女性は性欲激強でどたぷんムチムチ盛るペコな貞操逆転ポケモンワールドに転生した鈍感勘違いオリ主の冒険 作:超盛るペコ人ゴッド超盛るペコ人
ポケポケでセレビィのアートレアを引き、なんか演出に感動してうるっとしちゃったので初投稿です。
時代背景は、ゲーム時間軸での「オメガルビー・アルファサファイア(=ファイアレッド・リーフグリーン)」の時代から始まります。
ただ、最初は主人公の出生後くらいの話から書いているので、ゲームストーリー本編よりも数年前からの話です。
また、当たり前ですが女性が盛るペコで性欲激強なのは並行世界であるためなので、原作世界線とは色々と違います。
つまり、基本的に思いつきなので、細かい部分は適当に捏造したり改変したりで埋めます。
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ポケットモンスター。縮めて、ポケモン。
ここは、そんな不思議な不思議な生き物、ポケモンたちがいる世界。ポケモンワールド。
自然・観光・工業・産業・教育・娯楽と、様々な社会的要素に恵まれた「ホウエン地方」の片隅、のどかで牧歌的な暮らしをする小さな町がある。
どんな色にも染まらない町、「ミシロタウン」と呼ばれるそこで幼少期を過ごしたという少年「サントリナ」の冒険は、この町から始まった。
……これは、そんなサントリナ少年の冒険が始まる、そのしばらく前からのお話となる。
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物心ついた頃に、自我というものが芽生えた頃に、自分には前世というものがあることに気がついた。
年の頃にして3才になる前くらいの頃、周囲に関心が向くようになったことで、むしろ自分への関心というものが理解できるようになったというか、前世知識のおかげもあるのだろうが急速に自分の置かれた状況を理解できるようになったようだ。
ふと、自分は3才にも満たない幼児だというのに、よくこんなに明瞭に思考が働くな…なんても思ったが、その辺の理屈はどう考えたって俺にはわからないので、都合が良いくらいに思っておくことにした。
前世の俺についてだが、社会というか、労働によって忙殺されまくってて、前世の俺の最後の記憶は「パソコンの明かり以外真っ暗になっていた事務所内で、霞む視界とふらつく頭でなんとか明日までに必要な資料作成を行っていた」という、思い出すだけで心臓がキュッとなるような状況だった。
というか、その後の記憶がまったくないことから考えても、本当に心臓がキュッでポックリ逝ってしまったのだろうと思う。
同僚と一緒に「こんな生活してたらいつか死ぬだろうな~、ハハッ」とかぼやいてたが、本当に死んでしまうとは。
せめて同僚には俺の死を教訓にして、本気で転職を考えてほしい。今のままじゃあ、あいつもそのうち、なんなら俺からそう間を置くことなく死ぬぞ、絶対に。
いや、俺のように生まれ変わり…転生ってやつか、そうなることもあるかもしれないから、色々やり直すって意味で考えるなら死ぬのもワンチャンあるのか?
でもよく考えてみたら、同僚は俺と違って既婚者だったはずだ。俺みたいに、早くに親を失って天涯孤独の独り身であればまだしも、あとに残されたヒトが悲しんだり苦しんだりするようなことはない方がいい。
そう考えると、やっぱりあいつには俺よりも長生きしてほしいと願ってしまう。
俺自身は、あの「ただ生きているだけ」と表現する他なかった生活を思うと、死んで転生できてよかったなぁと思うくらいだ。
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前世の記憶、以前の俺自身のことを理解した俺は、その日から自分の置かれている状況を理解しようと努めた。
と言っても、基本的に部屋の中でしか過ごせないし、まだ幼く舌っ足らずな喋りで「しょとにでてみたい」と伝えても、「まだ危ないから、もう少し大きくなってからね」と優しく諭される。
優しく諭してきた女性だが、どうやら今の自分の母親にあたる人物らしい。
名前は「デイジー」という。名前からして日本人ではない様子だが、発話しているのはおそらく日本語であるため、日本生まれか帰化したヒトなのだと思う。
そのヒトは俺のことを「サントリナ」と呼んでおり、どうやらそれが俺の名前らしい。
滅多にどころか本当に全く怒る様子がない、穏やかな性格のヒトだ。
俺のことは非常によく溺愛し可愛がってくれているが、過剰なほど危険から遠ざけようとする、かなりの心配性でもある。
見た目は非常に若々しく美人であり、この時点で結構驚いたのだが、それよりも更に目を見張るモノがゆさゆさと動くのでどうしてもそちらに目が向いてしまう。
グラマラスなムチムチボディには、スイカを二つ取り付けているかのようなすさまじい爆乳が備え付けられており、若干重力に負けてやや長といった絶妙なタレ具合により、ただ歩いているだけでも『ゆっさゆっさぶるんぶるん』という擬音が聞こえてきそうなほどに揺れてしまうその姿は、いっそ見るなという方が無茶な話だ。
豊かにムチムチと実った揺れ動くそれを目で追うと、見られていることに気付いた母親が優しい笑顔で近づいてくる。
そして、その爆乳をふんわりと押し付けるようにムギューっと抱きしめてくれるのだが、これに埋もれると程よく暖かくてむにゅふわで非常に心地が良くて、俺はそんな愛情たっぷりで暖かいハグが大好きだった。
前世の記憶があるおかげで精神年齢が年相応ではない自分としては、実の母親が相手であるというのにエロさを感じてしまっていることに申し訳なくも思ったり、生まれてすぐに自我があればこの凄まじい爆乳での授乳を堪能できたのか…(今の時点ではすでに離乳食への切り替えが進んでしまい、体感的にはおっぱいを直接吸うことを堪能できなかった)…などという邪な思いを抱いたりもした。
とにかく、精神的に成熟しすぎている俺にはあまりにも目に毒な魅惑のドスケベボディを持つ母親だったが、与えられる愛情の暖かさのおかげで、一応は今のところスケベ心よりも親愛が勝っている。前世の母親にも、こういう形ではなかったとしても、もっと甘えればよかったな…なんて、勝手にちょっとしんみりしたりもした。
とにかく、俺としては外に出してもらえないこと以外、特に大きな不満もない状況ではあった。
更に言うなら、俺にとって「外に出てみたい」というのは、幼い子供ゆえなのか体力が有り余るせいで「外に出て体を動かしたい」と思った程度の話であり、特に危機感や焦燥感があるというわけではない。
室内でも体を動かす方法はあるし、前世の俺も別に活動的な方ではなかったから運動の欲求が高いわけでもなかった。あくまで体力が有り余るというだけなのである。
つまり、現状でほとんど満足できているので、流されるままに生きる形でもいいなというのが、今の時点での俺なりの結論だった。
転生したから何か目的を持とう!とか、そういうのをアニメや小説で見たことがあるが、あいにく今の俺にはそうやって決心できるほどの転機みたいなものはない。
それに、母親が言うには俺が4才になったらリトルスクールというものに通わせてもらえるらしく、そこで「外での遊び方とか、色々と教えてもらおうね」とこれまたやんわり諭してくれた。
この話をしてもらえた時点では、俺は3才。つまり来年以降の話ってことになるが、それならそれまでは家の中で出来ることに取り組めばいいだけなので特に気にしなかった。
それはそれとして気になる点が一つだけある。
今の年齢で学び舎に入るというなら、おそらく幼稚園のことだと思われるが、幼稚園って普通は3才から入園とかじゃなかったか?…と思ったけど、前世で独身だった自分ではそのへんの知識には正直自信がない。
それ以外にも一応、ここが本当に日本なのか?と訝しんでしまう要素がちらほらと思いつくが、最悪でも英語くらいならギリできるから大丈夫だと思っておこう。
何かしらの決心的なイベントが発生すると言うなら、おそらくそのリトルスクールとやらで自分に何が出来るのかとか、世の中がどうなっているのかとか、そういう状況把握ができてからだろう。
案外、何も変わらない世界でただただ生まれ変わっただけみたいなことだってあるかもしれないし、その場合は優しい母親の下でぬくぬくと幸せに過ごしたい。
家の内装から察するに割と裕福な家っぽいし、ネット配信者とかしながら全力で親の脛を齧って生きたい。
……内装といえば。
そういえば、やけにポケモンのグッズが多いなと思う。
ポケモンのぬいぐるみとか、クッションとか、絨毯とか、子供部屋ではあるがあまりにもポケモン英才教育すぎる。
ああ見えて、ゆるふわムチムチおっとりママは生まれたばかりの子供にポケモン英才教育を施すガチ勢ということなのだろうか。
前世の俺は、ゲームの攻略要素の部分は全部クリアしてきたが、ポケモンバトルや育成はガチ勢よりやや劣る程度でマイペースに楽しんでいたタイプだ。
ポケモン公式チャンネルのビッパのやつとか、あれを見て涙をボロボロ流すくらいにはポケモン好きで、ポケモンとのふれあいに憧れを持ったりしている。
が、ポケモンバトルというか、いわゆるレート戦はあんまり好きじゃなかった。
ゲームとしてやり込むのは嫌いではないが、仕事での過労がたたって、少しでも神経をすり減らすことが無理になっていたのだ。心も体も拒否してしまい、体が重くなって頭が真っ白になる。
今思い出しただけでもちょっとだけ思考が重く感じたので、鬱病とかトラウマとかPTSDとか、そういう取り返しのつかないレベルで重症なのだと思う。
母親が何を望んでこんな内装にしているのかははっきりしないが、ポケモン好きであることは間違いないと思う。
俺としても嫌いじゃないというか、レート戦以外はむしろ大好きと言っていい部類だし、このまま母親から愛のあるポケモン英才教育を受け続け、親子でポケモンを楽しもうと密かに心に刻んだ。
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もうすぐ4才の誕生日を迎えるというタイミングで、母親が「リトルスクールに通うために引っ越しをする」と話してくれた。
母親からの話を要約すると、このあたりにはまともな学童というものがなく、家庭教師を雇うにも辺鄙すぎる土地で、家庭教師のアテがまったくなかったというわけではないようなのだが、俺の学習意欲を鑑みて引っ越しの計画を少しずつ進めてくれていたそうだ。
こんな素晴らしい母親に対して、日々「エッロ」「ドスケベボディすぎる」「爆乳に埋もれるの気持ちいい」とか思ってた自分をぶん殴りたくなった。というか一回ぶん殴った。
母親はそんな俺の様子を見て酷く悲しい顔をして「自分を傷つけちゃダメよ」と優しく諭してくれた。
このヒトの悲しそうな顔なんて初めて見たし、その原因が身勝手な自傷だったということもあって、これまた自分勝手すぎるが酷くショックを受けた。
立て続けに非常に強い精神的な衝撃を受けたことで、俺は心底「心を入れ替えよう」と思ったのだ。
煩悩を捨て去ろう。…というのは流石に無理があるだろうけど、でももっと下心なく、ヒトの真心を見つめることが出来る誠実な人間になろうと心に刻んだ。
思えば、前世の記憶があるせいもあって、色々と心が擦れていたのだと思う。
推測でしかないが、おそらく死因は過労によるものだったし、親を早くに亡くしてずっと独身で、そんな俺の孤独を埋めてくれるようなものなんて無くてもなんとなく生きていられて、気がつけば心がすっかり擦り切れてしまっていて、ヒトの真心というものとかに酷く疎くなっていたのだと思うのだ。
そして、今回悲しませたのは母親だったが、これから先きっとそれだけではすまないだろう。
今のままの俺では、誰を相手にしたって行動や言葉に込められた真心に気づけず、自分勝手に独りよがりな思いで行動し、誰かを悲しませたり怒らせたりするだろう。
それではダメだ。それを今、母親を相手にして気づくことができたのは、不幸中の幸いだったとしか言いようがないだろう。
この機会を逃したら、そのままリトルスクールでの生活が始まるところだったのだから、まったくの赤の他人に対してそういう振る舞いを見せていた可能性を考えると、背筋が冷えてブルリと震えてしまう。本当にギリギリのタイミングで気づけたのは幸運だった。
ふと、母親のことを見る。
今まで邪な思いで見てしまっていたその艶めかしいドスケベボディだったが、そうではなくその顔を見る。
相変わらず優しい顔をしている。しかし、よく見ればその表情には不安や懊悩が混ざっていることを感じ取れる。
このヒトは、俺のためを思って引っ越しを決断したというが、それはこのヒトだって新しい生活を強いられるという、本当にただごとではない行為なのだ。
それなのに俺は1年前からずっと、リトルスクールに通えるようになることをただぼんやりと待つばかりで、引っ越しの話が出る直前も自分がリトルスクールで馴染めるかどうかというところだけ考えてしまっていた。
今の俺は子供だから、自分のことをしっかり考えるというのはそれはそれで正しい行為なのかもしれない。
しかし、親の立場であるこのヒトにとっては、この引っ越しが本当に良い選択だったのかどうかとか、なにより当の子供である俺が本当に喜んでくれているのかどうか、不安に思っているのだと思う。そんな人の前で突然自分自身をぶん殴ったりして、本当に最悪だな俺って。
不安を隠そうとしつつも、拭いきれない何かがにじみ出ているその表情を見ていると、こんな俺でもなにか出来ることがないだろうかと考えてしまう。
そして、相手を喜ばせる方法を、俺は既にこのヒトからたくさん教えてもらっていたことを思い出した。
思えば、俺の方からこうするのは初めてになる。
俺に目線の高さを合わせるためにしゃがみ込んでくれていた母親に向かって、両手を広げておもむろに歩き出し、その頭を胸に包むようにして優しく抱きしめる。
男だし、幼児と言っていいほどの子供である俺の胸では、文字通りの意味では包むことができないのだが、でもこの行為こそが母親が俺に向けてくれていた愛の形であるのは間違いないのだ。
抱きしめた直後、母親は硬直してすっかり無言になってしまった。
抱きしめ返してくれるとか、なにか不安が和らいだようなリアクションが返ってくるのではないかと想像していたので、この状態はむしろ俺のほうが不安になってしまう。
このまま続けても大丈夫なのだろうかとも思ったが、母親から与えてもらった愛情表現を信じて、そのまま頭を抱きかかえながらまだ少し舌っ足らずな喋りで「ありがとぉ」と耳元で囁く。
不安に思う必要なんて無い。
あなたの愛情を受けて育った俺は、前世で社会に揉まれて心が擦り切れてボロボロになっていた俺の心は、あなたのおかげで誰かの気持ちを考えることが出来るくらいに取り戻せたのだから。
あなたの愛は、間違いなく俺に届いているのだ。だから、そんな不安な顔をする必要なんて無い。いつもの優しい笑顔で、また俺に優しくハグしてくれ。
……俺の思いが通じたのか、母親の方からも俺の方を抱きしめ返してくれた。
しかし、いつものような優しいハグではなく、ちょっと強めに抱きしめられたことで「ぐえっ」となってしまったが。
それでも、ちらりと横目に見た顔が、満開の花のような笑顔で、目の端にちょっとだけ涙を浮かべていて、不安の色が消えているのを見て。
ちょっと苦しいけど、もう少しこのままでいたいと思うくらい、今までで一番暖かいハグだった。
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──サントリナ少年の冒険の旅は、10才になった年から始まる。
しかし、多くの人間のメスを魅了し堕落させる魔性のショタとして、その片鱗をサントリナ少年が見せ始めたのは、まだ4才にもならない頃からであった──
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サントリナ少年の魅力にアテられてしまった最初の犠牲者は、サントリナ少年のママこと「デイジー」である。
我が子ということもあってオスとして見ていたわけではなかったが、物心つくようになった頃から急激に大人びた様子を見せて、幼くも落ち着きのある雰囲気に母心とヘソ下の奥をキュンキュンさせる日々を送ることになった。
それでも血のつながった母子であるという事実や、そもそも男とはいえ年齢一桁の幼児が相手であるため、一線を超えるなどという発想は流石になかった。
せいぜい「大きくなったら凄く素敵な男の子になるんだろうなぁ~♡」という、親心寄りな下心があったくらいである。
しかし、そんなデイジーの「親」としての理性を完全にバキボキにぶっ壊す事件が発生した。
その事件とは……という話の前に、サントリナ少年の特異性について確認しなければならないだろう。
サントリナ少年は、男性にしては女性に対する忌避感がまったくないという、この世界では割と珍しいタイプの性格をしていた。
一般的な男性像といえば、表面上は女性に対して普通に接するものの、少しでもボディタッチが発生したり絡みつくような視線を送っただけで、物陰に隠れたりセクハラだと指摘したり、何かと過敏なのである。
これは別に、サントリナ少年が幼いゆえに女性に対する忌避感や嫌悪感について気づいていないとか、母親以外のヒトとの触れ合いがまったく無いという無菌室的な生活を送っていたせい……というわけではなく、男性であれば女性の仕草に本能的に少なからず忌避感や嫌悪感を持ってしまうことが研究によってわかっているため、サントリナ少年の性格や行動こそが極めて特異なのである。
その前提があるため、サントリナ少年はデイジーからのハグを拒んだことなんて無い。むしろ愛おしげに受け入れて優しく抱きしめ返してくれるくらいなのだ。
世間一般のママさんたちがサントリナ少年の幼少期の話を聞いたら、嫉妬に狂う者だって出てくるだろうし、いっそ他人の子供だからという考えから幼少のサントリナ少年のことを想って股からじっとりとヨダレを迸らせる者すらいただろう。
男性からしてみれば、そんな女性たちの節操の無さは恐怖を覚えても何らおかしいことではないし、遺伝的に女性に忌避感や嫌悪感を覚えるようになったというのも「いや、しょうがねえだろ、むしろ当たり前だろ」としか言いようがないほどなのである。
世間一般のママさんがそんななのだから、デイジーの母としての理性と愛は、それはもう「理性が鋼タイプ」としか表現のしようがなかった。
それほどまでに強固であったはずのデイジーの理性を粉砕した事件。
あまり何かをねだることもなく非常に大人しいサントリナ少年が、「外に出てみたい」と願ったことがある。
そのときにデイジーは、魔が差してしまった。可愛い可愛い愛息を、独り占めにしておきたかったのだ。「こんなに素敵な男の子が、母親であるからと言って自分にだけ可愛らしく振る舞ってくれるなんていうのは、都合の良い考えだ」と鋭く計算していたのである。──サントリナ少年が外に出たら、おそらく誰が相手でも可愛らしく素敵な態度で振る舞うはずだと。
さらにデイジーは、その独占欲に狂い始めた頭の中で「こんなに可愛らしくて素敵な男の子であるサントリナが外に出たら、誰かの目に触れてしまったら、瞬く間にメロメロにされた痴女たちにさらわれて、言葉に出来ないほどの…それはもうとんでもないほどの酷い目♡に遭わされてしまうだろう」という恐ろしい妄想を展開し、そのサントリナ少年の数少ない願いを拒んでしまったのだ。
その時に言葉では「まだ危ないから、もう少し大きくなってからね」「もう少し大きくなったらリトルスクールに通わせてあげるから、それまで待っていてね」なんて言って誤魔化したが、そんな予定なんてない。咄嗟に口から出た、ただの出まかせである。
サントリナ少年は、そんなデイジーの言いくるめを素直に聞き入れ、誰の目にも触れることのない箱庭での生活を続けてくれた。
デイジーは、その瞬間は心からホッと安心できた。
しかし、その次の日から、デイジーが自分の行いに対して冷静になることができた頃から、徐々に精神が軋みだしていく。
「自分は、親として間違ったことをしているのではないか」
「愛しているからと、こうして閉じ込めてしまっていいのか」
「外に出たいと二度と願わなくなったのは私のせいなのではないか」
「サントリナは、本当はずっと私のことを怖がっていたのではないか」
……と、自分自身を酷く責めるような、強迫観念にも似た疑心暗鬼をどんどん色濃くしていった。
家族のあり方はそれぞれであり、一概に「これが正解で、これは間違い」といえるようなものではないが、デイジーとサントリナ少年の関係や家庭環境は、当事者たちにとっては円満ではあったかもしれないがかなり特殊な部類であったと言えるだろう。
なにせ、その状況をサントリナ少年が拒まなかったとは言え、デイジーが行っていたのは事実として軟禁である。デイジーがサントリナ少年の危うさを見抜き、その危うさゆえに安全を考慮して外部との交流を絶つという考えも間違いではなかったとしか言いようがないが、一般的に考えれば酷い行為を行っていると気づいてしまった。
ならば、いくらデイジーの心が歪んでいようとも、彼女自身の持つ良識や理性が自分を強く責め立ててしまったのは道理であった。
愛息に対する独占欲もあったとは言え、愛息を守りたいという気持ちは本物で、しかしそのために愛息の自由や願いを握りつぶしてしまってよいのか…いや、いいはずがない。
そうやって懊悩を繰り返し、良心の呵責に耐えかねたデイジーは、悩み抜いた末に咄嗟に出てしまった嘘を事実にしてしまおうと考え、「せめて本物の淑女が通うエリートトレーナーズスクールに通わせよう」と決心し、そのために引っ越しまで決断する。
デイジーなりの考えもあり、「カナズミシティ」にあるトレーナーズスクールに入学を打診した。
スクール側の担当者が、愛息のプロフィールを見て少し興奮した様子を見せながら二つ返事で入学の許可を出したことには、邪な勘ぐりををしてしまったりもしたが、それでも画像データとは言えこんなに素敵な愛息を見てもその程度の反応で冷静に応答してくれているという部分を評価し、諸々の細かい手続きも済ませてそのまま入学が正式に決定した。
気がつけば、いつのまにか愛息が4才の誕生日を迎える、その間際と言えるタイミングまで迫っていたが、ギリギリであの日の出まかせが嘘では無くなった。
さて、あとはこのことを愛息に伝えるだけである。
……その段階になってやっと、デイジーは自身の心がピシピシと音を立ててひび割れていくのを感じた。
自分の中に淀み漂っていた、じっとりとした独占欲により、嘘をついてまで愛息を縛り付けていたという事実を受け入れたことによる、精神的疲労と苦痛。
それらの悪心があったことを認めてもなお、いまだに心の中で燻る「愛息を人目に触れさせたくない」という思い、このままもう少しだけ愛息との箱庭での幸せな日々を過ごしたいという、邪な煩悩。
そして、その行為を悪行であると認める自分が、自分を責めることによる精神的自傷行為。
自身の中に渦巻く矛盾した思考と、それにより延々と繰り返される内罰のせいで、デイジーの心はたった一年ですっかりボロボロに擦り切れてしまっていたのだ。
デイジーは、引越しのことを愛息に伝えるタイミングになって、もう自分が何をしたいのか、何が正しいのか、何をすればいいのか、すっかりわからなくなってしまっていた。
根本的には、ただただ愛息のことを想っていたというだけなのに、ついにはその想いにすら疑念を持ち始めるほどには思考が迷走していた。
愛息のことを大事に思う、そんな自分の想いにすら疑念を持ってしまったデイジーは、うまく笑みを浮かべることすらできなくなっていた。
この状態は、後に専門医によって「育児ノイローゼによる鬱病だった」と診断されるのだが、この時点でのデイジーにはそんなことはわからない。
ただ、愛する息子に向かって微笑むことすらできなくなったという、情けない母親が──いいや、母親と呼ぶことすら烏滸がましい何かがここにいるという事実だけを理解し、あとたった一押しで完全に心が壊れてしまう。そのくらいに自分を追い詰めていた。
最悪なことに、デイジーは誰の手を借りることもなく、その残りの一押しを自分で実行できてしまうタイプであり、つまり心が崩壊するまで秒読みのような状態だった。
「わたし なんかが このこの ははおやに なんて ふさわしくない」
内心で自分に向かってそう責め立て、ついに心が完全に壊れてしまう。
──そのとき、そんなデイジーの様子を知ってか知らずか、サントリナ少年が思いもよらない行動をしてみせた。
サントリナ少年は、誰かに促されることもなく、自らの意思でデイジーに近寄り、デイジーの頭部を包み込むようにして優しく抱きしめてきたのだ。
これまで、デイジーの方から抱きつくことはあっても、サントリナ少年の方から抱きつくような素振りを見せることはなかった。
というより、一般的な男性なら自分から女性に抱きつくようなことはまずありえない。デイジーとしても、流石に愛息がそこまでのことをするとは想像すらしていなかった。
どちらかと言えば、誰かもわからぬ女性から言われるがままに、あんなこと♡やこんなこと♡を受け入れてしまってとんでもないこと♡になってしまう……というような妄想はしていた。
デイジーの考えていたサントリナ少年の危うさというのは、「あまりにも受動的すぎるし、そして嫌がりもしないことによる危うさ」だったので、まさか能動的に女性に向かってくるなんて、そんなことを考えたことなど一度もなかったのである。
サントリナ少年からの理外の行動、能動的なハグ(しかも男児とは言え、男性が自分の胸に女性の顔を埋めさせるという、母子であってもちょっとどうかと思われるような倫理観を問われる絵面である)を受けたデイジーは、一瞬で思考が真っ白になり身体も硬直してしまう。
これにより、つい先程に心が完全に壊れたはずのデイジーだったが、そのことすら思考から飛び出してしまって、文字通り心までもが真っ白に漂白された状態となっていた。
そして、その状態のデイジーに襲いかかる、天然ASMR状態での「ありがとぉ」という優しくて暖かい囁き声。
デイジーは、最初はその言葉の意味を理解できなかった。思考が飛び出してしまって、言葉の意味を理解できるほどに頭が働いていなかったのだ。
だがしかし、声音に込められた優しい気持ちや、まるで自分が愛息に対してそうしていたかのような、愛を与えようとするような優しいハグによって、漂白された心にじわじわと温かい色が広がっていくのを感じてはいた。
自分の内側に温かい色が広がっていくほどに、砕け散ったはずの心の欠片のようなものに熱が宿り、自分が愛息を愛していたという思い出がぼんやりと浮かび上がってくる。
たくさんの幸せな記憶が呼び起こされていく。愛息の嬉しそうな笑顔が、たくさん、たくさん、こんなにもたくさん。
そうして思い出が浮かび上がるたびに、自分を責めていたはずの心の内に渦巻いていた自罰の言葉が霧散していく。
こんな愚かな母親を、あなたを独り占めにしてしまおうなんて考えてしまった、そんな自分のことを、自分こそが一番許してはならないはずだというのに。
愛息からのたった一言の感謝の言葉と愛の表現で、心を取り戻してしまう、壊れた心の欠片が一つにまとまっていく……──
+
──……ここまでであれば、まだ美談で済んだのだろう。
しかしデイジーは自分の心がどのように再形成されるのかをコントロールなんてできなかった。
これがドラマや映画なら「母親としての心を取り戻し、その心は以前よりもより強くなり、より良い母親として生きることになった」とでもなるのだろうが、現実はそうはならなかった。
デイジーは心が壊れる瞬間…最後の一押しに、自分が「母親」であることを自らの意思で強く拒絶してしまっていた。
これが、「母親としてのデイジー」には戻らなくなってしまった最大の要因であった。デイジーが心を取り戻そうと、どれだけ精神的に回復していっても、「母親」であることは拒むという酷いトラウマ的な状態になってしまっており、そのため「より良い母親になる」なんて展開にはならなかったのだ。
誤解のないように補足するが、これ以降にデイジーはサントリナ少年の保護者であることを放棄したわけではない。
あくまで心のあり方として、母親であるという自認を拒むようになってしまっただけであり、代わりに別の形で保護者としての心が形成されていたので、表面上は何も問題がない状態に落ち着いた。
そう、「母親」としての心には戻らなかった。
だが、その代わりとして、サントリナ少年を支える立場であり、自身の心の支えや芯と呼べる要素として新たに形成された。
それこそが、「サントリナの将来の伴侶」という狂気としか言いようがないモノであった。
デイジーはこの日から「
このとき、心がそのようなどう考えても狂気としか言いようがない状態で回復してしまったことで、これまで感じていながらも気づかないふりをしていた、下腹の奥から疼いてくるキュンキュンと響く感覚と熱の意味を心から理解し、そして自分の心として形成された「サントリナの将来の伴侶」という在り方が間違いなく正しいものであると強く自己肯定できる要因になってしまい、完全にその自認と行動方針を受け入れてしまった。
また、自身に灯る熱の意味を自覚できたのと同時に、実際に体温が1〜2度ほど上昇した。
母親としての理性のタガを失ってしまい、年齢が一桁の幼児に対して発情し始めたのだ。完全にイカれている。
デイジーの乳首は何もせずともジンジンと痛むくらいにビンビンに勃起し、下腹もギュギュギュ〜っと勝手に力が入り、股ぐらからヨダレが垂れる。
愛息に密着した勃起乳首の痺れるような痛みと快感が心地良すぎて、思わず会心の笑顔を浮かべてしまう。
──その時の笑顔を横目に見たサントリナ少年には、デイジーの表情に対して「ただただ嬉しそうな、安心することができたような笑顔」としか見えていなかったようだが、事実はこれである。
もしも、このときのサントリナ少年の精神が擦り切れたままで、母親に対して未だにスケベな目線を送っていたのなら、バキバキに勃起したデカ乳首が縦セタニットを突き破りそうなほどの勢いでくっきり浮き上がっているのを目視し、この時点でその本性を見破ることもできていたかもしれない。
だが、奇跡的なタイミングでサントリナ少年の思考がエロから親愛に傾いてしまったことで、絶妙なすれ違いが起きてしまった。
せめてもの幸運と言って良いのは、そのすれ違いによって事件性のある展開には全く発展しなかったことだろう。
むしろここでサントリナ少年がデイジーの異変に気づき、そのドスケベ勃起乳首をいじくり回すようなことをしていたら、獣欲のままに年齢一桁未成熟男児とムチムチ爆乳若ママとで、先のことなんて考えないような超次元セックスが展開され、サントリナ少年の方は体格差などの問題でもちろん無事では済まなかっただろうし、そもそも逮捕案件である。
こうして、サントリナ少年の最初の被害者であるサントリナ少年のママこと「デイジー」の理性は完全に崩壊し、この日を境に新たに
自分の愛息子に欲情してはデカ乳首をギンギンにビン勃ちさせて、ハグと称しては非常に感じやすい性感帯である勃起乳首を押し付けて、その日の夜にはサントリナ少年に身体を押し付け擦り付けた感覚を思い出しながらパンパンに膨らんだ乳首をグリグリとにじり潰して足ピン絶頂しまくるという、世間一般の女性よりちょっとだけ性に狂った、ポケットには収まらないタイプのモンスターに仕上がったのである。
なお、デイジーはとある悪人の思惑によりサントリナ少年を孕んだが、その悪人は別の女にも孕ませており、そちらが産んだ子どものほうが目的に合致しているという理由で放逐されたという過去があった。
デイジーは当時こそ、その悪人に心酔していたし、放逐されたとは言え悪人の施した仕掛けによりちょっとした催眠術のようなものでいつでもまた心酔できる状態になっていた…まだ心のスミでは好意のかけらを抱いていたはずだったのだが、一度完全に心が壊れて再形成されたせいでその悪人に対する心の繋がりは完全に消え失せてしまっていた。
今のデイジーの心にあるのは、実の息子に対する獣欲に染まった願望と、その願望の成就のために表向きは平常に振る舞ってみせるという狡猾さと煩悩にまみれた新しい心の支柱…本来なら一般的には理性と呼ばれるものであり、それが変質した紛うことなき狂気である。
また、デイジーが15才のときに身ごもり、16才で出産という、ポケモンワールドの住人であってもかなりの危険を伴う若年出産を行っていたため、一児の母とは言え文字通り非常に若い。
16才差は確かに大きいがギリギリ許容範囲と考えられなくもないし、性交可能な最低限の年齢を自身と同等と考えた場合には、サントリナ少年が15才になる頃、デイジー自身は31才になる頃に、晴れて身も心も結ばれる機会が訪れるだろうとデイジーは考えた。
実の母子であるという血縁関係であったり年の差の問題など、いくつか障害はあるだろうが、そのような障害など狂気に染まったデイジーにとってはもはや些末なことである
ひとまず、サントリナの将来の伴侶であり続けるために、たくさん愛し合うことができるように、若々しい見た目を保つことができるように、20才の時点から本気でアンチエイジングを頑張ろうと心に刻んだ。
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これは、「サントリナ少年の最初の被害者」の誕生の瞬間の話である。
サントリナ少年に狂わされる女性は、ここから先に続々と現れる。
ゆえに、サントリナ少年の旅路を綴るため、その前日譚としてもう少し話を続けるものとする。
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▼トレーナー図鑑:No.001「サントリナのママ、デイジー(20才)」
どこかの地方で、いわゆる「悪の組織」に属していたという異質な経歴を持つ女性。当時の役職は「拷問官」。
本作主人公・サントリナ少年の母親であり、特殊な経験によって形成されていた歪んだ心が一度は粉々に壊れてしまった。
しかし、サントリナ少年の純粋な愛を受けたことで精神が回復し、元通りとはならずとも心を取り戻すことができた。
……そこまでを切り取って語ったならハートフルストーリーだが、そこから先は狂気そのもの。
取り戻した心は「実の息子に欲情するケダモノとしての自分を認める心」であり、それを許容するための心の支柱として、自分のことは「母親(ママ)」ではなく、「サントリナの将来の伴侶(ママ)である」という歪んだ認識を抱えるようになった。
性格は常に優しく穏やか……なように見えて極めて狡猾で計算高い。
自らの望む役目を完璧にこなすことができるが、その特技を得る過程ですっかり心が歪んでしまっていた。
最終的には異次元の方向で狂気に飲まれてしまったが、それは選択可能な未来の中でも最善に近い結果だったという考え方もできなくはない。
もしもの話でしかないが、サントリナの行動によって心が再形成できなかったら、デイジーが精神崩壊したままになってしまっていたら、母子ともどもどうなっていたかはわからない。それこそ、本来の世界線ではサントリナとデイジーという存在はカケラも登場しなかったように。
見た目は、どこか儚げでもあり、明るく華やかでもあり、一目で好印象を抱かれるであろう柔和な美人といった顔立ちをしている。
体つきの方は全身ムチムチで、ほんのりタレ気味だが瑞々しさを損なっていないスイカップ爆乳と、そのやわむにゅな物体に備わったツンと尖ったデカ乳首が目立つ、非常に艶めかしい体型をしている。
(ざっくりとしたイメージは「さらにムチムチになったFGOの源頼光」、アヴェンジャーとバーサーカーの中間みたいな見た目。)
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