デジモンアドベンチャー 〜剣と妖精の世界の物語〜 作:藤林 明
今回は出会いがメイン!…だから短い…
……そしてヒカリちゃんの口調がかなり怪しい。
いろいろグダグダですがそれではどぞ!
ユウキ視点
はじめまして!ボクはユウキ。ALOでは絶剣、なんて呼ばれてるけど、ボクとしてはもー少し女の子っぽい呼び名が良かったなー。
……なんてのんきに自己紹介してる場合じゃなかったり。実はボク、ただいま絶賛迷子真っ只中で見知らぬ土地をウロウロと歩き回ってる途中なんだー……だってさ、現実世界をこう元気に歩き回るのなんて何年ぶりだろう、ってくらいに久々過ぎて土地勘サッパリなんだもん!仕方ないじゃないかー。
「ニャー」
と、独り語りしてたら目の前に可愛い猫ちゃん発見!…首輪付いてるし、飼い猫ちゃんかな?
「ん?コレ何だろ?」
猫ちゃんを観察してたらなんだが不思議な機械が足元にあった。んー、見覚えないなぁ……
「ニャ」
「ん?」
「ニャー!」
「あ!ちょっと!」
猫ちゃんは機械を拾い上げたボクに一回鳴くと、ある方向に走って行こうとした。……付いて来いって事かな?
「ニャー」
「あ、うん!今行くよー!待ってー!」
猫ちゃんがまたこっちに鳴いた。……よーし!なんだがよくわかんないけど付いて行ってみよう!なんだが面白そうだ(笑)
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ヒカリ視点
私八神ヒカリは夏風邪をこじらせ今はおうちのリビングでテレビを観ています。今日は学校の野外活動だったんだけど、私はお留守番。お兄ちゃん、今頃楽しんでるかな?
「ニャー!」
「あ!ミー子どこいくの!?」
テレビを観ながらボーっとしてたら突然飼い猫のミー子が家から飛び出していってしまいました。
いつもなら私も追いかけるようなことはしないんだけど、今日――今――はお父さんもお母さんもお兄ちゃんもいないので家から出られないのです。
「……きっとすぐ帰って来るよね」
私はそんなことを考えながら自己完結させて、目の前のテレビを観ることにしました。
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「……ミー子、遅いなぁ…」
少し前に出て行ったミー子が戻って来ません。何かあったのかな?
「…探しに行こうかな」
何かあっても嫌なので着替えてからミー子を探しに行くことにしました。
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ユウキ視点
猫ちゃんを追ってしばらく走ると、大きなマンションの前に着いた。するとちょうど入口から小さな女の子が1人こっちを見るや走ってやってきた。
「ミー子!どこ行ってたの?」
「ニャー」
小さな女の子はボクが追ってきた猫ちゃんを抱き上げると安心したようにそのまま抱きしめた。
「その猫ちゃん、君の飼い猫さん?」
「あ、はい。そうですけど……」
しゃがんで女の子と同じ目線で話しかけると若干戸惑った様に答えてくれた。……あ、そっか。あっちからしたらボク、知らない人か……じゃあ自己紹介しないとね!
「ボクは
「ニャー」
「そうだったんですね!私は八神ヒカリです。木綿季さんはどちらからに住んでるんですか?」
「ボクは神奈川……なんだけど、入院生活が長かったから詳しい地名がよくわからないんだ」
「そうですか……うーん」
ボクがそう答えるとヒカリちゃんは少し考えてから
「じゃあ、うちに来ませんか?今家族はみんな出かけてるのでなんのおもてなしもできませんけど…木綿季さんが良ければ」
と提案をしてくれた。でも、いいのかな…知らない人を家にあげたらこの子が怒られちゃうんじゃないかな……
「うーん……ボクは嬉しいけど、もしご家族の方の誰かが帰ってきた時に知らない人が家に居たらマズイんじゃないかな?」
「たぶん大丈夫だと思いますよ。…木綿季さん、なんとなくですけど
「アグモン??」
「あ、いえ!こちらの話です。――えっと、とりあえず外でずっと話すのも暑いですし付いてきてください!」
「あ!ちょっと!!」
そう言ってからヒカリちゃんは入口の方へ走って行っちゃったのでボクも後を追うことにした。……それにしても、さっきから感じる視線はなんだろう?……人、じゃないし、とりあえず警戒だけにしておこうかな?
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???視点
……あの女、私の存在に気付いていたな…一体何者なんだ?
小娘の方が言っていた《アグモンと似ている》という言葉も気になる……うーん……
……よし、一か八か接触してみるか。
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ヒカリ視点
「えっ!?風邪引いてたの!?それなのに外出ちゃだめだよー」
エレベーターで移動している最中にお兄ちゃんがグリーンスクールに行っていていない、私は風邪で一人お留守番をしているという話をしたら木綿季さんに怒られてしまいました。
「…でもすごいね!そんな身体で飼い猫ちゃんが心配で家飛び出して来ちゃうなんてさ」
「ミー子も家族ですから」
「…………家族、か」
そう言うと木綿季さんは俯いて顔を逸らしました。……きっと、家族という言葉にあまりいい思い出が無いのかもしれません。
チーン
「あ!着きましたよ。こっちです」
「わっ!ちょっ!」
少し暗い雰囲気になってしまっていたのでわざと木綿季さんの手を引っ張って案内することにしました。
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「うちはここです!」
「うん、お邪魔します」
鍵を開けて木綿季さんをあがらせてから「その先のリビングにあるソファに座っててください」と言ってから私は玄関に戻りエレベーターを降りてからずっと感じていた
「おいで?」
「ニャッ!?」
そこには、ミー子とは違う、アグモンや
ヒカリと木綿季が八神家にいる頃、太一たちの戦いは決着を迎えようとしていたのだった……
次回!デジモンアドベンチャー 〜剣と妖精の世界の物語〜 「決着と帰還」
今、冒険が進化する……