男に戻るためには「性の6時間」に10人とセックスして証拠のゴム入り精液持ってこいだって?! クリスマス限定の高額報酬裏バイトに申し込んだらミニスカサンタ娘にTSさせられた俺の話【リアルタイム更新】 作:猫浦めると
もはや深夜と呼ぶにふさわしい時間帯。人気の薄いオフィス街を歩いていると、街灯やビルのエントランスの光がやけに寒々しく感じられる。それでも、私はサンタ衣装のままヒールの音を響かせて、次の目的地――ある企業が入るオフィスビルに向かった。
スマホで時刻を確認すれば、もう2時を回っている。7人目の古屋と離れてから、わずかなタクシー移動の間にも疲れはじんわり増していた。胸や腰がまだ熱を帯び、足元がフラフラする。それでも、あと残り3人分でゴールに辿り着ける……そう思うと、なんとか気力が湧いてくる。
(……このまま突っ走るしかないんだ。男に戻るためには……)
オフィスビルの自動ドアをくぐると、広いエントランスが無機質に広がっていた。深夜だからか受付の人影はなく、照明も消えかけているフロアの奥へ進んでいく。エレベーターのボタンを押し、指定の階へ。
ドアが開くと、薄暗い廊下が続いていた。一部だけ明かりが灯っているのは、夜間作業や清掃をしている職員がいるのだろう。私はメモにある部屋番号を頼りに移動し、応接室らしきドアの前で一度息を整える。
「……行こう」
意を決してノックすると、すぐにドアが開いた。中から顔を出したのは、キリッとしたスーツ姿の男。天童と名乗るらしい彼は、シュッとしたスーツに細身のネクタイをしていて、都会的な洗練を感じさせる。
「いらっしゃい。まさか本当に来るとはね」
「こんばんは……アキです……」
部屋に案内されると、やはりビルの一室というだけあって、オフィス風の応接セットが置かれている。椅子が四つほど並び、長テーブルには書類らしきものが積まれている。どこか慌ただしい雰囲気だが、その割にクリスマスらしい飾りが机の隅に散らされているのが妙にアンバランスだった。
すると、一人だけじゃなく、奥からもう一人男が顔を出す。やはりスーツにネクタイを緩めた姿で、天童と雰囲気が似ている。
「……お前、噂のサンタってコイツ? 夜中にヤりに来てくれるって話、ほんとだったのかよ」
「ああ。せっかくだから3人で呼ぼうってことになってね。アキちゃん、あと一人はもうすぐ来るはずだから。取引先の人なんだけどね」
天童は軽快な口調で続ける。口もとは笑っているが、その瞳は警戒を解いていないようにも見える。いずれにせよ、今夜はここの応接室で3人相手にする予定……そうメモには書いてあった。
「3名様、ですか……承知しました」
正直、きつい。身体はもうヘトヘトで、今までのやり方なら2人や3人がかりの相手をしたことはあったが、さすがに疲労も溜まっている。だけどここで逃げるわけにはいかない。
天童の同僚らしき男が、あからさまに私の格好を観察する。胸元のファーから太ももまで、舐め回すように視線を動かし、口の端をニヤリと吊り上げる。
「ふーん、ほんとに可愛いじゃん、ミニスカサンタちゃん。……お前が見つけてきたんだろ、天童?」
「まあね。折角だから、こんな機会もそうそうないかと思って。アキちゃん、着替える部屋とか要る?」
「……このままで大丈夫……」
実際、着替える余裕もないし、このミニスカサンタコスプレこそが“呪いの衣装”なわけだし。私は首を振って椅子に腰を下ろそうとするが、疲れで軽く足がもつれ、カクンと膝が折れそうになる。
「おっと、大丈夫? 貧血?」
天童がさっと腕を伸ばし、私の肘を支えてくれる。近づいた瞬間、彼のスーツの香りが鼻をくすぐり、妙にドキッとする。もう何度目かの“男の匂い”のはずなのに、まだ慣れきっていない自分がいた。
「すみません……ちょっと……」
椅子に腰を下ろすと、応接室の室温が適度に暖かいのを感じる。緊張で汗ばんだ肌が、ようやく呼吸を取り戻すみたいだ。
そこへ、タイミングを見計らったように電話のベルが鳴る。天童が取ると、しばらく会話があってから私のほうをチラリと見やる。
「そろそろ来るってさ。これで3人揃うな。アキちゃん、大丈夫? 本当に3人まとめて相手することになるけど」
「……大丈夫です……これが、私の……仕事だから」
そう答えると、天童の同僚が待ちきれない様子でソファのクッションをバンバン叩く。
「じゃ、あの人が来るまで、先にちょっと楽しませてもらおうぜ。俺、実はこういうの初めてなんだよ。女を呼んだこと自体」
「そ、そうなんですか……」
若そうに見えたが、スーツ姿で仕事はできそうだし、女性経験くらい普通にありそうなもんだが……と思ったものの、私も慣れない口調で突っ込むのは憚られる。今はとにかく流れに身を任せるしかない。
「まあまあ、落ち着いて。ここはオフィスなんだし、あんまり騒ぎすぎないでよ。掃除のおばちゃんとか来たらマズいから」
天童が釘を刺す。その言葉で改めて周囲を見回すと、確かに廊下の電気が消えているだけで、深夜に完全無人というわけではなさそうだ。カツンカツンと遠くで誰かが歩く音がするかもしれない。そんな場所でセックスしちゃうなんて、危うさが半端じゃない。
だけど、その背徳感が逆に身体をゾクゾクさせるのを感じる。いけないことをしている――私はこの魔境にずぶずぶと沈んできたのかもしれない。あれほど抵抗があったのに、今はもう怯えよりも興奮を抑えきれなくなっている自分がいる。
「アキちゃん……悪いけど、椅子に座ったままで、いい?」
「やっぱり……ここで?」
「うん。ベッドなんかないし。ソファか椅子かだけど……」
やむを得ない。逃げ場はないし、期限もある。私は深く息をついて頷き、短いスカートを少しだけ引き下げて姿勢を整える。天童の同僚が横に回り込み、私の肩に手を置くと、ゆっくりと耳元へ唇を近づける。
「いい匂いする……アキちゃんっていうんだよな……。こっちはもう準備万端だわ」
「んっ……」
その低く囁く声が、じんと首筋を震わせる。胸が熱くなり、もう何回も経験したはずの”女“の身体の反応がまた疼き出す。私は小さく身じろぎしながら、視線を足元に落とす。
天童はネクタイをゆるめ、ゴムの小袋をぱらぱらと数枚テーブルに置く。そして私の顔を覗き込み、落ち着いた表情で言った。
「どのみち3人だ。いっぺんに終わらせた方が早いよな。俺もさっさと気持ちよくなりたいし、お客様も待たせちゃ悪いだろ?」
「う、うん……」
正直、嫌悪もあるが、それを上回る奇妙な高揚感が湧いている。これまで累計で7人を相手にしてきたが、今回は3人同時という大所帯だ。体力的にも不安があるのに、胸の奥底では血が騒ぐような感覚が拭えない。
天童の同僚が腕を回して私を椅子ごと抱きすくめるようにし、胸元をまさぐり始める。慣れた手つきではないが、ためらいのない強い動きに「んっ……♡」と声が漏れてしまう。
「わ、わりぃ。こんな所で……でも、すげー興奮するわ、夜のオフィスで女抱くなんて」
「しっ……声、抑えてください」
言いながらも私自身、抑えきれるか自信がない。普段ならあり得ない光景――机の上には書類やパソコン、その横で私たちが絡み合い始めているのだから。
天童は近くで腕を組んだまま、少し距離を置いて観察するように私たちを見ている。しかし、その目は冷ややかというより興奮をはらんでいて、唇の端がうっすらと上がっているのがわかる。
「いいね、そのサンタ衣装……やたら短くて、太ももが丸見えだ」
「こんな……やらしい恰好で……ごめんなさ……ふぅ……♡」
下腹の奥がじんわり熱くなり、思わず脚を閉じかけるが、同僚の手によって膝を軽くこじ開けられる。椅子に座っているから足のやり場がなく、履いている下着もほとんど隠せない状態になる。
「んっ……♡ や、やめ……見ないで……」
「いいじゃん、見せてよ。どうせ後でやるんだから」
その口調はやや粗暴だが、憎々しいほどではなく、むしろムラムラが抑えきれない若い男の欲望がにじんでいる感じだ。私は羞恥で頬を染めながら、けれど止めることもできず、受け入れる。
そこへ天童がくるりと回り込んで、私の反対側から胸に手を添えてくる。左右から男の腕に囲まれ、あっという間に逃げ場を失ってしまう。
「悪いね、アキちゃん。そろそろ挿入させてくれるかな」
「は、はい……♡」
その言葉を合図にしたように、二人はかたわらの机からコンドームを手に取る。私は小さく震えながら彼らの準備を見やり、声にならない息を吐く。ここで一気に2人から……しかも椅子の上と、もしかしたら後ろから……そんな想像だけで胸がギュッと熱くなる。
同僚が私のスカートの裾を勢いよくめくると、下着があらわになる。何度も濡れては拭いてきた下着は、すでに生温かい湿気を帯びていて、触れられた瞬間「あぁ……♡」と甘い声が漏れる。
「意外と濡れてる……初めてじゃねえだろ、ここに呼ばれてんだから当然か」
「……は、はい……何度か……」
答えながら自分でも情けなくなる。しかしこの体は嘘をつけない。こんな夜中に男性の腕に囲まれて、犯されて、自分で燃え上がっているのだから。
天童は私の足元に片膝をつくように位置を変えた。応接室の椅子に腰かける私の膝を持ち上げるようにして、下着をずらす。
「ごめん、ちょっと乱暴にするかも。オフィスでのプレイって、ドキドキするね」
「んんっ……♡ ……あ、あんまり……声出させないで……」
「そっちが我慢できるかどうか、だな」
天童がぎゅっと私の腰を抑えると、グッと下半身が持ち上がり、そこに圧迫感が生じる。痛くはないが動きづらいし、余計に恥ずかしい体勢だ。後ろからは同僚が胸をまさぐり、ファーを開いてブラをずらしてくる。
「ん……♡ あ、あぁ……」
まだ挿入していないのに、二人に同時に責め立てられて、声が勝手に漏れてしまう。ここがオフィスの一室だという意識が、背徳感を高めてさらに体を熱くする。
そこへバタバタと足音が近づき、ドアが開いた。背後からの視線を感じて身体を強張らせると、新たな男の声が聞こえてくる。
「おー、本当にやってるね? 失礼しま~す」
スーツを来た取引先の男だろう。顔は見えないが、その驚愕した声から様子がうかがえる。二人――天童と同僚はまったく動じず、「お、来たか」と振り返るだけだ。
「ちょうどいい。あんたもやりたいんだろ? 一緒にどうだ?」
「す、すごいな……これは……」
取引先の男は呆気に取られた様子で近づいてくる。チラと視線を合わせると、明らかに驚き混じりの興奮を浮かべているのがわかる。冷静になればあまりに非常識な光景だけど、いまの私にはそれを止める余力がない。
「……あ……ぁ……♡」
天童がもう待てないとばかりに、私の下半身に一気に腰を押し当ててくる。ぎゅっと奥まで挿入される衝撃に、頭が真っ白になる。強烈な“満たされる感覚”がかっと燃え上がり、声を殺そうにも声帯が震えてしまう。
「ん゛っ……♡ だ、だめ……ああ……声、出ちゃ……♡」
「かわいい声だよ。でも自分で抑えて」
同僚は背後から胸を握り込み、ブラをずらしてむき出しにした乳首を指先でいじる。合計2人からの集中攻撃に、目の前がちかちかする。
その様子を見ていた取引先の男も、興奮を抑えきれずにネクタイを外し、コンドームを取り出してガチガチのペニスに被せていくのが視界の端に映った。
(3対1って……ほんとにやるんだ……?)
混乱で頭がぐるぐるしながらも、下腹部の熱は頂点を迎えつつある。7人を相手にしてきたせいか、刺激への慣れが半端なく、それでいて快感をより容易に得られる身体になってしまっている気がする。
「んっ……あ、あっ……♡」
天童がリズムを速めて腰を打ちつける。椅子がギシギシ揺れて、応接室の空気がいやらしい音で満たされる。私は同僚に身体を支えられながら、必死で声を抑えようとするが、どうにもならない。
その時、取引先の男が私の横に立ち、顔を近づけてくる。
「……すげぇな、この衣装……ドスケベサンタじゃん」
「は、はい……♡ よかったら……ご一緒に……♡」
自分でも信じられない台詞を口走ってしまう。けれど、あと3人分の証を集めないと男に戻れない。倒れそうなくらいヘトヘトなのに、もう一人でも多く早く済ませてしまいたいという焦燥と、身体が淫らに求めている淫欲が入り混じっている。
取引先の男はそのまま立ち上がり、私の顔付近にペニスを近づける。彼の指先が私の顎を軽く上向かせると、意図することがわかり、一瞬たじろぐ。が、彼の視線から逃げることはできない。
「舐めて」
「は、はい。……ん」
そのまま私は彼の肉棒を口で受け入れる形になり、苦しくてちょっと涙目になるものの、奥までくわえ込まないように加減しつつ、なんとか舌を動かす。天童の深い突き上げと同僚の胸への愛撫、そして口元の行為で全身が刺激に包まれ、恍惚感と苦しさがないまぜになって頭が真っ白になりかける。
「ん゛……ん、んんっ……♡」
天童の動きがさらに速くなり、何度も強く突かれるたびに私は腰を浮かせてのけぞりそうになる。椅子の上に力で固定されているので踏ん張りきれず、声を抑えたいのに、ペニスが離れると「んぁ……♡」と甘い声がたくさん漏れてしまう。
それでも必死に頑張って、取引先の男の方も手を添えて優しく頭を支えてくれている。そんな優しさが逆に甘美で、下半身の刺激と混ざり合って快感を増幅する。
「くっ……そろそろ……」
天童が荒い息を吐きつつ、奥でどくどくと脈打っているのがわかる。私の膣内もそれを感じ取り、きつく締まっていく。天童は一気にフィニッシュまで達し、コンドーム越しに熱を流し込んできた。
その瞬間、私も一気に絶頂の渦に巻き込まれた。強烈な快感が背筋を痺れさせ、視界が真っ白になる。声を出してはいけないと思いつつ、どうしても抑えられず漏れてしまう。
「ん゛あぁっ……♡」
ビクビクと痙攣する身体を感じながら、天童は満足したように少し身を離した。彼がコンドームを外すのをチラリと見ると、話が通っているのかわからないが机の上に置いてくれていた。8人目分の証……。
ところが、同僚はまだ終わっていない。背後から私の胸を探り、そのまま椅子を回転させるように動かしてきた。取引先の男は口元からペニスを抜いて身体をずらし、また隣でスタンバイしている。どうやらまだイケていないらしい。
「俺も、もう我慢できねえ。アキちゃん、いいだろ?」
「は、はい……♡」
ぐったりしながらも、頭を必死に働かせる。これで9人目、取引先の男が10人目……耐えれば私のバイトは完遂できる。今の状態だと何が何だかだけど、それでもゴールが見えてるなら行くしかない。
同僚が私の腰を抱き上げるようにして、位置を調整する。先ほどとは逆向きに椅子の背もたれを使う形になり、私は前かがみになって机に両手を突く感じだ。ヒールを履いたままなので足元が不安定だが、その分彼が腕で支えてくれている。
「んっ……♡ ……ああ……」
後ろから一気に貫かれると、さっき得たばかりの絶頂の残り火が再び燃え上がり、思考をかき乱す。机の書類を何とか崩さないようにバランスを取ろうとするが、腰が砕けて震えてしまう。
「アキちゃん……やば……締まる……気持ちいい……」
「んぁ……♡ や、やめ……もう……むり……♡」
そう言いつつも、身体はさらなる快感を求めている。後ろから突かれるたびに、スカートのファーが激しく揺れて、胸がブラごと上下に弾む。濡れた奥に杭打ちされる感覚が、もう数えきれないほど繰り返されてきたのに、まだ絶頂へ導かれてしまう。
取引先の男も再び私の視界に入ってきて、「もう少しでイキそうだから……頼む……」と顔を歪めながら懇願してくる。私は何も言えず、ただ必死で椅子の背を握りしめたまま頷く。
「ん、んっ……♡」
彼が顔の近くに肉棒を差し出してくるのを感じ、私は再び口を開く。遠慮がちに動かしていた唇が、やがて先ほどのリズムを思い出す。こんな非常識な場所で、こんなにも際どい体勢で二人を同時に相手しているなんて……でも、否応なく快感は高まる一方だ。
背後では同僚が荒い息を吐きながら腰を振り、正面には取引先の男の熱。私は二つの刺激に翻弄され、声を出せない代わりに「んっ……♡」という小さな喘ぎを押し殺す。もう体も神経も限界を超えているのに、一度快感が膨れ上がれば止まらない。
「や、やばい……出る……」
同僚が腰を奥深くまで打ちつけ、コンドーム越しに熱を吐き出す。きゅんと奥が締め付けられる瞬間、私もまた何度目かの絶頂に引きずりこまれた。目の前がぐらぐら揺れて、呼吸が滞りそうになる。
「ん゛っ……♡ んあぁ……♡」
幸い声は小さくとどまり、外の廊下に漏れ出すことはなさそうだ。それでも体を揺らす激しい衣擦れや椅子の軋む音は、多少聞こえているかもしれないけれど。
同僚が抜けてコンドームを外すと、それを机の上に置く。9人目……これで9個目の証が揃った。でも、まだ最後の1人――取引先の男が残っている。
彼は私の口から抜いたままで、まだ収まらない様子。今度は私を机の上に押しやろうとするが、書類やパソコンが邪魔でスペースがない。仕方なく私が机の端の物をどかしてスペースを作り、そこに腰掛けるような格好になる。
「早く……早く抱かせろ……」
「う、ううん……は、はい……♡」
もう息も絶え絶えで、早く済ませてゴールに辿り着きたい気持ちが強い。取引先の男も焦っているのか、コンドームを再度確認し、乱暴にならないように私の脚を持ち上げる。
「気をつけてね……んぁ……♡」
立ち膝のように机に上がる形で、私のスカートが一気に捲れ上がる。もう抵抗もしないまま、またもや受け入れるしかない。じゅくじゅくに濡れた入り口はさらに敏感になり、彼が挿入した瞬間、飛び上がりそうなほど強烈な刺激が走る。
「ん゛っ……あっ……♡」
「う、うわ……すげ……締まる……サイコーじゃん……」
何度もイカされているからか、自分でもわからないくらい締まりがすごいことになっているらしい。取引先の男は足場の悪い応接室で懸命に腰を打ちつけ、私はもう頭を仰け反らせたまま必死に耐える。
「っ……はぁ……♡ そんなに……奥まで……だめ……♡」
彼は荒い息を吐きながら、私の脚を自分の腰にしっかり回させようとする。机の上が狭くて動きづらいはずなのに、手探りのような力強いリズムで突き上げてくる。背筋がベリッと張り詰めたように熱くなると同時に、口からこぼれ落ちそうになる喘ぎ声を必死でこらえる。
「やべ……なんでこんなに気持ちいいんだ……ヤバい……」
彼が声を震わせるたびに、机の上の書類がかさりとかすかな音を立てる。押し寄せる衝撃で紙束がずれ落ちそうになるのを手で押さえようとしても、全身が快感に飲まれてうまく動かない。
「んっ、あ、あぁ……♡ もう……体おかしくなる……♡ だめ……♡」
「俺も……もう限界……出る……」
彼の動きが乱れ、限界まで激しくなってくる。机がガタガタと音を立て、書類がずれて床に落ちていく音が聞こえる。私は背中でそれを感じながら、最後の絶頂へ引き込まれるように息を詰める。
「んんっ……♡ あ、あっ……イク……イッちゃう……♡」
一際大きく突き込まれた瞬間、全身に電流が走り、頭の中が真っ白になる。取引先の男もグッと歯を食いしばり、コンドーム越しに勢いよく吐き出しているのを感じる。
その瞬間、胸の奥からじわりと熱がこみ上げ、視界の隅がぐるりと回ったように揺れる。全身が硬直し、肌が総毛立つほどの痺れに支配されると、口から漏れる声さえ自分のものとは思えないくらい甘く震えた。下腹の奥がびくびくと痙攣し、頭の先からつま先までビリビリと快感が駆け抜けていく。
「ん゛ぁ……♡ んあぁっ……♡ っは、……ぁ……♡ ん、ふぁっ……♡」
熱い衝撃が波打って何度も体を痙攣させ、私は力が抜けて机に倒れ込んでしまう。息が苦しくて、思わず口を開きっぱなしで酸素を求める。
鼓動が耳の奥でドクドクとうるさく響き、呼吸を整えようとしても、どうにも息が吸えないほど恍惚の余韻が強い。視界がかすかにぼやけ、机に貼り付くように倒れ込んだまま身体を持て余してしまう。頭の中には、まださっきの快楽の残像が渦を巻いていて、重い吐息が途切れがちに唇から漏れていく。
「はぁ……♡」
官能に浸っている場合ではない。男に戻れる切符、最後の一ピース。回収しなくては。取引先の男のペニスから慣れてしまった手つきでゴムを取り去り、他のものと合わせて、震える指先で小袋へしまう。
(これで……10個……達成……)
喉がカラカラで声が出にくい。けれど、頭の中では「やった……10人分……」と繰り返し呟いていた。足元はもう限界で、よろけて机から降りようとするが、踏ん張れずに椅子にへたり込む。
天童たちはそれぞれ身だしなみを整えて、誰もいない深夜のオフィスに戻りつつある。取引先の男もすっかり緊張が解けたのか、満足げな吐息を漏らしている。
「すごかったな……まさかこんな時間に、エロサンタとこんなことになるなんて」
「……ご利用ありがとうございました。私も……疲れた……」
口から出る言葉はもうまとまらず、はぁはぁと息を繰り返すばかり。だが、何とか笑みを作って、誰とも目を合わせずに服を直す。ブラがずり下がっていて、胸がやけに痛む。
「アキちゃん、すげえわ。ありがとうね。もう一回くらいやりたかったけど……さすがに時間ないよな、天童?」
「そうだな、抑えておいた枠的にも……あとはここの部屋も清掃員来るし、早く片付けないとマズい」
三人が口々に話し合いながらネクタイを締め直す。私はスカートの裾を必死で下ろし、髪を乱暴に手櫛で整える。もう本当にクタクタだ。
「じゃあ、アキちゃん。またね。すごく楽しかったよ」
「……うん。こちらこそ……ありがとうございました」
そんなやりとりでドアを開け、私はよろよろと廊下に出る。誰にも見つかりたくない一心で、声を殺してエレベーターに乗り込む。閉じた鏡に映る自分は、ミニスカサンタがボロボロに乱れた姿。胸元のファーはずり落ち、髪も頬も汗まみれ。
ただ、カバンには10個のコンドーム――全部に男たちの白濁が収められている。これがあれば、私は男に戻れる。なんとか勝ち取った勝利の証だ。
(やった……10人……終わった……あとは……)
エレベーターが下に降りる間、私はその安堵感に胸を押されながら、足の痛みや体の火照りを噛みしめる。ゴールは見えた。あの事務所に戻って、この姿から解放されるんだ。けれど、わけのわからない寂しさが胸をぎゅっと掴んで離さない。
そっと手を伸ばし、真っ赤なサンタスカートの裾を握りしめる。この姿はもう見納。なのに、どうして少し惜しいような気持ちが沸き起こるんだろう……。
答えの出ない疑問を抱えたまま、エレベーターの扉が開く。しんと静まり返ったビルのロビーに出ると、薄暗い照明の下、スカートから伸びる脚が小刻みに震えていた。
あと少し……あと少しで、男に戻れる――そう確かめるように呟きながら、私は夜明けに近づく街へと足を踏み出した。
【性の6時間】に1時間ごとリアルタイム更新しています!!
アキちゃんと一緒に素敵な夜を過ごしましょう。