男に戻るためには「性の6時間」に10人とセックスして証拠のゴム入り精液持ってこいだって?! クリスマス限定の高額報酬裏バイトに申し込んだらミニスカサンタ娘にTSさせられた俺の話【リアルタイム更新】 作:猫浦めると
指定されたホテルは、街中のイルミネーションがよく見える立地にあった。淡い灯りが漏れる入口をくぐって受付を済ませると、エレベーターで上階へ。静まりかえった廊下にヒールの音がかすかに響く。
そう、今の俺は女の姿だ。赤いミニスカサンタをまとい、華奢で小柄なデリヘル嬢の“アキ”になってしまっている。姿見で確認したときは、まるで別人で……だが、もう逃げ場はない。これから一晩で10人分の「証」を集めなければ、男に戻れなくなってしまう
部屋番号を確かめ、震える指先で呼び鈴を押す。
「……はい」
ドアが静かに開き、スーツ姿の男が顔を覗かせる。メガネをかけていて、少し神経質そうにも見えるが、表情は穏やかだ。
「どうぞ……あ、君がアキちゃん?」
男は控えめな笑みを浮かべて部屋へ招き入れてくれる。部屋の中は落ち着いた照明で、壁際にはクリスマスっぽいツリーが飾られていた。派手なデコレーションじゃないが、赤と緑のちょっとした飾りがあるだけで、聖夜の雰囲気を際立たせているように思える。
「え、えっと……はじめまして。アキです……」
自分でそう名乗るのは、まだ慣れなくて妙な感じだ。本当の名前はアキラなのに、まさかこんな風に初対面の相手に挨拶する日が来るなんて……。それでも、ここで逃げてはいられない。
「田辺って呼んでよ。こんな日にデリヘルなんて、柄にもないと思ったけど……かわいい子が来てくれてよかった」
田辺はやや緊張した様子でソファに腰掛ける。俺はその対面に座り、太ももが見えすぎていないか気になりながら、必死でスカートの裾を下に引っ張る。が、ファーの縁取りが短すぎてどうしようもない。
「そ、そうですよね……俺、じゃなくて……私も、まだ慣れてなくて」
「そっか……でも、すごく似合ってるよ」
田辺の眼鏡の奥の視線が、ちらちらと俺の脚や胸元をうかがっているのがわかる。決していやらしく舐め回す感じじゃないが、視線を向けられるだけで心臓が早鐘のように打ち始める。
男だったはずの俺が、今は女の姿で、相手に性的な興味を持たれている……そう考えると、逃げ出したいような、でもなぜか下腹のあたりがじんと熱くなるような変な感覚がある。
「田辺さんは……あの……こういうの、初めてなんですか?」
「うん。……実は、ちょっとだけ興味があって。なんていうか、その……サンタ姿の女の子って、どんな感じなんだろうって……」
言葉尻を濁しながらも、田辺の声はどこか優しげだ。俺は少しほっとしたような、でも次に何をすればいいのかもわからず、ぎこちなく笑う。
「……じゃあ、そっちのソファに座ってもいいですか?」
「うん、いいよ」
返事を確認してから、俺は恐る恐る田辺の隣に腰かける。すぐ横には彼の男らしい汗の香りと、ほんのりした整髪料の匂い。男として生きてきた俺が、いま女として男性と接近している事実に、自分でも混乱しそうだ。だが、ここからが本番。コンドームに「証」を貰わなければならない。
「アキちゃん……緊張してる?」
田辺がそっと手のひらを重ねてきた。男の大きな手だ。俺はぞくりと肌が粟立つのを感じる。
「あ……はい……。ちょっと……正直、経験少なくて……」
はじめてで、なんて、言えない。
「そう……そっか。でも、無理はしなくていいよ」
田辺の言い方が優しいせいか、俺は少しだけ肩の力が抜ける。さっき会ったばかりの見ず知らずの相手なのに、不思議と安心感がある。
「ありがとう……でも……やらなきゃ、いけないんです。事情があって」
「ん……そっか。じゃあ、ゆっくりでいいから」
彼が俺の肩をそっと抱く。女の体になったせいか、抱き込まれると自分がすごく小さく感じる。田辺の胸元に近づくと、男っぽい匂いがさらに強くなって、頭がクラクラする。
「ん……っ……♡」
思わず息が漏れる。まるで身体じゅうが敏感になっていて、首筋に触れられただけで甘い痺れが走る。自分がこんな声を出すなんて信じられないが、止められない。
「ごめん、嫌だったかな……?」
「い、いえ……なんだか……感じちゃって……」
田辺は安心したように笑うと、今度はサンタ衣装の胸元に手を伸ばしてそっとファーを撫でる。布地の上からでもわかる熱さ。
「アキちゃん、本当にかわいいね……」
その言葉がどこかくすぐったい。男だった頃はそんな言葉をかけられることなんてなかった。だが、この身体にとっては「かわいい」が当たり前の褒め言葉なんだろう。そう思うと、胸の奥がふわりと暖かくなる。
田辺に促され、俺は彼の膝の上にちょこんとまたがるように座った。スカートがたちまちめくり上がって、下着が見えてしまいそうだ。恥ずかしさで身体が強張るが、田辺は無理やりというわけでもなく、丁寧に俺の腰を支えてくれる。
「……ん……んっ……♡」
キスされた唇が熱を帯びて、頭の中がじわじわとしびれる。男の唇と唇で触れ合うなんて、ぜったい、おかしな話だ。
けれども、今この瞬間は違う。俺は女になってしまったのだから、田辺とキスしても、嫌悪感よりも“女の快感”に押し流されてしまいそうな感覚のほうが強い。
田辺の指が、スカートの裾からするりと入り込んでくる。太ももに触れられるだけでびくんと震えてしまう。柔らかくなった俺の肌は、ちょっとした刺激だけでも甘い電流が流れるようだ。
「かわいい……こんなに震えて。怖くない?」
「こ、怖いけど……♡ でも……変にゾクゾクして……」
「いいよ、素直になって」
その声に促されるまま、俺は自分の腕を田辺の首に回していた。自分がこんな大胆な仕草をするなんて思っていなかったけれど、身体は勝手に熱を欲しがっている。身体のあちこちがくすぐったくて、早く全部触れてもらいたくて、堪らない。
「ソファじゃ狭いね……ベッド、行こうか?」
田辺の言葉に小さく頷くと、俺はぎこちない足取りで彼に導かれ、ベッドの方へと移動した。ふかふかのマットレスに腰を下ろすと、スカートの端がさらにずり上がり、ほとんど下着が見えてしまう状態。反射的に手で隠そうとするけれど、田辺の視線を感じるだけで恥ずかしさとともに興奮が高まる。
「アキちゃん……ゴム、あるけど、使うよね?」
「は、はい……♡」
当然だ。コンドームに精液を溜めないと意味がない。それだけじゃなく変な病気とか嫌だし……に、妊娠とかも……という思考が頭をかすめた矢先、田辺の手が俺の胸を包み込んだ。
柔らかい……自分で触ったときも驚いたけれど、他人の手で揉まれると、想像以上の快感が走る。
「ん゛っ……♡ あっ……だ、だめ……」
脳内に稲妻が走ったみたいに、背筋が震える。形のいい胸を持つ女の人って、こんな気持ちで愛撫されてるのか。自分ごととは思えないまま、呼吸が乱れて口から甘い声が漏れてしまう。
「いや? それとも……気持ちいい?」
「わ、わかんない……気持ち……いい……♡」
田辺の指先がブラのレースを引っかけ、乳首を軽くつまむように触れる。柔らかな感触と、その先端に鋭く走る刺激。声を抑えようとしても、「んんっ……♡」ととめどなく荒い息が漏れてしまう。
こんなに感じやすい身体だなんて……それだけで頭が真っ白。田辺が腰に回した手をずらし、徐々に下着のほうまで指を伸ばしてくると、身体がくねるように反応する。下着の奥がじんわり湿っているのがわかって、恥ずかしさに頬が火照る。男だったらわからなかったこの感触……でも、どうしようもなく濡れてしまっている。
「アキちゃん、すごい……もうこんなに……」
「ちょ、ちょっとやめ……あっ……♡ ん゛ぁ……♡」
理性は恥ずかしがっているのに、身体は逆らえない。田辺がつけるキスのひとつひとつ、胸や太ももを撫でる感触すべてが心地よくて、気が遠くなりそうだ。
そして、彼がベッドの上で俺をそっと押し倒す形になる。サンタの衣装の背中のファスナーを軽く下ろされ、ブラのホックがはずれた。谷間があらわになると同時に、俺は何か大事なものが外にさらけ出された気がして、恥ずかしくて胸がぎゅっとなる。
「ん、んあ……♡ も、もう……こんな……」
田辺は息をつきながら、コンドームの小袋を破る。真剣な顔つきで取り出したそれを、素早く自身に装着していく様を、俺は戸惑いながら見つめる。男の……ペニス。俺だって昔は当然持っていたはずなのに、今はこの身体にない。かわりに……これを受け入れる女の器官が、俺の下半身に備わっている。そう思うと、怖さと興奮が入り混じって、吐息が熱くなる。
「行くよ、アキちゃん……大丈夫?」
「は、はい……たぶん……」
自分でも、どうしてこんなに従順に答えているのか不思議で仕方ない。だけど、身体が「嫌がりたくない」と求めているのがわかる。
「ん……っ……♡ い、いた……」
彼が腰を押しつけて、ゆっくりと挿入される。女として初めての衝撃に、俺は声を詰まらせて背を反る。男同士なら絶対味わえない、異質な埋まる感覚。ぐちゅ、という生々しい音が耳に届いて、余計に恥ずかしくなる。
「はぁ……大丈夫、ゆっくり……」
田辺もこれには慣れていないのか、慎重に動きを止めつつ、俺の表情をうかがっている。痛みがじわっと広がっていくが、すぐにそれは何とも言えない充足感に変わる。
「んっ……♡ ……あ、奥まで……あぁ……はいって……きた♡」
自分がこんな声をあげるなんて想像もしなかった。身体が男だったころの感覚とはまるで違う。奥を突かれると、じわりと痺れが脳髄に広がって、息が勝手に漏れ出る。
「き、気持ちいい……?」
「わ、わかんない……でも……あっ……♡ すご……い、これ……」
田辺は腰を少しずつ揺らして、ゆっくりとリズムを刻み始める。俺の中で熱がぐるぐる沸騰するように高まっていく。ショックもあるが、それを超える快感の波に飲まれて、思考が絡め取られていく感じ。
「んぁっ……♡ ん゛、あぁ……♡」
口から漏れる声がいやらしすぎて、自分でも戸惑う。だけど止められない。女の身体ってこんなにも感じるものなのか。腰がくねってしまい、ベッドのシーツを掴んで耐えるしかない。
田辺の動きが少しずつ速くなり、俺は全身で彼の身体にしがみついてしまう。スカートの裾はもうめちゃくちゃで、ブラも外されたまま。胸の先端を衣装のファーがこすれるたびに、甘く切ない刺激が走ってどうしようもない。
「ん゛っ……♡ あ、あっ……♡ だ、だめ……イク……イッちゃう……!♡」
気がつくと、男だったころには感じたことのない強烈な絶頂感が、腹の底から押し上げてきている。下半身から背筋を突き抜けるようなビリビリした感覚。目の前が白くなり、息が止まる。
「ん゛……ぁあっ……♡」
ビクビクと身体が波打ち、頭の中が真っ白になる。こんなものが“女のイキ方”なのか。痙攣に身を預けていたら、田辺も限界が近いのか、さらに強い動きで脱力した俺の中を貫いてくる。
「アキちゃん……俺、もう……」
「だ、だめ……あぁ……♡ でも……いい……来て……♡」
バリアとしてのコンドームがあるにしても、完全に身体を許している状況。男のオーガズムが、コンドーム越しに伝わってきた気がした。どくどくと脈打つような感覚が奥に届いて、さらに俺の声を掻き立てる。
「んあっ……♡ ああ……♡」
しばし動けなくなる。田辺は苦しそうに肩で息をしながら、俺の身体を支えてくれた。
そして、ゆっくりと彼は離れてコンドームを外す。そこに確かに満ちた白濁。視線をそらしたくなるが、これこそが俺が集めなきゃいけない「証」。精液。
「すっごく良かった……」
田辺は照れ笑いを浮かべながら、コンドームを外す。俺はそれを回収しながら、変な罪悪感と達成感がないまぜになった気持ちに駆られた。
「はぁ……すごい……初めて……こんな……」
ベッドに横たわったまま息を整えていると、田辺がシーツをかけてくれる。思ったより優しい人だ。
「アキちゃん、大丈夫? ……無理してない?」
「うん……多分、大丈夫。ありがと……」
俺は答えながら、自分の身体がまだ火照っているのを感じる。うっすらと下半身がじんじんする。今まで男のままだったら味わえなかった、揺れる胸や奥に残る甘い痺れ。
(これで1人目……あと9人……やらなきゃいけないのか)
一度の行為だけでこれほどヘトヘトになってしまうなんて先が思いやられる。でも……心のどこかでは「もっと女としてイかされてみたい」と思っている自分がいる。それが怖くもあり、なぜかゾクゾクと興奮してしまう。
「本当にありがとう、アキちゃん。……よかったら、またいつか呼んでもいいかな」
「え……うん、ありがとう……私も……」
そう言いかけて、慌てて口を閉じる。だって、10人集めたら男に戻るはず。そうしたらこの姿じゃなくなるのに……。
けれど、その小さな矛盾はまだ深く考えたくなかった。とりあえず、はじめての客を満足させたんだ。次の相手に向かわなければ。
田辺が名残惜しそうに俺を見送ろうとする。着崩れたサンタ衣装をなんとか整え、コンドームの中身を大事に小さなジップ袋へしまう。まだ胸の奥がぎゅうっと痺れるように熱いままだけれど、時間は待ってくれない。
「じゃあ……本当に、ありがとうね」
「ううん……こっちこそ」
ドアを開けて廊下へ出ると、冷たい空気が肌を刺した。でも、さっきより寒さを強く感じるのは、きっと身体が覚えてしまった熱のせいだと思う。
(これで1人分……残り9人……)
外はまだ夜の帳が降りたまま。俺はこのまま次の相手のもとへ向かわなきゃいけない。早く集めたい、けど……少しずつ、この奇妙な感覚が癖になっていきそうな自分が怖い。
思わず胸元を押さえた。赤いミニスカサンタの衣装の下にいるのは、男じゃなくて女の俺。さっきまでの行為で、身体だけでなく心もそちらへ引きずられはじめてしまったような気がする。
(でも、やるしかない。戻るためには……10人分の……「証」……)
肩を小さく震わせながらホテルを出る。夜の風がむき出しの太ももに当たるたび、まだ胸に残る鼓動がずきりと弾んだ。
【性の6時間】に1時間ごとリアルタイム更新しています!!
アキちゃんと一緒に素敵な夜を過ごしましょう。