※この作品はR-18です。

うたわれるものヒロインとイチャイチャする話   作:クラムP

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第四話後 ネコネ/対面側位

 

「ん゙ん゙、やっっとひと段落か……」

 

「そうですね。書面の修正も、これ以上は必要なさそうなのです」

 

 オシュトルが両腕を高く持ち上げ、気怠げに身を伸ばす。

 昼のアンジュの宣言より、ただちに諸侯への布告書面の作成へと取り組むオシュトルであったが、気づけば夜籠りに入る頃。

 

「座りっぱなしで、どこもかしこもガチガチだ……」

 

 届ける文の量もさることながら、文面を曲解されぬよう細心の注意を払ったおかげで大層時間を食ってしまった。

 

「印刷が欲しい……全部手書きとかもう嫌だ……だが、あれには貴重な金属を使うし…木版で公文書はさすがに…うおお、腰が」

 

 座卓での作業は男の腰をたいそう苛め抜いたらしく、今だけは男の振る舞いにオシュトルらしさは微塵もない。

 

「あ、あまりモゾモゾしないで欲しいのです……」

 

「であれば、少し離れては……悪かった、そう睨んでくれるな」

 

 久方ぶりに棘のある態度を示すネコネがが、

 

……彼女の居場所はなぜかオシュトルのぴったり横隣り。ゼロ距離で彼とくっつきながら書類を精査していたのであった。

 

「先程も申したが、あの程度の相手にならば遅れをとることは無い。もっと某を信用してくれて良いのだぞ」

 

「ですが、まだまだ兄さまには遠く及ばないではないですか」

 

「アイツと比べたら、誰だって心もとないだろうに……」

 

 簡単に言うと、昨夜の襲撃を受け、ネコネは不安になったのだ。

 兄の死がトラウマの彼女が、このように過剰反応してしまうのも理解はできるのだが。さすがにこれでは動き辛い。

 

「日頃の訓練の様子はネコネも見ていよう。某とて、もう以前のままではない。それに聖上が宣言された以上、いずれ戦にも出るのだ。覚悟をせねばならぬ時は必ず来る」

 

「…………はい。分かっては、いるのです」

 

 オシュトルの裾を握りしめたまま、ネコネは渋々頷く。

 いまだ恐怖を払拭できない様子の彼女を見ながら、男は昨晩味わった感覚を思い出す。

 

(殺される覚悟に……殺す覚悟もな)

 

 ルルティエとアンジュを迫った刺客の、死に際の表情。そして、無抵抗の相手の首を落とした時の、言い様もない後味の悪さ。

 自分や彼女らを手にかけようとした相手とはいえ、無感動に人殺しをこなせるほど男の肝は太くない。命のやり取りの瞬間に二の足を踏まなかったのも、必死に恐怖を使命感で抑えつけたが故だ。

 

「では…こちらの文は明朝すぐに届けさせますです」

 

 渋々ながらネコネは頭を仕事モードに切り替え、文の束を抱えて部屋を後にしようとする。

 仕事は溜めぬに越したことはない。彼女を見送ろうとしたオシュトルだったが、

 

————スッ

 

「「えっ?」」

 

 驚く声は腕を引かれたネコネと……なぜか引き留めたオシュトルのものだった。

 

「どうかしたのですか……?」

 

「ああ、いや。これといって……意味はないのだが。疲れて……そう、少し、疲れているらしい」

 

 オシュトル自身も、己の行動が理解できなかった。

 ただ、男の手は依然として少女をこの場に引き留めて離さない。

 

「人恋しい」

「思えば以前から、奮闘された後の主様は夜も激しかったですね」

 

「………………兄さま?」

 

 双子が主の不安定な心中を見通す。

 

「違うっ! 違うからな! 別にネコネを離したくなかったとか、そんな乙女チックな思考では断じてないからな!」

 

 男は急いで否定し、誤魔化そうとする。

 ネコネを引き留めた理由について心当たりはあるものの、軽々しく内心をつまびらかにする男ではない。弱音を漏らして、あえて周りを不安にさせるメリットなどないのだから。

 

「違うのですか……?」

 

「へ???」

 

 だが、ネコネの反応は男の予想したものとは違った。

 

「わたしは構わないのです」

 

 ネコネは文の束を置いて腰を下ろすと、裾を離したオシュトルの手に自らの指を絡めていく。

 ふたりの間に、温もりの連絡通路が出来上がる。その心中は、男には解読しきれない。

 

「兄さまがわたしと同じ気持ちなのでしたら……慰めに使ってくれて構わないのです」

 

 いいえ、とネコネが訂正する。彼女のまなざしは男を捕らえたまま、逃げることを許さない。

 

「お願いします。わたしを使ってください。わたしを……離さないでください」

 

 それは明確な意思を持った誘いだった。

 肉体的接触によって得られる、安易な安心感の供給と精神の安定。彼女はそれに依存している節がある。それはもう、誰が見ても明らかな程に。

 

 しかしながら、

 その恩恵を受け、依存していたのはネコネだけではなかった。

 

「……わかった」

 

 図らずも口実を得た男は、そのまま無言で少女を胸の中へと迎える。

 今だけ男は、己の感情に逆らうことを辞めた。

 肌を重ねる日々と積もる責任が男の牙城を脆くさせたのだ。

 

 揺らぐ内心を宥める確たる術を求めて、初めて彼は、自ら少女を求めたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 * * *

 

 

 布団に転ぶネコネと抱き合い、顔を見合わせて横向きに寝る。身近に人肌と触れ合うこの形に、男は安らぎを覚えた。

 

「うぐ……」

 

「兄さま……情けないのです」

 

 だが残念ながら、男の腰は疲労で物理的に重く、行為に臨む余力がない。

 しかも、今日のネコネは珍しく正気。彼女の冷静なツッコミが心にも刺さる。

 

「寝ていていい」

「主様はネコネさんでお体を温めていてください。その間、こちらはお任せいただければ」

 

「? あっ、お、おい」

 

「え……ひゃっ♡ なんで乳首を……♡ ふ……ふぁ…♡ そんなにいじったら……またじんじんして……♡ ぁう♡♡ はずかし…♡ やぁ……♡♡」

 

 ウルゥルがネコネに這い寄ると、彼女の乳首と陰部を愛撫し始めた。

 同様にサラァナが男の背後に回り、手で逸物を扱いていく。

 

「あぁ……あうぅ……♡♡ 指、だけで…♡ こんな……はやく……♡ あ゛っ♡♡ むずむず♡ する、なんて…♡ ぅあっ♡ 卑怯♡ なのです…ぁんっ♡ わたしの指と♡ ぜんぜん……ちが……ぁっ♡♡」

 

「……っ」

 

 互いに双子にされるがまま、交尾の準備が進んでいく。

 ウルゥルによる巧みな手技によって、仕事モードからあっさり閨の顔に変えられるネコネ。

 男の目の前でみるみるふやけた雌の顔が披露され、成長中のぷっくり乳輪がいやらしく尖っていく。

 

 短期間で立派にオンナの声でよがるようになった義妹を目前にし、ストライクゾーン外の相手とはいえ、男のムラムラも高まっていく。

 

「動かす」

「腰が前へと参ります。わたし達がお手伝いしますので、楽にしていただければ。ぬるぬるのあそこがぴったりくっつくまで、そう、そのままで」

 

 双子の言葉の通り、ゆっくりと。

 

 半勃ちの亀頭とずぶ濡れの花弁が重なっていき。

 

 力無く横たわる男と少女が一つになっていく。

 

 

「はぁ……はひ……♡ あ……♡ あああ……♡ ぁぁああ……♡♡」

 

 

 膣内を侵略していく雄を検知した、ネコネの本能が喜び叫ぶ。

 

 先ほどは、兄(・)は確かにネコネの手をとってくれた。求めてくれた。必要としてくれた。

 その事実に心が満たされ、下腹部の男根の存在に躰が満たされ。

 気持ちが良くて、頭が沸騰しそうだった。

 

「……ん……ちゅ…♡」

 

「ね、ネコネ?」

 

 昂りのまま、ネコネが男の胸部に口づけを落とす。

 

「わたしはここにいますです。ちゅ……♡ ん…♡♡ むちゅ……♡ 兄さまと……いっしょなのです……♡ んくっ♡ あにさまといれば……♡ らいじょうぶ♡ ちゅっ……♡ こんなことだって♡ できちゃうのです……♡」

 

 腰を自らよじり肉棒に媚びる傍ら、さらに身を男に向けてこすりつける。

 奉仕と言うよりは、最早甘えるように。男の胸にすり寄り愛しげに密着するその様は、実年齢以上に幼く見えた。

 

「ゆっくり」

「しっぽりと楽しみといたしましょう」

 

ぬるるる……ぬっ……~~~~♡♡

 

「う……な……♡ あ…ああ……♡」

 

 二人の骨盤をつかまえる双子の手が緩やかに結合部を引き離し、

 

 じゅぐ……ぐぐぐ……ぎゅぅううう♡♡♡

 

「あ……!♡♡ ああああ……♡♡ ひろ、がるぅぅ♡♡ お、ぅ゛♡ うぃ゛♡ ぃ゛ぃ゛ぃ゛♡♡♡」

 

 スローペースながら、再びネコネの狭い膣の奥深くまで雄肉が挿入されていく。その感触に、少女は感極まって汚く嗚咽してしまう。

 

 挿入が浅くなりがちな側位であっても、元より少女の雌穴に男の逸物は身に余るモノ。

 膣奥のよわよわスポットまでしっかり圧し上げられ、ここが自分の気持ちいい所なのだと分からせられていく。

 

「これはこれで」

「ゆっくりハメて頂くと、しっかり膣中を感じられて、えっちで気持ちいいですよね」

 

「お前たちまで、あまり押し付けるな……!」

 

 スローセックスの傍ら、オシュトルとネコネの背中には双子がその均整の取れた肉体が押し当てる。

 

 主様がスローな性交で飽きてしまわぬように。

 挿入のペースを主導しつつ、女体の感触で興奮が加速するように。

 そんな双子の思惑は実を結び。

 

「ん゛っ♡ ふぅ゛ぅっ♡♡ あ……♡ 中で…♡ おちんぽ、おおきく…♡ はぁぁ……♡♡ お゛っ♡ っっっ゛♡♡♡」

 

 膣内がさらに広げられていく感覚に、ネコネが思わず顔を伏せて嘶(いなな)く。

 

「完全勃起」

「挿れたまま大きくして頂くのが分かると、また違った趣がありますよね。クセになりますでしょう?」

 

 その通りであった。

 自分の中で雄が興奮していると感じられ、己の女の部分が優越感に歓喜する。

 勃起が強まる度、子宮でものを考えることを知った少女の心により強い疼きを与え、欲望の種が芽吹き始めた。

 

 ぱちゅ……♡ ぱちゅん…♡ ぱちゅっ♡

 

「はぁ……♡ はっ…♡ ああ……♡♡」

 

 ぱちゅっぱちゅっぱちゅっぱちゅっ!♡♡

 

「あ……あ……♡ ん、うぅん……♡♡」

 

 穏やかながら、ネコネを起点に律動が徐々に加速する。

 抱き合ったまま、恥ずかし気もなく腰振りを強める少女につられ、双子も補助のペースを速める。

 

「ネコネ……?」

 

「あっ♡ ふぅ……っ♡♡ 兄さまは♡ 休んでて…いいのです…♡ ちんぽおっきくして…♡ うあっ♡ どぷどぷさせて……みせますから……♡ わたしをもっと……感じててください……♡」

 

 細いがくびれの薄い、性徴途中の肢体が男性器を求めて己の最大限を尽くして男の目の前で踊る。

 今日のネコネはただ快感を享受するだけではない。既に細かくイキ潮を吹きつつも、本来の目的を忘れてはいないのだ。

 

 ぐちゅっ♡ ぐちゅっ♡

 

 どこを擦り当てれば気持ちが良いか。

 

 ぐちゅっ♡ ぐちゅっ♡

 

 どうすればもっと気持ち良くなってもらえるか。

 

 今までの性体験を交え、淫らな試行錯誤を繰り返す。

 多少の拙さは後ろの先輩オナホが補ってくれる。恐れることなく奉仕に没頭して良い。彼女のお利口な脳みそは、そう狂った判断を下した。

 

「お゛ぉ……!♡ おぐぅ゛♡♡♡ うあ゛……!♡♡ せまいとこぐりぐり…♡♡ おちんぽ♡ いいです、かぁ…♡♡ ぉ゛ひっ!♡ わたしもよぐっ!♡ っぅう♡♡♡ なりすぎ……ちゃうのでず……♡ けど……♡♡ おちんぽ♡♡ びくびくしてくれてます…♡ わかります…♡♡ えへ…♡ うれしい……♡ えへひぇ……♡♡」

 

 いつの間にかネコネは腕と脚を男に絡め、しっかりホールドしてきていた。

 

 なぜなら、それが一番ちんぽにご奉仕しやすいから。

 

 ひと突きごとに最適化してゆくちんぽ捌きを以って、己が傅く雄の種をねだり続ける。

 

 ずりっずりっ♡♡ ずりっずりっ♡♡ ぐっぐっぐっ♡

 

 膣中の細いところ。

 硬いところ。

 力みやすいところを使い分けて。

 

「んじゅ…♡♡ はあ♡ あむ…♡ ん゛ぉ♡♡♡ ちゅ……♡ あむ♡♡ うに゛ぃ!♡ はあぁ゛あ♡♡ あ…っ♡ ちろっ♡ んん……♡♡」

 

 みっともなく喘ぐだけの口にしないよう、舌で雄をねぶって愉しませるのも欠かさない。

 今まで勉強したエロ知識を総動員して、目の前の強情な兄を切り崩す。

 

 そんな兄ちんぽを抜きたくて全力投球の妹まんこの努力が、遂に結実した。

 

 どぶびゅびゅびゅ!♡♡♡ びゅるびゅるびゅるびゅるびゅる♡♡♡♡

 びゅー!♡♡♡ びゅーー!♡♡♡

 

 どぐっ♡♡ どぐ…っ♡♡ とくんっ♡ とくん…♡ とくん……♡♡

 

「~~~~~~~~♡♡♡♡♡ っ゛……♡♡♡ あ゛……♡♡」

 

 少女の奉仕器官を、大望の兄さま精液がかけ巡っていく。

 

「いってま…♡♡ す…♡♡ おなかのなか……♡♡ うれしくて、ぇ…♡ どきどき……してるのですぅ……♡♡」

 

 胎内の感覚を反芻するように。万感の思いをつづるように。

 少女は自身の感覚を、一言一句漏らさず伝え聞かせながら果てる。

 

 そこには我欲を貪るだけではない、男に身を尽くそうとする気概が垣間見えた。少女は気遣われる対象とばかり思っていたが、いつの間にかそうでは無くなっていたらしい。

 ネコネの変化を思い知らされた男は、自然とネコネの頭を引き寄せる。

 今夜だけ、この小さな体に寄りかかることを良しとしたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 * * *

 

 双子が文の束を持って部屋を後にし、寝室に残るのは疲労がピークに達し、珍しく先に寝入ったオシュトルと、

 

「…………やっぱり、ハクさんはハクさんなのです」

 

 男を影を秘めたまなざしで見つめるネコネだけ。

 そのまなざしは行為によって蕩け切ったものではなく、昼間と同じ昏さを帯びていた。

 

「あなたは、兄さまではないのです」

 

 努めて冷静に、童女はつぶやく。

 少女の兄は彼女の躰を求めたりはしない。自分に向けてここまで弱さを見せたりしない。

 彼はオシュトルではなく、オシュトルに扮したハクなのだ。

 小心者で高潔さとは無縁。怠惰で貧弱で、兄とは大違い。

 そうやって、頑張って違いを探す。

 

「……よかった」

 

 彼がハクでいてくれたことに少女は安堵し、静かに男の躰に腕を回す。

 もしハクまでいなくなってしまったら、ネコネはもう正気ではいられない。そうなる確信が少女にはあった。

 

 ネコネはハクに依存している。

 ハクもまた、夜の間だけは辛うじて己の心中の一端を零すようになった。

 しかし彼はもう、ネコネにとって逃げ場ではなくなった。

 

「そんなこと……ある訳がないのですから」

 

 ハクの存在がネコネの中で大きくなるに併せて、彼女の心には新たな問題が起きていた。

 

「——兄さま」

 

 目の前で涎を垂らすハクは、兄には及ぶべくもない。

 しかして、エンナカムイをまとめ、アンジュに尽くす『オシュトル』は時折、兄を彷彿とさせるようになった。

 

 ネコネが心のよすがとするハクが、徐々にオシュトルと重なってきている。

 

「兄さまは、兄さまだけなのです。……でも」

 

 ネコネは自分自身に問いかけ、また否定し、また後悔する。

 ハクを失わせ、『オシュトル』を残す選択をさせたことを改めて後悔する。

 

 こんなことはとても相談できない。

 ネコネの不安の源泉は未だ枯れず、着実に彼女を苛んでいた。

 




引っ越し……終わった……。

ヤマト:デコイ達が築いた国々を帝(兄貴)が束ねて築いた大国家。現代で言うところのシベリア東部・ハバロフスク地方からオホーツク海を囲みカムチャツカ地方までが該当。気候は環境悪化からの惑星生命圏再生(ガイア・レメディエーション)計画を経た結果、現実とは乖離している。
 エンナカムイは國内南西部の山岳地帯。東部の帝都、南東のシャッホロとは距離がある。北のウズールッシャが北極圏なのに乾燥帯気候な辺り、現実より環境が大分狂っている。

あなたのうたわれ歴は?

  • 散りゆくのみ
  • 偽りあるいは偽り二白のみ
  • 散り~二白三部作
  • 三部作+ロスフラあるいはモノメビ
  • ロスフラのみ・モノメビのみ
  • 白への道標まで全て履修済
  • うたわれは未履修
  • その他
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