オシュトルの寝込みを襲ったネコネ。
その理由は、帝都でクオン達がしていた性処理を請け負うため。ハッキリ言って、完全に魔が差したと言うほかない。
一方、オシュトルもまた困惑していた。彼は別に必要に迫られて逢瀬をしていた訳ではない。頼まれたとて、男としては困るだけだった。
しかし、突っぱねるのも躊躇われた。
なぜなら、ネコネの暴挙の理由を問うことはすなわち、彼女の心の傷を抉ることに直結するからだ。行為の正誤は関係なく、今のネコネの心の危うい均衡を崩すのは、文字通り命取り。
ゆえに、この場の主導権はなし崩しにネコネのものへと転がった。
しかし、どのみち——この凶行は長くは続かない。
「うっ……ぅう…い、いたっ……」
ネコネが男の上で小さく苦悶を漏らす。
勢い勇んで腰を下ろしたものの、四苦八苦したあげくに挿入できたのは陰茎の三分の二にも満たない。
成長半ばの未成熟な躰に不釣り合いな剛直を入れたのだ。拡げられた痛みに身体を強張らせ、それ以上腰を落とすことも、抜くことも出来なくなるのも当然と言える。
「ちが、こんな筈じゃ……もう少し、時間を……」
男が寝入った隙を突いたまでまでは良かったが、残念ながら、彼女の意思に体がついてこなかった。
彼を受け入れたのは一応二度目ではあるが、依然として経験不足で生娘同然。それで夜事を抜かりなくこなせるなら、世の男女は誰も苦労はしないのである。
「ネコネ」
男が静かにその名を呼ぶと、少女は焦燥を表すように尻尾を逆立たせた。
「だ、大丈夫なのですっ! できます! できますから……! わたしが、わたしが少しでも、代わりにならないと。だから、い゛ぅっ……!」
無理に動こうと背筋と足に力を入れた瞬間、激痛がネコネの躰を貫いた。
焦りと苦しみの板挟みとなり、額に脂汗がにじみ出る。限界が近い。
姿勢を保つ二対の手足はガタガタと震え始め、頭も体も一切余裕がなく、この状況を打開する策など何一つ浮かばない。
「……辛いか? これならばどうだ」
見かねた男が、労わるように両手をネコネの腰に添えた。結合部にかかる負担を支えて和らげてくれたのだ。
その気遣いを意固地になって跳ねのける余裕さえ、今のネコネには持ち得ない。
しかしながら、その優しさがかえって、少女の心にやるせなさを与えてしまう。
「——っ」
何かしなければ。兄の役に立たねば。ネコネの頭にあるのはそれだけだった。
だが、当然ながらネコネは男にとって情欲の対象ではない。公
自らの失態に比して、彼女に出来ることはあまりに乏しい。
「……ぇう……ぐすっ」
己の無力さを痛感し、閉じたまぶたから涙が滲む。
「わ、わたし……。な、何も……なにも、できなくて……!」
たまらず、男の上で少女が嗚咽を漏らした。
あの日味わった無力と絶望を忘れられない。
目下にいる男の人生を狂わせた罪悪感が頭から離れない。
何かしようと気が逸り、計画性もなく行動した結果、できたのは彼を困らせることだけ。
ただただ情けなくて、ネコネは泣くことしか出来なかった。
「あまりそのような物言いをするものではない。己を貶めても、誰も喜ばぬ」
「……っ」
低く響いた声の主は、ばつの悪そうな困り顔で彼女を見上げていた。
その佇まいはかつての兄のものではなく、少女にとって見慣れたもので。その懐かしさが、さらに彼女の罪悪感を刺激する。
「わたしは結局、役立たずなのです。わたしに手伝えることは全然無くて、それどころか、邪魔者でしかなくて」
「ネコネ」
そこで男の声が圧を強め、罪深きネコネの告解を遮った。
「このまま続けると言うのであれば、『言葉で己を傷つけるのは止めよ』」
男はもう、ネコネの自虐を聞きたくなかった。
このまま静観しても彼女が壊れていくのならば、これ以上黙って見ていられるはずがない。
ゆえに男は——罪を重ねることを決めた。
「え? あっ……」
男はネコネの体を腕の中へ迎え、体勢を仰臥から胡坐へと変えた。ネコネを自ら抱き上げるような形になり、ちょうど男の口元が彼女の耳元に近づく。
「『心配するな』 、ネコネが徒に傷つく必要はない。『今抱いている気持ちは、今夜だけは頭の片隅に置いておけ』」
「兄、さま……?」
男の言葉が
「大丈夫だ。『痛みも苦しみも、今だけは忘れろ』、『緊張するな』、苦痛はすぐに良くなる。任せておけ」
耳元へ優しく、慰労の言葉を紡ぐ。
これは男にしか出来ない荒療治。ただの逃避に過ぎない。
だが、一時でも逃げ場を用意してやらねば、ネコネは遠からず壊れてしまう。それは看過できない。
ネコネの説得が叶わない以上、彼女の心を護るために、男は覚悟を決めるしか無かった。
「『気を静めろ』。怖くないぞ、某がいる。大丈夫、大丈夫だ」
「あ……うな……なに、を……」
罪の意識に苛まれるネコネを放置するよりはマシ、と心中で言い訳しつつ、男は
「お言葉に甘えて、今日はお前に手を貸してもらう。だが、まずは『力を抜いて受け入れろ』。『今夜は某に全て任せ、安心していろ』」
結合部を揺らして苦しめぬよう注意を払い、さらに入念に囁き宥める。
強張る背中や肩を何度もポンポンと叩きながら、彼女の本能に向けて仕込みを重ねる。
これ以上、己を傷つけぬように。
今だけは、罪業の軛から逃れられるように。
それがどれだけ卑劣な手段であろうと、男は目の前の少女を放ってはおけなかった。
「はい、はい…………え?」
変化は唐突に訪れた。
先程まで緊張しきりで、ただでさえ狭いのにギチギチに締まり、痛みが止まなかった膣内。
それが気づけば魔法にかけられたかのように緩く伸び、苦痛が嘘のように消えていた。
それどころか、ネコネの心にも安堵が広がっていく。ずっと少女の胸を占めていた絶望が平穏に冒され、支配されていくようだ。
「あ、れ……? これ、おかしいのです。だって、だってわたしは」
霧散する痛みと不安に、少女は逆に動揺した。
抱き締められ、優しく囁かれるたび、強制的に自分の心が別のものに塗り潰されてゆく。
その不可解な感覚に、ほのかな恐怖を覚えた。
だが、その気持ちさえも融解し、減退していく。
「ゆっくり動くぞ。『中を刺激されるたび、気持ちよくなれ』」
言葉がネコネの本能に染み渡り、少女の腕から力が抜け、膣圧がさらに緩んだ頃。
————ヌルル……トン♡
ようやく、男根がネコネの中で活動を始めた。
「ふぁ……♡ ……え? あっ、あぁっ……!♡」
浅い膣道の奥、特に狭まった箇所で止まっていた亀頭が、膣壁を軽く叩くと、ネコネは思わず弾んだ声を漏らした。
トン♡ トン♡ トン♡ トン♡
優しく心地好い刺激が、ネコネの胎の中で繰り返し響く。
「あ、あれ……ん…っ♡ あ…♡ や、恥ずかし……♡」
自分の喉から出た声とはとても思えない。
脳裏を占めていた罪悪感も、行為の辛さも、今や跡形もない。降って湧いた未知の快感に、すべてあっさり押し流された。
「それで良い。それで良いのだ。『今しばらく、全ての行為を快く受け入れよ』、『突かれるたびに性感を覚えろ』」
「んんん…!♡ うっ…はぁっ!♡ あっ♡ やっ……ううっ♡」
続けてトントンと子宮口をノックされ、ぞくぞくとむず痒い感覚が広がるのを止められない。
おかしい。この胎には肉竿がお腹いっぱいに詰まっているはず。なのに、溢れるのは脳を痺れさせるような圧倒的な心地よさのみ。苦痛などまるでない。
「ひゃ…あっ♡ へん、変です…♡ うぅ♡♡ こんな…こんな、気持ちになんて…♡」
「それが快感というものだろう。いい調子だ。『その調子で、行為が続くほどもっと気持ちよくなれ』」
「え……ひゃうぅ♡♡」
男の腕に完全に包まれ、ただ突かれるがまま。
ネガティブ一色だった感情は勝手に整頓された。
下腹部に溢れる刺激や、ゼロ距離で接する男の体温と匂いを甘受することだけに意識が収斂されていく。
今までの価値観が粉々になりそうな程に甘美で、恐ろしく心地よい体験。
その快感の強大さを前に、童女はあまりに無力であった。
「ちがっ……うぅ♡ そんなつもりじゃぁ……あっ♡ こんな♡ 良くしてもらおうなんて♡ 思ってなかっ…ひぃぃ♡♡」
「……辛い思いがしたかったか?」
「罰して、ふぁっ♡ 酷くして、もらいたかったのです、うぅ……♡」
「それは無理な相談だ。このオシュトルがたった一人の可愛い妹に、そんな真似ができるはずがなかろう」
「あ、あなたは……んゅっ!?♡ あああっ♡♡」
振幅の細かい腰振りが、戸惑うネコネの脳を麻薬のように焼いていく。
気持ちいい。こんなの知らない。
少女を気遣っての最小限の刺激ですら、今の彼女には十分衝撃的であった。
これはもう、ネコネによる贖罪の行為とは言えない。
男に行動の権限を奪われ、未知の快感に乱れる自身を全くコントロールできない。
「罰ならもう受けている。だから、少しくらいネコネに楽になってほしいのだ。『我慢するな』、『さらに気持ちよくなれ』」
「ああっ!?♡♡ はうぅっ♡♡ あっ♡ やぁ、だめですぅ…♡♡」
とん……♡ とん♡ とんっ♡
とんっ♡ とんっ♡ とんっ♡ とんっ♡ とんっ♡
ゆっくりと、しかし着実に少女は昇り詰めていく。
「んあっ!♡ やあぁ…♡ わたひ…ばっかりぃ…♡ 気持ちよくなっちゃ…♡♡ ぃ、いい…♡ いけ、ないのにぃ♡ ううっ♡♡ わたひが♡ 気持ちよく♡ してあげないと……♡♡」
「大丈夫だ、もう十分気持ちがいい。ネコネのおかげだ、ありがとう。だから、『存分に、昂ぶり果てろ』」
「ひぁっ!♡ ひぃいぃ゛~~~~!♡♥♡♥」
甲高い声が、結界内に反響した。
胡坐に組んだ男の脚の上でチンポで、幸福を頭にこれでもかと詰め込まれて果てるネコネ。性的絶頂の体験にも乏しい彼女は、もはや自分が何のためにここへ来たかすら頭から抜けていた。
悦楽に負けた少女は何も考えられず、しばらく赤子のように兄に縋り泣くしかできなかった。
* * *
夜が深まるにつれ、共犯者・ネコネによる夜伽は当初の目的を失っていった。
「ぅぅ……♡ あ♡ はう……♡」
男の胸に背中を預け、すっかり大人しくなった少女の肩がそっと撫でられる、それだけで、小さな輪郭は刺激に耐えられずにビクリと跳ね上がった。
『そのままでいい。抵抗せず、あらゆる刺激に快楽を感じろ』
どろり……♡
耳元に響く声が脳髄を溶かし、蜜孔から濁液として溶出する。
セルフプレジャー。
少女は未だ男に身を預け、されるがまま愛撫を受けていた。
温かい手がネコネの体をひと撫でするだけで、未だ肉棒が収まる陰裂からは、粘ついた愛液が溢れてしまう。
『今は、心地好い感情以外は捨て置け』
きゅん♡
腿を男の手がひと撫でしただけで、体内のナニカが弾けそうになる。
『重ねて命ずる。今だけ、あらゆる行為に幸福を覚えよ』
きゅん♡ きゅん♡
歳の割りに長い髪を手で梳かれ、嬉しくて堪らない。ふにゃりとみっともなく歪んだ頬が戻らない。
『心踊るほど喜べ』
きゅん♡ きゅん♡ きゅん♡
もっと触って欲しい。
澱の如く溜まった心労が崩れて流れていく。男の手にかかるたび、自分が知らないナニカに変わっていくようだ。
ぷしゅっ♡
「うぁぁぁ……♡♡♡ ああぁぁ゛ぁ……♡♡」
首筋を甘噛みされ、股からナニカが吹き漏れる。びくびくと手足を震わせ、限度を超えた幸喜に浸って身動きひとつ出来なくなる。
「イった?」
「絶頂したら、主様に『イった』と報告してください。『果てた』でも構いません。それが、わたし達メス奴隷の最低限の義務です」
「へ……? ひゃ……ひゃいれふ……♡」
「そんな義務はない」
至福に震える小さな体は、男の輪郭にスッポリ収まったまま、左右の耳からの指令に従順に従う。
生物としての本能ごと犯された少女に、理性的な判断などもはや出来はしない。
『下手に考える必要はない』『安心するのだ』
『心を落ち着けよ』『某に全て任せよ』
『無心となって快感を求めよ』
ぞく♡ ぞくぞくっ♡
ネコネはもう、声だけでイけそうだった。
意識もそぞろになり、もう一生この幸福という名の檻の中から抜け出せなくなるとすら思えた。
今はただ、彼女を気持ち良くしてくれる
『気持ち良くなれ』『気持ち良くなれ』
「ひぃ……♡ んぁぁ…♡♡ あっ♡ あっ♡ ひあぁぁぁ…♡♡♡」
ぷっくり膨らんだパフィーニップルを優しく擦り上げられ、またしても果てる。
「ネコネは立派だ」「いつも頑張っている」
「だから休んだっていい」「気持ち良くなったっていい」
「あ~~~♡♡ あ゛あ~~~~♡♡」
結合部の上を手繰る男の指に、無我夢中となる。
温かい。何の緊張もない。うれしい。たのしい。
すでに何度も失禁しているにも関わらず、羞恥も動揺もナニモナイ。
『ネコネ』「ネコネ」
果てて。
「ネコネ」『ネコネ』
ハてて、ハてて。
「ネコネ」
「ぅ…♡♡ ぁ゛……♡♡♡ ぇぁ………♡♡♡♡」
目蓋と結合部から涙をしとどに流すネコネを男はとにかく褒めちぎり、なりふりかまわず全力で慰め、甘やかした。
一切の加減を捨て、幾度も『命令』を重ねて絶望に蓋をし、想いを込めて労わる言葉を尽くし。男は少女を第一に考え負担をかけぬよう、丁寧に丁寧に心も身体も愛撫し続けた。
結果。
ネコネはあられもない顔で男の胸に蹲り、体中の穴から汁を垂らし放題となっていた。
男はただ、彼女を慰めるつもりでしかなかった。
しかし、彼は理解していない。己の全てを肯定され、認められ、今までの人生では味わったことのない全能じみた幸福感の坩堝。それがどれだけの劇薬であるかを。
質の悪い麻薬など及ぶべくもない、本能から心身を犯す蹂躙劇。
肉体的なオーガズムとは異なる、幸福感によるホルモンの過剰分泌による永遠に続く絶頂状態。淑女としての慎みなど保てるワケがない。
ネコネは今日初めて、幸せ絶頂というものを分からされたのだ。
* * *
「ネコネ?」
「はう゛♡♡」
吐息が耳にあたり、ネコネの意識が快楽により再覚醒させられた。
もはや男の声ひとつとて、彼女にとっては致命的なのである。
「あ……♡ はひ…♡ あにひゃま…えへ…♡ えへへ…♡」
男を見上げる瞳は潤みきり、心地良いまどろみに堕ちているのは一目瞭然であった。
常識も、価値観も、この至福の前に壊されてしまった。
男への愛着がとめどなく湧き上がる。彼の声以外、時間も場所も、前後の感覚すら覚束ない。
一切の注意も警戒も捨て、全てを男に委ねることに何ら疑問を抱けない。
「ここぉ…ここも、もっと、ほし……っ、ほしい、れす……♡」
肉竿が抜けて雌汁が漏らし放題となった股座に手を添え、恥じることなく要望を口にする。
ドロドロに自我を溶かされた今のネコネは、ただ欲望のままに快楽に耽るだけのモノ。
更なる快楽を求め、膝の上で腰をカクつかせせ、はしたなく懇願することも厭わない。
「おまんこ」
「そこはおまんこですよ。主様が欲しいのであれば、ちゃんと明確に求めていただきませんと」
「おまんこ♡♡ おまんこおまんこ♡♡ おまんこの中♡ ほしい♡ ほしいれす♡♡」
両脇からの双子の卑猥な囁きをオウム返しで復唱する。いつも理知的であった神童の姿は、既にそこには無い。
「いや、それは……なら、これはどうだ?」
「あ♡ あ♡ あっ!♡ いい!♡ いいですぅ♡♡」
イキ汁まみれの弛みきったイキまんこの外縁を男の指に弄られ、メロメロの雌が面をほころばせる。
「あにはま♡ あにさまにだっこはれて♡ さわられて♡♡ きもひいいのくれて♡♡ きもちよくて♡♡ きもちよくってえ♡♡♡ あにしゃま♡♡ あにしゃまぁぁ♡♡♡」
陰唇をぬとぬと撫でられ、当初の決意も目的も忘れて絶頂を感受する。
瞳には疲労の色が浮かぶが、自らの体液に塗れた顔は緩みきり、深い喜びに満ちる。
満たされ、溺れ、幾度も果て。童女は悦楽と慶福によって、完膚なきまでに手折られていた。
「なら……あと少しだけだぞ」
「お゛っ……あ゛ふっ♡♡♡」
半狂乱の妹まんこの懇願に応え、男の指が膣口に侵入すると、性感帯に変えられたネコネの胎が燃え盛る。
「はひゃっ♡♡♡ ひにゃっ♡♡♡ あっ♡ あっ♡♡ ああっ♡♡♡♡」
異物が膣道をトントン揺らすと、童女は興奮のままに汚い
入念に撫でられ溶けほぐれた女陰はよわよわに堕落し、男の手加減手マンにさえ耐えられない。
「っっ゛♡♡♡♡ ふぎひっ゛♡♡♡♡」
膣内を揺すられて早々に、小さな肢体がびくびくとイキ震えた。
気持ち良い、気持ちいいと、全身が叫んで止まない。
「構わぬ。『もっと、もっと気持ちよくなれ』」
行為は続き、さらに言の葉が後押しする。
「う゛~~♡♡ う゛う゛~~~~♡♡♡ あにしゃまぁ……♡ もっとぉ……♡ もっほついれくらはい……♡」
あまりに快感に弱く、小さな身体に爆発しそうなほどの性感がうずまく中、それでも男の腕の中で少女が懇願する。
「承知した。好きなようにするといい。『絶頂すればするほど、幸せな気持ちになれ』」
「はぁっ♡ あっ♡ ああ…っ!♡ あああっ♡ あっ……♡ あ゛あ゛あ゛あ゛っ♡♡♡♡♡」
ぐちゅ♡♡♡
ぐちゅぐちゅ♡♡♡
「あ゛ぁ゛♡♡♡♡ あ゛うぅ゛♡♡♡♡ にゃああ♡ ♡ おかひく♡ ♡ んあ゛ぁ゛ぁ゛♡ ♡ ♡ ♡」
膣壁が歓喜の悲鳴をあげ、強く強く収縮する。ネコネが許容限界を超えた幸せ快楽に溺れてへたっても、男の体が包んで離さない。
「…………はっ♡ はー……♡ はぁぁぁぁ……♡♡♡ んっ♥♡ い、いぐっ♡♡♡」
身も心も、かつて無いほど満たされていた。
しかし、既に一杯いっぱいに感極まった少女の未熟マンコでは、これ以上の追いイキに耐えられそうにない。
「大丈夫だ。某が傍にいる。この体であれば、いくらでも使ってくれ」
「ぅ゛~~~~~~♡♡ うぅ゛ぅ゛~~~~~~♡♡♡♡」
ビグビグビグッ……!♡♡♡ ビクンッ…♡♡
気持ち良すぎて泣きじゃくる甘えん坊の妹が、兄にしがみついて激しい連鎖イキに陥る。
彼女の絶頂が収まるまで、オシュトルは絶えず彼女の体を支え続け、一時たりとも離さなかった。
「…………♡♡ ……♡♡♡」
それを最後に、疲労したネコネの体が力無く崩れ落ちる。
「ありがとう、ネコネ。お前がいてくれて某は幸せ者だ。これからも、どうか傍にいてくれ」
「えひぇ……へひぇ……♡」
ネコネはそのまま眠りにつく前に、最後に男に微笑みかけた。
「ひゃいえふ……ハクさん……♡」
* * *
ネコネの柔らかな髪をそっと撫でる。男が彼女の安らかな寝顔を見るのは、エンナカムイに来てからはこれが初めてだった。
「は、く……さん………」
少女の呟きに、オシュトルの手がぴたりと止まる。
「……ハクは死んだ。ここにいる某は
————『オシュトル』。オシュトルなのだ」
低く、抑えた響きが部屋に沈む。
帝都からの脱出劇の途中、ヴライ将軍との一騎打ちの末に、本物のオシュトルは命を落とした。
ネコネがこのように自棄になるのも無理はない。何故なら彼女もまた、オシュトルが大好きだったのだから。
しかし、アンジュを護るには、エンナカムイの兵や右近衛衆を統率することが不可欠である。
この地の兵を動かすのはハクにはできず、オシュトルでなければ果たせなかった。
故に、代わりに一人の男が死に、男は『オシュトル』となった。
その正体は他言無用。一縷の隙もあってはならない。
「皆を騙くらかして、そんで今度はこのザマか。あの世でアイツに切り殺されても仕方ないな」
傷心の妹を慰める為に抱いたなど、口が裂けても言えはしない。
「とりあえず自分は、いずれ地獄に落ちるだろうなあ……」
兄を失ったネコネの悲痛な想いは、しょせん偽物に過ぎない男ではどうにもできない。言の葉の力ならば、ネコネの懊悩を恒久的に解決できるかもしれないが。
だが——。
「そんなことは望まないよな。……自分だって同じ気持ちだ」
痛みも。辛さも。苦しみも。
全てが、亡魂となったオシュトルを側で感じる為に、切り離せないものだ。
それを忘れさせられるなど、ネコネは望まないだろう。たとえ一生、その苦しみに苛まれようとも。
一人ごちるハクの両脇より、忍び寄る二つの影。
「一肌脱ぐ」
「今宵はまだ一度もお出し頂けていませんから。重ねてご奉仕させて頂ければ」
最低限の抽挿しか出来ていない男の逸物は、未だ射精も出来ずにいきり立ったまま。
「主様を癒す」
「心の安らぎが必要なのは、彼女だけではありません」
その言葉を男は嬉しく思う。
しかし。
「気持ちは嬉しいが…今宵はもう寝る。代わりに、そうだな。寝付くまで、按摩でも頼めるか」
「「……承知しました」」
男は弱音をこぼすつもりはない。一度こぼせば、止まらなくなるから。
そんな彼の心中を慮ってか、ウルゥルとサラァナは大人しく従うのみ。
久方ぶりに深い眠りに落ちた妹の横で、偽りの兄はいつまでも、部屋の隅の昏い闇を見据え続けていた。
やると決めたら合理を突き詰めるこの男。なお、加減を知らなくて結果が斜め上になるのは御愛嬌。
デコイ(マルタ):現在の地球に生きるヒト。旧人類による肉体強化の研究『アイスマン計画』で造られた副産物。ロックマンDASHではない。獣の特徴を持ち、人類を遥かにしのぐ身体能力を持つ。反面、文明はかなり退行しており、小学校レベルの教養を持つ者すら稀。隠密のメンツは大体いいトコの出なので稀サイド。
無意識に人類に好意を持ちやすいよう刷り込まれており(強い意思で抵抗可)、人類の命令には本能的に従う(ほぼ抵抗不可)えっちな習性を持つ。人類は変態。
あなたのうたわれ歴は?
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