♡♡ んん゛〜〜〜〜〜♡♡♡♡」

 

 ピクつく膣ひだ。

 予想外の絶頂にさらわれ、余裕を無くした顔。

 クオンは思いもよらず、精飲で果ててしまった。

 

「ん゛♡♡♡ むう゛ぅ゛う♡♡♡♡」

 

 息を整えようにも自ら独占した白濁液がそれを許さない。男の躰の上で、少女が逃げ場のない快楽に悶える。

 愉しい情交に熱をあげ過ぎたせいで、自身の限界を見誤ったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 * * *

 

 

「全部飲み込もうとするからだ。ごう突く張りめ」

 

「何か言ったかなぁ……?」

 

「ナンデモナイデス」

 

 いかん、口は災いの元か。

 まあ、最後まで精液を一滴たりとも逃さない意地は賞賛に値するかもしれない。

 

「それを言うなら、オシュトルはもっと欲張りになるべきかな」

 

「欲張り……?」

 

 己の谷間に散った淫液を処理する傍ら、オシュトルの横に座るクオンが物申す。

 

 

「ねえ……アトゥイの事、好き?」

 

 

 また唐突にぶっこんでくる。

 どうやらクオンも、アトゥイの件は察していたらしい。

 

「…………決まってるだろ」

 

「ルルティエは? ノスリのことは?」

 

「…………ああ」

 

「私のことは?」

 

「…………ああ」

 

「好き? 嫌い?」

 

「………………………………好きだ」

 

「よろしい」

 

 最後は必要あったのだろうか。

 

「あとは………………オシュトルを、がっかりさせたくない?」

 

「ああ」

 

 

「………………………………へえ」

 

 オシュトルの即答に、クオンはなぜか不機嫌そうに尻尾を揺らす。

 その態度の変化に、なぜか薄ら寒いものを感じる。

 

「いいよ、私が許してあげる。オシュトルは自分に正直に、やりたいようにしてみるべきかな」

 

「……いいんだろうか」

 

「許すって言っただけかな。流石に、それ以上頼られても困るんだけど」

 

「すまぬ。それは当然だ」

 

 『オシュトル』としての対面ではなく、男自身の心に従う。

 それは実質、オシュトルに二心を許すということに他ならないのだ。

 そのあたりはさすがに、クオンも明確な免罪符は与えてくれなかった。当然である。

 

「やきもちは焼くよ。するなと言われても、絶対にするけど。男なんて、皆そんなものだから」

 

 彼女の剛毅な考え方は一体何に由来しているのか、たまに気になってしまう。

 

「でも、お母さまがたくさんいるお家も、意外と悪くないものだから。大事にしてくれるって言うのなら、アトゥイも、みんなも大事にしてあげて」

 

 それに、とクオンは付け加え、

 

「朝も言ったけど、ここでは、あなたがオシュトルなんだから。自信を持てば問題ないかな」

 

「……クオン」

 

 彼女のお墨付きの根拠は不明だが、どこか納得できてしまい、思わず深く息を吐いた。

 

 そして————答えが出た。

 

 半日近く悩んだのは、一体なんだったのだろうか。

 オシュトルは自らの不甲斐なさを恥じ、後頭部をかく。

 

 

「まあ、今はそれより先に…………ね?」

 

「え?」

 

 

 クオンが横に逸らした視線に倣い、布団の端に目を向けると。

 

 

「あ……♡♡ ああ……♡♡♡ ん、あああ……♡♡♡♡♡」

 

 

 ネコネが床に臥して丸くなり、無我夢中で自らの股をまさぐっていた。

 一体、いつからそうしていたのか。

 襦袢は既にずぶ濡れ状態。

 畳まで濡らしかねない勢いだが、彼女の理性は既に明後日の方角へ。

 

「まずは、目の前にいる子のこと、満足させてあげてね?」

 

 こうして、四六時中女子のことばかり考えるハメに。

 だが仕方がない。

 これこそが『オシュトル』とは違う、オシュトルの選ぶ道なのだから。

 




ハクはクオンの事を、出るとこ出てない残念賞と称していましたが、クオンは偽りの初めからしっかり大きいです。成長すればさらにデカい。立派だね……。
この男は女性を見る基準が明らかにバグっているので、信じてはいけない。幼少からほのかさんみたいなのが身近にいれば狂うのはそう。

あなたのうたわれ歴は?

  • 散りゆくのみ
  • 偽りあるいは偽り二白のみ
  • 散り~二白三部作
  • 三部作+ロスフラあるいはモノメビ
  • ロスフラのみ・モノメビのみ
  • 白への道標まで全て履修済
  • うたわれは未履修
  • その他
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