朝廷・謁見の間
「『それ』が其方への褒美である。好きにするといい」
皇女さん誘拐事件の労い。
という用件で呼び出された時点で、おおよそ嫌な予感はしていた。
横のオシュトルに
帝の隣では、自分の好みドストライクの美女・ホノカさんが微笑む。そして自分の後ろでは、この国の中枢を担っているであろう高官たちが目を剥いていた。
皆の視線を一手に集めるのは、自分の足元。
そこに
「ここに誓いの印を」
「私たちの全てを捧げる証を今ここに」
「「主様に、永久なる忠誠を」」
***
「さて、ようこそ白楼閣へ。歓迎するね」
「ルルティエです。よろしくお願いします」
クオンに続き、不自然なほどこやかな笑顔で、自分の両隣にひっつく双子を迎えるルルティエ。その笑顔に、なぜか緊張感を覚える。
ルルティエが初対面の相手にオドオドしなくなったのは喜ばしいが、このプレッシャーは一体なんだ。
白い肌に片言で済ませたがるのが姉・ウルゥル。
浅褐色をしていて語彙豊富なのが妹・サラァナ。
二人ともたいへん扇情的な服装をしており、目のやり場に困る。
聞けば、彼女らは鎖の
まあ一介の庶民に、帝直々の褒美を断る選択肢などないのだが。
彼女らは家事や社会生活上の作法、加えて巫の呪法を取得しており、従者として有用な能力を備える。
しかし、厄介なことにこの双子。言動がいちいち大げさなのだ。
初手で自分たちのことを肉人形などと紹介するわ、口を開けば乙女の口から出ちゃいけない言葉がバンバンまろびでるわ。その度、周りからの目線の温度が下がりいたたまれない。ネコネなどもはや人間の屑を見る目だ。年下の女の子からの侮蔑の目線が痛い。
「「どうぞ」」
実食。
双子が自分の食事や諸々の世話、夜伽まで引き受けると言い出し、それを受けテストを行うことになった。
提案された時のルルティエの憤慨っぷりをみるに、余計なことはしないでもらいたいのだが。
……だが、まあ、うん。
熱さ・濃さ・渋み、自分の好みだ。違いはあるが、ルルティエのと同じくらい美味い。
「いい塩梅だな」
「「恐悦至極」」 「!?」
二人は頭を下げると、再び自分の両隣に傅き、身を寄せてくる。そんな薄着で近づいてくるな。勃ったらどうする。
「ううう…………」
***
ハクがルルティエの部屋へ通される。
以前のように居留守を使われることはなかったが、ルルティエの表情は硬いまま黙り込んでいる。
「ルルティエの態度がおかしかったのが気になってな」
ハクの中のルルティエの印象は、常に
しかし、今日のルルティエはひどく動揺しており、これは尋常ではないと話を聞きにきたのだ。
「おかしい?………おかしいのは、ハクさまです」
「へ?」
己に矛先が向いたことを男は理解できない。その顔に不満が爆発したのか、涙目のルルティエがさらに声を上げる。
「何かにつけて知らない女性を連れ込んで! 不潔です……!」
ルルティエにとってのハクは、穏やかで優しく、頼れる年上の男性だったのだ。そういった幻想を作り上げていたがゆえに、ゆきずりで女を引っかけてくる振舞いにかなりショックを受けていた。
彼女の価値観では、内に複数の女性を囲むのはともかく、外で女遊びをするのは許しがたいらしい。
「ノスリさまの時だって、さっきだって! 白昼堂々、とっかえひっかえして!」
ルルティエが指摘した部分は正確には誤解なのだが、ハクは見たことのないルルティエの剣幕に、押されるがままになっていた。
「それにお茶も、お食事も、お洗濯も……夜のお勤めも。わたしがいるのに……!」
——ハクに電流走る。ルルティエが、嫉妬している。
自分の領分を侵害されたことで、初めてルルティエの独占欲が発露したのだ。そんな状況ではないとは理解しつつも、男は内心高揚を覚えていた。
「お聞きですかっ!?」
明らかにぷんぷんなご様子のルルティエが、互いの鼻がくっ付くギリギリまで詰め寄ってくる。
「あ、ああ。すまんルルティエ。……不安にさせたな」
「それは!……はい。怖かった、です……」
それはまぎれもない、彼女の本心であった。
「ハクさまは、素敵な方です。複数の方から気持ちを向けられても、仕方ありません」
隠しきれない
「わたしは、ハクさまのお世話をさせて頂くだけで、幸せだったのに。……それすら駄目なんて、あんまり、です……」
ハクからすれば、ルルティエの言は買いかぶりも良い所。
しかし、それでルルティエが傷心なのも事実だ。
「ルルティエ、茶を入れてくれないか」
「……あの方たちがいるではありませんか」
ハクの提案を、ルルティエが跳ね除ける。
「自分はルルティエが良いんだ。それに、あの二人には『先約がある』って言って、置いてきたからな」
「——!」
男はつとめて言葉を選びつつ、本心を述べる。
「自分は満足に茶も入れられない、ただの情けない男さ。…頼む、ルルティエ。これからも自分に、茶を入れてくれないか?」
「……………!!」
柔和でやや目尻の下がった目元から、ついに涙がこぼれる。
ルルティエが抱いていた不安や焦燥など一気に吹き飛ばすほどに、男の言葉が彼女の中心に響いたのであった。
「落ち着くなあ……」
ハクとルルティエは床で夜食として菓子の残りをつまみ、茶をすする。
交わす言葉は少なく、隣で触れ合う袖の感触と息遣いを明瞭に感じる。
昼間の喧騒を忘れるほどに、
男の手に、おそるおそる白く細い指先が添えられる。
「あ………」
男は手首を返し、指先を交わす。少女の五指をからめ、ゆっくりと手のひらを重ねる。急須から出ていた白煙はいつのまにか止み、宵闇は
「良いか?」
「……はい、御存分に。どうかルルティエを、心ゆくまで、お召し上がりくださいませ」
***
男の鼻先に、
布団にあお向けとなった少女が男と密に抱き合い、男の顔を少女の頭髪が撫でていた。
「あぁあ……♡ 前より♡ い、いぃです……♡ うぅ♡ おちんぽさまぁ♡ わかり、ます……♡」
すでに少女の恥丘と男の下腹部は付き合い、逸物が少女の子宮を揉みほぐしている。上から男を迎えた少女は、自身の尻の穴を締め両ヒザをピンと伸ばす。
「おぉっ!?」
モモと尻の
きゅん♡ きゅん♡ きゅん♡♡
胸の中と体内に感じる愛しの君の存在に、ルルティエは幸福感に包まれる。
男に孕ませてもらうために、子宮
こちゅん♡
「はぅぅ゛っ!♡♡」
その吸い付きに従い、上から亀頭が子宮を圧迫する。
ドチュン♡ ドチュンッ♡ ドチュッ♡ ドチュッ♡ ドチュッ♡
雌の要望に応えて陰嚢が精子を生産し、陰茎が種付けするための律動を続ける。ひと突きしただけで分かる発情しきった雌肉に、遠慮なく雄のモノを何度も突き込む。
ルルティエは、このような無遠慮で獣のような交合を、存外好んでいた。
あの朗らかで優しいハクが、今だけは自分に夢中になってくれる。自分を求めて激しく性欲をぶつけてくれることに、格別に興奮してしまうのであった。
ゴチュゴチュ ♡♡ ゴチュゴチュ♡ ゴチュンッ♡
「あ゛ああ゛!♡♡ う゛♡ ありが、ど♡ ごじゃいま゛っ゛♡♡ い゛!♡ い゛ひぃ゛ぃ゛っ♡♡♡」
感謝。
快楽。
幸福。
男の下に組み伏せられた今、ここには少女にとっての楽園があった。
今だけは抑えることなく、肉体も魂もひたすらに男に媚び、全霊で捧げることができる。いつも手を伸ばすことをためらう不甲斐ない自分を、この時だけは忘れ、睦み合いに没頭することができていた。
「ハクさまぁ♡♡ みゅ゛ぅ!♡♡ おちんぽっ!♡ おちんぽ穴♡♡ どお゛っ♡♡ ですかぁ♡♡♡」
普段出るはずのない、卑猥な語彙が少女の口から飛び交う。熱に浮かされた少女の様に、その度男根はビクリと震えてしまう。
「はっ、はっ、最高だ。偉いぞ、ルルティエ! もっと! もっと『興奮しろ』!」
「はっ♡ はいいいぃぃ!♡♡♡」
ハクに褒められたルルティエの子宮が、ひと際大きくうち震える。男にも、もはや自制心など無い。
ひたすらに、ふにゃふにゃの良妻子袋に、雄の所有物の証を注ぐことしか考えられない。
ゴドビュッッ!!♡♡♡
ブビュビュルルルルルルッ!!♡
ビュルルルルルッ!!♡ ビュルルルルッ!!♡♡♡
「お゛ぉ゛っ! ぇ゛あ゛ぁ゛~~~~♡♡♡♡」
清廉さのカケラもない、濁った獣声が響く。
少女が背筋を最大まで反らせ、目いっぱいの中イキ痙攣に励んでいる。
逸物に持ち上げられた子宮が、拝受する精子をありがたそうにゴクゴク貯め込んでいくのが感じられ、少女はまた追いイキする。
「あっ……♡ ああ……♡ ああああ……♡♡」
精子を堪能することに注力を置くあまり、脱力したルルティエの肢体を、男がゆっくりと解放する。
トリップしきった、悦楽に浸った笑顔。股から飛び出す容量過多の白濁。かつてないほどに、男を誘う雌の香り。
雌として一皮むけた少女に最大量の雄液を叩き込んだ今も、男は煽られるままに勃起を続けていた。
「ルルティエ。多分、まだいけるよな」
目の前の少女はただか弱いだけではないことを、すでに男は理解している。ゆえに、もう少しだけ踏み込む。これは以前の男であれば考えられない、大きな変化である。
「……はい♪♡ おまんこも。おけつも。どうぞおちんぽ奉仕穴に、たっぷり躾けてあげてください♡」
少女も男に捧げものをするこの瞬間だけは、少しだけ自信を持てるようになっていたのだった。
***
ビクンッッ!♡ ビク……!♡ ビク……♡
「今、イったな。いいぞ、もっと小慣れていい。もっと色んなルルティエを見せてくれ」
「あぅ゛♡ ……はい♡ ハクさま好みのカラダになれるよう、がんばります……♡」
ハクに後ろから抱かれ、堪らない様子でルルティエが答える。耳穴と尻を同時にほじられながらの、本日何度目かの絶頂。すでに下半身の前後の穴は真っ白に染まり、絶え間なく滴っている。
ピク♡ ピク♡
より感度の上がった尻尾を撫でると、感極まったように膣穴が大量の濁った涙をこぼす。躾けられた心と体は、男の求めにすんなり従ってしまう。
快感に震える腰と尻肉が、少女をたっぷり味わってなお硬さを保つ陰茎を感じ、歓び揺れる。
「お次は、このまま……失礼、いたします♡」
男に背を向けたルルティエが、再び屹立に腰を落としていく。開脚したまま床にしっかりと足をつき、下半身を自由に動かせる状態となる。
「あ゛っ♡ では、ぁ♡ 動き、ますねぇ……♡」
もはや、くわえ込むだけで絶頂しかけるほどに堕落した媚肉を、男に満足してもらうためだけに精一杯振るう。
ズリュッ♡グリュッ♡ズリュッ♡グリュッ♡
細い腰をいやらしく回し、白蜜を垂らしながら亀頭をズリズリと愛撫する。
「ルルティエ、『もっともっと発情しろ』」
「!!♡♡ ひゃ、ひゃいいい♡♡♡」
ハクの言葉が、少女の脳を焼き切るほどの興奮に包む。
命令を行った男もハメこんだ肉棒を上に突き上げ、左右にくねった拍子に膣壁をカリでほじり回す。
ジュップ♡ ジュップ♡ ジュップ♡
「ああ゛あっ♡ あはぁ゛♡ すき♡ すきぃ!♡ はくしゃまっ♡♡ すきぃぃぃっ♡♡♡」
濁った愛液をたぱたぱ吐き出し、発情のままにルルティエが腰を加速させる。
男は迎え腰を打つように要所要所責めていき、当たり所が良いと少女の背筋から両手の先までピクつき、あられもない喘ぎ声が漏れる。
パン♡ パン♡ パン♡ パン♡ パン♡♡♡
少女は思考を放棄した状態ながら、己の想い人がまた絶頂に近づいたことを本能で察する。
自分が気持ち良くなることを、男も望んでいる。されど、奉仕することも忘れてはならない。
残った理性を再動員してちんぽに子宮口をすり寄らせ、一番気持ちのいいお射精をして頂く準備をする。
「はぁぁ……♡ おこだねっ♡ るるてぃえの……♡ いんらんこぶくろに♡♡ たっくさん♡ くださいぃいい゛……!♡♡♡」
ビクン♡ ビクン♡ クポッ♡ クポッ♡
子宮への刺激で獣欲が勝ってしまい、宣言の最中にイキ果てるルルティエ。吸い付いたこらえ性のない孕み口が、男の鈴口を強烈に刺激する。
ギュルルッ♡♡
ビュルルルルルルッ!!♡♡ ビュルルルルルルルルッ!!♡♡♡♡
数億の新しい精子が弾ける。
「っ゛~~♡ っ゛っ゛っ゛゛~~~♡♡」
中出しによる多幸感で、ルルティエはもはや人語すら覚束無い。それでも膣壁を強くうねらせ、敏感になった男根を最後まで楽しませてくれる。理性を失っても優秀な良妻膣肉であった。
***
早朝
汗と精液まみれの躰を擦り合わせ、昨夜の睦事の余韻をゆっくり味わう。
たらふく雄の欲望をため込んだ、昨日に比べ少し丸みを帯びたルルティエの下腹部に手をあてる。
胎に当たった手に頬を赤らめつつ、自分へ優し気な視線を向けるルルティエ。至上の贅沢。事後の
「羨ましい」
「私たちも是非、お情けを賜りたいものです」
…………は!?
「性癖の確認を」
「主様は一晩に平均何回程度催されるのでしょうか?良ければ、好みの体位なども教えていただけますと……」
「………えっ!?えっと……なな」
「待て待て待て待て! いつの間に入ってきた!?」
ふすまの開いた音などしなかったにも関わらず、知らぬ間にウルゥルとサラァナが自分とルルティエの横に正座している。
「情報収集」
「やはり、既にお手付きになられた方々にお尋ねするのが一番かと思いまして」
今聞くな!
憤慨する自分と知らん顔で涼し気に問答する双子を見て、ルルティエは微かにほほ笑んだ気がした。
不機嫌なルルティエ好き好き好き。
今作のハク殿は泣き落としやらクオン経由なら割と受け入れちゃってるので、多分ウルサラちゃんたちにも負けるかもしれん。
解釈違いスレスレではありますねぇ!
あなたのうたわれ歴は?
-
散りゆくのみ
-
偽りあるいは偽り二白のみ
-
散り~二白三部作
-
三部作+ロスフラあるいはモノメビ
-
ロスフラのみ・モノメビのみ
-
白への道標まで全て履修済
-
うたわれは未履修
-
その他