「はぷ……んっ、えお……ぉ……っ」
座卓にて、今日も今日とて単語の暗記。最近は店の品書きくらいなら、問題なく読めるようになっている。これは大きな進歩だろう。
ちゅっぽ、ちゅっぽ♡
迷子探しに弁当の宅配、商品の素材調達に往来の交通量調査。毎日途切れず依頼が来るが、肉体労働ばかりでいい加減辟易としているのだ。少なくとも、ドブさらいだけはそろそろ卒業したい。
ぐぱっ……かぷり♡
「んぎ……ぃっ!」
衝撃が股間に響くも、痛みはない。だが、弱点を
現在、卓の下では寝転んだアトゥイが自分の玉袋の皮に食いつき、味を確かめるかのように口をモゴモゴさせていた。
はみ…はみ……♡
一定間隔でシワシワの袋を少しずつ、より深く飲み込み、また緩く反
じゅぞぞぞ……♡
舌先が睾丸の輪郭をとらえると、球面にストローでも吸うかのように吸い付く。
「くおお……!」
急所を吸い上げられ、不思議な浮遊感に襲われる。先ほどからアトゥイに股間を襲撃され、暗記どころではない。
「ア、アトゥイさんや? もう
「あや。時間が過ぎるのはあっちゅう間やねぇ」
いきなり口淫の練習とかいって好き勝手し始めたかと思えば、射精のタイミングのたび休憩を入れ焦らされている。
「すごいなぁ……。おにーさんのちんちん、とくとくいっとる……。こんなぱんぱんに膨らむなんて、ほんま不思議やねぇ……」
血液が流入しすぎて、苦しいほど剛直が腫れ上がっていた。勃起の持続時間と大きさは未だに更新を続けている。成長記録でもつけようか。
ちろ……ちろり♡
カリの傘から首にできた深い溝を、往復するように舌でしつこくほじられる。
「ちゅ……んっ。……うひぇ、こないえぐれとって、痛ないん?」
「それより、いつまでも出るギリギリで我慢させられる方がキツイわ!」
つい本音が漏れる。自分から舐めといて、なぜドン引きされにゃいかんのだ。
「そういえば今日はまだ出とらんなぁ。うひひ、いつもウチらをいじめるわるーいおちんちん、今日はウチが仕返しする番かもなぁ?」
否定はしにくいが、どちらかと言えば、いつもこちらが好き放題されてる印象なのだが。
「それならされる前に自分で抜くわ」
「……ん?自分でしこしこできるんけ?」
できるに決まってるだろ…………いや待て。一番最初の記憶から
「ええから任せとき♪気持ちようしてもろたら、こっちもお返しする。持ちつ持たれつやぇ」
クポッ♡ クポッ♡
再び淫茎まで咥えられ、頬の裏で亀頭が撫でられる。やはり覚えがはやい。その学習の早さを分けてほしいもんだ。
————どかどかどかっ
廊下から、もはや聞きなれ始めた足音が響く。まずい!奴が来た!
「アトゥイ! はなれっ……!?」
じゅるるるっ!♡♡
「このままひゃと……うちらがやらし〜こと、しへるって……♡ バレてしまうかも、しれへんなぁ……♡ いひっ♡」
グポッグポッ♡グポッグポッ!♡♡
アトゥイが妖しく嗤うと、急に口の勢いが増す。やっぱ手加減してたんかい……!
「うぉっ!」
「んふっ……♡♡♡」
ビュッッ!!!♡ ビュルルルルルルルルッ!! ビュプゥッ!♡
ビュルーーッ!♡ ゴポポポポ!!♡
————バン!!!
「余が来てやったぞーー!」
部屋には、筆を片手に引きつった冴えない顔を浮かべているであろう自分。その隣には口元を抑え、急ピッチで喉を鳴らすアトゥイ。
「よし、ムネチカはまだおらんなっ! ひゃっほーーぅ!」
「あぁ、姫殿下! うぅ、また……」
「ほれ、キウル! 菓子を持てぃ! 余の宴の始まりぞ!」
長椅子に飛び込むやいなや、寛いだ態勢で注文を始める皇女さん。
ウチの隠密の貴重な男手・キウルは、一応属国・エンナカムイの皇子である。だが、それゆえに皇女さんの要求には逆らえない。
皇女さんはあれ以来、白楼閣にアポ無しで遊びに来てはこうして食っちゃ寝し、乙女にあるまじき醜態をさらしている。
「……♡♪」
皇女さんが手に持つ書物に気を取られる間に、アトゥイがそそくさと部屋を出ようとする。
「あっ、アトゥイさま……」
すると、茶を配
「…………ひひっ♡♡」
——むちゅう♡
「~~~~っ!?」
とくっ…♡ とくっ…♡ とくんっ…♡
ちゅぽっ♡
アトウイが、部屋の中からは後頭部で見えにくい位置でルルティエに接吻をした。
自分以外、誰も見向きしていない一瞬を狙った犯行。アトウイが廊下に飛び出た瞬間、ルルティエの口元に白い橋が架かる。
「~~♡ ごくっ。……アンジュさま。お茶とお菓子を、お持ちしました♡」
「おお、これじゃこれじゃ! ふへへへ」
先程行われた淫行など無かったかのように、皇女さんに茶を差し出す。
しかし、ほのかに朱が差す頬と艶がかったほほ笑みが、先の光景の証拠として残る。一歩間違えば秘密が漏れるスリルに、思わずこちらまで緊張してしまう。
「………ごちそうさまでした♡」
(!?)
配膳し終え盆を戻しに向かうルルティエが、すれ違いざまに自分の耳元へささやく。
彼女は栗の花の香りの
「……あれ? 今のルルティエさん、なんか変じゃありませんでした?」
「何もなかった。何もな………」
「?」
疑問符を浮かべる純真な男キウル。お前のような勘のいい男は損をするぞ。
***
翌日。
台所を借りて、ルルティエと甘味の研究中。
樹液を煮詰め、抽出した溶液にまた火にかけると、キャラメル、タフィー、アメと変化していく。これをちょうど良いあたりで取り上げ冷やすと、甘く柔らかい触感になってくれる。
「出来上がりです……」
自分は口を出すだけで、調理は手慣れたルルティエにやってもらう。
「うん、美味い」
「はい、不思議な触感……とっても美味しいです」
素人知識ではあるが、菓子作りに秀でたルルティエがいてくれればある程度カタチにしてくれる。ありがたい限りだ。
「………ではハクさま。お次は、こちらをいかがでしょうか」
「ん?まだなんか……」
菓子から目を離し、ルルティエに目をやると、
彼女の
「あの……ルルティエさん?」
「どう、でしょうか……。尻尾の穴を広げて、繕い直してみたのですが」
どうだと言われても。
そんなスケベ袴で今日一日過ごしてたのか、としか。
「昨日、アトゥイさまにお子種を頂いてから、疼いて……寝不足になってしまいまして。どうか、はしたないルルティエに……お慈悲を頂けませんか?」
「————」
づにゅにゅにゅ………♡
すでに油が塗られているようだ。
ここに来る前から準備していたのだろうか。
それでもかなり
膣とは異なる感覚と芯に響く圧力が、前門との違いを物語る。
「はあぁあ…♡ お、おちんぼさまぁ…♡ おっき、すぎます……♡」
目の前でルルティエが調理台に手をつき、がに股で腰をゆるやかに揺らす。
後ろから尻を抉られるこの体位には慣れていないようで、探り探り動きの幅を広げている。
自分は頭でも打ったのか。
白昼堂々あの清楚なルルティエが、尻で男性器を咥えて、進んで肛壁を陰茎にこすりつけてるなんて予想外すぎる。誰がこの子をこんな風にしてしまったのか。
ぐぐぐぐ……♡
「あぅ……! うぎ゛……!♡」
「あ、すまん!」
肉棒がルルテイエの中で上向きに勃起を強めると、こごもった呻きがあがる。肉棒を押し出そうとうねる腸壁が気持ちいい。これだけ窮屈なのに不思議だ。
「ルルティエ、しんどいか?」
「ふぇ……?い、いえ……指より、おちんぽさまが、おおきくて……♡ びっくりしただけです……♡」
……指?
「ルルティエ、もしかして……こっちの穴、弄ったことあるのか?」
自分が指摘した途端、素早くルルティエがこちらへ振り向き、顔を真っ赤にして口をモゴモゴさせる。
「そ、それは……!~~~~はい」
ルルティエ曰く、いつ頃からか自分の指を尻に入れて練習していたようだ。だから以前、やけに尻穴の愛撫に慣れていたのか。
ルルティエは純情なだけでなく、少しませた部分もあるらしい。彼女への理解が深まったようで、正直嬉しい。予想外すぎる内容ではあるが。
「それじゃ、ちとほぐすぞ」
ちゅむっ、くにゅっ
殿丘のはざま、結合部のまわりの菊肉を指でほぐしていく。
自身で拡張した
「あっ! ハクさまの、指……♡」
指先でほぐしつつ、ハマったままの亀頭を軽く前後させる。
にゅぷっ、にゅぷっ……
「ぅ……、あ、あっ、い♡ いい゛……っ♡」
少し、反応が変わった気がする。
「早くやわらぐといいな。『早くほぐれろ』~、『痛みなんて無くなれ』~」
言葉に出して念をこめる。非科学的でも、前例にはならうものだ。
「あ……。ありがとう、ございます?」
「お、少し緊張がとけたか?」
「は、はい!もう少し…奥まで、出し入れしても、大丈夫です…」
ぐにゅにゅにゅ…ずるっ♡…ぐぬぬぬ♡
あくまで控えめに、前後運動を反復する。
「んお゛ぉ……♡ いぅ゛……♡ あ゛ひぃ……♡」
それでもかなり強く感じるらしく、ルルティエの反応は非常に良い。
ぐちゅん…♡ぐぽっ♡ ぐぴゅ♡ ぐぴゅ♡ ぐぴゅ♡
ひと突きひと突き重ねるごとに、解れて具合が良くなる。合わせてこちらも加速していく。直腸の圧だけでも気持ちいいが、やはり動かねば。
「お゛っ……!!あ゛っ♡ ……すごっ♡ あなぁ……♡」
ルルティエがさらに尻を突き上げる。自分の良いところへ肉棒を導いているようだ。それに従い、狙いをついた壁面を雁で小突いていく。
じゅぐ!じゅぐ!♡ じゅぐ!じゅぐ!♡
「あ゛あっ!♡ うあ゛っ!♡ いい゛です……!♡ もっと……!♡ おしりっ♡ たくさん♡ ずんずんして♡ くださいませ……!♡」
お言葉に甘えて遠慮なく突き上げる。もういつでも射精できそうだ。
——がたがたっ
突如、厨房の戸が開く音。
やばっ!隠れ———
ピシャッ!
「ふぅむ。良い匂いがするのぅ♬」
———ドピュ♡ビュルル…♡ルルル…♡ルル…♡
「……皇女さんか。どうしたんだ?」
——ビュブビュブ…♡トク…♡トク…♡トク…♡
「おお、ハクじゃったか。何をしておるのじゃ?」
~~♡…~~♡…♡♡…♡♡♡
「~~~か、菓子作りだよ。今、部屋に持ってこうかと思ってたんだ」
ビク……ッ♡♡ ビクッ…♡♡♡
「なんと!また余の知らぬうまい物を作っておるのか!どれどれ…」
駄目だ!こっちに来るんじゃない!!
「——皇女様、はしたないよ。持ってきてくれるっていうなら、部屋で待っていよう?」
後ろからのクオンの声が、皇女さんの動きを止める。
「さぁさぁ、お姫さん。はよいこぉ♪」
「うん!? あ、あまり引っ張るでない!」
アトゥイが皇女さんの手をとり、そそくさと厨房を出ていく。助かった……。
「それじゃあ、ハク、
……やっぱ気づいてたか。
「へぁ……♡ んみゅ……♡」
調理台の下には地べたまでかがんで姿を隠したルルティエが、突き上げた尻から精液をたれ流しながら放心している。
「もう行ったぞ。落ち着いて、呼吸を整えるんだ」
「……ふう、ううううっ」
あんな状況で息を殺して、大変だったろう。
「よく声を我慢してくれたな。エライぞ、ルルティエ」
「あ、ありがとうございます。……最後、とっっても、気持ちよかったです…♡」
うっとりつぶやくルルティエ。こんな危なっかしい真似、もうこりごりだがな。
***
火遊びを終えて部屋に菓子を運んでいくと、
「姫殿下。また此処におられたか」
「げぇっ、ムネチカっ!?」
そこには皇女さんの指南役の女性、八柱将・ムネチカの姿が。
幼少より世話になっているという彼女には、さしもの皇女さんも頭が上がらないらしい。今回もここに滞在する間の奔放な振舞いが咎められ、折檻として尻を叩かれていた。
最近、なにかと尻に縁があるな。
プレイのダシにしてごめんねアンジュさん。
【舞台設定Tips】
この世界の尻尾のある種族の袴に肌襦袢やら蹴出しやらの和装下着は尻尾用の穴が開いている。
とんだドスケベ世界だよ。
あなたのうたわれ歴は?
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散りゆくのみ
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偽りあるいは偽り二白のみ
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散り~二白三部作
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三部作+ロスフラあるいはモノメビ
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ロスフラのみ・モノメビのみ
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白への道標まで全て履修済
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うたわれは未履修
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その他