轟雷の頭から液体が流れ落ちる。
汗のように見えたが、すぐに違う事が分かった。
全身の皮膚がドロドロと蝋燭のように溶けだしていたのだ。
「溶けた?一体、何がどうなっておるのじゃッ!?」
蜜羅は目の前の光景に驚いた。
轟雷の顔が崩れた粘土細工のように歪む。
やがて、皮膚が溶け落ちると赤い肉が剥き出しになった。
皮膚を失った顔面は眼球や歯茎が剥き出しになった恐ろしい様相だ。
肉も溶け始めた時、眼球がボトリと地面に転げ落ちた。
見る見るうちに轟雷は躯と化した。
蜜羅はその光景を唖然と見つめていた。
「ふふふ、それは姫をおびき寄せるために作った分身よ」
轟雷の声が背後から聞こえた。
蜜羅が振り向くと同時にウネウネと動く骨のような触手が襲い掛かった。
20本ほどの触手が蜜羅の体を縛り付けるように、全身に巻き付つく。
触手の表面は動物の骨のような外殻に覆われ、先端は蟹の足のように尖っている。
蜜羅は目を疑った。
さっき白骨化したはずの轟雷が目の前にいるのだ。
しかも、触手は轟雷の背中から生えている。
「姫が俺だと思ったのは森に落ちていた白骨死体を使って作った偽物、俺の魂の一部を憑依させ幻影を纏わせたのだ」
轟雷が勝ち誇ったように言った。
「ぐっ・・・計ったな!!それにその骨のような触手は・・・」
蜜羅が悔しそうに唇を噛む。
「凶骨樹に養分を吸われ死を覚悟した時、俺は捨て鉢に凶骨樹の枝を食らった。すると、何と俺の体と同化して力が漲ってきたのだーーーーーッ!!!」
轟鬼は自分の胸をドンドンと叩いた。
力が有り余っているのを誇示するためだ。
触手が蜜羅の体を締め付ける。
全身を拘束され、太ももや乳房も卑猥なボンレスハムのようだ。
ゴツゴツした硬い表面が皮膚を傷めつける。
蜜羅は触手から逃れようとするが力が入らない。
「ふっふっふ・・姫の力が俺の中に流れ込んで来るのが分かる・・・そうか!俺は凶骨樹と一体化する事で生命力を吸収する能力も身に着けたのだな!!」
轟雷が愉快そうに笑う。
蜜羅の力を吸収する事で全身に力が漲り、筋肉は隆起し、怒張する肉棒からは止め処なく精液が溢れ出していた。
「殺す前に骨の触手でたっぷり弄ってやろうか・・・グフフ」
轟雷の顔に淫らな笑みが浮かんだ。
触手が豊満な乳房や尻を弄ぶ。
尖った触手の先端が乳首を突くと、蜜羅は思わず身を震わせた。
疼くような快感と痛みの入り混じった不思議な感覚だった。
右の乳首を突いていた触手が乳首に潜り込む。
乳首の穴が裂け、乳管を破壊しながら触手は突き進んでいく。
さらに、左の乳首にも触手が潜り込み、同じように肉の海を泳ぐ。
「ぎゃああああああああああああああッ!!!!」
蜜羅は悲痛な叫び声を上げた。
乳首からドクドクと血が流れ出し、女体を妖しく彩る。
触手は、のたくり回り乳房の中の肉を掻きまわした。
激痛のあまり蜜羅は穴という穴から液を垂れ流す。
充血した目から涙が溢れだし、鼻からも涙が垂れ、舌をだらりと出した口からは涎が零れ落ちる。
そして、下半身は小便でビッショリと濡れていた。
「まだまだ、お楽しみは此れからだぜ!!」
轟雷は獲物を弄ぶ肉食動物のように目を輝かせた。