※この作品はR-18です。

うたわれるものヒロインとイチャイチャする話   作:クラムP

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話中に原作勢が拒否感を抱きかねない表現が含まれるため閲覧注意。この話は飛ばしても全く問題ないぜ!
采配師(軍師)マロロ視点→第三者視点。


第二十五話 戦争終結の夜(多数)※閲覧注意

西の国境

 

 全体の戦況としては、ややヤマト側の優勢でおじゃろうか。

 

 ヤマトは豊富な物資と高い技術のおかげで、戦線を広くしても兵站が回り、柔軟な用兵が可能。

 しかし、なにぶん合戦の経験が乏しく、戦術的にはあちらに分があるようでおじゃる。

 マロたちのいる戦線の大将、八柱将・デコポンポ殿もまた、戦の流れを熟知しておらぬ一人でおじゃ。

 

 前線を守り通しただけで十分でおじゃるのに、後退する敵陣に釣られ、突出。結果、山中からの伏兵に刺される羽目になったでおじゃる。

 

 采配師たるマロの諌言も空(むな)しく、自陣は撤退を余儀なくされたのでおじゃる。

 どうしてこんなことに……。

 

 

 しかし、図ったような時勢に現れたのは、左近衛大将・ミカヅチ殿。

 

 

 見るも凄まじき雷を纏った剣閃によって、追撃に来たウズールッシャの軍勢を文字通り『両断』したのでおじゃる。

 仮面の者(アクルトゥルカ)がもたらす、非現実的なまでの攻勢。あっという間に形成を逆転してみせたでおじゃ。

 何という天の配剤。

 

 否。

 ミカヅチ殿は、本当に機を見計らった上で参上されたのでおじゃろう。

 

 かの御仁を遣わしたのは、おそらく八柱将・ライコウ殿。

 あの賢人は、戦力の集中と展開を盤上の駒を動かすように的確になされる。まるで、未来を予期でもしたかのような采配を振われるのでおじゃ。

 

 きっとデコポンポ殿が敵の計略にかかることも。マロがそれを止められないことも。

 すべて、予め織り込み済みであったのでおじゃろうなぁ。

 

 …………我ながら情けない。

 

 マロなんかとはまるで視座の異なる、仮面など無くとも戦場を左右するほどの叡智。流石でおじゃる。

 

 その後もライコウ殿の采配のもと、前線はほぼヤマト側が勝利。

 

 退却を始めた敵本陣にはオシュトル殿が追撃。大将首は辛くも逃したものの、命令系統は完全に瓦解。

 実質的なヤマトの勝利が確定したのでおじゃる。

 

 本格的な衝突からたった数週という、迅速な終戦。

 それどころか、ウズールッシャ側へ国境を大きく押し上げる脅威的戦果。

 まこと、八柱の力とは凄まじき哉(かな)。強烈すぎる在り様に、つい畏怖の念を抱いてしまうでおじゃる。

 

 ともあれ、戦場ともこれでお別れ。早くおさらばしたいでおじゃる。

 嗚呼、ハク殿ぉ……会いたいでおじゃる……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 転戦を繰り返していたハクたちの元にも、ヤマト勝利の吉報が届いた。

 だが安堵も束の間、今度は残党狩りに駆り出されることに。立場のない遊軍として動いたことが裏目に出る形となった。

 結局、本日も帰路につくことは無く、彼らは旧ウズールッシャ領にて遠征最後の夜を迎えていた。

 

 

「な……なんなのですか、そのお腹はぁ!?」

 

 

 天幕にて、面食らったネコネが吠(ほ)えた。

 

「あ~~……これはだな。そのぉ……」

 

「………………」

 

 ノスリが困ったように笑い、自分の腹部を手で抱える。

 一方、ハクは無言で目を逸らした。

 

「あはは……確かに、ちょっと恥ずかしいかも」

 

 現在、ネコネ以外の全員が衣類を解いている。

 彼女の驚愕の理由は、少女たちの胴回りが————アンバランスに肥大化していたからである。

 

 その容姿に釣り合わぬ、不自然かつ不揃いに、丸みを帯びた女性陣の下腹部。

 肥満と言われれば、通じる程度の見た目ではある。だが、今日まで戦場を駆けてきた精強な彼女たちに限って、そんなことは考えにくい。

 

「絶景」

「将来、真に主様の御子をお迎えした上で、再びこの光景を観覧したいものです」

 

 双子の囁きに、ルルティエが照れたように顔を伏せ、腕でお腹を隠した。

 

「まさか、本当に身ごもったなんてこと――」

 

「精液ボテ腹」

「戦地では、身の回りを清潔に保つのも重要ですから。膣内感染にも対策済みです」

 

「はい……???」

 

 実のところ遠征当初より、女性陣は性交を控えることについて、理由はさておき「不可能」と判断した。皆、欲求に忠実なのである。

 しかし、男との情事は毎度周囲を汚してしまうため、対策を講じる必要があった。

 

 口や手を用いた処理だけでは満足できそうにない。

 ゆえに、男の精液は全て体内で受け止め、ウルゥルとサラァナの呪法を用いて液体の飛散を防ぐことになった。なってしまったのだ。

 

 それも実行に移すまでは、男は半信半疑の冗談だと思っていたが。あまりに狂った発案ゆえ、さもありなん。

 

 結果として、今日まで毎日中出し性交しまくっていた。淫奔の極みである。

 遠征後半は外套を着なければ外見でバレかねないほどに、彼女たちの胎は精液を貯めこみ膨らみ上がっていた。

 

「馬鹿なのですかっ!?」

 

「「「うぐっ」」」

 

 この場において最年少の少女による鋭い罵倒(せいろん)が、ボテ腹お姉さん達の急所を突く。

 

「でもなぁネコやん、実際やってみたらわかるぇ?駆けても、槍をぶん回しても、ウチの中におにーさんがいるような気がしてな? ぞくぞくして……とぉっても楽しかったぇ♡」

 

「戦場は遊び場では無いのです! 何かあったらどうするですか!」

 

「んー? ウチ、戦ではいつも全力やったよ?」

 

「……っ」

 

 アトゥイの他意の無い返答に、ネコネは言葉を詰まらせた。

 ネコネ自身、後方から見ていたので知っている。アトゥイの槍働きは圧巻そのものであった。あの姿を見て、誰が躰の中に男の体液をしまい込んでいるなどと思うだろうか。

 

「あの、ネコネさま。今日で、それも終わりになりますので……」

 

「ルルティエさまも承知の上なのですね」

 

「はい…………」

 

 非常識さとは無縁なルルティエすらこの奇行に加担していた事実に、ネコネはおもわず頭を抱えた。

 本来は新たな生命を産み落とすために賜った女体の神秘たる姿も、中にいるのが男の欲望の結晶だと思うと、急にはしたなく映ってしまう。

 

「わ、私(わたくし)たちのことは置いておくとして。今日で最後なんだから、ハクを労ってあげようと思って。ネコネもごめんね? 先に、ルルティエの天幕で休んでもらっても良いんだよ?」

 

 クオンが強引にまとめにかかり、ネコネに別の天幕の使用をすすめた。

 

 だが、ネコネは。

 

「………いえ。ここでまた怪しいことをし始めないか、見張らせてもらうのです」

 

 この時、ネコネは自身がどんな表情をしていたか覚えていない。

 

 

「自分の意見は無視か……?」

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

「ハクさま、苦しくはありませんか……?」

 

「あ、ああ、ぜんぜん平気だ。むしろ心地いいというか」

 

「おい、あ、あまり頭を動かすな。髪が当たって、くすぐったいではないか」

 

 あお向けに寝かされたハクの後頭部には、ルルティエとノスリの膝(ひざ)枕。

 二人でハクを挟むように正座をすると、突き出た左右の妊婦腹がちょうど男の耳たぶに当たる。

 

「あっ」

 

 男が少し頭を動かすと、ぽってりとした丸みに耳が埋もれる。

 しなやかな肌の下には、カタチを崩してもなお締まりのいい肉付きがしっかりと存在することがわかる。

 さらに、ハクの聴神経がそのさらに奥に響く水音をとらえた。

 

——こぽっ♡ こぽぉっ♡ ちゃぽっ♡♡ たぽっ♡

 

((!!!))

 

 胃よりもさらに下、ノスリの恥骨と臍(へそ)の間に液体の波打つ音。今聞き耳を立てている雄が、雌の子宮を我が物とした証が聞こえてくる。

 

——たぱっ♡♡ たぱっ♡♡

 

 気づかないフリをして男が軽く振動を届けると、両の腹部から面白いように雄汁がポチャポチャと返事を返してくれる。

 

「んぅ……んっ……♡」

 

「あっ♡ んあっ……♡♡」

 

 ルルティエとノスリも自らの胎内の事象を感知したのか、色の灯った声が漏れる。男からのわずかな刺激にすら、雄に支配された子宮は容易く感じてしまうのだ。

 

 体の中で白濁がさざめくごとに、今までの逢瀬の記憶が蘇る。男の鼻息が肌にかかるだけでイキそうになる。

 両隣でさえずる雌たちの鳴き声が種火となって、男の下半身にも情欲の火が灯っていく。

 

「ふふっ、おちんちんおっきくなってきた♡」

 

「ウチらのポンポン押しのけてもうて、ホンマ元気やなぁ♡」

 

 ビキビキと膨張していき、肉棒を左右から包み隠す肌色の餅を押しのけていく。

 

「あ……どくんどくん、って伝わってくるかな」

 

 逸物を腹で挟むのは、女性陣の中でも一、二を争う膨らみの持ち主たち。毎夜率先して牡汁を貪り、手毬ボテ腹に変わるまで歓楽に没頭してきたクオンとアトゥイである。

 今はこうして浅ましく張ったボテ腹を使い、頑張ってくれた雄肉をやさしく抱きしめ慰労していた。

 

 むにゅ♡ ふにゅん♡♡

 

 アトゥイのしっとり生肌と、クオンのハリに富んだ卵肌。ふたりが腰を揺らし、腹部を揺すって男肉をあやす。

 

 ぱたっ♡ ぱたっ♡ ぱたっ♡

 

 柔らかいだけではない。確かな質量が陰茎に伝わる。

 生娘の頃は鶏卵大ほどだった子宮が、肌越しに実感できるほど淫らに肥大し、元凶たる男根に感謝をささげるようにズリコキ奉仕を繰り返す。

 

 ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ ぱちゅ♡

 

「うひ♡ あんっ♡ 子袋、ぱちゃぱちゃして気持ちいいぃ♡♡」

 

「んう、ああっ♡ もぉ……うぁ♡ そんなに動いたら、 私(わたくし)の子宮にも♡ 響いちゃうからぁ……♡♡♡」

 

 腹コキだけで既に絶頂目前のクオンとアトゥイ。

 男を喜ばせつつも、触れ合ったゴム鞠が互いをも発情させ合う。

 

「なあ、いつまでこうしてればいいんだ? う……♡ そろそろ、我慢がぁ……」

 

「んっ♡ 足を動かしたら、ハクが休めないでしょ?♡ あっ♡ 癒してあげるのも、大事なお仕事だから……♡」

 

「くぅう……満足そうな顔をしおってぇ……」

 

 胎内の疼きにつられ、ノスリが性器を慰めようとするも、クオンに止められてしまう。

 精液漬けの日々でよわよわになった受精卵には、この破廉恥極まる遊びは刺激が強すぎたようだ。 

 

「ハクさま……強くは、ありませんか……?♡」

 

「ん、おお、悪くない」

 

 その隣でボテ腹枕がてら、男の頭のマッサージに励むルルティエ。

 コリをほぐして癒しつつ、彼の耳元に淫音を絶え間なく届け、陰茎を硬く尖らせ続ける。

 

「こんな風にお腹でずりずりされて♡ あ♡ 気持ちいいやなんてっ♡ うひ♡ うちらの頭目はんは、好き者やなぁ♡」

 

「お前たちにだけは、言われたくない……!」

 

 四人とも自身の女の部分に振りまわされつつも、辛うじて男への奉仕に努める。

 男もまた、一生に一度体験できるか分からないボテ肉奉仕によって上り詰め、堰が弾け飛ぶ。

 

「「――いただきます♡」」

 

 ビュビュルルル!!♡♡♡

 ビュルルルルルルルルッ!♡♡♡♡

 

「「ああっ!?」」

 

「んん♡ ぷぁっ♡♡」

 

 しかし、そこに双子が乱入。

 

 ビュルルッ!♡♡♡ ビュルッ!♡♡ ビュルッ!♡♡ ゴキュッ♡ ゴキュッ♡

 

「ふむっ♡ ふっ♡ ……んんん♡♡」

 

 急に身を乗り出したウルゥルとサラァナが吹き上がろうした精液を吸いこみ、交代しながら喉奥にすべて嚥下していく。

 

「「んちゅ♡♡ ちゅぱっ♡♡ ちゅ♡♡」」

 

「ず、ずるいです……!」

 

 男の精に飢えていた所を横から掻っ攫われ、思わずルルティエが抗議した。しかし、双子はかまわず射精後のちんぽのお掃除を始める。

 

「んっ♡ 帰るまでが遠征」

「きちんと最後まで綺麗なままというのが主様のお望みですから。仕方ありませんでした♡」

 

 ふたりはいけしゃあしゃあと、精子を総取りした言い訳をしたのだった。

 

 

 

 

 

***

 

 

 双子の横入りを引き金に、みな率先して自らの腹部を男に擦り付け、競うように口や男性器へと絡みついた。

 相手を変え、体位を変え、求め合うその姿は倒錯的で————ネコネの目には幸せそうに見えた。

 

 ちゅぷ……くちゅ、くちゅっ

 

 気づけばネコネは、泣きそうな顔で己の股を慰めていた。

 

「う……うぅ…………」

 

 遠征前まで初心な少女然としていたカラダも、既に快楽の甘さを知ってしまった。そして、今も女の中にずっぽり収まるアレが己を満たすものだと、本能で理解していたのだ。

 

「無理は禁物」

「遠慮せず、主様に抱いて頂くべきではないでしょうか」

 

「うなぁっ!?」

 

 いつの間にか耳元に座り込んでいた双子が、ネコネに甘言を囁(ささや)く。

 自分の指でいくら触れようともあの時の感覚にはほど遠く、ただ切なさばかりが募っていく。少女とて分かっているのだ。

 

 

 そうして、理性と芽生えた欲情が、心の天秤を激しく揺らす。

 

 

「ハァ、ハァ……ちょいと、休憩させてくれ……」

 

「ん゛お゛っ♡♡♡♡♡」

 

 男がノスリのボテ腹マンコから逸物を引き抜く。

 その間、術による堰を失った膣口は大量の濁液を撒きながらピクピクと悦に浸る。

 

「——ハク、さん」

 

「ん、ネコネ?どうかしたか?」

 

 いつの間にか、男の後ろにはネコネが立っていた。

 先ほどまでと違い、怒った様子もないが、一体……。

 

 

————シュルッ

 

 

「は?」

 

 ネコネが襦袢一枚を残して、衣類をすべて脱ぎ捨てた。

 

「―――………」

 

 そのまま膝をつき、淫臭漂うハクの肉槍をおもむろに手で鷲掴みにした。

 

「あの……ネコネさん?」

 

「…………………」

 

 恨めしくにらみつける視線とは裏腹に、はだけた襦袢からは濡れぼそった股が覗き、口を開いて誘っているような印象を受けた。

 

「ハク。あんまり女の子に恥かかせちゃ駄目だよ?」

 

「いやいや、何が何やらで」

 

「仲間外れにしたら可哀想かな。せっかく全部終わったんだから、最後は遠慮なく、ね♡」

 

 そんなクオンの激励を受け取り、男も目の前の少女の不審さの理由を察する。

 どのみち男は逸物も握られている。

 力で抵抗することも出来ない。

 

 そんな状況でネコネは——、

 

「あっ、や、やぁぁぁ……」

 

 ゆっくりと、男の上に腰を下ろしていった。

 

 つぷ、つぷぷ……

 

 男と正面から向き合い、少しずつ屹立を自らの股に収めていく。

 当然、初めての少女にとって容易なことではない。

 

「ネコネ、『痛みに忘れて、気持ち良いことで頭を一杯にしろ』」

 

「ハク、さん……?」

 

「『限界まで体の中で性感を感じろ』、『繋がる間何もためらわず正直になれ』……言ってくれれば、すぐ止めるからな」

 

 時すでに遅し、と現状の打開を諦めた男は、ダメ元でネコネを労わってみた。

 

「ちょっとした願掛け、言葉遊びかな。ネコネ、あともう少しだよ」

 

「は、はい……!」

 

 そうしてネコネの女性器が、初めてオトコを迎え入れた。

 

「はい……っ、はい、ってぇ…………!」

 

 処女喪失。

 しかし、想像していた苦悶は訪れない。

 確かに体は痛みを感じているはずなのに、苦しみに注意が向かないのだ。ネコネの脳髄を絶えず巡り、支配するのはただひとつ。喜悦だ。

 

 指先では決して辿り着けなかった、ネコネの胸の穴を埋める最後のピースが、ぬちぬちと差し込まれていく。

 

「ふあっ! あぁ! ぁ……あつ、ぅぅ♡」

 

 体内に収まった巨大な男性器の熱がまわり、ジクジクとネコネの下半身を焦がしていく。

 遠征前とはもはや別物に変わった自分の体が、性交を忌避していた理性を責めるように蝕んでいく。

 

 ず……ずり……ずり……

 

 男のモモの上で、ネコネがゆっくりと腰を揺らす。

 太く長すぎる肉杭は、まだ半分も納刀されていない。

 苦しみは無いが、膣内に入った肉棒の圧を異様なほど感じる。それだけで、彼女は一杯いっぱいであった。

 

「ネコネさま……」

 

「ふえ……?」

 

 ルルティエが己の膨らんだ下腹部をネコネの背中へ添わせるように、斜め後ろから優しく抱きすくめた。

 

「気持ちいい、ですよね……♡ おちんぽ様にちんぽ穴をぐりぐりして頂けると、皆こうなっちゃうんです……♡♡」

 

 穏やかな、慈愛に満ちた双眸がネコネをとらえる。その眼差しに安心感を覚えるも、

 

 とぷんっ♡

 

 ぽっこり張った腹部が頭に触れた瞬間、ネコネの思考は諸共吹き飛んだ。

 

 とぷ♡ ぽちゃっ♡ ぽちゃんっ♡

 

「〜〜〜!?」

 

 男のモノに浸りきった、卑しい胎奥から旋律が耳に届く。

 それらは全て、今ネコネがしている行為と同じやり方で貯め込んだもの。

 股の下も、耳元も。自分を囲むすべてが異常。しかし、それらに対してネコネが抱くのは、嫌悪ではなく興奮だけ。鳴り止むことなく猛る鼓動が、神童少女の判断をどんどん狂わせていく。

 

 ぐりゅん♡

 

「ひうぅっ!♡」

 

 何のことは無い。男の腰が僅かに動き、極太カリ傘が初物マンコを軽く撫でただけ。

 だが、それは少女にとって、石槌で横殴りにされたに等しい衝撃だった。

 

「ネコネ、キツそうなら一旦抜くぞ?」

 

 下半身から送られる快楽信号の処理で精一杯のネコネに、ハクは中断を進言する。

 しかし。

 

「ん♡ ん゛んっ! な、なんですか。まさかもう限界なのですか。さ、流石の虚弱体質なのです。悔しかったら、もっと本気で来たらどうなのですか……?」

 

 限界なのは、どう見ても涙目で腰が引けたまま動けなくなっている少女の方なのだが。それでもなお、意地を張って男に煽りを飛ばしてくる。

 平素から売り言葉に買い言葉を交わす関係性ゆえに、つい悪態をついてしまうのだ。

 

「そうか……ほんじゃまぁ、本気ってやつを見せてやるか」

 

 それは、男も同じことが言える。

 

「フン、ハクさんの本気なんてそんなもの……」

 

 

『そら、一気に絶頂してみろ』

 

 

 ドチュンッッ♡♡♡

 

 悪戯心をくすぐられた男が、濡れ濡れで瓦解寸前の初心者膣肉へ、肉竿を一気に突き込んだ。

 

「!?!?♡ !?♡ !?♡ !?♡ ♡♡♡??」

 

 勝負は、たった一突きで決した。

 

 ビクビクッ!♡ ビクッ!!♡

 

 もはや習慣化した言の葉と、女殺しのデカチン子宮突き。少女は言葉すら発せず、ただの一度で絶頂させられてしまった。

 

「あ–––♡ あっ–––♡ あ–––……ぁ♡」

 

 ネコネの固定概念の全てを吹き飛ばした、思いがけない初の絶頂。

 ココロもカラダも、この瞬間だけは意地を張ることを許されず、雄に敗北を認めさせられた。

 

 シャアアアァ…………

 

 完全敗北失禁放尿。

 機能停止した主に代わり、尿道が行為の終わりを宣言したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 早朝。

 

「んん……」

 

 他の者より一足早く寝落ちしたネコネが、一番乗りで目を覚ます。

 

 まず気づいたのは、身を包む衣服の感触がないこと。

 しかし代わりに、なにか柔らかく温かい、心地の良い感触に包まれていた。

 

 たぷっ♡ たぷっ♡

 

「…………」

 

 柔肌の奥から、不自然な水音が聞き取れる。

 身体を起こして見渡せば、ネコネを温めていたのは一糸まとわぬクオンとノスリ。どちらも股から粘液を漏らしながらも、未だ腹部は張り詰めたままだ。

 とりあえず、目についた散乱した衣類を取り繕おうと、膝と肘を突いて這い進もうとした。

 

「つっ……!」

 

 痛みはさほどでもない。だが、股からのずきずきとした感覚に立ち止まる。

 

「あ……そうだったのです」

 

 少女は昨晩、自ら男性器を迎え入れ、処女を散らしたことを改めて認識する。

 

「……………ふごっ」

 

 妊婦腹の女性陣に囲まれ、乗っかられ、苦しそうに息づくハク。

 ネコネにとっては、自分をいつまでも子ども扱いする、忌々しいお調子者。ついでにヘンタイさんだ。

 少女はその寝顔が憎たらしくなり、男の頬を軽くつねる。

 

「……まったく、仕方のない人なのです。今回はこれで、勘弁してあげるのですよ」

 

 頬を離した指で男の髪をいじりつつ、少女は不満げにぼやいたのだった。

 

 




ニ白編のテイストを思案中。
原作に忠実でありたい気持ちと性癖に忠実でありたい気持ちがぐるぐるしている。ゼロは何も応えてくれない。イチャイチャってなんだよ(今更)。

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  • うたわれは未履修
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