白楼閣・隠密詰所
「……」
ハクは公用文字の書き取りの課題をして……ん?
「ハ〜ク〜〜〜? 居眠りなんてしてる場合かな〜〜?」
「いぃっ!?」
まったくもう。目を離すと、すぐこうなんだから。
何故こんなことをしているのかと言えば。
なんとハクは、文字の読み書きが一切出来ないのである。
ハクは消極的な面こそあれ、対人能力が高く、
正直、無理矢理
しかし、読み書きが出来ないとなれば話は別。
肉体労働をするにも、ハクの子供にも劣る
なので、空いた時間で読み書きを勉強させているのだけど……。
「いやいや、これでも十分頑張っているだろ。ふぁ……」
眠たげに瞬きつつ、大きなあくびをするハク。余裕がある時にだらけやすいのは、彼の悪い癖だ。
「あ……」
そこでふと、ハクの下衣——そこにこんもりとそびえる、膨らみが目に入る。居眠りしている間に大きくなってたみたい。器用なことだ。
——ゴクッ
「……わ、
「んあ? おお」
階段を駆け降り、厠へ急いで避難する。
いけない。これはいけない。
熱くなった両ほほに手を当て、たまらず御不浄の穴の前でしゃがみ込んだ。
「ちょっと、深入りしすぎちゃったかも……」
勃起を認識しただけで熱をあげる体。
浅ましくじんじん疼く女性器。
昼間から男の股間に手を伸ばしかける程に、
ハクの能力を
しかし、
その気にさえなれば、胸を触られて『気持ち良くなれ』と言われればその通りに、肉棒に『唾をたっぷりかけろ』と言われれば、急に唾が大量に分泌された。まあ、
検証を続けた結果、気づけば
明らかに性欲が強くなり、体も敏感になっている。
こんなの普通じゃない。
昼間からこんな発情する淫乱になった覚えなんてない。断じてない。
それに、
軽々と
それは
それでもこの躰は、徐々に快楽を求めて止まらなくなってきている。
——くちゅり。
褌の中に指を挿し込むと、濡れた感触。そのまま濡れた陰部をほじると、気持ち良くて指が止まらなくなる。
くちゅ……くちゅ……
こんな所で一人自慰にふける様のなんと惨めなことか。それでもやめられない。やめたくない。
くちゅくちゅ♡ くちゅくちゅ♡
イケナイコトなのにとまらない。
「ただいま……って、また
ハクは筆を置いて、何やら
「違う、違うぞ! こないだの薬! 袋
「——! 本当に!?」
足早に、ハクの持つ紙面を覗きこむ。
以前、さる貴人から薬らしきものを貰ったらしく、ハクから相談を受けていた。丸薬には
けれど、
「また
大昔に姿を消した文明が使用した古代文字。
一人旅の道中、遺跡に寄った折に似たものを見たことがある。私には読めない。無念。
「ん? これなら読めるぞ?」
「え……?」
「ここが薬の名称、んで下に警告、禁忌、用法・容量、効果、副作用、注意事項だな」
口ぶりからして、適当を言っている訳ではないらしい。
そしてハクが解読した文面には、にわかに信じがたい内容が書かれていた。
「本当に、そう書いてあるの?」
「ああ、間違いない。あの爺さん、なんてもん土産に
「じゃ、じゃあ、本当かどうか、後でまた実験してみよう……かな」
「その通りの効果が出れば、とりあえず本物ってことか」
「それでも信頼するには不十分だけどね。世に出回るその類の薬って、大抵は良くないものだから」
薬師としての立場からすれば、
***
ほのかな灯りが、暗がりを照らす。いつものハクの寝床の横には、布団がもうひと組み。
部屋の奥から、白
そんな男の、固くいかった両肩に手が置かれる。手を置いた当人は男に近づくと、無言のまま両目を閉じた。
「クオン……?」
(……!)
クオンの元へ、一歩踏み入った。
キス待ちの彼女の元へ少しかがみ、そっと唇を交わす。
「ん……」
男の回答がお気を召したのか、クオンの腕がハクの後頭部に回される。
「ふっ……ちゅる、ちろっ……」
口内にクオンの舌が侵入し、唇の裏や口腔内を探索していく。香でも纏わせているのか、微かに甘い香りが鼻腔を抜ける。
「ふも、んん……ちゅ、じゅるっ♡ はふ……♡」
前歯を何度かなぞった後、男の舌を舐めとりにかかる。己の舌を嬲られつつ、男は少女の舌遣いの上達ぶりに感心してしまう。
初めて会ってから今日まで、男女の触れ合い方を一緒に学んできた二人。その分、成長具合がよく分かる。
クオンの舌を迎えるように絡め、舌同士で濃厚な接触を今しばらく楽しむ。
「ぴちゃ、ちゅ♡……ぷはっ」
ようやくハクの頭が解放され舌が離れると、口元の間に数瞬、二人の唾液が繋がった。
「…………」
クオンは何かを決心したようにやや後ずさり、胸襟を緩めた。
襦袢が少しずつ
——ぽたっ、ぽたっ
落ちる雫が、板張りの床を汚す。雫の源泉はずぶ濡れで、横に持ち上げた襦袢にまで糸を引く。
熱に浮かされた表情のクオン。
襦袢を両手に広げる彼女が、ようやく黙していた口を開く。
「ハク、今日は……最後までしても良いから」
(は!?)
突然の宣言。
時々急に突飛なことをやらかす少女にしても、さすがに大胆すぎる。
「冗談とかじゃないよ。
(!?!?)
「ハクがいつもえっちなことばかりするから、
この間つい教えてしまった、男の記憶にある語彙。彼女の口から出ると、それは相応の火力を持った。
「んっ……♡」
「っ!?」
クオンが男の右腕を引くと、己の鞠のように若々しく張りのある乳丘に、ごつごつした
「やわらかい?」
「あ、ああ……」
「これからは、好きに触っていいよ?」
「……うぇっ!?」
「私も、ずっとえっちなこと考えてて、お股も濡れっぱなしなんだ。恥ずかしいよね」
男は、今の少女から目を離せなかった。
「ハクもそうだよね。……いいよ。私の身体、ハクのものにしちゃおうか」
それ程までにクオンの姿は淫靡で、魅力的で。
「
思わずクオンの乳肉をつかむ指がピクリと曲がり、それを軽く押し返す胸のハリと体温を感じる。
「前に言ったでしょ? したいこと、聞いてあげるからって。これからは好きな時に、好きなだけしてあげる。どれだけ乱暴にしたってかまわないかな。
——だから、
クオンのもう片方の手が下へ伸び、膨張する逸物をつかむ。
「今だけ」
男はただ、魅せられるだけ。
「今だけは、
***
布団の上にあお向けになったクオンの秘裂を、そっと撫で上げる。
「んぁ……♡」
ハクを求める余り、発情しきりのクオン。抵抗は一切ない。彼女は、本気で自身の体を男に差し出そうとしているのだ。
くちゅ♡ くちゃ♡ くちゅる♡
「っ!♡ あひ……♡ んぁ……♡」
肉びらを指先で撫でる。
柔らかさを感じつつ、中の膣壁を探るように指ですり上げる。
くちくち♡ くちゅくちゅ♡
既にグズグズに濡れてはいるが、より時間をかけ準備する。膣奥に指が到達すると、膣壁の上側を弱く揺する。
「うっ♡ ふっ♡ あっ♡」
男の指に適応してきたか、以前より明らかに反応が良い。指先の関節を曲げ膣内を広げ、素早く抜き差しすると一気に声が甘くなる。
ヌチュ ♡ グチュチュ♡ ヌチュ!♡ グチュ!♡
「あうっ♡ あ゛っ♡ いい゛っ♡ もっと♡」
責任の一端は男にもあるとは言え、少女は処女とは思えぬほど愉しげによがる。いやらしく開発されきった少女の嬌声が耳に入るたび、男の欲望がぞくぞくと掻き立てられていく。
ヌチュヌチュヌチュ♡ グチュグチュグチュ!♡ クニュ♡ グニュグニュ♡ クニュ♡
「あはぁ゛♡ あんっ♡ やんっ♡ すごいぃ、すごいよぉっ♡♡」
膣奥と同時に、反対の指で陰核を摘み、揉み込んでいく。このまま絶頂まで、しっかり愛撫に時間をかけようかと思った、束の間。
「〜〜〜っ♡ ま、まって♡」
クオンに遮られる。
「ねぇ、ハク……♡ そろそろ、入れて?♡」
発情した雌の表情とは、きっとこういうのを言うのだろう。
「
平時より活気無さげながら、瞳は期待と悦びに潤む。口元には、普段の彼女がしないような煽情的な笑み。自身の所有権を喜んで差し出す、雌の振る舞いだ。
「クオン……っ」
逸物を彼女に向けて前のめりに膝をつくと、布団が潰れて床がギシリと鳴る。
男はようやく理解した。
彼女は今——何に替えても、快楽を求めているのだと。
中毒者の行動原理にも近いかもしれない。毎日のように重ねた日課が、少女をこんな風にしたのだ。
ならば、男もその責を負わねばなるまい。
ぐち……♡ にゅるる……♡
「ひゃんっ♡ ……あは♡ 先っぽ、入っちゃったね♡」
煽られるがままクオンに覆いかぶさり、秘裂の入口に亀頭を沈ませていく。男の理性もギリギリが近い。
「……そうだ♪ 入れながらでいいから、また
「またか?まあ……そのぐらい構わんが」
そんな注文のおかげで、多少は冷静さを取り戻す。
最近のクオンは言葉責めを好む。しかも、真剣に言わないと怒られるので、男としてはあまり気は進まないのだが。
(まあ、気持ち良く終えて欲しいって願うのには異論はないが)
「じゃあ、ゆっくり入れていくぞ」
クオンの両モモを広げ、男根を前に進める。
赤く腫れ上がった肉棒を、処女膜めざして押し込んでいく。
ぐぐぐっ♡
『気持ち良くなれ』
「んぅっ!♡」
少女がビクリと体を震わせる。
にゅぐぐぐ♡
『気持ち良くなれ』
「ああっ♡ にゃあ!♡♡」
何かに堪える姿に、男は痛みを我慢しているのだと
『痛みを感じないほど発情しろ』
ぷちぃっ♡
「ぁ゛ぅ゛う゛う゛♡♡♡」
必死で口元を手で押さえるが、溢れる声音を抑えられていない。だが、その歓喜に染まった声が男を安堵させた。
「痛くないぞ、『全身感じまくれ』」
ひと段落し、挿入を止めた男は声がけのみを続ける。
だが、その内容が不味かった。
ミチミチミチ♡♡
「ひゃあああ゛あ゛あ゛っっ♡♡♡♡」
「っ!?」
急激に締まる膣。
プシッ!!♡ プシャッ!!♡
男根が収まった膣口から、ところ狭しと潮が噴き出た。あまりの急変に、男は顔を青くする。
「はっ♡ はっ♡ ——っ♡ ——ッ♡」
空気を取り込むのもやっと、という様子。
恍惚とした表情でビクビク痙攣し、膣穴がめりめり逸物を押し返してくる。そのキツさに瞠目するも、今はそれどころではない。
「お、おい、そんなに痛いのか?」
「ううん、全然。……また仕込まれちゃった♡」
「なんだって?」
男には、最後の小声は聞き取れなかった。
「ね、動いて♡」
「……っ、駄目そうならすぐ言えよ」
クオンの変化を訝しみつつも、男は注文通り結合した性器を揺らし始める。
「うっ♡うぅ゛♡♡♡」
生娘だと忘れるほどに、柔らかく具合のいい感触。
女性器の中に肉棒を入れているという事実に、言いようも無い感動を覚える。弾力ある膣壁に包まれながらも、突くたび逸物を強く締めて刺激を与えてくる。
ズチュ、ズチュ……ズチュ……♡
「あはっ♡ わたくしのなか♡ あっ♡ 当たって♡ ん、うあっ♡」
男にとっても初めての挿入。
抱いていた不安が纏わりつく快感に解され、腰振りにどんどんハマっていく。
ドチュッ♡ ドチュッ♡ ドチュッ♡ ドチュッ♡
「ひぃっ♡♡ はあ♡♡ あ゛うう♡ は、はじめて、なのにぃ♡ こんな感じる♡ なんてぇ…♡ 知らな、かったよぉ…♡」
次第にクオンが加速する抽送にカクカクと腰を合わせ、感触が変化していく。
「ハク、気持ちいい……?♡ あふ♡ このおまんこっ♡ ハクせんよう♡ 使いほーだいだよ……♡ ふふっ♡ もっとおっきくして♡ しゃせーしてぇ……!♡♡」
覚えた淫語をしっかり使い、男を興奮させようとしてくる。腰遣いもどんどん小慣れて、雄のもてなし方に磨きがかかっていく。
これに乗せられない男がいるだろうか。
パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡ パンッ♡
「や……♡ そん、なあっ♡ はやっ♡♡ んくぅう♡♡♡」
彼女の言う通り射精に向け、膣奥へ届きそうな奥深くへ、短く、より早く杭打ちを繰り返す。何度も打ち合う結合部は、にぢゅにぢゅ粘っこく飛び散る交尾汁でひどい有り様に。
ぐい♡ ぐい♡ ……ぐりぃ♡♡
「んん゛ぅ!!♡♡♡」
ここで、初めて子宮を押す感覚を体験する。
一応クオンの顔を見やるも、淫悦に浸りよだれを
ズチュ!♡ ズチュ!♡ ズチュ!♡♡
「あ゛っ♡ ちんぽそんな♡ あ゛っ♡ 押し当てちゃ♡ や゛っ♡ だめ♡ あ゛ぁぁっ♡♡」
どんどん男のためにほぐれる膣内。
真下で突かれながら女の顔で喘ぐ少女。興奮が限界に近づく男。
ドチュン! ドチュン!♡ ーードチュン!!♡♡
ひと際に力強く、子宮口を横から潰し上げた。ひとえに、雄の欲望が勇んだ結果。男根を掻く肉の感触が、男の下腹部の
ビュブッッ!!♡ ビュルルルルルルルルッ!!!♡♡♡ ボビュボビュッ!!♡♡ ビュルルルッ♡♡
「え、あ、あ゛あ゛っ!?♡♡♡」
こみあげるままに、彼女の奥に射精した。
ビュグッ♡♡ ビュルルッ♡
今までより一段と長い射精音。大量の白濁がクオンの中に吐き出されていく。征服感が凄まじい。
コポ…♡ コポ…♡
男根を引き抜くと、膣内から精液が無尽蔵に溢れ出る。
その中に混ざる、一筋の血。
「っ~~♡♡ ん゛ぁ……ふ、ふ……♡ あの熱っつい精液が……♡ 今、ここに入ってるんだぁ……♡ 重いなぁ……♡」
されるがまま喘ぎ声をあげていた割に、満足げにつぶやくクオン。じわじわ広がる男の種を知覚し、彼女の心に充足感が満ちていく。
「クオン、スッキリしたか?」
「うん……もう大丈夫。心配かけた、かな?」
「いや、たまにはそんなこともあるさ。気にするな。それに、自分は礼を言う側だからな」
「ふふ、なにそれ。でも……ありがと」
やっと落ちついてきたのか、ハクのヒザを枕にクオンが寝転がる。
その顔は晴れやかで、無事発散が完了したのを察した男もまた、つられて相好を崩した。
***
あれからまた何回か体を重ねたりはしているけど、月のものは問題なく来ている。欲求もある程度収まったし、ひとまず心配事は解消された、と思う。
ハクが貰ったこの『避妊薬』はまだ信頼しきれないけど、とりあえず有害では無さそうだ。
これがあるならば、私の
それも悪くないとは思うけど、
何より、
ハクが
とりあえず今は、もう少しここにいたいと思う。それだけで十分。
クオンは避妊薬を使わない場合、一発で孕みます(妄言)。
♡は性交へのハマり具合を反映して増えます。よって初期はない。
【舞台設定Tips】
ヤマトではアマム(小麦のようなもの)が主食として親しまれる。ガレット巻きみたいな食べ方をするぞ。
あなたのうたわれ歴は?
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散りゆくのみ
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偽りあるいは偽り二白のみ
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散り~二白三部作
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三部作+ロスフラあるいはモノメビ
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ロスフラのみ・モノメビのみ
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白への道標まで全て履修済
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うたわれは未履修
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その他