※この作品はR-18です。

うたわれるものヒロインとイチャイチャする話   作:クラムP

37 / 57
クオン視点→第三者視点→クオン視点


第九話 クオンの悩み弍(クオン)

白楼閣・隠密詰所

 

「……」

 

 ハクは公用文字の書き取りの課題をして……ん?

 

「ハ〜ク〜〜〜? 居眠りなんてしてる場合かな〜〜?」

 

「いぃっ!?」

 

 まったくもう。目を離すと、すぐこうなんだから。

 

 何故こんなことをしているのかと言えば。

 なんとハクは、文字の読み書きが一切出来ないのである。

 

 ハクは消極的な面こそあれ、対人能力が高く、咄嗟(とっさ)の機転や気配りも利(き)く。さらには算術を高度な水準で修めており、論理的に思考を組み立てる能力も高い。また、物事の性質や法則性への理解にも長(ちょう)じているときた。

 正直、無理矢理何処(どこ)ぞで働かせれば、後はなんだかんだ上手くやると思っていた。

 

 しかし、読み書きが出来ないとなれば話は別。

 肉体労働をするにも、ハクの子供にも劣る膂(りょ)力では流石に無理。当然、現状できる職務にも限りがあった。今できるのは、せいぜい溝(どぶ)さらいや夜の見回りなどの単純労働くらい。

 なので、空いた時間で読み書きを勉強させているのだけど……。

 

「いやいや、これでも十分頑張っているだろ。ふぁ……」

 

 眠たげに瞬きつつ、大きなあくびをするハク。余裕がある時にだらけやすいのは、彼の悪い癖だ。

 

「あ……」

 

 そこでふと、ハクの下衣——そこにこんもりとそびえる、膨らみが目に入る。居眠りしている間に大きくなってたみたい。器用なことだ。

 

——ゴクッ

 

「……わ、私(わたくし)、水を入れてくるね!」

 

「んあ? おお」

 

 階段を駆け降り、厠へ急いで避難する。

 

 いけない。これはいけない。

 熱くなった両ほほに手を当て、たまらず御不浄の穴の前でしゃがみ込んだ。

 

「ちょっと、深入りしすぎちゃったかも……」

 

 勃起を認識しただけで熱をあげる体。

 浅ましくじんじん疼く女性器。

 昼間から男の股間に手を伸ばしかける程に、私(わたくし)は欲求を溜め込んでしまっているようだ。

 

 ハクの能力を私(わたくし)相手で検証した折(おり)、平時ならば行動や意思を縛られることは無かった。

 しかし、私(わたくし)が無意識に従(・)う(・)気(・)になっている場合のみ、私(わたくし)の体はハクの命令を受け入れてしまうみたいなのだ。

 

 その気にさえなれば、胸を触られて『気持ち良くなれ』と言われればその通りに、肉棒に『唾をたっぷりかけろ』と言われれば、急に唾が大量に分泌された。まあ、私(わたくし)が言わせたことだけども。

 

 検証を続けた結果、気づけば私(わたくし)の体は完全に行為に慣らされてしまっていた。きっと、前にハクが言っていた条件づけというものだろう。それと言の葉による命令との相性が良すぎたんだと思う。

 明らかに性欲が強くなり、体も敏感になっている。

 こんなの普通じゃない。

 昼間からこんな発情する淫乱になった覚えなんてない。断じてない。

 

 それに、私(わたくし)には立場がある。

 

 軽々と淫蕩(いんとう)に耽(ふけ)り、あまつさえ稚児(ややこ)をもうけるなど許されない。

 それは私(わたくし)が故郷に生まれ育つ前に礎になった人たちや、今を生きる人たちを裏切る行為だ。

 

 それでもこの躰は、徐々に快楽を求めて止まらなくなってきている。

 

——くちゅり。

 

 褌の中に指を挿し込むと、濡れた感触。そのまま濡れた陰部をほじると、気持ち良くて指が止まらなくなる。

 

 くちゅ……くちゅ……

 

 こんな所で一人自慰にふける様のなんと惨めなことか。それでもやめられない。やめたくない。

 

 くちゅくちゅ♡ くちゅくちゅ♡

 

 イケナイコトなのにとまらない。私(わたくし)、どうしたらいいんだろう。

 

 

 

「ただいま……って、また怠(なま)けてる」

 

 ハクは筆を置いて、何やら紙面(しめん)を眺めている。

 

「違う、違うぞ! こないだの薬! 袋漁(あさ)ったら説明書きが出てきたんだよ!」

 

「——! 本当に!?」

 

 足早に、ハクの持つ紙面を覗きこむ。

 以前、さる貴人から薬らしきものを貰ったらしく、ハクから相談を受けていた。丸薬には神代(かみよ)文字が彫(ほ)られており、異常なまでの精巧さに驚かされたものだ。

 けれど、

 

「また神代(かみよ)文字!?」

 

 大昔に姿を消した文明が使用した古代文字。

 一人旅の道中、遺跡に寄った折に似たものを見たことがある。私には読めない。無念。

 

「ん? これなら読めるぞ?」

 

「え……?」

 

「ここが薬の名称、んで下に警告、禁忌、用法・容量、効果、副作用、注意事項だな」

 

 口ぶりからして、適当を言っている訳ではないらしい。

 そしてハクが解読した文面には、にわかに信じがたい内容が書かれていた。

 

「本当に、そう書いてあるの?」

 

「ああ、間違いない。あの爺さん、なんてもん土産に寄越(よこ)しやがる」

 

「じゃ、じゃあ、本当かどうか、後でまた実験してみよう……かな」

 

「その通りの効果が出れば、とりあえず本物ってことか」

 

「それでも信頼するには不十分だけどね。世に出回るその類の薬って、大抵は良くないものだから」

 

 薬師としての立場からすれば、そ(・)の(・)よ(・)う(・)な(・)薬なんて眉唾(まゆつば)物だ。決して認められない。でも、今の私(わたくし)には……。

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 ほのかな灯りが、暗がりを照らす。いつものハクの寝床の横には、布団がもうひと組み。

 

 部屋の奥から、白襦袢(じゅばん)に身を包んだクオンが顔を出す。片腕を抱き、どこか緊張した面持ち。いつもとは違う雰囲気に、男まで襟を正してしまう。

 

 そんな男の、固くいかった両肩に手が置かれる。手を置いた当人は男に近づくと、無言のまま両目を閉じた。

 

「クオン……?」

 

(……!)

 

 クオンの元へ、一歩踏み入った。

 キス待ちの彼女の元へ少しかがみ、そっと唇を交わす。

 

「ん……」

 

 男の回答がお気を召したのか、クオンの腕がハクの後頭部に回される。

 

「ふっ……ちゅる、ちろっ……」

 

 口内にクオンの舌が侵入し、唇の裏や口腔内を探索していく。香でも纏わせているのか、微かに甘い香りが鼻腔を抜ける。

 

「ふも、んん……ちゅ、じゅるっ♡ はふ……♡」

 

 前歯を何度かなぞった後、男の舌を舐めとりにかかる。己の舌を嬲られつつ、男は少女の舌遣いの上達ぶりに感心してしまう。

 初めて会ってから今日まで、男女の触れ合い方を一緒に学んできた二人。その分、成長具合がよく分かる。

 

 クオンの舌を迎えるように絡め、舌同士で濃厚な接触を今しばらく楽しむ。

 

「ぴちゃ、ちゅ♡……ぷはっ」

 

 ようやくハクの頭が解放され舌が離れると、口元の間に数瞬、二人の唾液が繋がった。

 

「…………」

 

 クオンは何かを決心したようにやや後ずさり、胸襟を緩めた。

 襦袢が少しずつ觀音(かんのん)開きで拡がり、あらわれた裸体を男がとらえる。

 

——ぽたっ、ぽたっ

 

 落ちる雫が、板張りの床を汚す。雫の源泉はずぶ濡れで、横に持ち上げた襦袢にまで糸を引く。

 熱に浮かされた表情のクオン。

 襦袢を両手に広げる彼女が、ようやく黙していた口を開く。

 

「ハク、今日は……最後までしても良いから」

 

(は!?)

 

 突然の宣言。

 時々急に突飛なことをやらかす少女にしても、さすがに大胆すぎる。

 

「冗談とかじゃないよ。私(わたくし)に、おちんぽ……挿れていいってこと」

 

(!?!?)

 

「ハクがいつもえっちなことばかりするから、私(わたくし)までえっちになっちゃったみたい」

 

 この間つい教えてしまった、男の記憶にある語彙。彼女の口から出ると、それは相応の火力を持った。

 

「んっ……♡」

 

「っ!?」

 

 クオンが男の右腕を引くと、己の鞠のように若々しく張りのある乳丘に、ごつごつした掌(てのひら)を押しあてる。

 

「やわらかい?」

 

「あ、ああ……」

 

「これからは、好きに触っていいよ?」

 

「……うぇっ!?」

 

「私も、ずっとえっちなこと考えてて、お股も濡れっぱなしなんだ。恥ずかしいよね」

 

 男は、今の少女から目を離せなかった。

 

「ハクもそうだよね。……いいよ。私の身体、ハクのものにしちゃおうか」

 

 それ程までにクオンの姿は淫靡で、魅力的で。

 

「私(わたくし)の顔も手も足も、おっぱいもお尻も、耳も尻尾も、おまんこも。私(わたくし)の体(・)、これからはぜーんぶ、ハクのものだよ。嬉しい?」

 

 思わずクオンの乳肉をつかむ指がピクリと曲がり、それを軽く押し返す胸のハリと体温を感じる。

 

「前に言ったでしょ? したいこと、聞いてあげるからって。これからは好きな時に、好きなだけしてあげる。どれだけ乱暴にしたってかまわないかな。私(わたくし)にだけは……何でも命令していいよ」

 

——だから、

 

 クオンのもう片方の手が下へ伸び、膨張する逸物をつかむ。

 

「今だけ」

 

 男はただ、魅せられるだけ。

 

「今だけは、私(わたくし)————ハクが欲しい」

 

 

 

 

 

***

 

 

 布団の上にあお向けになったクオンの秘裂を、そっと撫で上げる。

 

「んぁ……♡」

 

 ハクを求める余り、発情しきりのクオン。抵抗は一切ない。彼女は、本気で自身の体を男に差し出そうとしているのだ。

 

 くちゅ♡ くちゃ♡ くちゅる♡

 

「っ!♡ あひ……♡ んぁ……♡」

 

 肉びらを指先で撫でる。

 柔らかさを感じつつ、中の膣壁を探るように指ですり上げる。

 

 くちくち♡ くちゅくちゅ♡

 

 既にグズグズに濡れてはいるが、より時間をかけ準備する。膣奥に指が到達すると、膣壁の上側を弱く揺する。

 

「うっ♡ ふっ♡ あっ♡」

 

 男の指に適応してきたか、以前より明らかに反応が良い。指先の関節を曲げ膣内を広げ、素早く抜き差しすると一気に声が甘くなる。

 

 ヌチュ ♡ グチュチュ♡ ヌチュ!♡ グチュ!♡

 

「あうっ♡ あ゛っ♡ いい゛っ♡ もっと♡」

 

 責任の一端は男にもあるとは言え、少女は処女とは思えぬほど愉しげによがる。いやらしく開発されきった少女の嬌声が耳に入るたび、男の欲望がぞくぞくと掻き立てられていく。

 

 ヌチュヌチュヌチュ♡ グチュグチュグチュ!♡ クニュ♡ グニュグニュ♡ クニュ♡

 

「あはぁ゛♡ あんっ♡ やんっ♡ すごいぃ、すごいよぉっ♡♡」

 

 膣奥と同時に、反対の指で陰核を摘み、揉み込んでいく。このまま絶頂まで、しっかり愛撫に時間をかけようかと思った、束の間。

 

「〜〜〜っ♡ ま、まって♡」

 

 クオンに遮られる。

 

「ねぇ、ハク……♡ そろそろ、入れて?♡」

 

 発情した雌の表情とは、きっとこういうのを言うのだろう。

 

「 私(わたくし)の中で、ハクが気持ちいいように、好きにしていいから♡ ……ね?♡」

 

 平時より活気無さげながら、瞳は期待と悦びに潤む。口元には、普段の彼女がしないような煽情的な笑み。自身の所有権を喜んで差し出す、雌の振る舞いだ。

 

「クオン……っ」

 

 逸物を彼女に向けて前のめりに膝をつくと、布団が潰れて床がギシリと鳴る。

 男はようやく理解した。

 

 彼女は今——何に替えても、快楽を求めているのだと。

 

 中毒者の行動原理にも近いかもしれない。毎日のように重ねた日課が、少女をこんな風にしたのだ。

 ならば、男もその責を負わねばなるまい。

 

 

 ぐち……♡ にゅるる……♡

 

 

「ひゃんっ♡ ……あは♡ 先っぽ、入っちゃったね♡」

 

 煽られるがままクオンに覆いかぶさり、秘裂の入口に亀頭を沈ませていく。男の理性もギリギリが近い。

 

「……そうだ♪ 入れながらでいいから、また私(わたくし)に『気持ち良くなれ』って言って♡ もちろん、本気で♪」

 

「またか?まあ……そのぐらい構わんが」

 

 そんな注文のおかげで、多少は冷静さを取り戻す。

 最近のクオンは言葉責めを好む。しかも、真剣に言わないと怒られるので、男としてはあまり気は進まないのだが。

 

(まあ、気持ち良く終えて欲しいって願うのには異論はないが)

 

「じゃあ、ゆっくり入れていくぞ」

 

 クオンの両モモを広げ、男根を前に進める。

 赤く腫れ上がった肉棒を、処女膜めざして押し込んでいく。

 

 ぐぐぐっ♡

 

『気持ち良くなれ』

「んぅっ!♡」

 

 少女がビクリと体を震わせる。

 

 にゅぐぐぐ♡

 

『気持ち良くなれ』

「ああっ♡ にゃあ!♡♡」

 

 何かに堪える姿に、男は痛みを我慢しているのだと勘(・)違(・)い(・)をする。

 

『痛みを感じないほど発情しろ』

 

 

 ぷちぃっ♡

 

 

「ぁ゛ぅ゛う゛う゛♡♡♡」

 

 必死で口元を手で押さえるが、溢れる声音を抑えられていない。だが、その歓喜に染まった声が男を安堵させた。

 

「痛くないぞ、『全身感じまくれ』」

 

 ひと段落し、挿入を止めた男は声がけのみを続ける。

 だが、その内容が不味かった。

 

 ミチミチミチ♡♡

 

「ひゃあああ゛あ゛あ゛っっ♡♡♡♡」

 

「っ!?」

 

 急激に締まる膣。

 

 プシッ!!♡ プシャッ!!♡

 

 男根が収まった膣口から、ところ狭しと潮が噴き出た。あまりの急変に、男は顔を青くする。

 

「はっ♡ はっ♡ ——っ♡ ——ッ♡」

 

 空気を取り込むのもやっと、という様子。

 恍惚とした表情でビクビク痙攣し、膣穴がめりめり逸物を押し返してくる。そのキツさに瞠目するも、今はそれどころではない。

 

「お、おい、そんなに痛いのか?」

 

「ううん、全然。……また仕込まれちゃった♡」

 

「なんだって?」

 

 男には、最後の小声は聞き取れなかった。

 

 「ね、動いて♡」

 

 「……っ、駄目そうならすぐ言えよ」

 

 クオンの変化を訝しみつつも、男は注文通り結合した性器を揺らし始める。

 

「うっ♡うぅ゛♡♡♡」

 

 生娘だと忘れるほどに、柔らかく具合のいい感触。

 女性器の中に肉棒を入れているという事実に、言いようも無い感動を覚える。弾力ある膣壁に包まれながらも、突くたび逸物を強く締めて刺激を与えてくる。

 

 ズチュ、ズチュ……ズチュ……♡

 

「あはっ♡ わたくしのなか♡ あっ♡ 当たって♡ ん、うあっ♡」

 

 男にとっても初めての挿入。

 抱いていた不安が纏わりつく快感に解され、腰振りにどんどんハマっていく。

 

 ドチュッ♡ ドチュッ♡ ドチュッ♡ ドチュッ♡

 

「ひぃっ♡♡ はあ♡♡ あ゛うう♡ は、はじめて、なのにぃ♡ こんな感じる♡ なんてぇ…♡ 知らな、かったよぉ…♡」

 

 次第にクオンが加速する抽送にカクカクと腰を合わせ、感触が変化していく。

 

「ハク、気持ちいい……?♡ あふ♡ このおまんこっ♡ ハクせんよう♡ 使いほーだいだよ……♡ ふふっ♡ もっとおっきくして♡ しゃせーしてぇ……!♡♡」

 

 覚えた淫語をしっかり使い、男を興奮させようとしてくる。腰遣いもどんどん小慣れて、雄のもてなし方に磨きがかかっていく。

 これに乗せられない男がいるだろうか。

 

 パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡

 

「や……♡ そん、なあっ♡ はやっ♡♡ んくぅう♡♡♡」

 

 彼女の言う通り射精に向け、膣奥へ届きそうな奥深くへ、短く、より早く杭打ちを繰り返す。何度も打ち合う結合部は、にぢゅにぢゅ粘っこく飛び散る交尾汁でひどい有り様に。

 

 ぐい♡ ぐい♡ ……ぐりぃ♡♡

 

「んん゛ぅ!!♡♡♡」

 

 ここで、初めて子宮を押す感覚を体験する。

 一応クオンの顔を見やるも、淫悦に浸りよだれを迸(ほとばし)らせる表情が、現状を分かりやすく物語っていた。

 

 ズチュ!♡ ズチュ!♡ ズチュ!♡♡

 

「あ゛っ♡ ちんぽそんな♡ あ゛っ♡ 押し当てちゃ♡ や゛っ♡ だめ♡ あ゛ぁぁっ♡♡」

 

 どんどん男のためにほぐれる膣内。

 真下で突かれながら女の顔で喘ぐ少女。興奮が限界に近づく男。

 

 ドチュン! ドチュン!♡ ーードチュン!!♡♡

 

 ひと際に力強く、子宮口を横から潰し上げた。ひとえに、雄の欲望が勇んだ結果。男根を掻く肉の感触が、男の下腹部の堰(せき)が外した。

 

 ビュブッッ!!♡ ビュルルルルルルルルッ!!!♡♡♡ ボビュボビュッ!!♡♡ ビュルルルッ♡♡

 

「え、あ、あ゛あ゛っ!?♡♡♡」

 

 こみあげるままに、彼女の奥に射精した。

 

 ビュグッ♡♡ ビュルルッ♡

 

 今までより一段と長い射精音。大量の白濁がクオンの中に吐き出されていく。征服感が凄まじい。

 

 コポ…♡ コポ…♡

 

 男根を引き抜くと、膣内から精液が無尽蔵に溢れ出る。

 その中に混ざる、一筋の血。

 

「っ~~♡♡ ん゛ぁ……ふ、ふ……♡ あの熱っつい精液が……♡ 今、ここに入ってるんだぁ……♡ 重いなぁ……♡」

 

 されるがまま喘ぎ声をあげていた割に、満足げにつぶやくクオン。じわじわ広がる男の種を知覚し、彼女の心に充足感が満ちていく。

 

「クオン、スッキリしたか?」

 

「うん……もう大丈夫。心配かけた、かな?」

 

「いや、たまにはそんなこともあるさ。気にするな。それに、自分は礼を言う側だからな」

 

「ふふ、なにそれ。でも……ありがと」

 

 やっと落ちついてきたのか、ハクのヒザを枕にクオンが寝転がる。

 その顔は晴れやかで、無事発散が完了したのを察した男もまた、つられて相好を崩した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 あれからまた何回か体を重ねたりはしているけど、月のものは問題なく来ている。欲求もある程度収まったし、ひとまず心配事は解消された、と思う。

 ハクが貰ったこの『避妊薬』はまだ信頼しきれないけど、とりあえず有害では無さそうだ。

 

 これがあるならば、私の体(・)はハクのものでいられる。そうすれば、私は皆を裏切ることなく、ハクと深く繋がれる。

 

 私(わたくし)は恋人になりたいとは思っていない。

 それも悪くないとは思うけど、私(わたくし)はいつまでもハクのそばにいられる訳ではないから。

 

 何より、私(わたくし)から持ちかけては、まるでこちらばかりが夢中みたいで、悔しいじゃないか。

 ハクが私(わたくし)を本気で好きというのなら、吝(やぶざ)かではないのだけど。

 

 とりあえず今は、もう少しここにいたいと思う。それだけで十分。

 

 




クオンは避妊薬を使わない場合、一発で孕みます(妄言)。
♡は性交へのハマり具合を反映して増えます。よって初期はない。
【舞台設定Tips】
ヤマトではアマム(小麦のようなもの)が主食として親しまれる。ガレット巻きみたいな食べ方をするぞ。

あなたのうたわれ歴は?

  • 散りゆくのみ
  • 偽りあるいは偽り二白のみ
  • 散り~二白三部作
  • 三部作+ロスフラあるいはモノメビ
  • ロスフラのみ・モノメビのみ
  • 白への道標まで全て履修済
  • うたわれは未履修
  • その他
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。